ドリームモーニング娘。の事でもう少し私の考えを書いてみます。普通に書くとキツめな意見に受け取られかねないかもしれないので、質問形式で答えていきます。質問の内容は掲示板やTwitterなどネットで見かけてきた意見を元にしています。
Q ドリームモーニング娘。という名前に「モーニング娘。」が入っている事への抵抗感は?
A ファンでない人に説明するためにも必要かと思う。「かつてのモーニング娘。」をリバイバルするという形をわかりやすく提示するためにも。
Q 今何故このようなユニットを今作る必要があるのか?
A それこそが一番色々語れる部分だけれど、簡単に言えば「まだハロプロは健在」である事を世間に向けて発信するため。エモーショナルな言い方をすれば「AKBに対してのカード」。
本当は現在のハロプロメンバーだけでそれが出来れば良いのだけれど、それは無理なのは当事者が一番理解していると思う。芸能ニュースとして、9期オーディションより高橋愛ちゃん卒業のニュースが大きく、その高橋愛ちゃん卒業よりこのドリ娘。のニュースの方が大きい。それはそのままイコールで世間の興味度の順番と比例している。悔しくもあるが、今のハロプロを認知してもらうためには知名度の高い存在を利用、利用という言葉は良くないけど、力を借りるかな。そういうやり方をしなくてはいけない状況。世間はハロプロにはまだ娘。OGあややが在籍していると思っているのだから。
Q モーニング娘。を脱退したメンバーがモーニング娘。を名乗るユニットに居る事は許されるのか?
ぶっちゃけ、つんくPが良いよと言えばOKですよね。我々がとやかく言っても、結局はこれは当事者の問題。
A 私は以前、代々木体育館でのハロコンで矢口さんにブーイングを送った事があります。モーニング娘。が吉澤さんがリーダーだった時代です。その頃は正式な謝罪を見ていませんでしたので、モーニング娘。と同じステージに立つなら筋を通してからにしてほしいと思っていたからです。
現在の状況としては、テレビではありましたがメンバーに謝罪してるし、実は脱退後に中澤さんが本人連れて楽屋に謝りに行かせたという話を公に発表されているので、ちょっと以前とは変わった。後は各人の応援スタンス上の問題。許せない人はまだ許せないだろうし。
でも貢献度という事で言えば、ミキティは微妙ですが(苦笑)、矢口さんはモーニング娘。の歴史上多大な貢献をしているメンバーの一人には違いない。苦しい時期を頑張ってきたプラチナ9達の功績は色褪せませんが、世間に向けた功績は矢口さんは大きい。それを考えたら今回のユニットの目的を考えても外せないメンバーなのではないかとも思う。
Q ドリームモーニング娘。が本格始動したら現在のモーニング娘。の扱いが悪くなるのではないか?
A マスコミへの登場は断然ドリ娘。が多くなるのは仕方がない。世間がどちらを求めるかの問題だから。
現メンがバラエティでは力を発揮できないのは今までの出演経験で明らか。活躍出来そうなメンバーは卒業してしまったので、さゆの孤軍奮闘になってしまう。
ならば、ドリ娘。とセットでいいから歌番組に出る事を目指すべき。歌だけで良い。その歌とダンスが現在のモーニング娘。のセールスポイントなのだから。たった三分でも本当に良いものなら見ている人に伝わる筈。2009年にOGとセットで歌番組に出た事で現在のモーニング娘。を知ってファンになった人がそれなりにいて、それが最近の新規増加に繋がっている。
つまり事務所はそれを更に発展させる形で、ハロプロを注目してもらうためのドリ娘。結成を決めたのではないだろうか?楽観論かもしれないが。
Q 今更OGが組んだって何も生み出せないのでは?
