脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

現代キッズのSOS?!

2015年06月16日 | 日々の施療
 
 先日の、東京新聞は、“子どもの体の異変”を
 伝えていました。 

 5歳の男の子が、腰痛で整形外科を受診した
 事例を紹介。
 普段、ほとんど体を動かさず、ゲームやスマホで
 下向きの時間が長く、姿勢は猫背でお腹が前に
 突き出た形になっていました。
 今時、こういう子は、珍しくありません。

 うちのサロンにも、初めてのランドセルで、
 肩こりになった小1男子などがやって来ます。

 一番の原因は、やはり外遊びが減ってしまったことですね。
 また、蛇口をひねる、ドアノブを回す、雑巾を絞る、
 床の雑巾掛けをする、和式トイレを使うなど、
 日常の細かな動作が、少なくなっていることも挙げられます。

 そしてこのままでは、歳をとった時、要介護になってしまう
 危険性が高いと、警鐘を鳴らしていました。 
 国も来年から、対策に乗り出すそうで、小中学校で、
 四肢の状態をみる検査を、義務付けるそうです。

 本来、子どもは、体が柔らかいはずです。
 でも、急激な社会環境の変化が、子どもの体
 までも変えてしまっています。
 体が硬くなるということは、心や脳も、
 柔軟性を失うことにもつながります。

 こんなことが、ニュースになる時代だからこそ、
 私達は、セラピストという立場から、
 “子ども達の、笑顔・好奇心・熱意・ポジティブなエネルギー”
 を、体のサポートを通じて、育てていきたいと思うのです 
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