~前回のレポートの続き~
アナタボシの衣装でMilky Way登場。前にいた高校生くらいの女の子二人組が「可愛い!」と大喜びです。この二人組、その後も「可愛い!」を30回くらい呟いていました。
確かに可愛いMilky Wayです。これぞアイドル!というアイドルオーラ出まくり。明るい色調で彩られたセットが組まれたステージが、更に明るく輝いています。スタートは「アナタボシ」。女の子達はともかく、大きいお友達もスターライトタンバリン振ってる人がチラホラいます。
曲が終わり三人の挨拶。もう大歓声です。観客も演者もテンション高い!みんなこの日を待っていたという感じが伝わってきます。話が弾みつつ、きらりさんが衣装チェンジのため一旦引っ込んだ筈が、すぐ戻ってきました。
「まだ一曲あるの忘れてた」
台本だと思うけれど、素で間違えたようにも見える。そのあたりの微笑ましさが、まさに月島きらり。
「二曲目は、みんなもTVで知っているこの曲!」とC/Wの「ガムシャララ」。新曲のC/Wだからステージ初披露なのに、みんな初めてとは思えないほど順応している。ヲタ凄いよヲタ。自分も負けじと(?)二番からは振りコピしました。楽しかったですが、楽しすぎてどんな振り付けか記憶が飛びました…。
今度はちゃんときらりは衣装チェンジで下がり、のえるこべに二人になったのでしたが、ここでいきなりチンピラトリオ「好き好きジャイアンチュ」が客席から現れる。どこかで見た顔だと思ったら、後で知りましたがオトムギの人でした。寝る子はキュートに出ていたバカヒロと言えば、℃-uteヲタの人はわかりますね(笑)。
そのチンピラ三人組に立ち向かうのえる。しかし、捕まってしまいます。そのシーン、こべにと一緒に観客も「うしろ!うしろ!」と大合唱。しかし、後ろに気づかずのえるは捕まってしまうのでした。
しかし、そんな二人の危機を救いに来たイカす二人組が現れた。
SHIPS
ヲタ大歓声w SHIPS大人気。その大歓声のまま、ヲタお待ちかねのあの名曲のイントロが聞こえてくる。
「TOKYO FRIEND SHIPS」
場内一気にヒートアップ!PPPHでの「ひーろとヲイ!」「せーいじヲイ!」は大声量。サビで頭上クラップは「通学ベクトル」並みにヲタ揃っています(苦笑)。ロマンス!と叫んでロマンス始めるヲタも(笑)。
こうしてSHIPSは無事に盛り上がり、チンピラも退治でステージには「チャンス」の衣装に着替えたきらり登場。四人下がって、月島きらりソロコーナーになりました。「恋☆カナ」~「バラライカ」~「ハッピー」~「チャンス」。チャンスは例の衣装切り替わりも勿論アリ。いやあ、改めて月島きらりシングルはハズレないなと感心しました。可愛い30回言いたくもなります。存在感ありまくりなステージングでした。
きらりソロコーナーが終わり、四人が戻ってきました。きらりはまた衣装チェンジで下がります。Milky Way二人はタンタンターン!の衣装。SHIPSは新曲衣装らしく、タッキー&翼みたいな感じで首からレイをぶら下げています。
そんな四人に、またチンピラがちょっかいを!今度は「なーさんを誘拐」。助けて欲しければクイズに答えろ!と二沢クイズを出してきました。
いきなり「頭がいいのはどっち?」→久住小春 北原沙弥香 などという問題が出たり、「人の話を聞かないのはどっち?」→久住小春 吉川友 とか出たあと、娘。メンバーにちなんだ問題も出ました。簡略化して書きますと、
すぐ噛むのは→小春 愛ちゃん
何かと細かいのは→小春 ガキさん
小春家に遊びに来たのは→れいな さゆ
負けず嫌いは→小春 ジュンジュン
まだまだ子供なのは→小春 みっつぃー
ここできらり登場。問題を見て素になり、慌てて大人強調してましたが、今そこに立っているのは月島きらりさんな筈では?(苦笑)。
続いての問題、最近小春が食事に誘ったのは?→ジュンジュン リンリンという問題で、きらりがヒントとして返事を真似しました(苦笑)。
そして、無事に(?) なーさんは救出されてMilky Way新曲「タンタンターン!」へ。爽やかなメロディは、ライブだと合いの手クラップが楽しい曲でした。
勢いがついてきたところで更に勢いは加速して、なんと続いてはきらりアルバム曲「ヒマワリ」を披露。まさかアルバム曲をやってくれるとは思わなかったので、これは凄く嬉しい! 娘。のファンと行くハワイツアーでのステージでも歌っていたそうですが、小春じゃなかったきらりさんはこの曲が大好きなようです。夏の花「ヒマワリ」と明るいキャライメージ、そして7月生まれの久住小春さん、イメージバッチリで~す。いつもは口パク(苦笑)のきらりですが、この日のステージは一部を除いて生歌。「ヒマワリ」はアップテンポな曲なので、きらりさんも苦戦していましたが、ステージを端から端まで動いてノリノリでした。
再び全員集まって、続いてはSHIPS新曲という事で「サビの時に手を左右に振ってくれ!みんながひとつになれば奇跡がおこるかも」とSHIPSにお願いされた通りに、観客はサイリウムを左右にゆったりと振ります。そうなのです!SHIPSの新曲「君がいる」はバラードなのです。これが意外にも(失礼)良い歌でした。SHIPSは曲に恵まれていますね。もっと人気が出てほしいな。そして、二番のサビで上から粉雪の演出が!
SHIPSのバラードでしんみりとした後は、のえるこべにによる「二人はNS」。きら☆ぴかの曲です。私はこの曲が大好きで、聴く度に心にジーンと来ているのですが、この二人のバージョンも良かった。歌の上手さとかで言ったら、ちょっと不安定なところもありましたが、何よりも二人の雰囲気にとても曲がマッチしていました。そして、二番での歌詞「私が青なら君は赤」の部分を、のえるが「私がぁぉなら」と歌ったのには、思わず笑いそうに…いや笑ってはいけない。笑う曲ではないですね。
二組のバラードに続いては、きらりの「パパンケーキ」。セールス的には失敗と言われているこの曲も、ライブでは超絶盛り上がる。手を叩く振り付けが見事に揃う客席。アリーナ席の女の子も、シングル曲では踊っている子が少なくない印象です。そんな客席のテンションがきらりにも伝わっているようで、凄くハイになっているのがわかります。「パパンケーキ」、評価アップ。
そして、楽しい時間は~とのお約束挨拶とともにラストは「サンサンGO GO」。人気曲だから客席は更にヒートアップ。音の子も女の子モオサーンも、みんな汗をかいてノリまくり。サビの振りつけは客席も揃いまくり。こうして、楽しい気分でアンコール。
で、いきなりアンコールになった途端、チンピラがお詫びにと差し出したのが12/20に発売されるDSの新しいきら☆レボゲームという事で、突然のCMタイム(笑)。まあ、スポンサーのコナミさんもコンサートにはお金を出してくださっているようだし、楽しみましょう。でも、案外内容は面白そうでしたよ。Milky Wayが出て来るので、ヲタも買いかも。
そして、正式(?)なアンコールへ。一曲目は再び「TOKYO FRIEND SHIPS」。もう先ほど以上のスゴイ盛り上がりです。今年のハロプロ現場で一番声量が大きいPPPHだったのでは?というヲタがいたほど。残念だったのはショートサイズだったこと。客席の大半が「ガクッ」ってなったのでは?