これは単なる懐古ではないのは今言ってきたように宣伝と、あとはハロプロの未来にちゃんと歌手もある事を示したいからではないか?ハロプロを卒業してもバラエティタレントか舞台女優しかないのでは、ハロプロの子達が未来に夢が描けないではないかと思うが。
この問題はまだまだ語り尽くせないので、随時思った事を書いていきたいと思います。
公式サイト
http://www.dream-morningmusume.com/
それはともかく、ドリーム娘。の活動、個人的には楽しみです。4/20に発売されるというアルバムはどんな内容なのか?二枚組だからモーニング娘。ナンバーを集めたディスクと新曲を集めたディスクとなるのでしょうか。同時期に始まるコンサートツアーでもおそらく昔のモーニング娘。ナンバーを歌うと思いますが、定番シングル以外では何を歌うのか注目しています。
いや、本音は定番シングルはほどほどにしてもらって、アルバム曲とか聴きたい観たい。「ウソつきあんた」、「パパに似ている彼」、「恋の始発列車」、「愛車ローンで」、「…好きだよ」、「DANCEするのだ」、「電車の二人」、「春の歌」あたりを観たい。カップリングだと「例えば」とか「通学列車」が観たいです。
勿論メンバーの体力を考慮してコンサートではソロナンバーも歌われると思います。ミキティのアノ曲来るかな?来るだろう。来てください。
ソロと言えば、飯田さんの地中海なナンバーとかも聴けそうだし、個人的には矢口さんのアレを聴いてみたい。「青春 僕」じゃないですよ(苦笑)。タンポポのアルバムに入っているアレです。
アレ
http://www.youtube.com/watch?v=9GFOGw3-B3U
ただ残念なのは、後藤真希さんや加護亜依さんがここに居ない事。事務所が違うから無理なのは承知していますが、いつかスペシャル的にステージに上げてもらいたいなと願っています。やっぱり「LOVEマシーン」は後藤さんが居ないと物足りない。出来れば彩っぺも居てほしいけど。
以前から、モーニング娘。の黄金期メンバーで集まってCDを出したり、コンサートやってみたりしたら面白いのではないか?と思ってきました。音楽番組で集まるより、やはりステージを観たい。昔と同じようには動けなくても、昔より楽しいトークが出来て、歌の表現力が上がっている今なら、単なる懐古だけではないステージを見せられる筈。そう、やるからには「懐かしさ」で終わらず、新たな新ユニットという意味合いで現在で勝負してほしいのです。
売上で現娘。を抜いたってよし。ドリーム娘。には負けられないと、現娘。も自分達の持ち味を出して頑張る相乗効果を期待。
ユニット乱発は顧客の喰い合いになるから慎重でなくてはいけないけれど、出し惜しみし過ぎてもいけない。マスコミも話題にしてくれている事だし、ドリーム娘。でモベキマスもモチベーションアップするなら良い事です。あっ、ドリーム娘。が本格始動する頃はモベキマスキになっているんでした(苦笑)。春から話題満載です。
でも、このユニットが出て来る事で現在のハロプロには本当に影響はないのか? そして、ドリームモーニング娘。を今作る意義は? そのあたりはまた改めて書きたいと思います。
主任の机のノートパソコンが開いたままになっている。さっきまで何か熱心に打っていた。少し気になったので覗いてみる事にした。
画面はワードでもエクセルでもパワーポイントでもない画面だった。よく見るとインターネットの画面で、ブログの作成画面らしい。私は画面をスクロールさせて上にカーソルを持ってきて、主任が書いた記事を読み始めた。早くしないと主任は帰ってくる。ドキドキしながら読み始める。
エントリー(記事)のタイトルは「真野恵里菜に想いを重ねて」とある。真野恵里菜って誰だろう?なんか聞いた事がある名前だ。AKBではなかったような気がする。
「真野恵里菜に想いを重ねて」
吉川友が遂にソロデビューする。しかも強力な売り出し方で。ハロプロヲタとしては明るいニュースを喜ぶべきなんだろうが、俺はマノフレとして複雑な気持ちでいっぱいだ。ハロプロに新たなソロアイドルが生まれる。真野ちゃんはどうなってしまうんだろうか?
