フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

笑顔の君は太陽さ

2013-12-30 19:24:16 | ハロプロ(娘。)

モーニンク?娘。'14 - 笑顔の君は太陽さ


 改名後、初となるシングル。来年は勝負の年と言えそうなモーニング娘。であります。この二年くらい、というか特に今年はかなり数字のために無茶をしたなという印象もあるのですが、その無茶のために今までは行っていなかったような地方にもメンバーが出向くようになり、遂には地方のライブハウスでのツアーも実現。地方興行は東京で行なうものと比べたらずっとお金にはなりにくいだろうから、これは素晴らしいファンサービスとして絶賛される活動ですね。今年初めてモーニング娘。を生で観た!という人が全国のあちこちに居るのでしょうね。

 数字を上げるために色々行なってきたのは、マスコミ露出のアップとリンクしているし、それがメンバーのモチベーション向上にも繋がっているのか、最近メンバーの表情がみんな明るい。やっぱりアイドルは明るいのは良いですね。そんな明るい姿をテレビで観た人の中から新たなファンも生まれていく。そんな好循環に期待出来ますね。まさに「笑顔の君は大要さ」はメンバーの事ではないですか。

 今年は久し振りに「卒業のない大会場公演」も成功させたし、こうやってじっくりと人気を上げていっている流れで来年早々に新曲が出るというのが頼もしく思います。話題はどんどん作っていく方が良いのが芸能界ですから。どんどんマスコミに取り上げてもらいたいですね。

 今気になるのは、近いうちに訪れるであろうEDM&フォーメーションダンス路線からの新たな路線が何になるかという興味。そろそろメンバーの力を信じて、メンバーの力を前面に押し出したものが見たいなと思っているので、来年への興味が募るばかりな今日この頃です。

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Berryz工房の武道館からの未来

2013-12-29 21:29:38 | ハロプロ(ベリ)

Berryz工房が初の単独武道館公演を開催


 Berryz工房は今のハロプロで一番幅のある歌手だと思います。幅とは歌の事です。恰幅がどうこうという話ではないですよ。
 今年出たシングルは去年からの流れのアジア路線とも言えそうな曲もあれば(タイトルにそのものズバリのアジアンなんて付いていたものもあったくらいだ)、ここ数年の傾向でもあるオトナな歌謡ポップス路線みたいなものまであった。そして、持ち歌の中に散りばめてあるコミカル系も捨てがたい。これなくしてはベリではない!という気さえしますが、武道館でその想いは更に強くなりました。そういう曲だと客席がホント楽しそうで、そういうノリを求めてベリヲタは足を運んでいるのかもしれないとさえも思いました。自分も、オトナ系よりはコミカル系派ですよ。

 Berryz工房の凄いのは、ミドルティーン時代に歌っていた曲をなりきり度100%で歌えるところでして、武道館で「夏わかめ」や「素肌ピチピチ」を昔のような笑顔で歌っていたメンバーの姿には感動いたしました。
 そういう歌の表現力の幅の広さを再認識させてくれたのが、集大成コンサートであった武道館公演であったという訳で、今年のBerryz工房はあのステージを見事に盛り上げた事で大成功な一年になった!と断言します。細かい事を言っていけば、いろんなプラスもマイナスもあったのかもしれませんが、メンバーの念願であり目標でもあった武道館公演が大成功になったという結果は、2013年が素晴らしい一年になったと言える出来事でした。

 ハロプロの人気と比例するように人気のカーブが動いてきたBerryz工房ですから、来年はもっと大きな何かがグループを盛り上げていくかもしれません。なんと言ってもデビュー10周年であり、4月にはメンバー全員二十代になるのですから。新たな展開にも期待出来るというものです。

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℃-ute 大きなステージに立った一年

2013-12-28 22:27:49 | ハロプロ(℃)

