フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

半額でDVDを買ってみたけれど

2008-10-31 23:02:15 | ハロプロ2008
 家からほど近い大型スーパーに入っているCDショップが今月いっぱいで閉店するそうで、半額セールをやっているのを知りました。この一ヶ月から二ヶ月くらいに発売された新譜は対象外でしたが、在庫がある限りはCDもDVDも半額。
 自分はそれなりに音楽マニアなので、こういう時は欲しいCDが次々と浮かびキリがありません。ひとまずハロプロは外してリストアップしていくも、浮かんだCDを全部買っていたら、軽く十万円を越えそうなんで自重。
 結局、買ったのはハロプロでした。まだ買っていなかった℃-uteのシングルV二枚で、「LALALA幸せの歌」と「江戸の手毬唄Ⅱ」です。℃-uteヲタでありながら持ってなかったのか?と思われそうですが、℃-uteの場合はイベント会場限定シングルVというのを毎回販売しているので、そちらを優先して買っているうちに市販品が疎かになりました。会場限定のは、PVのソロバージョンとかだったりするので、PVそのものを純粋に楽しむなら市販品買うしかないんですが、公式動画サイトのドアップとかでPV見られるので、ついついシングルVが後回しになってしまいます。
 ちなみに、会場限定シングルVなんてあるんだ欲しい!という方。FCでイベント後一ヶ月ほど経ってから通販しておりますのでチェックのほどを。

 さて、半額セールの話でした。結局買ったのはこの℃-uteの二枚でした。店はチェーン店で、そのチェーン自体はハロプロに好意的なのでハロプロCDやDVDの在庫は割とありました。持っているのも多かったので結局二枚しか買いませんでしたが、他の店だったらこうは行きません。ハロプロをあまり置いてない店もあります。
 最近はCD業界不況な上に、Amazonのような宅配サービスにも押されて余裕がないのか、街のCDショップはハロプロの在庫は数多く置かない店が増えているような気がします。いざ買おうと店に足を運んでも置いていなかったりする。そんな事が何度か続くうちに、自分もハロプロのCDやDVDはAmazonを利用するようになってしまいました。

 新品同様に、中古店でも最近の作品はあまり見かけません。これは人気と流通量を反映してのもの。
 あまり人気が出過ぎると、やがて中古店では在庫過多になり、しまいには105円コーナー行きになる訳で、大いに売れていた頃のハロプロCDが中古店で叩き売りされている姿は悲しいものがあります。
 かと言って、℃-uteのようなハロプロの最近のCDは、中古店に於いては幻の品と化していて、なかなか売られている姿を見かけません。それだけコアな存在になっていると言うべきですか。

 今日足を運んだ閉店セールでも、ハロプロのDVDはやや片隅に置かれて、安価で発売されている昔の名作映画DVDと一緒にワゴンに入っていました。多くの人がその名を聞いた事あるような昔の有名映画と一緒のワゴンで、じっと買い手を待つハロプロDVD。それを気にかけるお客さんは皆無でした。

 半額で買えて嬉しい気持ち以上に、売れ残っている他のハロプロDVDの姿に切なくなり、複雑な思いで店を後にしました。
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タンタンターン!

2008-10-30 22:10:21 | ハロプロ(ユニット)
 昨日の田中れいなラジオ(Inter FM)で、れいなのファンだった人が小春や光井と年下の子に流れていくのが悲しいという発言があったそうです。更に、15歳くらいが一番可愛いから仕方ないとまで言ったとか。れいなも、まだまだ若いのにとフォローを入れたくなりますが、確かにアイドルヲタの注目を受けやすい年齢は15くらいでしょうか?
 何年もアイドルヲタをやってる人だと、自分の守備範囲とも言うべき年齢ってあるんじゃないかと思います。15歳前後な人もいれば、20歳前後な人もいる。12歳くらいという人もいますよね…。ちなみに、自分は年齢で選んだり、興味をなくしたりとかないんで、守備範囲は広いと思います(笑)。
 でも、確かに久住小春(16)くらいの年齢っていうのは、アイドルとして一番輝いていられる年齢だとは思います。今朝の「おはスタ」でもそれを実感しました。

 今日の、おはスタのゲストはMilky Wayでした。新曲「タンタンターン」の青い衣装で現れた三人。全員衣装は「ぁぉ」でも、胸のリボンの色はちゃんと前作「アナタボシ」の衣装カラーに合わせて、きらり「ピンク」、こべに「黄色」、のえる「青」でした。
 小春というか月島きらりさんが、おはスタに出演した時の記事で毎回書いている気がしますが、今日も月島さんは朝から笑顔笑顔また笑顔と笑顔満開でした。小春のこういうプロ意識は好きです。アイドルは眠くても疲れていても笑顔キープ、基本ではありますが凄く大変な事です。朝早くからスタジオ入りして、眠いそぶりを見せずに笑顔の大サービスをする小春…じゃなかった月島さんは、アイドルの鑑です。
 そんな笑顔満開な姿を見せられ、こちらもなんだか朝から明るい気分。ハロモニ@でも、よろセンでも、小春の動いている姿を見ていると、その明るいアイドルオーラでだんだんと気持ちが引き込まれていきます。TVのパワー恐るべし。だからこそ今後は、小春のTV仕事を増やしてほしい。
 表情が色々変わって面白かったり、笑顔を見てると楽しい気分になれたり、そんなアイドルパワーに溢れた子はTV展開をもっと増やすべきです。新生ハロプロの活動に期待しましょう。