真野ちゃんだって今まで散々推されて良い思いをしてきただろうと言うヲタもいるだろう。自分の推しメンがなかなかソロ活動させてもらえなかったりするような場合は、確かに今までの真野ちゃんは嫉妬の対象だっただろう。だけど今後は違う。
俺は真野ちゃんの顔が好みであるのは確かだが、それ以上に彼女の仕事に対する前向きな姿勢が好きだ。仕事に真面目な子が好きなんだ。
エッグからステップアップしてデビューを飾った真野ちゃんを見て、俺も地道に頑張らなきゃと思えるんだ。俺は大した学校出てないし仕事もバリバリこなしている訳ではないけど、不器用なりに日々を生きてるのさ。恋愛だってそうだ。彼女はいないけどヤケにならず、人に誠実でありたいと思っている。
そういう気持ちになるのも、真野ちゃんの頑張りに自分の姿を重ねているんだと思う。だからこそ、これからの真野ちゃんが不安だ。例えるなら今回の件は、ずっと片想いをしてきた子を、一緒に頑張ってきた同僚に取られたような気持ちだ。吉川は嫌いじゃないが、これからの真野ちゃんが心配。
主任ってアイドルオタクなんだ?読み終わった私は軽く動揺している。主任はもうオッサンな年齢。確かに独身だけど、まさかアイドルオタクだとは。
ところどころ、意味不明な単語もあったけど、主任が真野恵里菜ってアイドルを大好きなのはわかった。いいなあ、主任にこんなに好きだと思われて。真野ちゃんって子はどんな顔をしているんだろう?
そういえば会社の飲み会で主任と好みの顔について話をした事があったなあ。主任は「えりか君はコアラ顔だね」と私に言ってくれたっけ。
その時だったドアの向こうに足音が聞こえてきた。私は慌てて自分の席に戻った。
主任はオリジン弁当の袋と一緒にCDショップの袋を持っていた。そのCDショップの袋を慌てて鞄にしまい席に着いた。
席に着いた主任はノートパソコンを開いたまま出かけた事に気づいて、「しまった」という顔をしている。その瞬間私もしまったという顔になる。画面を慌ててスクロールさせて、また上に上げたまま席を離れた事に気づいたのだ。
何とも言えない沈黙が流れる。何故か私の頭の中では「メイビー、メイビー、言い訳メイビー」というフレーズがリフレインされていた。
「吉川友 記者会見の日」
でした。何が発表されるかは大体予想ついてましたが、やはり予想どおり「ソロデビュー」でした。そのニュースの内容を聞いて私は少々興奮しております。まずはこのニュースサイトの記事を読んでみてください。
公式サイト
http://www.helloproject.com/news/1101261530_hello.html
ニュース記事(オリコンスタイル)
http://www.oricon.co.jp/news/music/84248/full/
私が驚いているのはレコード会社がユニバーサルミュージックだという事。ゼティマでもハチャマでもピッコロタウンでもない、大手レコード会社のユニバーサルミュージック。上に挙げたハロプロのレーベルは事務所が大手レコード会社内に立ち上げたレーベルで、いわばUFA用レーベル。そこからハロプロを発売する事によって様々なメリットがあるのだろうけれど、そういう身内囲い込み運営をしていると、そことは無関係な所からヒンシュクを買って叩かれる要素を作る事になります。新曲発売日に強力なライバルをぶつけられたり。
ジャニーズが各グループ毎にうまくレコード会社を分散させているように、AKBも分散させています。ユニバーサルミュージックにはSDN48が所属しています。ハロプロもそういうやり方にうまく移行出来ないものかと思っていました。
その希望が実現となったのが吉川友。ユニバーサルというと思い出されるのが、ももいろクローバーのメジャーデビューシングル「行くぜっ!怪盗少女」。ももクロちゃんはユニバーサルからはこの一枚しかシングルを出さずに、キングレコードのスターチャイルドレーベルに移籍したのですが、今度は変わってキッカがユニバーサル発の女性アイドルとして活躍していくのかと思うと感無量。
そのももクロちゃんの所属事務所はスターダストプロモーション。なんとキッカはGWにドキュメント映画で主演デビューも果たすそうですが、その映画監督がなんとスターダストプロモーションの方。ハロプロがスターダストと組んだというのも驚き。