 今年の℃-uteはメンバーにとって「忘れられない夏」ならぬ「忘れられない年」になったと思います。℃-uteとして初のアリーナ公演となる日本武道館公演を成功させたのはグループにとって大きな一歩となりました。
 最近はアイドルグループが武道館でコンサートを行なう事はちょっとしたトレンドになっていて、先日もBABYMETAL、チームしゃちほこ、私立恵比寿中学が来年武道館公演をする事が発表されました。もはや、アイドルが武道館でコンサートをするのは珍しいものでもなくなってきたのかもしれず、或いは売れてきたアイドルがキャリアに加えるための「通るべき道」のようですらあるけれど、やはり幾多の著名なアーティストが立ってきたあの大きな会場でコンサートを行なうという事は、今でも特別なものであると私は考えます。そして、そのステージに立った事で℃-uteはまた一つ大きくなったのではないかなと感じます。

 私が良いなあと思ったのは、武道館でコンサートをやる前にパシフィコ横浜大ホールでもコンサートをやったこと。五年前、いい感じで勢いに乗っていた℃-uteはここでコンサートを行なったけれど、その公演は満員にはならなかった。この大きなホールを満員にするのは、℃-uteが次のステップに進むために再び通らなくてはいけない事だった。そして、それを達成した℃-uteは更に大きな会場である武道館も満員にした。

 アイドルの人気の実態というものは、事務所は把握しているだろうけれど、応援する側が参考に出来るデータはあまりない。CD売上は今や人気を測るデータにはならない訳ですが、コンサートの動員力はわかりやすい人気のバロメーターではないかと思います。去年よりもその動員力が上がり、大きな会場を埋める事が出来るようになってきた℃-uteの人気は確実に上がっている。
 来年は更に上り調子になるためにも、受け身に回らず、どんどん攻めていってほしい。ステージでのクオリティは上がっていくばかりなメンバーの力が、より発揮されるような、そんな高いステップでの活動が増えていくと更に人気は上がっていくと思います。まさに、売り出し時は今!それが℃-uteの現在であります。

℃-ute 『アダムとイブのジレンマ』 (MV)


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イジワルしないで 抱きしめてよ

2013-12-27 22:32:59 | ハロプロ(ユニット)

Juice=Juice 『イジワルしないで 抱きしめてよ』Dance shot ver. (歌詞 Romaji Lyrics)


 三年おきに新人グループをメジャーデビューさせているハロプロ。今年はJuice=Juiceがメジャーデビューを果たしました。彼女たちは三年前にメジャーデビューしたスマイレージと同様に、新人公演でステージ経験を積んでステージスキルをある程度身につけてからのメジャーデビューでありました。Juice=Juiceの歌っている動画を初めて見た時、その新人離れした出来栄えに驚き、新人と呼ぶにはちょっと出来上がり過ぎているのが難点では?なんて贅沢な感想も浮かんだほどでした。
 Juice=Juiceは金澤ちゃんや植村ちゃんのような女優事務所系でCMやドラマに出ていそうな雰囲気の、ようするにハロプロっぽくない子もいるし(金澤ちゃんはちょっと舞美っぽい雰囲気は感じるけれど)、リーダーの宮崎さんは音楽的な方面でも期待が出来る音楽少女。高木さんは正統ハロプロ系な雰囲気を感じるけれど、カリンちゃんはプロアイドルな雰囲気と、みんなそれぞれの持ち味を並べていくと従来のハロプログループとはちょっと違った方向のグループに思えてくる。

 Juice=Juiceが醸し出している新人らしからぬ雰囲気は、上記のようにメンバーそれぞれが従来のハロプロ的なメンバー編成とは少し違うからかなと感じていたけれど、そういった見た目の部分だけでなく意識も高いのではないか?と思っています。メンバーは新人らしくありたいという気持ちではなく、プロとしてしっかりやっていかなくてはという気持ちなのではないかと。

 オーディションに落ちたりと若くして挫折を味わってきたカリンちゃんはお母さんの影響で、あの「あアイドルの中のアイドル」松田聖子さんが大好きなのだそうです。世代と時空を超えて多くの人に愛され、カリンちゃんのように親子で応援してる人も少なくない松田聖子さん。カリンちゃんは知らず知らずのうちにアイドルとしての大切な意識みたいなものを、アイドルの大先輩である松田聖子さんから感じとっているのかもしれません。そして、そういうメンバーがいるJuice=Juiceは自然とプロ意識の高いグループに育っていても不思議ではないと最近は思っています。完成された新人グループ大いにアリ!