 さて、そんな元気娘。月島きらりちゃんに対して隣の二人はどうだったのか?
 実はですね、黄色ことこべに(吉川友)が何だか知らないけれど「朝から色気」がありまくり。一体どうしたんでしょうか?別に衣装の露出は大したことないんですが、普通に澄ましているだけでも「色っぽい」雰囲気充満。多分共演者、特にSHIPSは落ち着かない気分だったんじゃないですか?
 こべにが何故だか色っぽい朝、ぁぉことのえる(北原沙弥香)はどうだったのか? いつもは緊張ぎみなのえるが、今日はペース掴んでいたように見えましたよ。だいぶTV慣れしてきたか?でも、相変わらず口数は少なめで残念。あの中性的な低い声はたくさん聞けず残念。
 ついでに、衣装もお腹が隠れる衣装なんで、自慢(なのかは実は不明)の腹筋は見られず残念。

 今日は歌も披露されました。新曲は、まるで晴れた日の秋風のような爽やかさ。緩やかにボーカルが重なっていく旋律はライブではノリづらそうですが、CDだとその緩やかさが心地好さそう。
 でも、子供ファンはノリが良くて明るい曲を好みそうだから、その辺は心配です。前作超えセールスは難しいでしょうか?

 Milky Wayって、年齢構成見ると学年は、高一が二人に中三が一人と、まさに15歳前後揃い。今回の新曲、子供の反応が今一つだったとしたら、アイドルヲタが盛り上げる出番ですよ。何てたって「一番可愛い年代」なのですから。
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三人姉妹の真ん中

2008-10-29 22:22:23 | ハロプロ(℃)
 BLTの今月号に載っていたネタらしいのですが、なっきぃは自分のための誕生日会というのをした事がないのだそうです。ちょっと驚いた訳ですが、家族に誕生日が近い人がいて合同で誕生日会をやっているという意味かもしれない。いや待て、もしかすると家庭の事情で誕生日会をやれないのかも?などと、色々妄想が始まり、なっきぃを貧乏キャラに勝手に仕立てあげて、不憫な子だなと同情したりするのでした。
 とりあえずそんな妄想はさておき、なっきぃはあまり親に構ってもらえず育ったのかな?と思ってしまう訳ですが、それを裏付けるものがありました。それは、
「なっきぃは三人姉妹の真ん中の子」
という事実です。

 三人姉妹という賑やかな兄弟構成でありながら、真ん中という存在感の微妙なポジション。長女的なしっかり感もあり、妹的な甘え上手さもある…のカナ?
 グループ内では進行役的ポジションでありながら、舞美の前では甘えまくりななっきぃ。うん確かに真ん中気質だ(苦笑)。

 ハロプロで、なっきぃと同じように三人姉妹の真ん中というメンバーは他に誰がいるか?すぐ思いつくのは、なっちと石川さんです。二人とも、しっかりしてるような所もあるけれど、年上メンバー(例えば、中澤姐さんとかヤスス)に甘えている時にこそ、キャラクターの真価を発揮しているような気がしますね。頼られるキャラではちょっとないんだけれど、本人は自分をしっかり者だと思っている、或いは思われたいという気持ちが強い。まさに、なっきぃにも当てはまる。
 今日が誕生日(おめでとうございます)のマコも三人姉妹の真ん中だそうです。マコはイメージ的に妹キャラですが、それはマコの回りにいたメンバーである吉澤さん(長女)や、五期の他の三人がみんな妹がいる長女だったから、マコが甘えモードに入っていて、妹キャラに見えていたのだと思います。

 なっきぃが仕切り屋気質なのは、先日記事に書いた「℃-ute DVDマガジン VOL.6」でも触れました。周りより2割増しなハイテンションや、空気が今一つ読めていない世話焼きぶりに、観てる方はハラハラしながら、誰がうまいフォロー入れてやってくれと思うのですが、「全方位美少女」なリーダーの「全方位な優しさ」というフォローで、うまく場は収まったのでした。
 仕切りたがる割には、フォロー無しではそれが成立しないとか、三人姉妹の真ん中っぷりが強すぎです。石川さんもそんなところがありましたが、そういえば美勇伝では誰がフォローしていたのだろう?なんとなく、放置されていた可能性が高い気もしてしまいますが。

 実は、なっきぃが尊敬するハロプロメンバーは、昔も今も石川梨華さんだったりします。

 さて、三人姉妹云々もいいですが、なっきぃ誕生日会が家で開催されないのなら、℃-uteファンと℃-uteメンバーで祝いたいものです。しかし、カレンダーを見ると来年のなっきぃ誕生日2/5は平日でした。木曜日です。イベントとかが開催される余地は無さそうです。
 いつもはメンバーの誕生日に、客席からの温かいおめでとうコールにもらい泣きの涙を流すなっきぃに、いつの日か客席からの「ハッピーバースデーなっきぃ」で涙を流する場を提供してあげてほしいです。
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Berryz工房とPV

2008-10-28 22:00:24 | ハロプロ(ベリ)