今までは作詞作曲は身内。発売元も身内レーベル。舞台も身内か、身内に近い関係者が制作に関わったものが多かったハロプロ。Buono!や真野ちゃんあたりから少しずつ外部との関わりを作り出して来ていましたが、この開国路線ともいうべき路線がいよいよ今年は本格化しそうな気配です。
昨夏のアイドルフェスへのスマイレージ出演、そのステージでAKB陣営であるSKE48との競演がありましたが、こういう外と関わりあう活動が今後も増える事を願います。
そしてキッカの売り出し方は、今までのハロプロ式とは違うやり方になりそうな事も支持いたします。吉川友ソロデビュー。とても楽しみになってきました。
AKBが売り込みに力を入れ始めてきた時、これは女性アイドル界が活気づくかもしれないという期待をしていました。実際、AKBからこのジャンルに飛び込んできた高校生~大学生くらいの年代のファンが他のアイドル現場にも進出を始めている。AKBファンの全体数からしたら進出しているファンは1割に満たないのかもしれないけれど、とにかくモーニング娘。の現場には高校生くらいの男女が増えた。ベテランアイドルヲタの桃源郷みたいな場だったアイドリング!!!も個別握手を始めたあたりからメンバーと同年代の男の子が増え、少しずつ女の子ファンも現れ始めている。
いい事ではないかと多くの人は言うと思いますが、その背景には握手会などを通じてアイドルが身近な存在になってきているのが大きい。そもそもAKB自体が「クラスで上位の可愛い子ではない子を集めた」アイドルで、その子達が握手会などでファンと親密な対応の握手を行なう事がセールスポイントのひとつでした。そういうサービスを他のアイドルも意識し始めた結果、「AKB以外も面白いんじゃね?」と人が動き出す。
AKBが売れたのは大手事務所連合による組織的な宣伝戦略によるものが大きく、単独事務所のアイドルが真似をしても仕方がないのだけれど、一番売れているものが時代のスタンダードを作るのは商売の常識。追随する他のアイドル達も握手会に力を入れて、ファンに近いアイドルをアピールしていきます。
ハロプロでさえ握手は高速だけれど、シングルを出すと握手会やファンと触れ合うイベントを行なうのが定番になってしまいました。数年前はモーニング娘。は握手会をやっていなくて、メンバーと握手がしたければハワイツアーに行くしかなかったのですが。
でも果たして「握手会などを通じてファンに対して身近な存在である事」はアイドルの必須条件なのでしょうか?
ももクロの所属事務所であるスターダストプロモーションがやっている事は基本的にはAKB商法です。CD一枚からでも握手出来ますが、たくさん買えばもっと濃厚なサービスが受けられます。そういうやり方。
我々ヲタは握手会に喜んで参加している負い目があるから、なかなか「握手会の弊害」を冷静に批判出来ず、そこから目を背けがち。大の大人が資金力にものを言わせて対象商品を大量買いして、その目的が中高生の女の子と会話しながら握手をするという行為である事は、一応合法ではあるけれど人に言えない恥ずかしい事をしているという自覚は持つべきではないか?そう思っています。
そういう認識が当たり前になっていかないと握手会商法というものはますますエスカレートしていき、アイドル達は「CDを売る仕事のため」に存在しているかのようになってしまいます。
そもそも、握手をするための対象商品として同じCDを何枚も買わせるというやり方もおかしい。買う側が複数買いをする事を前提としているのなら、極力同じ物を買わなくて済むよう、違う物を用意するのがサービスだと思うのです。何もCDでなくてもいい。トレカでも、複数種類ある生写真セットでもいい。むしろそういう商品の方が事務所的には儲けが出るはず。ただ、レコード会社にも儲けを与えなくてはいけないから、そこはメンバーのメッセージCDを8cmCDとかでもいいから作り、それを複数種類用意して販売してもいい。
「歌を売りたい」のなら握手会に頼らないで、大手事務所で協力しあってアイドル音楽番組でも作って歌を知ってもらうなど「音楽の売り込み」をするべきです。
無理をしてまでCDを人気の実数以上に大量に売り、その売上を「これがウチの人気です」と言っているのが、AKB、ハロプロ、アイドリング!!!、ももいろクローバー、などなどほぼ全ての現在の女性アイドルの姿。そんな数字になんの意味があるのでしょうか?あるとすれば運営サイドの販売能力の高さ。必死なコアヲタの数。そんな数字に振り回せるマスコミや企業は、本気で振り回されているのでしょうか?振り回されているフリをしているのでしょうか?
