脱サラ整体師の午後

日々の生活や施療の中で、発見したこと、気がついたことなどを綴ります。

104歳のかわいいお客様 (日々のカルテより)

2015年02月01日 | 日々の施療

 先日、今年初めて、まとまった雪が降った日の夜、
 一件の出張依頼がありました。

 今年に入って訪問しているAさんは、脳梗塞の後遺症で、
 左半身が動かせず、5年前から寝たきりです。
 78歳と74歳のご姉妹が、自宅で上手に介護されています。

 Aさんは、104歳とは思えないほど、お元気で血色が良く、
 肌もきれいです。
 話しかけると時々、「ハイ」と声を発したり、笑顔を見せます。

 私は、30分程、Aさんの下肢、足、腕、手、顔、耳を、
 流れるように、温まるように、フェザータッチでやさしく
 施術しました。
 するとAさんは、目を閉じたり、時には開けたり、
 とても気持ち良さそうでした。
 皮膚感覚への刺激が、確実に脳も刺激していることが判ります。

 前回の施術の後、今まで動かせなかった方向に
 首を動かせるようになったということです。
 (ちなみに首は、施術していません)
 ご家族にも、簡単なマッサージをアドバイスしました。

 今年の夏には、105歳を迎えるAさん、
 どこまで長寿記録を伸ばされるか、楽しみです。
 そして私も、超高齢ボディを、勉強させて頂きながら、
 共に、サポートしていきたいと思います。
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