そして、最後はMilky Wayで「タンタンターン!」。聴く度に、観る
度に、だんだん好き度が増していく感じです。心地よいフィナーレでした。
こうして、ステージはとても盛り上がって終了。興奮冷めやらぬ観客は、ハロプロ現場恒例の「サイコーコール」を開始。
「きらーりサイコー!」→「のえーるサイコー!」→「こべーにサイコー!」。ここまではまあ流れでわかります。「ひろーとサイコー!」→「せいーじサイコー!」。SHIPSにもサイコーコール来ました。更に「なーさんサイコー!」(笑)。ここで、タイミングを図っていたかのように、退場を促す場内アナウンスが。最後に「おやくすみ」で無事、打ち上げ。
外に出ると寒かったですが、観客は男女問わず満足そうな皆笑顔。それはコンサートが良かった事を無言で表していました。そんp盛り上がり、隣の日本シリーズに決して負けず劣らず。
Milky Way、SHIPS、チンピラの役者さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。観客のみんなも、とても良い雰囲気を作りだしてお疲れでした。
あいにくの雨模様の日曜日の午後。前から10列のぁぉサイド、早い話が雪野のえるサイド、つまり右側のチケットを握りしめ、さあ行こうと気合い入れて出発準備を始めたものの、自分は小春グッズを一つも持っていない事に気付く。ヲタT着ないでライブ観るのが気分的に落ち着かない私です。
外に出ると、とにかく寒い。出てから、アルビレックス新潟のタオルマフラーでも持って来れば良かったと思うが時すでに遅し。小春グッズはない代わりに、新潟アピール作戦という訳です。持ってくれば良かった。
アキバヨドバシでデジカメいじったりして時間つぶしながら、17:00過ぎに後楽園到着。ライブ用に水を買おうとコンビニ入ったら大混雑。今日はプロ野球日本シリーズなのでした。でも、きら☆レボライブも負けてはいない。後楽園ゆうえんち入口近くにある「きら☆レボショップ」に行ったら、なんと入場規制で店の前に列が出来ていました。親子連れ、カップル、ヲタ、店は大賑わい。
今日は一日三回公演です。そのうち昼の二回は子供を対象とした回で、大人は引率者しか入れない。入場料も大人回の三回目が3500円なのに対して、一枚2200円と安く設定されています。これは良いアイデアです。その分、大人回より30分短いようでした。
その子供回が二回とも完売。三回目のみ当日券が出るとの事で、三回目に入る列にも当日券で入るのか親子組がチラホラいます。て言うか、幼女含めて大人回も女の子多い! 2割は居そうな感じ。全体的にあまりハロプロのコンサートっぽくない雰囲気。そんな人達が、入場後にロビーに置いてあるきら☆レボパンフレットに殺到する光景も新鮮です。
会場は新しいだけあって、綺麗な雰囲気。エスカレーターを下りて地下へ入っていく構造。きらりちゃんは決して地下アイドルではないけれど、会場は地下なのでした。
3000人入るという会場は、アリーナを上から囲むように2F~4Fまでバルコニー席があります。客席の三方を囲むその造りは、モーニング娘。コンサートで入った事のある仙台サンプラザを思い出しました。
ステージ上には、楽譜を型どった虹が描かれた看板の上にスクリーンがあります。スクリーンでは、きら☆レボ関連のCMがリピートされていましたが、18:30にスクリーンにロボットPが映し出されて注意事項を読み上げ、いよいよスタート!ロボットPによると「子供回と同じ演出」で行くそう。それはそれで望むところ。Milky Way登場です!
~次回に続く~
今日は「携帯小説家」の上演最終日、つまり千秋楽でした。先週観に行って、また観に行きたくなった私は、ネットでチケットを調達して本日の一回目を観に行く機会を得られました。
また観たくなった一番の理由は、メンバーの演技をじっくり前の方の席で観たいという気持ちになったからでしたが、狙っていた土曜日公演は結局予算オーバーで取れず、今日の一回目の安い席を入手したのでした。安いだけに、前回より更に後ろで22列でした。でも、観られる喜びを大切にして会場へと向かうのでした。
11:30舞台スタート。二回目の観劇とあってストーリーもわかっているので、メンバーの動きに集中出来ます。
例えば、千聖は台詞だけでなく動きでもキャラを作っていて、観る側もそれをわかっているから、千聖の台詞の時は常に笑いが起こる事がわかります。観ていて微笑ましくもあり、劇中におけるマスコット的存在として存在感を感じました。今日明かされた情報によると、千聖の登場シーンの変な動きは毎回あいざわ元気さん(作家先生役)が考えていたのだそうです。
二回目は前で観たい理由の一つは、なっきぃの演技でした。なっきぃは仕草や表情をキャラに同化させて、とても良い演技をしているという評判を聞いていたのですが、頑張って後ろの席からそれを確かめてみました。表情までは残念ながらよく見えないのですが、仕草は確かに「中島早貴」ではなく「竹下広海」になりきっていました。特にロリータドレスを着ている時は顕著だったような気がします。自分が普段着ないような衣装を着る事によって、演技のスイッチが入るのでしょうか。立って作家先生の批判を聞いているシーンでも気を抜かずに、キャラを作っていました。
キャラと言えば梅さん。先週観た時は、ヤンキー役なのに迫力を出し切れていないように思えた箇所がありましたが、一週間という期間は成長を与えたようで、今日の梅さんは先週より良かったです。随所にアドリブも入れて笑いをとる余裕もありました。印象に残ったのは、愛理がスカートの裾を広げて思いっきりお嬢様演技している時に、後ろでそれを真似していた姿でした。ヤンキー風味の長いスカートでお嬢様の真似は、会場を大いに沸かせていました。
台詞の言い回しに気を遣い、先週より良くなっていたのはマイマイも同様でした。演技的には拙さもありますが、発声が良くなり声が通るようになっていました。共演者のアドバイスもあったのでしょうか?本人もそれを吸収して良い感じになっていく。まさに舞台のライブ感ならでは。自信も付いてきたのか、笑顔も輝いていました。演技の面白さに目覚めたのかもしれませんね。今後が楽しみです。