CDの売上枚数が人気のバロメーターという時代は、握手会商法によって過去のものになりつつあります。世間はもはやシングルチャートなどというものに注目などしていない。そんな旧態化したデータシステムに振り回されて、文字通り作られた人気を作るためにアイドルが犠牲になっていく売り方は、そろそろ見直す時なのではないかとも思うのです。
勿論、これは特定のアイドルに対する批判ではなく、全体に対してです。そんな現在に生きるアイドルグループももいろクローバーから貴重な人材が抜けた事、それが残念でなりません。
その脱退理由は握手だけが原因でないかもしれないし、握手が原因ではないかもしれません。でも、自分には何だか早見あかりさんが現在のアイドル握手商法から脱落していった被害者に見えて仕方がないのです。
私のような別に著名人でもない人間がつぶやいて、何かメリットがあるんだろうか?とは思うのですが、とりあえず楽しいです(苦笑)。ツイッターは相互間コミュニケーションツールだから有名人は大変だとは思います。誹謗中傷の書き込みを受けたりする事は日常的にありそうです。有名税だとは言っても、そんな悪口に目を通したくはないのが人の心。そういうものを書く人がいなくなれば問題はないのですが。
真野恵里菜ちゃんがツイッターを始めた時はその手の不安が頭をよぎりましたが、いざ読み始めると楽しく、本人も多少の本音をチラチラ見せたりしながらツイッターを楽しんでいるのがよくわかりました。宣伝目的というより自己 表現の場としてツイッターを活用している。真野ちゃんはそういうスタンスだったと思います。
そんな真野ちゃんとマノフレのお楽しみであるツイッターが休止となりました。顛末はこのコピペを読んでください。
これは真野ちゃん。
ネット社会ってなんだろうね。Twitterってなんだろう。リハーサルいってきます。
11/01/23 11:39
これはその後に書かれたマネージャーのマネティ氏。
しばらく真野のTwitterをとめます。がやめるわけではありません。本人への誹謗中傷に関してはスタッフの判断でブロックさせていただくことがあります。ご了承ください。Twitterをやめたくないと本人が言ったので、待っていただけると嬉しいです。今後とも応援宜しくお願いします。
11/01/23 14:19
今日はこの件で色々書こうかと思いましたが、やめておきます。今週は待望の真野ちゃん新曲ウィーク。暗い話題を書きたくない。一言言わせてもらえるなら、犯人探しをして一般人の個人情報まがいのものをネットに上げて叩いている人達。その行為も誹謗中傷をコメントに書いてタレントを傷つけている輩とやっている事は同質な低俗な行為ですよ。
私が真野ちゃんを知ってからもうすぐ四年が経ちます。そうです。第一回新人公演です。あのステージは初めてエッグが主役になったステージでした。それまでは舞台に出ていたメンバーなどを除いて、エッグメンバーのプロフィールは明らかにされていませんでした。私は公演パンフレットを買って、遂に全貌が明らかになったハロプロエッグのメンバーの中から有望そうなメンバーを探しました。その時に一番アイドル性が高いと感じたのが真野ちゃんでした。
真野ちゃんは二階席から観ていた自分にも輝きが感じられたほど、アイドル性が光っていました。すぐ目が行く存在感。そのアイドルオーラの強さこそ、まさにラッキーオーラ。
当時、友人に将来有望なエッグメンバーを聞かれ、さぁや、花音、そして真野ちゃんの名前を挙げていました。「真野ちゃんはハロプロで一番タイプな顔」とも答えていました。そうなのです。私的には真野ちゃんの顔はハロプロで一番タイプなんです(苦笑)。というのも、ハロプロにはあまりタイプな顔の人が多くない。可愛い子は揃っていると思うのですが、自分のタイプは少ない。他には、舞美ジュンジュン小春くらいです(二人はもうハロプロではないですが)。
