私の長いブログをいつもお読みいただいているようで感謝申し上げます。貴殿の質問にお答えします。
実は私は元、かなり硬派の経済ジャーナリスト(フリー)でした。正真正銘命がけで仕事をしてきました。そういう人には避けられない職業病として20年ほど前にうつ病にかかり、今も精神科のクリニックに通っています。
川崎簡易裁判所に小田急を告訴した件ですが、小田急(被告)が「本訴」を望んだため横浜地裁川崎支部に訴訟が移行し、口頭弁論は一応3回開かれましたが、「口頭弁論」とは名ばかりで、1回に付きせいぜい5~6分しか時間を割かず、私(原告)が被告に投げかけたいくつかの疑問や質問に一切被告が答えることができなかったにもかかわらず、裁判官は被告に答えるよう促すこともせず(そうしていたら5分や6分で口頭弁論が終わるわけがありません)、また私が持っていた確実な証拠(小田急線・新百合ヶ丘駅頭でキャンペーン活動を行っていた人に自由意思で書いてもらった小田急の犯罪行為を明らかにできる唯一の物的証拠)を開示する機会も与えず、「原告の請求を却下する」との実にアンフェアな判決を下しました。
判決に不服がある場合、控訴して東京高裁で争うのが通常の手段ですが、先に述べたように私はうつ病患者でしたから、判決の主文を読んだ瞬間目の前が真っ暗になるというか、頭の中が真っ白になるというか、強度のうつ状態に陥り控訴するどころではありませんでした。おそらく弁護士がついていたら控訴し私が勝訴していたと思いますが、たった20万円そこそこの賠償請求訴訟を引き受けてくれる弁護士などいるわけがありません。というわけで小田急との争いは私の敗訴が確定しました。以来私がうつ状態からなかなか抜け出せなかったため半年ほどブログ記事を書くこともできませんでした。
精神科の医者の献身的治療と、うつ状態ながら健康のため通っていたフィットネスクラブの友人たちの思いやりに支えられながら、ようやく回復の兆しが見え出したのは夏の終わりごろでした。しかし2週間の控訴期間はとっくに過ぎ、小田急を相手取って再び同じ訴訟を起こすことはできませんから、10月初め別の2つの訴訟を起こしました。
一つはパスモ社を相手取って東京簡易裁判所に9万9千999円の損害賠償訴訟を起こしました。この訴訟に対しパスモ社は6人もの大弁護団で対抗してきましたが、私の勝訴は動かしがたいと思っています。この裁判は12月7日(月)午前11時30分に東京簡易裁判所・民事第603号法廷(6階)で行われます。ご興味があれば傍聴してください。
もう一つは川崎簡易裁判所に、小田急との訴訟で極めてアンフェアな判決を下した裁判官を相手取って20万円の慰謝料請求の訴訟を起こしました。裁判官を相手取っての訴訟はおそらく前代未聞だと思いますが、私の訴状と数々の証拠から門前払い(訴訟棄却)あるいは「原告の請求を却下する」という判決を下すのは無理と考え、かと言って上級審の地裁裁判官に下級審の簡易裁判所の裁判官が「原告の請求をすべて認める」という判決を下すのも容易ではないと考えたようで1月半もたなざらしにした末、訴訟を横浜地裁に移送するという決定を下しました。私は当初、同僚が同僚に対して情を挟まずフェアな裁判をやれるか疑問に思ったので、「移送するなら東京地裁か東京高裁にしてくれ」と願い出ましたが、書記官から「裁判には管轄の問題があり、東京に移送することは法律上できない」と言われ、やむなく横浜地裁への移送を認めました。パスモ社への訴状はすでにブログで公開していますが、裁判官への訴状は横浜地裁から口頭弁論の呼び出し状が届き次第ブログで公開することをお約束します。
もう一つ貴殿から「インターネットへの接続を最も速くする方法をお教えします」のブログ記事についていろいろご意見を頂きましたが、私は貴殿の様なプロ的知識を持って書いたわけではありません。私は現在69歳で来年7月には70になる老人です。その私が12メガADSLでインターネットを始めたのは2007年7月20日です(So-net入会証による)。インターネット歴はまだ2年そこそこです。私が住んでいる大規模集合住宅に光回線が敷かれたのはその半年ぐらい後だったと思います。NTTの方が集会を開き「ひかりにすればインターネットはものすごく速くなる。同時に電話もひかりにすれば基本料500円で全国一律3分8.4円の安さだ」とPRされました。その言葉に騙されてフレッツひかりに変更しました。しかし速くなったという実感は全くありませんでした。そのうえ電話もひかりにしたためフリーダイヤルヤナビダイヤルへの電話は全く出来ず(その当時です)、結局12メガADSLに戻しました。