 上に貼ったセカンドシングルのMVを見ても、その堂々とした身のこなしは新人という形容詞は必要ではない、というか、魅力を伝える上でそういう部分は意識から消えていく。そういうグループなんだなと感じます。だからこそ、そう遠くない時期にあるであろうコンサートツアーが楽しみであり、新人という肩書きの取れる二年目以降にどんな展開をしていくのか注目しています。

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「ええか!?」は「ええで」

2013-12-25 19:56:47 | ハロプロ(スマ アン)

S/mileage 『ええか!?』 (Dance Shot ver.) (歌詞 Romaji Lyrics)


 スマイレージの新曲「ええか!?」が自己最高順位三位になったと聞き、別段いつもよりリリースイベントを強化したわけでもないのに、これは目出度い事と嬉しく思いました。正直、スマイレージはハロの他のグループと比べても少し話題性に乏しく、そのあたりを不憫に思っているのですが、メンバーは前向きだし、この一年くらいで随分とステージングも成長したともっぱらの噂。来年は是非ともスマイレージのライブに行きたいと思っています。

 アイドルは応援している人に元気を与える存在であるというのが基本と考えていますが、アイドルだって人間だから時には暗い気分の時もあるし、身の回りやグループにネガティブな事が起これば気持ちも沈んでしまいたくなることでしょう。スマイレージのメンバーは若くして、そういう葛藤と戦ってきて、その心の内に潜んだ想いは一期と二期では違うでしょうけれど、結果的にはグループを上げていくうえで悩みがエネルギーになったのではないか?と思えるのは贔屓目でしょうか。
 そう思えるのは、二期メンバーがホント顔つきがオトナになったと感じるからであります。自覚が生まれたのか、頑張れば目立てるグループの空気がそうさせるのか、二期の四人はこの二年でだいぶ良い方向に変わったなと感じています。
 アイドルを応援していく醍醐味として、山あり谷ありの日々を通じてメンバーが成長していくというものを見ていくという面白さがあり、ハロプロの場合、オーディションで新人を採る時にまだ色があまり付いていない子を重視して採っている傾向が、そういう楽しみをより面白くさせています。スマイレージの二期メンバーも個性は感じられたものの、加入当初は初々しさの塊でした。そして、加入してすぐにエースメンバーが去っていくという局面に接し、新人でありながら一人ひとりの力がかなり大切になったのは、まさに成長の度合いを高めた要因になって、二期メンバーを見ていく面白さに繋がったのだと思います。

 今回の新曲の売上は、その元エースメンバーの在籍最後のシングルに次ぐ数字だそうで、二年間を掛けて数字上は持ち直したと言えるのかもしれません。
 いや、四人時代と比べたら今のスマイレージはメジャー感は薄れたのかもしれません。でも、必死に走っている感じが伝わってくる今のスマイレージは人間っぽくて私は好きです。「ヤッタルチャン」と今回の「ええか!?」の関西弁シリーズはスマイレージに新たな風を吹き込み、メンバーの表情も明るく力強くなってきているという流れを生んだと私は思っています。「また、つんくP得意の関西弁ソングか」と最初はあまりいい印象はなかったのですが(苦笑)。
 ひとつのグループだけが元気で話題性に溢れていてもハロプロに活気は生まれない。みんなで切磋琢磨する流れは良いものだなと思いながら、今回のスマイレージのシングルに拍手を贈る今日この頃です。

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モーニング娘。'14

2013-12-18 21:35:11 | ハロプロ(娘。)



