フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

楽曲のジャンルは色々あった方がいい

2022-04-30 23:27:13 | ハロプロ(ビヨ)

 更新頻度が落ちている感じがしますが、ネタがない訳ではありません。ビヨーンズ武道館があったではないか。何故それを取り上げないと思われそうですが、理由は簡単です。ハイ。観ていないからです。ソフト化の際、新線な気持ちで楽しみたいのでセットリストも把握しておりません。
 でも、評判は聞こえてくる。「素晴らしかった」「ダイジェストメドレーがナイスアイデア」「センターステージでみんなに見せ場があった」「12人全員輝いていた」などなど…。そうです。ビヨーンズは特定のヒロインがいない。みんなが主役。みんながヒロイン。みんなが名脇役。その時々で主役と脇役が巧みにチェンジし、誰を推していても楽しい。それがビヨーンズのステージなのです。
 多分、ビヨーンズが好きというヲタの皆さんは箱推しではないでしょうか。一推しはいるし、一推しに迫るくらい好きなメンバーもいるけど、でもみんな好きだ。そんなスタンス。私もそうです。
 もっといえば、ハロプロでここまで心から箱推しできるグループは過去にはなかった。
 実は今のアンジュルムも結構箱推しなのですが(アンジュルムはそこまで決まった一推しがいないので、個人的に箱推し度は高い)、ビヨーンズは箱推し前提の上で、一推しがある。そんな感じです。
 メンバーの個性の良さもあるけれど、グループとしての一体感の良さも箱推ししたくなる理由ですね。その一体感に心が引っ張られて、気づけば箱推しにさせられていた。そんな人もいるのでは。

 私がビヨーンズで良いなと思う点がもうひとつある。それは楽曲です。
 ビヨーンズの曲が苦手というハロヲタもそれなりにいるようですが、私は楽曲こそがビヨーンズを支えてきた活力で、武道館チケット難民が続出するほど人気が上がってきた要因だと思っています。つまりが、他のグループとの差別化に成功しているのが楽曲なのです。
 ちょっと引いた角度で今のハロプロを見てみると、音楽面でのビヨーンズ以外のグループ個性については大同小異だなと思っています。他のグループとは一味違う楽曲を披露していたこぶしファクトリーやカントリー・ガールズが解散(と表現します)してしまった今、ビヨーンズ以外のグループが基本「かっこよくて可愛いシリアス路線」を貫いているのは曲の良さはともかく、差別化を図るという点に於いては疑問です。
 ただし、これは新規ファンを掴むために大切な要素としてであって、もうハロプロを応援している人にとってはそれほど気にならない問題かと思われます。
 たとえばこんな感じ。
 ハロプロに気になるメンバーがいる! となった人が、そのメンバーを入口にハロプロに興味を持ってくれた時、他のグループに目を向けた際に「違い」を見出せなければ入口となったグループから広がらないと思う訳です。
 別にそれでいいと思うのは一般論で、実はハロプロという組織では「好き度が深まるにつれてハロプロの他のグループも気になってくる」傾向があります。つまり、コアなファン(お金を使ってくれるファンと言い換えてもいい)を育てるには他のグループも気になる売り方がは大事なのではと感じています。
 音楽面で違いを明確に出せれば、その違いに惹かれた人を取り込めるのではと思うのです。

 まあ、そんなプロデュース論よりも、もっとシンプルに言えば「グループごとに、いろんなジャンルに分かれていた方が面白い」し、その方が新曲が出た時に推しグループ以外も楽しめる。いろんな作家が楽曲提供している現在だからこそ、いろんなジャンルに分かれていた方がいい。そう思うのです。
 ハロプロが全てビヨーンズみたいなグループになったら、それは少し嫌ですが、メンバー毎の個性だけでなく、グループ毎にも楽曲に個性が欲しい。そういう願いです。
 そんなことを考えていたら、アンジュルムの新曲がとても良かったので、これはまた別の機会に触れてみたいと思います。


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