演技と言えば、色々考えて取り組んでいるのが伝わる栞菜。役柄的にはコミカルな演技を要求される役で、本人も楽しんで演じていると思いますが、等身大キャラだった「寝る子はキュート」に比べると、キャラ付けが明確な分だけ苦労もあっただろうなと感じさせます。他のメンバーにも言えますが、今回はキャラが立っている人物を演じる分、前回より難易度は高かったと思います。コミカルという事で、千聖と被らないように演じ分け出来ていたと、今日は感じました。栞菜の台詞の入れ方、例えば「じゃあ野球で勝負よ」とか突拍子もない事を言い出すシーンとか、間が絶妙だなと感心しました。前回の感想にも書きましたが、栞菜は高校生になる来年は、舞台の仕事を入れてあげてほしいなと願っています。演技の勉強をしたら伸びそうに思うのです。
キャラ作りという点では、愛理も実は大変だったのではないでしょうか。今日の最後の挨拶で語っていましたが、お嬢様の雰囲気をオーバーに出すのは、なかなか大変だったのではないかと思います。愛理は色々考えて演じていたようですが、先週に比べると今日は格段に良かったです。先週はちょっと無理を感じさせる演技でしたが、今日は自然体?と思えるような演技。愛理は普段から動きとか面白い個性的な子なので、その独特の感性は舞台の仕事でも生かせるのではないか?そんな嬉しい予感を感じました。まずは発声から磨いていってほしいです。
そして、主人公として他のメンバーよりも台詞の多かった舞美。前半は怒りっぽい女の子というキャラ全開で、まさに来夏様再び降臨という感じ。舞美はこういう役しか出来ないのかな?と心配になる訳ですが、後半の泣くシーンでは涙を流して演技している(後ろだと、誠に残念ながらよく見えない)そうだし、台詞によって声の出し方を変えていたり、キヨカは単なる来夏様の焼き直しキャラではなかったです。今日の最後の挨拶で「今日でキヨカを演じられなくなると思うと…」と言っていましたが、またどこかでキヨカと合いたいなと、自分も思いました。この作品の登場人物の数年後を描いた舞台とか、いかがでしょうか?今回の劇中の最後のシーンは半年後のメンバー達という描写でしたが、その続きを見たい終わり方でもありました。
さて、物語が終わったあとのトークタイムです。先週は℃メンバーから一人代表で感想を語るというものでしたが、7人が一巡した月曜日からは、共演者の方が℃メンバー一人に質問をして、それを役に成りきって答えるというコーナーに変わりました。今日の一回目、質問者は作家先生を演じたあいざわ元気さん。劇中に使われた携帯の着信音とともにスクリーンにあいざわさんが映ると、場内は大歓声でした。あいざわさんの面白進行に期待が高まる場内。回答者は誰か?軽くフリートークをして場内を笑いに包んだあいざわさんが選んだのは愛理でした。
劇中の最後のシーンで、愛理演じる彩音は家のお手伝いのアルバイトをしていて、庭そうじをしているという説明があります。あいざわさんは、庭そうじにかかる所要時間を訊ねました。
愛理「本当は10分で出来るんですけど、私は一時間かかってしまします」
あいざわさん「家の広さはどのくらいあるの?」
愛理「東京ドーム103個分で、私の部屋は2.5個分です」(会場爆笑)。
このようなやりとりを、あいざわさんが絶妙なツッコミを入れて笑わせ、さて次は歌のコーナーと思いきや、まだ話し足りないというあいざわさんは、「なんか、この中であいざわ元気の物真似をしている子がいるそうじゃない?」と、千聖を引っ張り出しました。客席の雰囲気に押されて早速実演タイム。あいざわさんが変な動きで横移動を見せ、それと同じ動きを千聖が披露しました。会場は大爆笑です。千聖オイシイ!そして、可愛い! 今日は千聖がMVPです。
「乙女COCORO」、「涙の色」と歌った歌のコーナーは、コールなど叫ぶヲタもいなくて良い雰囲気でした。
歌の後に再び出演者登場という展開でしたが、今日は最終日という事で、一人ずつ挨拶をする事になりました。℃メンバーの名前紹介で一人ずつ共演者の方々が挨拶していきます。皆さん、結構笑いも取っていました。
先週観た時は夜公演という事もあってか、帰りに俳優さん達が出口で見送りに立ってくれまして、℃-uteヲタの皆さんからも温かい励ましを受けていました。俳優さん達は気さくで低姿勢な方達で、私も周りの℃-uteヲタさん達と同様に「お疲れ様でした」と声をかけたものでした。その時の姿と今日の挨拶での面白ぶりが、今回の舞台の良い思い出になりました。皆さんも℃-ute同様にお疲れさまでした。
そして、共演者さん達による紹介で今度は℃-uteが一人ずつ挨拶です。最後に挨拶をして、感極まり涙を流した舞美の姿に温かい拍手が送られました。ストーリーに関しては賛否両論色々あり、前作「寝る子はキュート」のように観に行った人が皆余韻に取り憑かれたかのような状態にはなっていないような今回の作品ですが、今日の皆さんの挨拶と舞美の涙を見て、メンバーは大きな収穫を得る舞台だったのだろうなと感じました。先週の舞台より一回り成長したように見えた今日の舞台が、何よりもそれをよく表しているように思います。
また来年もサンシャイン劇場で、℃-uteに合いたいと願い、会場を後にするのでした。
℃-uteの皆さん、共演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
℃-ute主演舞台「携帯小説家」レポート、今回はストーリーやメッセージなどに迫るストーリー編です。ネタバレあるので、これから観に行かれる方はまだ読まないでおいてください。
この舞台は、前半は明るく楽しく、後半はシリアスという内容なので、レポートもそれに合わせて今回は真面目(前回記事はふざけて書いた訳ではないですよ)に行きます。
まず、「携帯小説家」のあらすじを簡単に書きましょう。
℃-uteメンバー演じる七人の女の子は実は七人共同で執筆している携帯小説家で、話のストーリーを決めかねていた七人は、主人公キヨカ(舞美)が憧れている作家先生の家にアドバイスを受けに行きます。しかし、その作家先生には色々問題があり、ついにはアドバイスを貰う筈が説教を受けてしまうという展開になっていくのでした。
話の流れ的には、前半はお笑い要素が詰まった明るい展開。℃-uteメンバーの各キャラ設定も、基本的にはこの前半のお笑いタイムのためにあるのでは?と思えるほど。って言うか多分そうです(苦笑)。
作家先生の家を訪れた辺りから話はシリアスになります。先生が℃-ute達が書こうとしているのが「携帯小説」と知ってからの説教シーンでは、ほとんど℃-uteメンバーの台詞はありません。
そのため、前半は良かったけれど後半はつまらなかったという意見も聞きます。でも私的には、後半こそが見所に思えたのですが。
見所の一つが説教の後の舞美が泣くシーンですが、そこに至るまでに℃-uteメンバーが作家先生に反論するなどの℃-uteメンバーの台詞があれば、また違った印象になったのでしょうか?
