先日、今年初めて、まとまった雪が降った日の夜、
一件の出張依頼がありました。
今年に入って訪問しているAさんは、脳梗塞の後遺症で、
左半身が動かせず、5年前から寝たきりです。
78歳と74歳のご姉妹が、自宅で上手に介護されています。
Aさんは、104歳とは思えないほど、お元気で血色が良く、
肌もきれいです。
話しかけると時々、「ハイ」と声を発したり、笑顔を見せます。
私は、30分程、Aさんの下肢、足、腕、手、顔、耳を、
流れるように、温まるように、フェザータッチでやさしく
施術しました。
するとAさんは、目を閉じたり、時には開けたり、
とても気持ち良さそうでした。
皮膚感覚への刺激が、確実に脳も刺激していることが判ります。
前回の施術の後、今まで動かせなかった方向に
首を動かせるようになったということです。
(ちなみに首は、施術していません)
ご家族にも、簡単なマッサージをアドバイスしました。
今年の夏には、105歳を迎えるAさん、
どこまで長寿記録を伸ばされるか、楽しみです。
そして私も、超高齢ボディを、勉強させて頂きながら、
共に、サポートしていきたいと思います。
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