脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

“エクササイズ”の落とし穴?!

2017年04月06日 | 日々の施療
私は、日々の施療の中で、必要に応じて皆様に“エクササイズ”を、
アドバイスしています。
筋肉の硬縮を防ぐためのストレッチや、筋力を増やすための
筋トレなどです。

“今のあなたに、有効なエクササイズはこれです。”
というアドバイスは、日常のセルフケアー法として、
とても重要だと思っています。

でも、こんな落とし穴があることも、お忘れなく!

最近、うちに定期的に通われているお客様に、
膝痛、腰痛が、続出したのです。
その原因を探ったところ、私がアドバイスした
スクワットが、原因していました。

そこで、どういう風にやっているかを見せて頂きました。
皆さん、まじめに実践していた訳ですが、
毎回自分で決めている、回数をこなそうと急ぐあまり、
ピッチが速くなり、おしりをあまり後ろに突き出さず、
ほぼ下へ下ろしていたため、大腿四頭筋(太ももの表側)に
負荷がかかり過ぎていたのです。

ここでポイントとなる、“おしりを出来るだけ後ろに突き出す”
は、大殿筋をしっかり使って、鍛えるという意味があります。
また、おしりの筋肉をメインに使うことで、スクワットも
とても楽なエクササイズになります。

エクササイズを習った直後は、皆さん、理解出来たつもりになるのですが、
家に帰り、やっているうちに、次第に自己流になり、ポイントを忘れ、
場合によっては、マイナス効果や痛みまで引き起こすのです。

そこで私としても、エクササイズをアドバイスする時は、
一度きりでなく、二度三度と、チェックと修正を繰り返す
ように心がけています。

“自分にとって本当に必要なエクササイズこそ、今後の人生を
 支えてくれる秘密兵器になる”ということを、
これからも皆様に、伝えていきたいです。
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