この写真はベトナム・ハノイの中心部にあるホアンキエム湖
1月22日付朝日新聞をハノイ行きの機内で読んでいると、ハノイの特派員の記事発見。
題目は、ハノイ 平和運ぶ大亀の死
記事の概略は、
ホアンキエム湖は市民の憩いの場の湖で暮らす体調185㎝、体重169Kの亀が死んだ。
現地の報道によると年齢は100歳を超えている。
この湖は漢字で「還剣」と書くが、これは巨大亀の伝説に由来する。15世紀、中国の明軍
を追い払った英雄レ・ロイが、勝利を導いた「魔法の剣」を湖の巨大亀に授け、神に返した
というものだ。
それ以来、湖の亀は「平和の使者」として大切にされてきた。湖に浮かぶ小島の祠には、
1960年代死んだ体長210㎝の亀が剥製となって展示され、観光名所となっている。
しかし湖でこれまでに確認された4匹の大きな亀はこれで全て死んだことになる。
「神聖な亀がいなくなった。悪いことが起きるかも」と市民は心配している。
今年は年明け早々、中国が、支配を強める南シナ海の人工島に飛行機を飛ばし
ベトナム国民の不安をかき立てたばかり。「剣」が必要になる事態にならなければ
よいのだけれど。
以上が記事から抜粋した内容です。ホアンキエム湖には4回目になります。最初の
ハノイ旅行の時に湖に浮かぶ小島の祠に見学に行きました。
神聖な亀の死、市民が不安になるような事態にならないことを願いたいものです。