 Berryz工房が「やりすぎコージー」に出るという話を先日知ったのですが、普段バラエティ番組はほとんど観ない自分は放送日を勘違いして記憶していたため、番組を水曜日だとばかり思っていて見逃しました。TVそのものもあまり観ないので、チャンネル変えていたら偶然観たなとというような事もありませんでした。まあ仕方ない、ネットで観るからいいやと思う事にしました。
 それで今夜帰宅したら観ようかと思っていたら、YouTubeに上がっていた動画が既に消されたとの事。仕方なく動画を探す旅に出て某所で発見するも、その動画は結合ファイル(苦笑)。なんか久しぶりに見ました結合ファイル。昔使っていた結合ソフト削除したような気がするし、面倒になったのでもういいです(苦笑)。

 観た人達からは、あまり芳しい感想は聞かれないし、これを観た家族や友達はショックだろうなと書いてる人もいて、そんなに酷いのかと逆に興味が湧きましたが、ベリ好き芸人Iさんを変人扱いして笑うというのが基本コンセプトみたいなんで、観なくても別にいいかと思いました。
 世間の言うオタク文化に対して、自分はオタクじゃないという人が、そのオタクの偏執っぷりを見て笑うという手垢まみれな今更感のあるシチュエーションの何が面白いのか、私にはまったくわからない訳ですが。その辺の話をし出すとハロプロの枠を越えるし、話が長くなりそうなんで止めときます。

 番組では、ベリ曲のイントロクイズをやったそうで、PVも流れたみたいです。事務所宣伝お疲れです!と思いきや、昔の曲のPVだったみたいですね。メンバーが子供そのものだった時代の映像を流すなんて、作り手の悪意丸見えです。℃-uteの「携帯小説家」の冒頭にスクリーンに流れたフレーズ「ペンは剣より強し」じゃないですが、「TVは剣より強し」と言ったところでしょうか?

 そんなBerryz工房のPVなんですが、結構良い作品もあるんですよね。色々お気に入りはありますが、自分はこのPVが割と好きです。映像は子供そのものだった時代ですが。
[PV] Berryz工房 - ピリリと行こう!


 これなんかも青春ドラマみたいで良いかなと思います。
[PV]Berryz工房 -告白の噴水広場

 梨沙子の憂いのある視線とか、バスの中の雅ちゃんの表情とか、いい感じに思います。

 せっかくネタにされたのだから、番組内で新曲のPVを少し流してあげれば良かったのにと思いますが、考えてみれば新曲は来週発売。ゴールデンタイムの音楽番組に出られないのなら、せめてゴールデンタイムのバラエティ番組で、歌は歌えなくてもグループ名だけでも宣伝出来れば…という事務所の戦略なのでしょうか。これも一種の宣伝?
 でも、ハロプロの肩書きは「アイドル歌手」なのですから、歌の露出もしてほしいところではあります。でも、もしベリを音楽面よりもバラエティ側に振っていきたいのであれば、このまま単発に終わらず徹底的に芸人Iさんに絡んでいくくらいの勢いをお願いします。
 それでもやっぱり、歌の活動は大事にしてもらいたいものです。

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「携帯小説家」最終日一回目公演レポート

2008-10-26 20:39:57 | ライブ!2008

 今日は「携帯小説家」の上演最終日、つまり千秋楽でした。先週観に行って、また観に行きたくなった私は、ネットでチケットを調達して本日の一回目を観に行く機会を得られました。
 また観たくなった一番の理由は、メンバーの演技をじっくり前の方の席で観たいという気持ちになったからでしたが、狙っていた土曜日公演は結局予算オーバーで取れず、今日の一回目の安い席を入手したのでした。安いだけに、前回より更に後ろで22列でした。でも、観られる喜びを大切にして会場へと向かうのでした。

 11:30舞台スタート。二回目の観劇とあってストーリーもわかっているので、メンバーの動きに集中出来ます。

 例えば、千聖は台詞だけでなく動きでもキャラを作っていて、観る側もそれをわかっているから、千聖の台詞の時は常に笑いが起こる事がわかります。観ていて微笑ましくもあり、劇中におけるマスコット的存在として存在感を感じました。今日明かされた情報によると、千聖の登場シーンの変な動きは毎回あいざわ元気さん(作家先生役)が考えていたのだそうです。

 二回目は前で観たい理由の一つは、なっきぃの演技でした。なっきぃは仕草や表情をキャラに同化させて、とても良い演技をしているという評判を聞いていたのですが、頑張って後ろの席からそれを確かめてみました。表情までは残念ながらよく見えないのですが、仕草は確かに「中島早貴」ではなく「竹下広海」になりきっていました。特にロリータドレスを着ている時は顕著だったような気がします。自分が普段着ないような衣装を着る事によって、演技のスイッチが入るのでしょうか。立って作家先生の批判を聞いているシーンでも気を抜かずに、キャラを作っていました。

 キャラと言えば梅さん。先週観た時は、ヤンキー役なのに迫力を出し切れていないように思えた箇所がありましたが、一週間という期間は成長を与えたようで、今日の梅さんは先週より良かったです。随所にアドリブも入れて笑いをとる余裕もありました。印象に残ったのは、愛理がスカートの裾を広げて思いっきりお嬢様演技している時に、後ろでそれを真似していた姿でした。ヤンキー風味の長いスカートでお嬢様の真似は、会場を大いに沸かせていました。