でも、この説教シーンには色々なメッセージが込められていました。それは、インターネットや携帯やmixiなどに対する批判。人が便利さと引き替えに失ってしまったものがあるのではないか?という現代情報社会への警笛。
私なんぞも、こうしてそのようなメッセージの込められた舞台の感想をインターネットを使って、多数の方々へ公開してる身。更に、掲示板に書き込みもしたりしています。ああ、便利な世の中になったなと思います。しかし、この舞台でも作家先生の住所と電話番号がネット上に晒されたり、噂を書かれたりするシーンがありましたが、便利で手軽な分だけ、人を喜ばせるのも、悲しませるのも、傷つけるのも簡単です。携帯から打ったちょっとした言葉が、ある人の人生を狂わせてしまうような事だって起こりえる。
便利とか手軽だけが正解ではない。むしろ、手軽さゆえに凶器にだってなるのだ。というメッセージを、まあ確かにそうだなと心で頷きながら舞台を観ていました。そして、ふと気がつきました。
作家先生が「携帯小説家はプロではない」と℃-ute達を突き放すシーン。手軽に誰もが書ける携帯小説。手軽さがあるから、読み手にも親しみやすいけれど、そこには本当の意味でのクリエイターとしての覚悟みたいなものは果たして存在しているのだろうか? 私も日頃感じていた部分です。
そのやりとりを観ていて、タイトルにまでなっている「携帯小説家」というのは文字通りの意味だけではなく、「携帯小説家=アイドル」そして「携帯小説家=℃-ute」という意味を重ねているのではないか?と思ったのです。
℃-uteは勿論プロだし、アイドルのプロとして日々頑張っています。しかし、作り手側は「そこに満足しているだけでは駄目。更に高い目標を目指せ」という、℃-uteへの叱咤激励のメッセージを作家先生の説教に込めたのではないかと思いました。
帰宅してから開いて読んだパンフレットの中でも、作・演出の太田善也さんの寄せた文に「携帯小説家の多くはプロを目指していない」と冒頭に書かれていました。
まだ上演期間なのにエンディングの事を敢えて書いてしまいますが、最後にキヨカが小説家を目指すというシーンがあります。文章はペンではなく、慣れた携帯で書いているのだというオチも付きますが、私はこの「キヨカは小説家になる」というエンディングに、「℃-uteは単なるアイドルに終わらず、色んな事に挑戦してレベルアップしていく」というイメージを重ねました。それは太田さんの願いなのではないかと。そう思えたら、ヲタに地味で説教くさいと言われている物語後半が非常に印象深くなっていくのでした。
アイドルの舞台は、アイドルを輝かせて楽しく面白ければ、それで良いのだ。そんな意見もわかります。前半はまさにそんな展開でした。だからこそ、後半に「アイドル」というものに対するメッセージが含まれているから、前半はストーリーに直接関係ないような、お笑いドタバタ劇にして℃-ute演じる各人のキャラを個性的に設定して楽しませてくれたのではないか?そう思います。
そんな感じで、演者の皆さんが演技から発したメッセージの解釈を書いてみました。正解ではないかもしれないし、解釈は観た人によって違うものになるのが舞台の良いところ。
これから観に行く人は勿論、観に行けないけどDVDで楽しもうと思っている人にも、いろんな解釈をしながら観る事が出来る作品ではないかと思います。
18:00の開場時間を少し過ぎて入場。グッズは既に買った人が多いのか売場は空いていました。
最近改装されたというサンシャイン劇場の座席に落ち着き開演を待ちます。この日の席は、やや後ろの右端でした。開演前にメンバーの声による注意事項の案内放送がかかりました。ちょっと説明がぎこちなくて可愛い感じがマル。
幕が開き、いきなり舞美(役名で書くと見てない人は把握しにくいと思うのでメンバー名で書きます)が不良に囲まれているシーンからスタート。制服姿の舞美がカワイイ!と思いつつ、緊迫の幕開け。ちなみに、これは携帯サイト「ポケットモーニング娘。」で配信していた「携帯小説家」のメルマガサービスに書かれていたストーリーの続きでした。それを読んでいない人には、なんで舞美が不良に絡まれているのか?そして、何故他のメンバーが助けに来るのか?唐突に思えたかもしれません。
こうして派手に舞台は幕開けになりました。後はあまりストーリーのネタバレは書かずに感想を書いていきます。
まずは主役の舞美!(浅丘清香役)
舞美は寝る子はキュートでもそうでしたが声がよく通ります。携帯小説のアイデアをみんなで考え、アイデアを演技で表現するというシーンが続く前半のコントみたいな時間帯では、他の6人の突拍子のないアイデアにキレたりする姿は、まさに寝るキューでの来夏様を彷彿させました。普段はキレたり怒ったりしないという舞美のキレ演技は見物です。
でもそれ以上に見るべきシーンは、作家先生に携帯小説家なんてプロじゃないと一喝されるシーンでの涙の演技。前の方で観た方によれば、実際に目が潤んでいるみたいです。舞美、頑張ってます。名実ともに主役です。
ただ、歌のコーナーは苦戦。制服姿で歌う「涙の色」は、ターンの度にスカートが翻り大変だったようです。
続いて愛理。ちなみにこの順番はパンフレットの掲載順です。
愛理は栗原彩音というお嬢様役。リアルだ(苦笑)。劇中での彩音お嬢様は、絵にかいたような本物のお嬢様でしたが似合っていました。舞踏会にでも行くかのようなドレスを着て現れたシーンも、うまく着こなしていました。
台詞の言い回しがやや一本調子ではありますが、立ち居振舞いなどでちゃんと役に同化してた愛理は良かったです。
バリバリのヤンキーな片瀬真琴役は梅さん。
観に行く前からヤンキー姿が楽しみでした。ちょっと演技が拙い時もあるけれど、ヤンキー姿が板についていたので良いです。やはり長身だとヤンキーが映える事を実感。そろそろ、テンション上げ子にも飽きてきた人もいるでしょうから、次はヤンキーコントをコンサートで観たい!
京伊織という日本茶みたいな役名はマイマイ。
マイマイは重要な役なのかと言うと、残念ながらそれほどでもないんですが、いいスパイスになっていました。甘口からピリ辛まで色々と使い分けられるマイマイだけに、前半は笑いの箇所に結構絡んでいました。
マイマイはやはり髪を切ったのが成功だなと、コミカルに笑いをとるマイマイを観ながら萌え…じゃなかった可愛さを強く感じるのでした。
コミカルな秋吉久実は千聖。
千聖は出だしの登場の仕方が毎回違うらしく、そのシーンは会場大爆笑でした。観た回はコサックダンスみたいな動きでした。千聖は動きで笑いがとれるのが素晴らしいです。他のシーンでも千聖が何かやる度に爆笑になってました。役得(笑)。
千聖のエライところは、手の動きとかにもメリハリがある事。体全体を使って表現している感じ。だからこそ、オーバーアクションになってますます笑えるのです。
でも、よく見ると最近はだいぶ女の子らしい可愛さが出てきて、迂闊に「少年」と言えなくなってきたのは、嬉しいやらさみしいやらで複雑な心境。
制服姿が昭和風味な竹下広海役は、なっきぃ。
なっきぃは制服姿だけでなくロリータファッションも披露。ちょっと暗めな役どころは、まさに適役? 控え目な話しっぷりの役どころは、まさにヲタのニーズを読んでのもの?