 モーニング娘。が来年から改名して「モーニング娘。'14」となるニュースが少し前に発表されました。数字は年号に合わせて毎年変わっていくとのこと。つんくPのツイートでそれを知った私は、季節外れのエイプリルフールかと思いました(苦笑)。本当の話だとわかり驚いた訳ですが。

 モーニング娘。の良いところ、人によってはそこが欠点に思う人もいるかもしれないけれど、歴史の積み重ねによってグループが存在していて、その歴史の中にいろんなメンバーが関わってきたということ。その事に重みを感じられるのも、「モーニング娘。」という看板の下で長年頑張ってきたからだと言えると思います。スポーツチームが築き上げていく伝統に似ていますね。
 そういった積み上げてきたものが、毎年名前が変わる事で気持ち的になんだか切れてしまうような、コマ切れになってしまいそうな、そんな感覚があります。どんなにメンバーが変わろうとも「モーニング娘。」という看板は変わらずに続いてきたことが、これからはそうではなくなってしまうという意味。そこが気にかかる。継続性が希薄になりやしないかと心配になってくる。

 しかし、大事なことはまっと深いところにあって、それは名前が毎年変わろうとも揺るがないものなのではないか。そんな事も考えています。つんくPが曲を作り、ちょっと変な歌詞の歌をカッコよく魅せる。このカッコいいはダンスもそうだし、サウンドもそう。この敢えての「正攻法からの斜めに向かった逸脱」がある限り、モーニング娘。はモーニング娘。なんだ!という事なんだとも思います。名前が少し変わろうが不変なスタイルがある限りは大丈夫。大切なのは中身。そこに自身があるからの名前での冒険(?)なのかなと思った次第です。

 ただ、正直言えば、変えないで欲しかったというのが本音です。後から振り返る時に名前に年号が付いていれば、いつの時代のものかわかりやすい。つんくPはそう語っていますが、本当にそうかな?と疑問であります。時代を意味する名前なんて、自然とファンが作っていくものであり、上のほうでモーニング娘。はスポーツチームみたいだと書きましたが、スポーツチームも時代を表す○○時代的なものはファンが呼び名を考えるものです。モーニング娘。だって、「黄金期」だとか「ピラチナ期」とか「カラフル期」とかファンが付けて呼んでいる。あと、カラオケで検索する時に面倒という意見もネット上で拝見しましたが、これも頷ける意見。
 果たしてこの改名はどういう効果を生み出すか。ファンは慣れていくだろうか。まずは温かく見守っていきたいと思います。

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Berryz工房10周年記念日本武道館スッペシャルライブ2013~やっぱりあなたなしでは生きてゆけない~ ⑥

2013-12-16 22:36:57 | ハロプロ(ベリ)

 (前回の続きです)

 観客の熱気がこもる会場にアンコールを求める声が響く。「ベリーズ行くべ」が少しばかりのディレイを伴って広がっていく。みんなメンバーの姿を早く見たいのだ。
 アンコールに選ばれた曲は「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」。メンバーの歌声はまだまだ元気。振付に懐かしさを感じながらメンバーを見つめる。月日は流れてもメンバーの笑顔は変わらない。

 今日の公演を振り返ってのメンバー挨拶が始まった。みんなやり遂げたといういい顔。そんな中、清水キャプテンの言葉が胸に刺さる。ハロプロの他のグループの活躍に対して焦りもあったけれど、こうして無事に武道館公演が出来て、そして大勢のファンがBerryz工房に会いに来た。キャプテンも他のメンパーもそれがとても嬉しいのだという事。その気持ちがキャプテンから聞けた事で、この日のコンサートは無事に大成功で終わるのだと嬉しく思うのでありました。
 しかし、まだ全てのセットリストを歌いきった訳ではない。会場の客電が点灯されて、Berryz工房念願の日本武道館コンサートのラストを締めるナンバーが始まった。「友情 純情 Oh 青春」興奮は最高潮に達し、大きな余韻を残しながらコンサートは幕を閉じた。終了後の客席の儀式「ベリーズ最高!」コールが、いつも以上の熱気を帯びて繰り返された。みんなの表情と声には「Berryz工房ありがとう」という想いが込められているような気がした。