 台詞の言い回しに気を遣い、先週より良くなっていたのはマイマイも同様でした。演技的には拙さもありますが、発声が良くなり声が通るようになっていました。共演者のアドバイスもあったのでしょうか?本人もそれを吸収して良い感じになっていく。まさに舞台のライブ感ならでは。自信も付いてきたのか、笑顔も輝いていました。演技の面白さに目覚めたのかもしれませんね。今後が楽しみです。

 演技と言えば、色々考えて取り組んでいるのが伝わる栞菜。役柄的にはコミカルな演技を要求される役で、本人も楽しんで演じていると思いますが、等身大キャラだった「寝る子はキュート」に比べると、キャラ付けが明確な分だけ苦労もあっただろうなと感じさせます。他のメンバーにも言えますが、今回はキャラが立っている人物を演じる分、前回より難易度は高かったと思います。コミカルという事で、千聖と被らないように演じ分け出来ていたと、今日は感じました。栞菜の台詞の入れ方、例えば「じゃあ野球で勝負よ」とか突拍子もない事を言い出すシーンとか、間が絶妙だなと感心しました。前回の感想にも書きましたが、栞菜は高校生になる来年は、舞台の仕事を入れてあげてほしいなと願っています。演技の勉強をしたら伸びそうに思うのです。

 キャラ作りという点では、愛理も実は大変だったのではないでしょうか。今日の最後の挨拶で語っていましたが、お嬢様の雰囲気をオーバーに出すのは、なかなか大変だったのではないかと思います。愛理は色々考えて演じていたようですが、先週に比べると今日は格段に良かったです。先週はちょっと無理を感じさせる演技でしたが、今日は自然体?と思えるような演技。愛理は普段から動きとか面白い個性的な子なので、その独特の感性は舞台の仕事でも生かせるのではないか?そんな嬉しい予感を感じました。まずは発声から磨いていってほしいです。

 そして、主人公として他のメンバーよりも台詞の多かった舞美。前半は怒りっぽい女の子というキャラ全開で、まさに来夏様再び降臨という感じ。舞美はこういう役しか出来ないのかな?と心配になる訳ですが、後半の泣くシーンでは涙を流して演技している(後ろだと、誠に残念ながらよく見えない)そうだし、台詞によって声の出し方を変えていたり、キヨカは単なる来夏様の焼き直しキャラではなかったです。今日の最後の挨拶で「今日でキヨカを演じられなくなると思うと…」と言っていましたが、またどこかでキヨカと合いたいなと、自分も思いました。この作品の登場人物の数年後を描いた舞台とか、いかがでしょうか?今回の劇中の最後のシーンは半年後のメンバー達という描写でしたが、その続きを見たい終わり方でもありました。


 さて、物語が終わったあとのトークタイムです。先週は℃メンバーから一人代表で感想を語るというものでしたが、7人が一巡した月曜日からは、共演者の方が℃メンバー一人に質問をして、それを役に成りきって答えるというコーナーに変わりました。今日の一回目、質問者は作家先生を演じたあいざわ元気さん。劇中に使われた携帯の着信音とともにスクリーンにあいざわさんが映ると、場内は大歓声でした。あいざわさんの面白進行に期待が高まる場内。回答者は誰か?軽くフリートークをして場内を笑いに包んだあいざわさんが選んだのは愛理でした。
 劇中の最後のシーンで、愛理演じる彩音は家のお手伝いのアルバイトをしていて、庭そうじをしているという説明があります。あいざわさんは、庭そうじにかかる所要時間を訊ねました。
 愛理「本当は10分で出来るんですけど、私は一時間かかってしまします」
 あいざわさん「家の広さはどのくらいあるの?」
 愛理「東京ドーム103個分で、私の部屋は2.5個分です」(会場爆笑)。
 このようなやりとりを、あいざわさんが絶妙なツッコミを入れて笑わせ、さて次は歌のコーナーと思いきや、まだ話し足りないというあいざわさんは、「なんか、この中であいざわ元気の物真似をしている子がいるそうじゃない?」と、千聖を引っ張り出しました。客席の雰囲気に押されて早速実演タイム。あいざわさんが変な動きで横移動を見せ、それと同じ動きを千聖が披露しました。会場は大爆笑です。千聖オイシイ!そして、可愛い! 今日は千聖がMVPです。

 「乙女COCORO」、「涙の色」と歌った歌のコーナーは、コールなど叫ぶヲタもいなくて良い雰囲気でした。

 歌の後に再び出演者登場という展開でしたが、今日は最終日という事で、一人ずつ挨拶をする事になりました。℃メンバーの名前紹介で一人ずつ共演者の方々が挨拶していきます。皆さん、結構笑いも取っていました。
 先週観た時は夜公演という事もあってか、帰りに俳優さん達が出口で見送りに立ってくれまして、℃-uteヲタの皆さんからも温かい励ましを受けていました。俳優さん達は気さくで低姿勢な方達で、私も周りの℃-uteヲタさん達と同様に「お疲れ様でした」と声をかけたものでした。その時の姿と今日の挨拶での面白ぶりが、今回の舞台の良い思い出になりました。皆さんも℃-ute同様にお疲れさまでした。

 そして、共演者さん達による紹介で今度は℃-uteが一人ずつ挨拶です。最後に挨拶をして、感極まり涙を流した舞美の姿に温かい拍手が送られました。ストーリーに関しては賛否両論色々あり、前作「寝る子はキュート」のように観に行った人が皆余韻に取り憑かれたかのような状態にはなっていないような今回の作品ですが、今日の皆さんの挨拶と舞美の涙を見て、メンバーは大きな収穫を得る舞台だったのだろうなと感じました。先週の舞台より一回り成長したように見えた今日の舞台が、何よりもそれをよく表しているように思います。
 また来年もサンシャイン劇場で、℃-uteに合いたいと願い、会場を後にするのでした。
 ℃-uteの皆さん、共演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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矢島舞美写真館