芝居中は地味で大人しい役ななっきぃが、芝居が終わりミニライブになった瞬間、動きが変わりシャープなダンサーに変身。衣装は劇中の制服姿のままなので、その変身っぷりもまた見所でした。
私が密かに演技派メンバーと思っている栞菜は樫山小巻役。「かしゆか」ならぬ「かしこま」ですか。
栞菜は相変わらず動きがいいです。シャープだとか、ユーモラスだとかではなく、例えば栞菜の手の動きはどことなく奥ゆかしさが感じられて好きです。動きにキャラが表現されているという感じです。
栞菜には、演技の勉強と経験のためにも、是非℃-uteの舞台以外の劇にも出演させてあげてほしいです。きっと磨かれていく筈です。
そんな事を感じた栞菜の演技でした。上手いとかではないかもしれないけれど、惹かれる存在感です。
ストーリー終了後、メンバー一人が感想を言うコーナーがあります。昨日の夜の部は栞菜の担当でした。栞菜は、「脚本を初めて読んだ時、前半はお笑いが多くて楽しい舞台なのかなと思っていたら、後半はメッセージ性があって驚きました。それが皆さんに伝わったらと思います」と、コメントしました。そうなのです。前半はドタバタお笑いステージだった「携帯小説家」。後半はいくつかのメッセージ性を散りばめられたステージでした。そこに、ちゃんとメンバーは気付いているか不安でしたが、栞菜がちゃんと気付いていたので安心しました。栞菜の感想を観られて良かったと思えた瞬間でした。
そんな「メッセージ性」についての感想と合わせて、自分が感じた作り手側からのメッセージなどについてを、次回「ストーリー編」で書いてみたいと思います。
ミニライブは、
1 乙女COCORO
2 涙の色
でした。
今回のツアーは発売されて間もないアルバムの曲を軸にしたセットリストになっているのですが、実はまだそのアルバムを買っていません。セットリスト中、1/3は知らない曲になる訳ですが、どこまで楽しめるのか不安を抱きつつ、この2ヶ月間℃-uteコンサートばかり行っていたため、割と大人しいノリのBerryz工房コンサート会場の雰囲気に若干のとまどいを感じながらコンサートは開幕です。
スタートして、一曲目と二曲目がいきなりアルバム曲です。予習して来なくてゴメンよBerryz工房のみんな…と済まない気持ちになりながら、サイリウムはしっかり振ります。初めて聴く曲ではあるけれど、作りがつんくそのものなんで二番に入る頃には馴染んでノレてしまいます(苦笑)。
それでも、周りの客は既に何度か今ツアーを観ている、いわゆるリピーターなようで二曲目の「この指とまれ!」の腕の動かし方とか揃っています。ベリヲタは振りコピ派が多く、みんながメンバーに合わせて動いているので、それも揃っている理由でもあります。
頑張ってついて行っているものの、少し疎外感を感じていたところに馴染みあるイントロが聞こえてきました。「行け!行け!モンキーダンス」です。この曲はメンバーの表情も見所なんで前の席で観たくなる曲ですが、今日のポジションは一階席のやや後ろ右端。でも、スクリーンでメンバーの表情を楽しみます。千奈美と茉麻は楽しんで歌っているのがわかり、こちらも楽しくなります。
モンキーダンスが終わるとメンバー一旦退場。スクリーンでメンバー紹介。スクリーンに向かって推しメンに声援を送る人は減った感じで割と静か。ここは水分補給タイムなのかもしれません。
再び現れたメンバーは色分けされたドレスを着てますが、ベリはイメージカラーが完全固定じゃないからかソロTと色が違います。メンバーの判別は色ではなく身長でする事にします。
今回のセットリストは、アルバム曲以外ではC/W曲も色々歌っています。コンサート初披露の「ガキ大将」(VERY BEAUTYのC/W)は、佐紀ちゃんの歌唱力に目が行きます。ダンスの人というイメージの佐紀ちゃんですが、歌も実力アップ中。以前より声が通るようになった印象です。
随時にアルバム曲やC/W曲が入るため、なかなかエンジンがかからない自分は、元々そんなに汗かかない体質なせいか汗が出てきません。半袖T(宮殿ツアーの梨沙子Tをこの日着用)がちょっと肌寒いぞ自分、振りコピするべきか?とか思っていたら「ジンギスカン」キタ!
会場もテンション高めになり雰囲気一変。やっぱり破壊力ある曲だなと感心しながら、サビを一緒に踊り楽しみます。ジンギスカンは踊り推奨曲。観るより踊って楽しみたい一曲です。
ジンギスカンでいい感じにエンジンかかってきた自分でしたが、ここから中盤に掛けては再びアルバム曲中心。初めて聴く曲なので、ノルというより曲を聴くスタンスになってしまいました。そんなアルバム曲の中では、スクリーンにモノクロのイメージVまで流す気合い入った演出だった菅谷梨沙子ソロ「REAL LOVE」が印象に残りました。ちょっと背伸びした感じの歌詞とシリアスな曲調を、梨沙子が大人びた表情で低い声で歌う。自分が観たい菅谷梨沙子とは違うけれど、インパクトは感じられる一曲。私的には、舞美愛理の「イメージカラー」みたいな爽やかアイドルポップスを梨沙子に歌ってほしいのですが。
この梨沙子ソロの前に「高校生漫才」というコーナーがあり、佐紀桃子雅茉麻の四人で山手線ゲームをやります。この日のお題は、赤いもの~アルファベット~喜怒哀楽~山手線~アジアの国でした。
赤いものでは、途中から「赤い○○」という回答が続いてアウトになり、アルファベットを答えていく簡単なお題も回答出来ずストップし、喜怒哀楽は文字通りに四人答えたら終了だしと、多少滑りながら展開していきましたが、山手線というお題にいきなり茉麻が駅名ではなく「E231系」とマニアックな回答して笑いが湧き起こり、アジアの国では「東ティモール」とかマニアック回答も出て漫才終了。
台本とは言え、茉麻が電車の形式を口にしたという事実に、鉄ヲタ兼ベリヲタな人達は満足した事でしょう。
漫才では茉麻と一緒にボケた味を出していた桃子でしたが、久しぶりに歌ったC/W曲「恋してる時はいつも」でシリアスな歌唱を披露。私はこの曲での桃子の「ほとんど寝なくて平気」というフレーズが好きで、感情の入った切なげな歌い方が気に入っているのですが、この日は少し力強い歌い方に変化していました。スペジェネのC/W曲ですから、三年半も経てば歌い方が変わっていても不思議ではないですが、CDの歌い方の方が好きです。でも、この曲の見せ場は、やはり普段は見られないシリアスな桃子に尽きると改めて感じました。
歌に変化と言えば、普段はあまり歌の人のイメージがない熊井ちゃんと千奈美のコンビによる「21時までのシンデレラ」。舞波ヲタだった自分にとって8人ベリーズのラストシングルを、全員ではなく二人で歌うなどという企画コーナー扱いは納得いかなかったのは公演前までの話。いざステージングを観たら、意外にも歌えていたので楽しめました。熊井ちゃんが特に頑張ったなと感じました。
振り付けを若干変えていたため、振りコピしているヲタはそれを観ながら新しい振り付けで踊る中、自分は元々の振り付けで振りコピです。このシングルまでは多少振りコピ出来るのは、三年前のツアーに臨む時に振り付けを少し覚えた成果(苦笑)。
そんな懐かしさに浸りながら観ていた自分が嬉しかったのは、デレシンからそのC/Wである「秘密のウ・タ・ヒ・メ」へと続くという展開。今回のセットリストで一番良かった箇所です。
でも、この曲で「L・O・V・E」を叫ぶのは「ちょっと違うんじゃないか?」と思うのでした。そんな三年前のこの曲へのノスタルジーなんて知らないというヲタも少なくないのかもしれないですが。
そんな私ですが、懐古にばかり生きてる訳ではないので、今日初めて聴いた「CLAP!」では、メンバーと周りに合わせてクラップ入れます。この曲はベリ曲的な雰囲気に満ちた作りで、初期曲みたいだなと、結局懐古趣味で気に入ってしまう訳ですが。
アンコールは、去年から行われている「ベリーズ行くべ!」コールです。しかし、昼公演だからか今一つ揃わない。声が出ていない。これはBerryz工房コンサートの特徴とは言え、少し淋しい感じ。
アンコールは、アルバム曲の「BE」と「スッペシャル・ジェネレーション」。スペジェネは改めて雅ちゃんの曲だなと思いました。雅ちゃんのダンスが一番映える曲に思えます。他のメンバーも勿論良いですが、やはりセンターで踊る雅ちゃんの印象が強すぎるからでしょうか。振りコピは、梨沙子を着ているので梨沙子でやりましたが。
公演終了後、会場内には開演前もかかっていた女性オールディーズが流れ始めました。シルヴィ・バルタンの「アイドルをさがせ!」が流れる会場を後にしつつ、ハロプロでは「アイドル的雰囲気を強く持っているグループ」であるBerryz工房に相応しいBGMだなあと感心する私でした。
セットリスト
01 HAPPY!Stand Up
MC
02 この指とまれ!