ADSLは貴殿もご承知のようにIP電話と固定電話を1台の電話機で両用できますし、IP電話がかけられない番号にはモデムが固定電話に自動的に切り替えてくれますから電話環境としては万能です。問題は基地局から4Km離れた12メガADSLの最悪なインターネット環境をどうすれば改良できるかでした。で、マニア集団のPCデポットに相談に行ったところ「パソコン本体のメモリーは?」と聞かれ「2ギガです」と答えたところ、その方がメーカーに電話して私のパソコン本体に「何ギガまで増設できるか」と聞いてくれ、「あと2ギガ増設できます。さらにソースネクストの驚速ソフトをインストールすれば、少なくともひかりより早くなります」と教えてくれたのです。で、その方のアドバイスどうりにしたら起動したパソコン画面でインターネットエクスプローラのアイコンをダブルクリックしたら4秒後にはヤフーの検索スペースにカーソルが点滅したことに驚き、NTTの116センターの責任者にそのことを伝えたら「ひかりでも4秒ではインターネットに接続できません」とびっくりされたので、NTTへの提案として光回線を膨大なコストをかけて敷設するより銀行の無人ATM機のようにコンパクトなサーバー並みの無人交換機を全国に設置するほうがNTTの設備投資も少なくて済むし、12メガADSLを多くの国民が利用できるようになるというのがブログ記事を書いた目的でした。別にマニアでも何でもない私がマニアと張り合ってインターネットのテクニックについて議論をしようなどと考えて書いたブログではないので、その点はご理解ください。
なお116センターの責任者も、読売新聞の技術部出身の読者センターの方も「私はパソコンについてはプロを自負しているが、インターネットの接続時間は短縮できてもADSLでは動画はコマ送り状態になる」と主張されたので、インターネットの接続だけ早くなってインターネット上のサイトを見るのに時間がかかるというのは理論上あり得ないと思い、実際にヤフーで「動画」を検索して石川遼選手ののゴルフプレーの動画を見ましたが、テレビを見るのと変わらない自然な動画でした。
なおこれからも貴殿のように真面目なご意見をお寄せいただいた場合、必ずブログでご返答いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
実は私は元、かなり硬派の経済ジャーナリスト(フリー)でした。正真正銘命がけで仕事をしてきました。そういう人には避けられない職業病として20年ほど前にうつ病にかかり、今も精神科のクリニックに通っています。
川崎簡易裁判所に小田急を告訴した件ですが、小田急(被告)が「本訴」を望んだため横浜地裁川崎支部に訴訟が移行し、口頭弁論は一応3回開かれましたが、「口頭弁論」とは名ばかりで、1回に付きせいぜい5~6分しか時間を割かず、私(原告)が被告に投げかけたいくつかの疑問や質問に一切被告が答えることができなかったにもかかわらず、裁判官は被告に答えるよう促すこともせず(そうしていたら5分や6分で口頭弁論が終わるわけがありません)、また私が持っていた確実な証拠(小田急線・新百合ヶ丘駅頭でキャンペーン活動を行っていた人に自由意思で書いてもらった小田急の犯罪行為を明らかにできる唯一の物的証拠)を開示する機会も与えず、「原告の請求を却下する」との実にアンフェアな判決を下しました。
判決に不服がある場合、控訴して東京高裁で争うのが通常の手段ですが、先に述べたように私はうつ病患者でしたから、判決の主文を読んだ瞬間目の前が真っ暗になるというか、頭の中が真っ白になるというか、強度のうつ状態に陥り控訴するどころではありませんでした。おそらく弁護士がついていたら控訴し私が勝訴していたと思いますが、たった20万円そこそこの賠償請求訴訟を引き受けてくれる弁護士などいるわけがありません。というわけで小田急との争いは私の敗訴が確定しました。以来私がうつ状態からなかなか抜け出せなかったため半年ほどブログ記事を書くこともできませんでした。
精神科の医者の献身的治療と、うつ状態ながら健康のため通っていたフィットネスクラブの友人たちの思いやりに支えられながら、ようやく回復の兆しが見え出したのは夏の終わりごろでした。しかし2週間の控訴期間はとっくに過ぎ、小田急を相手取って再び同じ訴訟を起こすことはできませんから、10月初め別の2つの訴訟を起こしました。
一つはパスモ社を相手取って東京簡易裁判所に9万9千999円の損害賠償訴訟を起こしました。この訴訟に対しパスモ社は6人もの大弁護団で対抗してきましたが、私の勝訴は動かしがたいと思っています。この裁判は12月7日(月)午前11時30分に東京簡易裁判所・民事第603号法廷(6階)で行われます。ご興味があれば傍聴してください。
