つんく♂ ℃アルバムへのコメント
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つんくPは℃-uteの歌唱、ダンス、チームワークを高評価しているようで、そんな℃-uteに思い入れを強く込めて作ったのか、今回の℃-uteのアルバムはハロプロの作品としては、ちょっと様相が違っているような空気が漂っています。それは何かと言うと、アルバム曲に恋愛ソングよりも、夢とか未来を歌ったものが多い事です。
このブログで以前に、恋愛ソングばかりではなく色んなテーマの曲を歌ってほしいと書きました。それは、巷に溢れるJ-POPナンバーがクドイくらい恋愛ソングばかりなのだから、ハロプロは我が道を行くような感じで、幅広いテーマを取り上げていってほしいという気持ちから書いた記事でした。
十代の女の子が抱える不安や悩み、そして喜び。それを歌詞にして歌い、カッコ良く踊る。それをTVなどでうまく伝えていければ、ハロプロはまだまだファンが増えるかもしれない。そんな期待をしてしまいます。
そのためには、男性であるつんくPよりも女性作家の方を起用した方が、より聴く側に伝わりやすいと思います。つんくPはプロデューサーの立場として、作家さんに「こんなテーマで書いてほしい」と伝える側に回る。そんな感じです。
勿論、つんくさんが今まで書いた作品の中には、歌詞が良かった曲がいくつもありましたので、「作詞・つんく♂」を否定する訳ではありません。でも、ほとんどの曲を手掛けるというやり方は再考してもいいのでは?と思うのです。
いっそメンバーが作詞すれば?という意見もネットで見かけました。でも、これは難しいと思います。作詞というものは誰でも出来そうなもの故に、センスの良さが要求されるものです。写真は誰でも撮れるような手軽なものであるけれど、人の心に響くような写真は誰でも撮れる訳ではない事に似ています。
今回の℃-uteアルバムでつんくPが書いた歌詞は、℃-ute達へのメッセージも込められているような詞がいくつか見受けられます。そして、その歌詞を℃-uteがファンにメッセージとして伝えていく素晴らしき伝言リレーになったような気がします。
それが出来るのも、つんくPが℃-uteメンバーをずっと見てきたプロデューサーであるから。そして、メッセージソングであるから。やっぱり、恋愛ソングじゃない歌を歌うのは有意義な事でした。そして、メンバーをよくわかっているつんくPの作詞は正解なのでした。…って、あれっ結論が変わってしまったような?
では、こういう事にしましょう。「マンネリ防止のためにも、作詞は色んな人に書いてもらいたい」そう、力を込めて結論とします。