徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

お遍路17番札所 井戸寺

2006-07-29 22:49:51 | お遍路
 井戸寺山門

前回打ち止めにした府中(こう)駅からスタート。ここから約1.7kmの17番札所井戸寺に向かいました。

 JR府中駅

昔懐かしい家並みを通り過ぎつつ、古い道しるべに従って、進みました。



井戸寺は、思ったより大きなお寺でした。土曜日ということもあり、たくさんの巡礼者が来ていました。バス巡礼の方々の脇でお参りをしていると、お遍路ガイドさん?が「歩きですか?水はしっかりとりなさいよ。」と声をかけてくれました。そう、この日はやっと梅雨も明けて、かんかん照りのお日和でした。

 井戸寺本堂

弘法大師が一晩で掘ったという「面影の井戸」をのぞいて顔が水面に映れば1年は無病息災だそうで、ここでもしっかり、映しておきました。

 面影の井戸

さて、いよいよ徳島市の町中を抜けて、約19.5km先の恩山寺に向かいます。いつもは車で通る、お馴染みの道です。遠いなぁ、と思いつつ歩き始めたのですが、蔵本町の駅までは道しるべに従って歩き遍路道をたどったせいか、思ったより早かったです。

 鮎喰川



蔵本町は徳島大学があるところで、おいしそうなレストランが軒を連ねています。前から行ってみたかった、イタリアンのお店「ラ・マリーノ」でランチをとりました。予想通りおいしかったです。

 ラ・マリーノ

たっぷり休憩をとって、192号線に沿って町中を進みました。
暑さもピークになり、水も無くなりかけた頃、いきなり車が歩道に乗り上げ目の前に止まりました。するとご婦人が下りてきて、お茶のペットボトルを2本差し出しながら、「ご苦労様」と声をかけてくれました。お接待です!こんな町中でいきなりなことに、お接待っていいな・・と感激しました。しかも、その車は私達と同じ進行方向に走り去り、どうも私達をみかけてわざわざお茶を買って、Uターンしてきてくれたようです。すごいです。そして、2kmほど歩いてもらったお茶も飲み干してしまった頃、夫がなんか来る・・・とぽつり。見ると横断歩道の無い片側2車線の道路を、ペットボトルを持って、車の間を縫いつつ走って来るご婦人の姿が見えました。ご婦人は間に合って良かったと、息をきらせながらお茶を差し出しました。今回は、先ほどは驚くばかりで渡せなかった納札を、しっかり渡してお礼を言いました。ご婦人は、また車の間を縫いつつ走り去って行きました。(^_^;)



徳島市の眉山の麓阿波踊り会館の前には、阿波踊りの女の人が被る笠の形をした屋根の休憩所があります。いつもは横目で見るだけだったのですが、今回は休憩させてもらいました。

 眉山下休憩所

このまま家に帰って今回は終わりにしようと思っていたのですが、もう少し余力があったので、二軒屋通りを南に下りました。でも10km歩いたところで急に疲れが・・・文化の森駅まで歩いて、そこで打ち止め。家路につきました。

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