2008-10-25 22:46:03 | ハロプロ(℃)

 先日、舞美が「UP to Boy」でグラビア連載始めると記事に書きましたが、早速発売日(10/23)にチェックしてきました。表紙から順番に見ていきましたが、中身はAKBの人とか載っていて「思いっきりアイドル雑誌な雰囲気」満点です。写真的には「BLT U-17」の方が好みだなと思いながら、舞美様のグラビアはまだか?とページをめくっていたら、
 「真野ちゃんキター!」
 真野ちゃんのグラビアも載っていました。真野ちゃんは、キャラ通りに清楚な雰囲気で写っています。これは、なかなか良い写真です。ようやく舞美写真に期待が持てました。いやあ、AKBの人達の写真はいかにもな感じのグラビアだったので、ちょっと心配になっていたのです。

 そんな心配は結局どこへやらでした。何故なら、第一回目の今回から「やってくれたなUTB!」とスタンディングオベーションをしたくなる内容だったのです。
 こんな感じです。

 
 こんな事を書くと、AKBの人達には失礼になるかもしれませんが、急に雑誌の雰囲気が変わりました。舞美のページだけ浮いているとも言えます。勿論、良い意味で。
 素晴らしい!UTBさんGJです! 他の写真も載せたいのですが、営業妨害に繋がりそうなので一枚にとどめておきます。一枚でもヤバイかもしれませんが、雑誌の宣伝という事でスイマセン。
 正直言うと、舞美がちょっとオシャレして写っている程度の内容だろうと、油断をしていました。アイドルグラビア雑誌を甘く見ている訳ではありませんが、雑誌の読者ニーズを考えたら、舞美の可愛い写真が載っていれば、それで充分というものだろうと思っていたのです。
 ところが、連載第一回目からコレです。タイトルに「写真館」と付けているだけの事はあります。次回以降も楽しみになってきました。

 それで、写真の細かい感想は?と言うと、上の画像を載せた以上は文章であれこれ書くのが難しいという事で、写真を見てくれ!と言うほかないです。写真を見てください(苦笑)。

 それは、それで大満足だったのですが、舞美の事でひとつ心配ゴトがあります。今週に入って、東京ニュース通信社さん発行の「Berryz工房&℃-ute合同コンサート写真集」の応募者全員プレゼントのブックレットが届いているみたいなのですが、申し込んだ筈の矢島舞美ステージ写真ブックレットがまだ届かないのです。同時に申し込んだ中島早貴ツアー絵日記は届いたのですが。
 ネットで他のメンバーのステージ写真ブックレット画像をいくつか見ましたが、とても躍動感に溢れた良い出来でした。早く舞美のが見たいです。舞美は応募者が多くて遅れているのでしょうか?いや、そんな事はないみたいです。ネットで愛理のブックレット画像を見ましたから。愛理が届いていて舞美はまだなのはオカシイ。ちなみに、愛理ブックレットもとても欲しくなる出来でした。
 なっきぃの絵日記も、ほのぼのしていていかにも「なっきぃ」だなという味がありました。得意の「みかん君」も書いていました。表紙はこんな感じです。


 字が小さくて可愛いのは、本人のキャラが出ていて味わいがあります。

 話が少し逸れましたが、「矢島舞美写真館」は好スタートという感じです。次号以降も楽しみになりました。やがて、掲載写真をベースにして写真集が出るかも知れませんね。それも期待しておきます。

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昔の曲を振り返ってみよう ~「恋ING」の巻~

2008-10-24 21:54:47 | ハロプロ(娘。)

 今日はこれといったハロプロネタがないので、昔のハロプロ曲を語るエッセイでも書こうと思います。ネタがない時は今後も時々、昔のハロプロ曲を語る記事を書こうと考えています。

 そんな訳で、どの曲にしようかと考えて、今の季節にふさわしく秋に発売された曲にしました。五年前の秋にMDに録音してよく聴いていた曲です。「恋ING」。

 恋ING ~モーニング娘。2004夏秋ツアーより(ハーフサイズ)~


 最近、愛ちゃんに対する風当たりが強まっています。ハロモニ@が終わり、モーニング娘。をTVで見かける機会がますます減少。この前ふと気がつきましたが、うたばんにも呼ばれなくなってしまいました。ミュージックステーションは、よっすぃ~卒業前だった「悲しみトワイライト」を最期に、それ以来出演していません。HEY×3に至っては、最期がいつか忘れました。
 そんな厳しい状況下でありながら、愛ちゃんだけはドラマ主演が決まった。他のメンバーのヲタはガッカリです。風当たりが強いのは仕方ない?かも。