友情 純情 oh 青春

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Berryz工房10周年記念日本武道館スッペシャルライブ2013~やっぱりあなたなしでは生きてゆけない~ ⑤

2013-12-11 23:03:14 | ライブ!2012-2014

 (前回の続きです)

 後半になってメンバーの気合がより入ってきて、それに呼応するように観客のボルテージも上がっていく。良いタイミングでメドレーが始まった。Berryz工房は良い曲がたくさんあるから、おそらく観客一人ひとりのベストなセットリストがあると思うけれど、それをすべて叶えるのはムリ。でも、出来るだけたくさんの人が「今日のセットリストいいね!」と思ってもらえるものに近づけるにはメドレーは強力な武器。そろそろ来そうだなというタイミングでやってきたメドレーは実にマニアックで楽しいものだった!

 「夏わかめ」とか「かっちょええ!」とか「素肌ピチピチ」とか懐かしい。「かっちょええじゃん!かっちょええじゃん!」と叫びながら私の頭の中にはスイッチオンツアーでのこの曲のパフォーマンスが浮かんできて、同時に「Berryz工房は8人」という桃子の言葉を叫びたくなるのだった。そう、このステージには歴史が積み重なっているのです。それを見てきた観客それぞれの思い出も積み重なっているのです。みんなの思い出の長さは人それぞれだけれど、ひとつ言えるのはBerryz工房のメンバーが昔の曲を歌っても、あの頃と同じようにキラキラしているという事。

かっちょええ!


 いつまでもBerryz工房らしさを失わないBerryz工房である事を改めて確認するための儀式が始まった。いつまでも変わらないイントロでの観客の掛け声とともに「スッペシャル・ジェネレーション」が始まった。軽やかにステップを踏むメンバーを見守る。さりげなく目立つ位置にいる茉麻が今日も頼もしい。この日一番の観客の声のボリュームで曲は余韻を残して終わっていく。

 会場はかなりの熱気に包まれて、次の「一丁目ロック」へ続いていく。サビの観客による合いの手が天井に響いてすごい。これを聞くたびに私は「ここはまるでサッカー場のゴール裏だ」と思っているけれど、武道館という大きなハコはその臨場感を更に深めていった。スタンドからステージに降り注ぐ声。それを受けて踊るメンバーの表情が充実感で輝いている。この姿が見たいから、この姿を見せたいから、Berryz工房は日本武道館で演りたいと言い続けて来たんだなと今は思える。

一丁目ロック


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Berryz工房10周年記念日本武道館スッペシャルライブ2013~やっぱりあなたなしでは生きてゆけない~ ④

2013-12-07 22:43:02 | ライブ!2012-2014

 (前回の続きです)
 カッコよくも出来て、面白くも出来るBerryz工房の大きなコンサートだけに、その内容はバラエティに富んだものになるというものです。既にここまでの展開も、泣いたり笑ったり見とれたり。忙しくもあり嬉しい。

 ステージにももちが出てきた。この時ばかりは慣れ親しんだ桃子という呼び名ではなく、ももちと呼びたくなる例のアレが始まる。いつもは嫌な顔を浮かべて乗り気ではないメンパーも今日は特別。苦笑いかもしれないけれど笑顔で体操します。そんなひとときを見ているとBerryz工房って良いなあと思うのでした。カッコイイや可愛いばかりを演っていたいであろう年頃のアイドルが、堂々とネタ的な体操をする。そんな姿が凛々しい。そういう事を笑顔で出来る方が、カッコイイ事をただカッコよく魅せているだけなよりもカッコイイ。Berryz工房はカッコよさのほとばしるグループなのだなと改めて思うわけです。