03 行け 行け モンキーダンス
メンバー紹介VTR
04 笑っちゃおうよ BOYFRIEND
MC プチ情報
05 ガキ大将
06 ジンギスカン
MC 新アルバムについて
07 バカにしないで 清水夏焼熊井菅谷
08 Ah Merry-go-round 清水嗣永
09 恋の呪縛
10 夢を一粒~Berryz仮面 Endingテーマ~
ベリーズ高校生漫才(清水嗣永夏焼須藤)
11 REAL LOVE 菅谷
12 恋してる時はいつも 清水嗣永夏焼須藤菅谷
MC(徳永熊井)
13 21時までのシンデレラ 徳永熊井
14 秘密のウ・タ・ヒ・メ
15 CLAP!
MC
16 素肌ピチピチ
17 付き合ってるのに片思い
18 友情 純情 oh 青春
EN01 BE
MC
EN02 スッペシャル ジェネレ~ション
渋谷PARCO劇場のあるPARCO PART1入口で、待ち合わせていたKさんに今日が千秋楽の松浦亜弥主演、竹内まりやミュージカルのチケットを渡す。これは友人が行けなくなった分だけど、お金の余裕があれば観てみたかったです。DVD化もされないようなので、観られた方はプレミアム感のあるものになったのではないでしょうか。
PARCOから副都心線で移動してやってきたのは、サンシャインシティ噴水広場。今日は14:00から、サンシャインシティ30周年を記念してTOKYO FM主催のスペシャルステージが行われ、このステージになっちが出演する。先に来ていたBさんと合流、開演を待ちます。四角に切り抜かれた吹き抜けは、四階まで見物客でギッシリ。
14:00、歓声に包まれて出演者登場。報道用記念撮影を行います。なっちはオレンジのワンピース。
まず最初に歌うのは中村あゆみさん。アコースティックギターをバックに大ヒット曲「翼の折れたエンジェル」、尾崎豊のカバー「SHERRY」を熱唱。SHERRYを歌うと言った時に反応したなっちヲタ数名。尾崎世代ですね。中村あゆみさんは、さすが良い声してました。ハスキーな歌声は健在。そして、三曲目に入る前に「次の曲でカモンとやったら、タオルを上げてください。」と客席にリクエストが入りました。それに応えて、タオルを上げるなっちヲタ達。タオルの多くは、なっちマフラータオル。準備がいいですね。中村あゆみさんも、ヲタ達のノリの良さに嬉しそうでした。
続いては声援に包まれてなっち登場。上の方に向かって「落ちないように気をつけてくださいね」と、手を振って笑顔。司会の森口博子さんとのトークで、森口さんが娘。曲では「でっかい宇宙に愛がある」と「そうだWe're ALIVE」が好きとのトークを受けて、なっちは「恋愛レボリューション21」と「21世紀」が好きと回答。なっちは「21世紀」をアルバムの曲と言ってましたが、正確には「LOVEマシーン」のC/Wです。
そんななっち、まず一曲目は「25~ヴァンサンク~」。しっとりと歌い上げるなっち。会場も皆、静かに聞き入っています。二曲目は「息を重ねましょう」。二番に入るとなっちは後ろを向いて、後ろ方向のお客さんにも手を振っていました。これは良いファンサービスです。
なっちは二曲で終わってしまい残念でしたが、「ラブカップル」というお笑い芸人による場繋ぎトークに続いて歌った森口博子さんの歌が素晴らしく満足。今年、オリコンチャート23位になったというPS2用SDガンダム主題歌と、懐かしのガンダムF91主題歌「ETERNAL WIND」を、紅白で歌った思い出の曲と紹介して披露。いやあ上手い。「ETERNAL WIND」は素晴らしかったです。ベスト盤があればCDを聴きたくなってきました。
いい感じで盛り上がってきて最後はC-C-B。「不自然な君が好き」で始まり、今年再結成してから出したという曲を歌ったあと、「ROMANTICが止まらない」で締めました。歌声が若々しくて良かった。昔と同じような声で歌えるという事は、とても素晴らしい。
最後に、次の仕事のため会場を後にした中村あゆみさんを除いて、出演者集合で挨拶。
今日のなっちは二曲だけでしたが、近い距離で観られて満足な上に、他の出演者の皆さんも個性的で上手く、楽しい一時間半でした。こういうハロプロじゃない人達との競演も良いですね。そんな個性的な出演陣に負けてないなっちの歌唱も見事。ステージ後ろの噴水もなっち絶賛の如く、高く吹き上げていました…。
この日のステージの記事
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20081005-OHT1T00272.htm
9/23に℃-uteのコンサートを観に八王子に行ってきました。今回はそのレポートです。
八王子駅南口から20分ほど歩くと、少し古びた会場が見えてきます。4月に娘。コンでも入りましたが、造りが古いからか座席の座面が短く、座っていると窮屈な会場です。
今日は同行者がいまして、℃-uteヲタではなくあややヲタな友人が一緒です。友人曰く、客層が他のハロプロ現場では見かけないタイプが多いとの事。十代の男女が割といる℃-ute現場です。
暑いので入場列にすぐ並び、そのおかげで中のグッズ売場にはすぐ並べて、まだ買っていなかったDVDマガジンを買いました(2500円)。今回のDVDマガジンも面白いようなので、後日感想を書きたいと思います。
前座のマノピアノが普通に波乱なく終わり、場内のBGMが「サンバ・デ・ジャネイロ」に変わり場内ヒートアップ。まだメンバーは出て来ませんが客席は総立ち状態。
そのままの盛り上がりでコンサート開始。
今回の席は一階の後ろ左端。振り返ると今ツアーは左端ばかりで観ていた記憶。それもあって、スタンディングの仙台は右側で観ましたが。
最初の挨拶、この日面白かったのは、栞菜の身長ネタで「岡井千聖には負けません」とライバル発言が飛び出した事と、舞美が天気予報を気にしていると嵐を呼ぶ女である事を意識した発言など。
セットリストの変更は無し。しかし、細かい部分では初日に比べるとだいぶ変化してきました。例えば、しましまコンビの寸劇。この日も舞美のスクワットの数を数える観客に、なっきぃの「それと、数も数えないで」とお叱りの言葉がいつも少し強め。なっきぃ、いつもスイマセン。
変更と言えば、毎回違う愛理のトーク、この日は「クセ」がテーマでした。家でアルバムを見ていて気づいたのは、弟と写真を撮ると大抵自分が弟の右側(撮影者から向かって左)に立っていて、自分はピースで弟は必ず腰を90度に曲げたポーズで写っているという話でした。今回はオチ無し。従って笑いも無し。って、愛理にお笑いを求めてはいませんが、ちょっと物足りない内容でした。
ちなみに、先日記事にした「通学ベクトル」のBメロでのPPPH。私の居た一階22列では歌声は聞こえました。正直言って、通学ベクトルばかりが槍玉に挙がるのは腑に落ちない気持ちもあります。他もやっているからいいだろう!という訳ではないのですが、騒ぐより聴くタイプの曲でPPPHやっている曲は他にもたくさんあるし、どれが良くてどれが駄目という基準なんて決めるのは無理ですから、歌声を聴きたいのであればPPPH自体を禁止するしかないかと思うのですが、それも難しい話。今までハロプロ現場でお馴染みとなっている光景を、今更規制するのも難しいのではないかと思いました。
℃-uteの現場では女性客もライトファンも一緒になってやっている事が多いし、全部の曲でやっている訳ではないからいいんでは?というのが私の私的な結論です。
これとは関係ない話ですが、この日から高輝度サイリウムが禁止になりました。自分も、先月の代々木ハロプロコンと℃のパシフィコ横浜で使いましたが、あまりに眩しいのでホール公演では止めようと考えていました。これは、近くの観客にとってはステージが見づらくなる行為だし、ステージに近い席の客が使うとメンバーも眩しいと思うので、禁止は妥当かと思います。