 この「恋ING」も、愛ちゃんはメインボーカルを任されています。まだ、なっちがいた時代に、愛ちゃんをメインに抜擢です。そういえばこの頃、ミニモニ。が路線変更してカッコイイ系で勝負してきましたが、これも明らかに愛ちゃんに合わせた路線変更でした。
 それでも当時は今ほど荒れずに、ヲタの間では高橋愛メインな事より「恋ING」の曲の良さが話題になりました。
 歌詞は相変わらずのつんく的世界で、「パンが一つなら分け分けね~」なんていう、響き重視な言葉のはめ方をしていたりしますが、恋愛に臆病になっていた子が「訪れた幸せ」をささやかに噛み締めているという描写が、アレンジャーの作り出した優しい音色とシンクロして、良い感じの仕上がりになりました。

 これは憶測でしかありませんが、愛ちゃんはこの頃に歌詞の女の子と同じ心境にあったのではないでしょうか?自然体で力みなく、でも力強く迫ってくるボーカル。たくさんの高橋愛ボーカルワークスの中で、この曲がベストではないかと私は思います。

 この曲はメインボーカルというか、センターボーカルが三人います。高橋愛 亀井絵里 藤本美貴です。CDだと亀ちゃんの出番はそれほど長くなく、その後に歌うミキティの強いボーカルに持っていかれている感さえあるのですが、コンサートで亀ちゃんメインで歌ったバージョンは、力みがうまく抜けていて良かったです。CDだと、「腕落ちたぞ、なんて」の「なんて~」が「なんてえ~」になっているのが気になっていたのです。声の伸ばし方がまだ掴めていなかった時期なのでしょうね。

恋 ING (ほとんど亀ちゃんバージョン) ~2006秋ツアーより~

 メインボーカルは三人ですが、サビの部分は全員でユニゾンになります。このユニゾンが、サビに力強さを与えるスパイスになっていて、曲の最後にユニゾンから突然に愛ちゃんソロパートになる流れに躍動感のようなものを与えています。
 最後の愛ちゃんの「恋愛進行形~」という部分が実にドラマチックな終わり方です。気持ちも入っている感じです。

 娘。ヲタの間でも評判が良かったこの曲。でも、あくまでもシングル「GO GIRL~恋のヴィクトリー~」のC/W曲。
 確かに良い曲ではあるけれど、シングルとしては弱いのかもしれません。曲が良いだけでは駄目である。何やら、その後のモーニング娘。を暗示しているようにも思えます。熱狂的応援をするヲタだって、いつまでも「恋愛進行形」な気持ちで居続けるのは大変なのかもしれません。


 恋ING / モーニング娘。
作詞・作曲:つんく/編曲:鈴木Daichi秀行
収録盤:モーニング娘。「Go Girl ~恋のヴィクトリー~」2003.11.06 (初回盤)EPCE-5237 (通常盤)EPCE-5238

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久住小春先生

2008-10-23 20:26:16 | ハロプロ(娘。)
 新番組「よろセン」が始まって三週目に突入しました。一回目を見た時は「これはツマラン」と思い、そのように記事も書きましたが、先週放送の分は小春が先生役でなかなか面白かったです。いや、別に(一週目の先生役の)れいながツマンネと言いたい訳ではありません(苦笑)。
 先週の話だから先週に記事を書くべきでしたが、タイミングを逸したので今日書こうと思います。

 小春先生の授業テーマは「相撲」でした。先生は何故かジャージの下に相撲の決まり手の書かれたTシャツを着ています。しかも、毎回違う技のTシャツを着ていました。


 小春先生、ちょっと得意げです(笑)。画像には映っていませんが、メンバーはちょっと呆れています(苦笑)。
 面白いのは、テーマに沿って講釈をしていく小春先生がオーバーアクションな事。おはスタで月島きらりとして出演している時などもそうですが、身振り手振りが大きいです。そんなオーバーな動きがコミカルでマンガチックで楽しい。声も相変わらず甲高いアニメ声。背が高い子は声が低くなる傾向がありますが、小春は高いですね。しかも、誰よりも高い。
 オーバーな動きと甲高い声の効果で、話している内容がとても大きい話に思える。この大げさに見える錯覚、小春はプレゼン名人?通販番組に出演したらハマリそうではないですか?ジャパネットた○たの社長と共演希望。

 そんなプレゼン名人な小春先生には、好きな決まり手があるのだそうです。それを説明するのに実験台が必要との事で、いきなり実験台にリンリンを指名。この選択も絶妙です。番組的に今一つ目立っていなかったリンリンにスポットライトが当たります。小春先生は気配りも上手なようです。
 しかし、その気配りを受けたリンリンは天国から一転して地獄に突き落とされます。なぜならば、こんな仕打ちを受けてしまうハメになったからです。


 リンリンの表情が必死過ぎて大変な事になっています。バラエティ番組的には、これはオイシイという事になるのでしょうか?

 こんな調子で久住小春先生の放送分は面白く観られました。オーバーアクションで、人選にもしたたかで、小春のキャラはやっぱりミラクルですね。

 今月上旬、携帯サイト「ポケットモーニング娘。」の℃-uteの「携帯小説家」メルマガサービスに登録する際に、小春のメルマガにも登録しました。色々、噂は聞いていましたが小春のメール文章はテンション高く、その割には添付画像は割と地味めというアンバランスで、毎日楽しませてもらっています。毎日! そうなのです。このメルマガ、ほぼ毎日届くのです。先日なんて、一日に四通も届きました。その日は、名古屋で公開放送の仕事があったらしいのですが、それでテンション上がって四回も書いたのかなと思いきや、名古屋で食べた「うどん」が美味しかったのでテンション上がったっぽい感じでした。
 届くメールの内容に食べ物の話題が多いのは、そういうお年頃なので納得ですが、毎回テンション高いのは「いかにも小春」らしくもあり、毎日届くのが楽しみになりつつあります。あれは本人ではなく、中の人「こっさん」(小春役の事務所のおっさん)が書いているとか、夢がない事を言う人もいますが、そんな事を言うのはNGです。と言いつつも、たまに文章のテンションに無理を感じる時はありますが、あれが「こっさん」が書いた回なのでしょうか。

