脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

チャリティーコンサート「故郷(ふるさと)」

2011年05月21日 | 東日本大震災
                       =朝日新聞 
5月20日(金)
今日は、店を五時で早仕舞い。
被災地出身の演奏家による、チャリティーコンサートを聴きに、初台の東京オペラシティへ
急ぎました。
 4月12日の朝日新聞の写真。それは、ガレキの山を背景に、大切な家族を失い、自宅跡に
立ちつくす、トランペットを抱えた一人の少女。海に向かって、ZARDの「負けないで」を吹い
た。場所は、陸前高田。とてもインパクトのある写真で、僕も脳裏に焼きついていました。
今回のコンサートを企画した、安藤友樹氏(東京フィル・トランペット奏者・石巻出身)は、
この写真から、悲しい音色が聞こえたそうです。
そして、今回は、写真の本人、佐々木瑠璃さん(大船渡高校・3年)を招いてのコンサート
となりました。一流の演奏家達と、一高校生の共演なんて、普通はないですよね!
でも、大人たち(共演者・観客)のやさしさと、高校生の真摯さが、あたたかく融合し、
とても感動的なコンサートとなりました。
佐々木さんは、「負けないで」を演奏し、1500人の観客から拍手喝采の嵐を浴びました。
トランペットの音色には、明日に向かって前に踏み出すんだという、意志と勇気を感じます。
今回のコンサートによる収益は、被災した学校へ、楽器を贈る費用に充てられるそうです。
 “音楽の力”を感じた一日でした。


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