コンサートも終盤に入りました。「忘れたくない夏」の大サビで千聖がいつも以上にカッコよく歌う姿が頼もしく、実はこの部分でエコーがかかりまくっている事に、やっと今日気がついたりして、DVDで見返す楽しみが増えたりと、ツアー後半ならではの冷静な分析をして楽しむ自分。
冷静でなくても、仙台で気がついていたのは、栞菜が「夏」の時にかなりオーバーな動きで踊っている事。「スイーツ→→→ライブ」でもそうですが、彼女のダンスはまるでバネ仕掛けの人形のようで愛くるしい。「スイーツ~」の振付で、くるくる回る栞菜フィギュアなんてものが存在したら、フィギュアの趣味はない自分でも買ってしまいそうだ。
フィギュアと言えば、マイマイのツアー初日以来続いている、人形みたいな可愛らしさは素晴らしい。マイマイに女の子のファンが多いのも納得の可愛さです。これこそ、フィギュア化すれば売れそうな予感。
終盤、「JUMP」での大合唱。「都会っ子純情」でのクレイジーな会場の盛り上がりも、初日に比べて日に日にパワーアップしてきた印象。観客一同、舞美に負けないほどの大汗をかいてアンコール突入。ってか、八王子市民会館空調効かなさすぎな気も。春の娘。公演の時もとても暑かったですハイ。
アンコールの上げ子さん。今日の肩書きは「ブラジル大使館公認」。そうか、上げ子さんの衣装はまさにサンバ。そうです!だから今ツアーの開演前のBGMはサンバだったのか!
今頃気づく鈍感者一名。
会場の観客が愛理をかばって「聞いてない聞いてない」とやる反応に対しての上げ子さんの今日の台詞は、「アータ達のリアクション…良いわよ」。梅さん!じゃなかった上げ子さんのリアクションもイイです!
そんな上げ子さんが歌い、踊り、タオルを振り回して去っていった後に現れた梅さんの一言、今日は「上げ子さん、これから芝公園行くって」。意味のわかるヲタ爆笑。そう、上げ子さんと一緒に新人公演をハシゴしているヲタの皆さん、行動はバレバレですよ。
最後は「まっさらブルージーンズ」で、盛り上がって昼の部終了。いつも通り、舞美が最後に一人深々とおじぎをして袖に下がる。このシーンがとても好きです。今後のコンサートでも続けてほしいです。舞美のリーダーとしての姿が凛々しく見える瞬間なのです。
さて、ツアーもいよいよ残すは10/4前橋公演だけになりました。最終日も景気よく雨が降る事に期待…じゃなかった。盛り上がって終わる事を期待します。
910の日の定番オープニングは「キューティーガールズコント」。二年前にスタートした頃とは身長の順番が変わったと愛理がネタ振り、背の順に横並びして変化を解説。マイマイに抜かされた千聖が凹むという流れ。
そのキューティーガールズ、テンション上げ子にオイシイ所を持っていかれているため、存続の危機だそうです。存続希望の人は、〒106-8770 東京都麻布郵便局留めアップフロントエージェンシー キューティーガールズ存続係まで手紙を書いてほしいそうです(笑)。
コントが終わり、全員揃って一曲目は「As ONE」。イントロで歓声が上がりました。いきなり夏ツアーで歌っていない曲を歌い、会場内は熱気で熱くなる。衣装は手毬唄ジャケットの赤チェック衣装。
続く二曲目のイントロでまた歓声が上がる。なんと「私立共学」。まだステージが映像化されていないこの曲ですが、会場最後方にカメラがいたのでDVD化確実。楽しみです。この曲は普段ソロパートの少ないメンバーが活躍している曲なので、その辺りも見所。
私立共学が終わり、メンバー挨拶。秋にちなんだトーク、印象に残ったのは読書好きな栞菜の「今年の秋はミステリーに挑戦したい」という挨拶。読書好きな女の子に悪い人はいない! …と思う。
続いて、1stアルバムから「YES!しあわせ」。これもツアーではやってない曲だから嬉しい。
続いてノンストップで「大きな愛でもてなして」をハーフサイズで披露。今日の客席の「オーイエ!オーイエ!」は、かなり声が出ていた印象。この部分はメンバーも一緒に歌うよう煽るようになったからでしょうか。勿論、手を広げて叩く振り付けは、今日もほとんどの人がやっております。
盛り上がり曲で、かなり会場熱くなってきて次は「ダーリン! I LOVE YOU」をハーフサイズ。手振りにジャンプにと、観る側も忙しい曲です。
ここまで、夏ツアーでやってる曲は大もてだけ。つまりツアーとは違うステージを展開しています。ツアー中なのに、ツアーと違う曲を惜しげもなく提供するセットリストに感激。そして、ここからはツアーでもやっている「舞美となっきぃの青春寸劇」。
ツアーでは、いきなり夏のソフトボール大会の思い出を北京オリンピックのソフトボールと勘違いする舞美ですが、今日は「Berryz工房バスツアー」と勘違い(どういう勘違いだよ苦笑)する舞美。しかも、「この中にバスツアー行った人は、まさかいないよね?」と客席に問いかけまでする(笑)。そして、恒例の「なっきぃの話を聞かないでスクワット開始」に、恒例のヲタによるカウント。そしてなっきぃの「数も数えないで」に今日はプラス「(数を数えないでと)何回言わせるのよ」とトドメの一言。カウント、いつもすいませんです(苦笑)。
そして、そんないつもの寸劇の空気が一変して、テンション上げて上げ子さん登場。名前は違うが派手な衣装は同じ。更にツッコミ役テンション下げ子登場。本人曰く「年に二、三回しか登場しない」レアなキャラだから、出てきた瞬間に会場が盛り上がる。実は結構な演技派である栞菜が、今日も人のテンションを下げまくるネガティブ発言を連発。しかも、「そんな素敵な先輩なら東京で彼女出来たかもね」と恋愛ネタへ。この辺りはハラハラしながら観ていましたが、変なツッコミや野次も飛ばず、栞菜いやテンション下げ子は恋愛話のテンションを下げまくり、舞美には雨女ネタで責めまくり、インパクトを残して去っていくのでした。
寸劇が完全にコントと化し会場を笑いに巻き込んだ後は、DJマイマイ、MCチッサー、MCカッパーによるDJタイム。
いつもならスペジェネなどを間違えてかけるDJマイマイですが、今日は二人にそこを突っ込まれてスペジェネ封印(苦笑)。代わりに流れてきたミステイクナンバーは、最近歌ってない懐かしの曲をかける筈が「モーニングコーヒー」。三人の声が良い感じに重なりあう。しかし、歌詞の「ストップ」の部分でMCカッパーが絶妙のタイミングで文字通りストップ。三人のハーモニーをもっと聞きたかった。
気を取り直し、使ったタオルを振り回す曲をかけようとなり、流れてきたのは「唇から愛をちょうだい/美勇伝」。しかも、なかなかストップ入らずサビに突入。サビ後半の床にひざまずいてのセクシーダンスに行くのか?とハラハラしていたら他のメンバーが登場で、三人の姿を慌てて隠したためサビは観られず。
余計な事すんな!(苦笑)と思っていたら、続いて流れてきた曲が「じゃじゃ馬パラダイス」(苦笑)。「イッツ!ショータイム」で始まるイントロのようにショータイムに突入するかと思いきや、あっさり終了。
そして流れた「久しぶりの懐かしい曲」は、なんとなく予感はしてましたが「即 抱きしめて」。歌詞がきわどいから?めぐがメインの曲だから?と封印されていたと思われていたこの曲の復活に、場内は大歓声。イナバウアーを思わせるサビの振り付けは健在。封印はしないでほしいパフォーマンスでした。
更にこれも今ツアーでは封印?と思われていた「美少女心理」が続きます。栞菜ソロパート「友達だよ あの人は」は確かに今はヤバい(苦笑)。でも人気曲だから、またまたイントロで大歓声。今日はサプライズステージがコンセプト?