 そんなハイテンションガール久住小春を、もっと他にもテレビで観たいと思った「よろセン」第二週目でした。


 ※ 訂正です。昨日の記事で舞美のグラビア連載を「矢島舞日写真館」と書いてしまいましたが、「矢島舞美写真館」の間違いでした。訂正しておきます。ちなみに、今日その記事を本屋で見てきました(別名、立ち読みとも言う)。舞美の美しさにやられる写真でした。真野ちゃんのグラビアも載っていました。
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℃-uteやBerryz工房やBuono!の話題が増えてきた?

2008-10-22 22:48:18 | ハロプロ(ベリ&℃)

 今回は情報を色々貼ってみようと思います。ちょっと手抜き?とか言われそうですが、新生ハロプロに向けて、ようやくベリキューメンバーにも動きが出て来たようなのです。これは喜ばしい事です。

 まずは、℃-uteのレギュラーラジオ番組「キューティー☆パラダイス」が始まります。11/5からスタートで、ラジオ日本にて毎週水曜日24:00~24:30。メインパーソナリティーは梅田えりか、鈴木愛理。
 他のメンバーが毎回週替わりでゲストに来るというのを希望します。どんな内容になるのかは、とても楽しみです。ラジオ日本さんありがとう!
http://www.helloproject.com/newslist/cute_0810222030.html

 レギュラーと言えば、舞美が月刊UP to boy」でグラビア連載をスタートするそうです。「矢島舞美写真館」というタイトルです。舞美は今年、℃-ute以外のCD発売と活動もやったりしていましたが、舞美の特性を考えたらグラビア展開はCD出すよりもハマリ役かもしれません。自分は舞美の歌声が大好きなのですが、℃ヲタ以外に舞美をアピールするとなると、グラビアとかビジュアル的なものが良いように感じます。勿論、歌が駄目だという意味ではないですよ…。
http://www.helloproject.com/newslist/cute_0810222033.html

 グラビアと言えば、来月発売の「BLT U-17」に、矢島舞美&徳永千奈美が掲載されます。千奈美も遂にソログラビア。写真集はまだでしょうか?
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3664191/s/

 話は現場の話題に変わります。ファンクラブのエグゼなんとか会員さんには、先行予約の特典があるようなのですが、その先行予約で来年のコンサートが二つ判明しました。一つはBuono!

Buono! LIVE 日本青年館公演
出演:Buono!
会場:日本青年館(東京) 

2月11日(水・祝)開場/開演:14:00/15:00 17:30/18:30 

2月14日(土)開場/開演:14:00/15:00 17:30/18:30

2月15日(日)開場/開演:13:00/14:00 16:30/17:30


 8月に行われたライブが好評だっただけに、遂にホールコンサート来たか!という感じですが、日本青年館では人気を考えるとちょっと手狭?チケット争奪戦が展開されそうな予感。
 そして、Berryz工房の春ツアー

Berryz工房コンサートツアー2009春 ~タイトル未定~
出演:Berryz工房
1
2月28日(土)ハーモニーホール座間 大ホール(神奈川)
開場/開演:17:00/18:00 13:00/14:00

3月1日(日)ハーモニーホール座間 大ホール(神奈川)
開場/開演:16:30/17:30

3月7日(土)東京厚生年金会館(東京)
開場/開演:14:00/15:00 17:30/18:30

3月8日(日)東京厚生年金会館(東京)
開場/開演:13:00/14:00 16:30/17:30

3月22日(日)愛知県勤労会館(愛知)
開場/開演:14:00/15:00 17:30/18:30

4月4日(土)千葉県文化会館(千葉)
開場/開演:14:00/15:00 17:30/18:30

4月5日(日)八王子市民会館(東京)
開場/開演:14:00/15:00 17:30/18:30


 関東の方ばかりです。これで終わりなのでしょうか?大阪がないんですけど。

 Buono!と言えば、新曲「ロッタラロッタラ」のジャケット写真も発表されています。


 ちょい派手路線なジャケット。たくさん並べられた三人の写真の表情、よく見ると違います。発売日は11/12です。

 ジャケットと言えば、℃-uteのツアーDVDのジャケットも発表されています。


 ツアータイトルのイメージから青っぽい雰囲気になるのを想像していましたが、なんとピンクです。派手ではありますが、リーダー舞美のイメージカラーでもあります。今年の夏の「忘れたくない夏」な思い出の一つは「通り雨」でしたが、その思い出をイメージして舞美の色というコンセプトでしょうか?(多分違う)

 ℃-uteは今、舞台週間ですが、前作「寝る子はキュート」の作・演出の塩田泰造さんのブログに℃-uteの写真が載っています。塩田さんが「携帯小説家」を観に訪れた時の楽屋写真だそうです。塩田さんは「携帯小説家」にどんな感想を持ったのか、気になるところです。
http://www.otomugi.com/diary01/su2_diary.cgi