 そんなBerryz工房の中で一番わかりやすい方のカッコよさ、それをきちんと備えている夏焼雅ちゃんが現れる。ソロコーナーで歌う前に、このコンサートが出来たことを感謝しているという気持ちを語り始めた。その話の中で、ソロで歌う曲を決めるにあたって、「ファンの皆さんに早く会いたい」という気持ちを込めて選んだというこの曲を歌った。
 「あいたいけど・・・」
http://www.youtube.com/watch?v=mKDIzoZ7bpE

 Berryz工房は笑顔と優しさで出来ている。だから表現の幅もワンパターンなはずもなく幅広いのだろうなと思いながら、決して喉のコンディションが良い状態ではない秋を過ごしている中で、精一杯の自分を作り臨んできた雅ちゃんの歌を見つめた。

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Berryz工房10周年記念日本武道館スッペシャルライブ2013~やっぱりあなたなしでは生きてゆけない~ ③

2013-12-04 23:32:00 | ライブ!2012-2014

 (前回の続きです)
 日本武道館は大きい。観客の声がひとつになると、とてつもなくパワフルな音波となって天井に反響する。久しぶりに聴いた「ジリリキテル」はイントロでのヲタの大音量の声援に自然と拳が天に上がっていった。ジリリと来ているのは心だけではない。拳も焦がれている。

 観客のヒートアップがかなりの高さになった頃、次なる盛り上がり場所がやってきた。ゲストの℃-uteの登場だ。九月に℃-uteが武道館公演をした時にBerryz工房がゲストで来ているから、Berryz工房の方にも℃-uteが来ることは予想の範疇だった。みんなで懐かしいキッズ時代の写真(初めて衣装合わせをした時の一人ずつの写真)を見ながら成長した今を笑いながら噛みしめる企画も予想出来た。そこでキャプテンや梨沙子の昔と今を、イジられるのもわかる。しかし、歌は予想と違った。
 「超HAPPY SONG」かな?と思っていた私の耳に飛び込んできたのは、十年前にハロプロキッズの子達が初めてレコーディングに参加した曲である「がんばっちゃえ!」。
 「毎日過ごす時間は早いもんだね 少しずつ大人になって寂しさを知った」
 「いろんな失敗を繰り返して先を目指した 夢いっぱいの計画たててまっしぐらに向かって行った」

 十年前の歌詞がまるで予言書の様に、その後リアルタイムでキッズメンバーとリンクしていったのだと振り返る。あの頃、あどけない少女たちだったメンバーは立派にアイドルをやっている。そして、こんな大きな舞台で大勢の観客を楽しませている頼もしき存在になりました。私は十年前に向かってエールを叫んだ。



 12人による素晴らしい歌とダンスがステージと花道を使って披露されたあと、ステージに残った℃-uteが「愛ってもっと斬新」を歌う。カッコイイし、キビキビとした動き。Berryz工房と℃-ute。これだけ個性が違うグループが2つ生まれた事がハロプロキッズの凄さ素晴らしさだなと思いながら五人の姿を見つめる。

 この日の事を綴った矢島舞美さんブログ
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/675631317

 ℃-uteのステージングに大きな拍手が贈られ、続いて出てきたのはハロプロ研修生。遠くスタンドから観ているだけでも、その初々しさは動きから伝わってくるのだけれど、歌が始まるとさすがハロプロの子達だと思える安定感。この子達も大いなる可能性を秘めているかもしれないのだなと頼もしい気持ちでステージを見守るのでした。

 歌が終わると、ステージに見慣れないメンバーが混ざっている事に気づいた研修生たち。他の研修生と同じように正面に苗字の書かれた黄色いシャツを着た大きな研修生の子が数名。そして、自己紹介。
「ちなちな」と「すどすど」が研修生と問答を展開する。こういうプチ寸劇も出来るのがBerryz工房の強み。しかも面白い。場内を笑いに包みながら、大きな研修生Berryz工房と正真正銘の研修生との楽しきやりとりはステージに爽やかな彩りを添えるのでした。

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