終盤はサプライズは無しで、お馴染みナンバーで盛り上がりです。「ほめられ伸び子のテーマ曲」~「涙の色」~「JUMP」~「まっさらブルージーンズ」。
涙の色はイントロの振り付けが若干変更され、フラメンコみたいな感じの動きを取り入れてました。そして、まっさらは久しぶりにBメロで客席煽り無しのオリジナル振り付けバージョン。あまりに盛り上がりすぎて、曲が終わりアンコールを求める客席はモヤがかかったかのよう。
喉が乾いたのでポケットに差したエビアンを飲んだら、中身がお湯みたいになってました(苦笑)。
アンコールは「江戸の手毬唄Ⅱ」~「都会っ子純情」~「忘れたくない夏」。
都会っ子ではMIXもあまりなく、代わりに客席のテンションが凄い。今日は全体的に声がよく出ている。それに引きずられるように、メンバーのダンスもキレ抜群。スピード、スタミナばっちりです。
ラストが忘れたくない夏だったのもマル。この曲、ツアーで聴いているうちにどんどん良くなっている。メンバーのボーカル、ダンスの動き、そして曲の持つ「過ぎゆく夏へのせつなさ感」がツアーの進行とともにリアルタイムになり、聴く者の胸に響くのです。
心に響いているのはメンバーも一緒なようで、この日この曲を歌う梅さんの目に涙が光っていたとの事…。
こうして、熱くイベントは終了しました。ラストに矢島舞美リーダーが言った「毎年こういうイベントが出来るのも、この会場に来れなかった人も含めて、応援してくれるファンの皆さんのおかげです」という言葉が会場に響き、そして終了後に恒例の「℃-ute最高」→「バンザイ」→「おつかんな」に続いていきました。
更に、「よしまつ」コールと「よしまつ最高」コールで、℃-ute現場から間もなく去っていく経理にも、ヲタはエールを贈るのでした。
いつも握手会で注意事項を述べながらも、客席弄りをして笑いをとっていた経理、おつかんなでした。そして、℃-uteは握手なくてもこんなに盛り上がるイベントが出来るまでになりました。また握手無しの中身が濃いイベントを観たい!そう願いたくなる90分イベントでした。
今年で三回目となる「910の日」イベントですが、一昨年はメロン記念日ライブと重なり参加を断念、昨年は抽選に外れて参加出来ずと、三回目にしてようやく初参加。午前10時から入場券引換開始というので、当選カードを持って10時過ぎに会場の品川ステラボールに到着しました。
現地にはヲタ列が既に出来ていて、200~300人はいる感じ。早く引換した方が良い整理番号を貰えそうな、そんな根拠のない予想でみんな集まって来たのだろうか?自分も同類だけど(苦笑)。
列の動きはスムーズで、並び始めて五分も経ったかどうかでチケット引換に。携帯の当選メールを見せて、当選カードを係員に渡しチェックを受けたあと、出口に立っている係員からチケットを貰う。ワクワクドキドキしながら裏返しになっているチケットを表向きにすると、
11××番
早く来た意味なし(笑)。
用が済んだので、開場時間(開演間近でも大丈夫な番号だけど)まで品川から離れるとする事にして、世田谷文学館に移動開始。7月から開催されていた「宮脇俊三展」を観に行く。宮脇俊三さんは鉄道紀行作家で、私が一番好きな作家でもあります。展示は9/15までで、始まってから2ヶ月が経つ平日の午後だというのに、館内は次々と人が訪れていました。
展示物の量がかなりあるため、色々見ているうちに一時間半ほど経過。ああ、なんか旅がしたくなってきた。これからイベントなのに黄昏ちゃって大丈夫か自分?
気を取り直し、京王線~井の頭線~山手線と乗り継いで品川に到着。会場隣接の水族館入口前に長々と伸びる列を発見。もう入場列を作っているのかと思いきや、グッズを書い求める列でした。100人以上いるんじゃないでしょうか?グッズ買うのは止めます。既に駅のコインロッカーに荷物を閉まってきたので、公演前に買うのは無理ではありますが。
ホントは会場内のロッカーを使いたかったのですが、11××番では入場した頃にはロッカーは空いていないかもしれない。念には念をという事で、駅のコインロッカーにしました。しかし、さすがに推しT(なっきぃT)着たまま品川駅構内を歩くのは恥ずかしいので、上のシャツは着たままです。中に入ったら脱いで腰に巻きます(苦笑)。
だんだん日が傾き始め、グッズ列も落ち着き始めた頃、入場が始まる。自分は遅い番号だから気楽に会場の周りを散歩。
会場へと向かうプリンスホテル横の坂道は暗くなってくるとライトアップを始めます。その青いイルミネーションを見ていると、めぐの事を思い出します。めぐが脱退してすぐに行われたアルバム発売イベントは、ここ品川ステラボールでした。私はこの青いイルミネーションをバックに、ヲタが作った村上愛等身大ポップと2ショットを撮ったのでした(2006/11上旬に記事を書いてますので、よろしかったら見てみてください)。
18:20頃、入口近くに行くと既に800番まで入場していた。スタンディングは軽装で来る人が多いからか、列の動きが早い。日も沈んできたし、いい感じにテンション上がり、いざ入場。さあ、中のどの辺に行くかな。選べる立場じゃないですが(苦笑)。
かくして、どうせ大したポジションないんだろうなと、気分はテンション下げ子で入ったら 「真ん中後ろが意外に余裕空間」でした。これなら踊れるな(苦笑)。
テンションも上がり、いい感じで開演時間になるのでした。
~イベントレポートに続く~