 情報を羅列するだけでしたが、少しだけ長い記事になりました。それだけ、ベリキュー界隈も話題が増えてきたという事で、これは素直に嬉しい話です。これから、年末に向けて更に色々な場所で彼女達を見かける事になるかもしれません。

コメント (2)
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「携帯小説家」観劇レポート~ストーリー編~

2008-10-21 21:53:14 | ライブ!2008



 ℃-ute主演舞台「携帯小説家」レポート、今回はストーリーやメッセージなどに迫るストーリー編です。ネタバレあるので、これから観に行かれる方はまだ読まないでおいてください。
 この舞台は、前半は明るく楽しく、後半はシリアスという内容なので、レポートもそれに合わせて今回は真面目(前回記事はふざけて書いた訳ではないですよ)に行きます。

 まず、「携帯小説家」のあらすじを簡単に書きましょう。
 ℃-uteメンバー演じる七人の女の子は実は七人共同で執筆している携帯小説家で、話のストーリーを決めかねていた七人は、主人公キヨカ(舞美)が憧れている作家先生の家にアドバイスを受けに行きます。しかし、その作家先生には色々問題があり、ついにはアドバイスを貰う筈が説教を受けてしまうという展開になっていくのでした。
 話の流れ的には、前半はお笑い要素が詰まった明るい展開。℃-uteメンバーの各キャラ設定も、基本的にはこの前半のお笑いタイムのためにあるのでは?と思えるほど。って言うか多分そうです(苦笑)。
 作家先生の家を訪れた辺りから話はシリアスになります。先生が℃-ute達が書こうとしているのが「携帯小説」と知ってからの説教シーンでは、ほとんど℃-uteメンバーの台詞はありません。
 そのため、前半は良かったけれど後半はつまらなかったという意見も聞きます。でも私的には、後半こそが見所に思えたのですが。

 見所の一つが説教の後の舞美が泣くシーンですが、そこに至るまでに℃-uteメンバーが作家先生に反論するなどの℃-uteメンバーの台詞があれば、また違った印象になったのでしょうか?
 でも、この説教シーンには色々なメッセージが込められていました。それは、インターネットや携帯やmixiなどに対する批判。人が便利さと引き替えに失ってしまったものがあるのではないか?という現代情報社会への警笛。
 私なんぞも、こうしてそのようなメッセージの込められた舞台の感想をインターネットを使って、多数の方々へ公開してる身。更に、掲示板に書き込みもしたりしています。ああ、便利な世の中になったなと思います。しかし、この舞台でも作家先生の住所と電話番号がネット上に晒されたり、噂を書かれたりするシーンがありましたが、便利で手軽な分だけ、人を喜ばせるのも、悲しませるのも、傷つけるのも簡単です。携帯から打ったちょっとした言葉が、ある人の人生を狂わせてしまうような事だって起こりえる。

 便利とか手軽だけが正解ではない。むしろ、手軽さゆえに凶器にだってなるのだ。というメッセージを、まあ確かにそうだなと心で頷きながら舞台を観ていました。そして、ふと気がつきました。
 作家先生が「携帯小説家はプロではない」と℃-ute達を突き放すシーン。手軽に誰もが書ける携帯小説。手軽さがあるから、読み手にも親しみやすいけれど、そこには本当の意味でのクリエイターとしての覚悟みたいなものは果たして存在しているのだろうか? 私も日頃感じていた部分です。
 そのやりとりを観ていて、タイトルにまでなっている「携帯小説家」というのは文字通りの意味だけではなく、「携帯小説家=アイドル」そして「携帯小説家=℃-ute」という意味を重ねているのではないか?と思ったのです。
 ℃-uteは勿論プロだし、アイドルのプロとして日々頑張っています。しかし、作り手側は「そこに満足しているだけでは駄目。更に高い目標を目指せ」という、℃-uteへの叱咤激励のメッセージを作家先生の説教に込めたのではないかと思いました。
 帰宅してから開いて読んだパンフレットの中でも、作・演出の太田善也さんの寄せた文に「携帯小説家の多くはプロを目指していない」と冒頭に書かれていました。

 まだ上演期間なのにエンディングの事を敢えて書いてしまいますが、最後にキヨカが小説家を目指すというシーンがあります。文章はペンではなく、慣れた携帯で書いているのだというオチも付きますが、私はこの「キヨカは小説家になる」というエンディングに、「℃-uteは単なるアイドルに終わらず、色んな事に挑戦してレベルアップしていく」というイメージを重ねました。それは太田さんの願いなのではないかと。そう思えたら、ヲタに地味で説教くさいと言われている物語後半が非常に印象深くなっていくのでした。

 アイドルの舞台は、アイドルを輝かせて楽しく面白ければ、それで良いのだ。そんな意見もわかります。前半はまさにそんな展開でした。だからこそ、後半に「アイドル」というものに対するメッセージが含まれているから、前半はストーリーに直接関係ないような、お笑いドタバタ劇にして℃-ute演じる各人のキャラを個性的に設定して楽しませてくれたのではないか?そう思います。


 そんな感じで、演者の皆さんが演技から発したメッセージの解釈を書いてみました。正解ではないかもしれないし、解釈は観た人によって違うものになるのが舞台の良いところ。
 これから観に行く人は勿論、観に行けないけどDVDで楽しもうと思っている人にも、いろんな解釈をしながら観る事が出来る作品ではないかと思います。

コメント (4)
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