あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞🎦 2024年 10/16

2024年10月16日 21時31分01秒 | 映画鑑賞

映画鑑賞🎦 2024年10月 3本目 Total-38本 大阪ステーションシネマにて・・・『2度目のはなればなれ』
英題:The Great Escaper(偉大なる逃亡者) イギリス制作

 

2014年夏。イギリスの老人ホームで寄り添いながら人生最期の日々を穏やかに過ごす夫のバーナード(マイケル・ケイン)と妻のレネ(グレンダ・ジャクソン) ある日バーナードは妻にも施設の職員にも内緒でノルマンディへと向かいフェリーに乗っていました。 施設では警察に行方不明の届けを出し大騒ぎ。 ノルマンディ上陸作戦に従軍した英国の退役軍人であるバーナードは、その70周年記念行事(ノルマンディー上陸作戦のD-デイ〔1944-6-6〕)に参加するために、ひとり施設を抜け出したのです。 
そしてバーナードとレネのふたりが「はなればなれ」になるのは人生で2度目のことでした。 バーナードが行方不明になったという警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、忽ちテレビや新聞で取り上げられていました。 この場面、以前観た映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」のお爺さんを思い出します。 目的があったからこそ一歩踏み出したのですから・・・ 
決して離れないと誓った夫がどうしても「はなればなれ」にならなければならなかった理由とは・・・戦争が残した心の傷だったような気がします。 同じ痛みは船上で出会った若者(義足の元兵士)も同様で、「戦争」はあってはならないのに今も起きて、続いているのです。 何故!お互いに傷つき不毛な行為なのに・・・ 

ノルマンディーのパブに集まっていた元ドイツ兵たちと遭遇する場面では、敵味方の関係を超え、戦争で傷ついた者同士として手を取り合い涙していたのが印象的でした。 
ラストでは目覚まし時計が鳴る部屋にふたりの姿がなくてドキッとしましたが、ふたり並んで海に昇る朝日を見ていました。 若いふたりが見ていたのと同じ光景がそこにはありました。 レネがバーナードに語り掛けます。「もし,またどこかに行くことがあれば,私もいっしょに行くわ。」と・・・ そして半年後にバーナードが旅立ち、1週間後にレナも旅立ったと字幕が言っていました。 
そう言えば久々に「字幕:戸田奈津子」とあって、何故か嬉しく(懐かしく)なっていました。

今日は枚方の図書館で連絡会議があったので、「おけいはん」で淀屋橋までGO🚊 観たい映画に間に合いましたぁ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

  

淀屋橋、大江橋を渡り

  

北新地駅のある地下道へ降りて、大阪駅方面に歩け、歩け・・・

 

「大阪ステーションシネマ」に無事!?とうちゃこ


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