もう一つは川崎簡易裁判所に、小田急との訴訟で極めてアンフェアな判決を下した裁判官を相手取って20万円の慰謝料請求の訴訟を起こしました。裁判官を相手取っての訴訟はおそらく前代未聞だと思いますが、私の訴状と数々の証拠から門前払い(訴訟棄却)あるいは「原告の請求を却下する」という判決を下すのは無理と考え、かと言って上級審の地裁裁判官に下級審の簡易裁判所の裁判官が「原告の請求をすべて認める」という判決を下すのも容易ではないと考えたようで1月半もたなざらしにした末、訴訟を横浜地裁に移送するという決定を下しました。私は当初、同僚が同僚に対して情を挟まずフェアな裁判をやれるか疑問に思ったので、「移送するなら東京地裁か東京高裁にしてくれ」と願い出ましたが、書記官から「裁判には管轄の問題があり、東京に移送することは法律上できない」と言われ、やむなく横浜地裁への移送を認めました。パスモ社への訴状はすでにブログで公開していますが、裁判官への訴状は横浜地裁から口頭弁論の呼び出し状が届き次第ブログで公開することをお約束します。
もう一つ貴殿から「インターネットへの接続を最も速くする方法をお教えします」のブログ記事についていろいろご意見を頂きましたが、私は貴殿の様なプロ的知識を持って書いたわけではありません。私は現在69歳で来年7月には70になる老人です。その私が12メガADSLでインターネットを始めたのは2007年7月20日です(So-net入会証による)。インターネット歴はまだ2年そこそこです。私が住んでいる大規模集合住宅に光回線が敷かれたのはその半年ぐらい後だったと思います。NTTの方が集会を開き「ひかりにすればインターネットはものすごく速くなる。同時に電話もひかりにすれば基本料500円で全国一律3分8.4円の安さだ」とPRされました。その言葉に騙されてフレッツひかりに変更しました。しかし速くなったという実感は全くありませんでした。そのうえ電話もひかりにしたためフリーダイヤルヤナビダイヤルへの電話は全く出来ず(その当時です)、結局12メガADSLに戻しました。ADSLは貴殿もご承知のようにIP電話と固定電話を1台の電話機で両用できますし、IP電話がかけられない番号にはモデムが固定電話に自動的に切り替えてくれますから電話環境としては万能です。問題は基地局から4Km離れた12メガADSLの最悪なインターネット環境をどうすれば改良できるかでした。で、マニア集団のPCデポットに相談に行ったところ「パソコン本体のメモリーは?」と聞かれ「2ギガです」と答えたところ、その方がメーカーに電話して私のパソコン本体に「何ギガまで増設できるか」と聞いてくれ、「あと2ギガ増設できます。さらにソースネクストの驚速ソフトをインストールすれば、少なくともひかりより早くなります」と教えてくれたのです。で、その方のアドバイスどうりにしたら起動したパソコン画面でインターネットエクスプローラのアイコンをダブルクリックしたら4秒後にはヤフーの検索スペースにカーソルが点滅したことに驚き、NTTの116センターの責任者にそのことを伝えたら「ひかりでも4秒ではインターネットに接続できません」とびっくりされたので、NTTへの提案として光回線を膨大なコストをかけて敷設するより銀行の無人ATM機のようにコンパクトなサーバー並みの無人交換機を全国に設置するほうがNTTの設備投資も少なくて済むし、12メガADSLを多くの国民が利用できるようになるというのがブログ記事を書いた目的でした。別にマニアでも何でもない私がマニアと張り合ってインターネットのテクニックについて議論をしようなどと考えて書いたブログではないので、その点はご理解ください。
なお116センターの責任者も、読売新聞の技術部出身の読者センターの方も「私はパソコンについてはプロを自負しているが、インターネットの接続時間は短縮できてもADSLでは動画はコマ送り状態になる」と主張されたので、インターネットの接続だけ早くなってインターネット上のサイトを見るのに時間がかかるというのは理論上あり得ないと思い、実際にヤフーで「動画」を検索して石川遼選手ののゴルフプレーの動画を見ましたが、テレビを見るのと変わらない自然な動画でした。
なおこれからも貴殿のように真面目なご意見をお寄せいただいた場合、必ずブログでご返答いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。