おそらく同じように真野ちゃん可愛いと思っていたヲタが結構いたのか、その後の真野ちゃんは音楽ガッタス、インディーズからソロデビュー、メジャーデビューと毎年着実にステップアップしてきました。
そして新曲。おそらく十代最後のシングルになると思いますが、タイトルが十代最後のシングルにふさわしい気がします。「青春のセレナーデ」。真野ちゃんにとっての青春はハロプロですね。
4月に二十歳になる真野ちゃん。普通、このくらいの年になると、いくらアイドルといえども可愛さ追求より綺麗な女性を追求していくものです。真野ちゃんも四年前から比べて大人っぽくなり綺麗になったと思いますが、あくまで止まない可愛さ追求が素敵です。二十歳になるにあたって、内面も外面も大人を目指しつつも、まだまだアイドルオーラがキラキラな真野ちゃんでいてほしいと思います。
そして、マノフレのコメントに目を通す優しさはそのままでいてほしい。アンチ対策、スタッフさんしっかりお願いいたします。
http://gree.jp/mano_erina/blog/entry/543219601
その舞美が「すごい良い人。いつも笑顔で泣いたり怒ったりしない」とブログに書いていたリンリンもステキです。
アイドルって、ファンに夢やパワーを与える存在。だからいつも笑顔を大事にしている。勿論、キャラ的に喜怒哀楽をストレートに出す人もいて、それが魅力だと受け止められている人もいる。田中れいなちゃんが代表例でしょうか。
でも基本的にはアイドルは素を完全には出さない、出せない。れいなだって、もっと違う素のれいなもあるに違いない(素は優しさで出来ているれいなとかだったりして)。
AKBあたりは、私達は自己主張や自己表現をしているとメンバーが主張して、私達はそのあたりが他のアイドルと違うみたいな事を語ったりしているみたいです。それ自体が「作りこみ」とかそういう話は置いておくとしても、自分の好きなようにやる事がエライ訳でもなく、私はむしろ素ではない自分の作りこみの方がプロに感じます。
アイドルだって、時には笑顔を見せるのが辛い日もある。学校のテストの結果が悪かった。友人とケンカした。マネージャーに怒られた。そして、これはまさに表向きには出来ない事だけど失恋。
アイドルをやっているお年頃の女の子にしたら、上記のようなシチュエーション、特に失恋なんてした時には人前で笑顔なんてムリ!な筈。それでも彼女達はステージやカメラの前で笑顔を見せる。観察力に鋭いコアヲタなら気づいている。「最近元気ないな。ブログも弾んだ感じがない」
それでも頑張るアイドル達を私は尊敬します。えっ、そもそも恋愛禁止なのに恋愛した者が悪い?ごもっともでございます(苦笑)。
(ここで書かれた失恋云々は特定のアイドルを指して書いた話題ではありません。アイドル全般についてイメージして書きました)
Buono!は今回レコード会社をポニーキャニオンからゼティマに移籍しての第一弾となるシングルな訳ですが、ゼティマのBuono!はこれからどんな路線になるのでしょう? 「ロックなBuono!」は継続なのか?
「ロックなBuono!」
バレンタインキッス/ 渡り廊下走り隊
http://www.youtube.com/watch?v=yZipbFLdkSU
思えばBuono!がロックというイメージは、イメージが一人歩きしていた感があります。最初はそういうコンセプトではなかったし、気がつけばそういうイメージに乗っかってBuono!のカラーが形成されていった。
なんだか音楽的なイメージもアップテンポでなくてはいけないという観念がヲタにもある割には、アルバムまで範囲を広げて曲を見てみれば意外にも「ロック」とは無縁な曲調がならびます。むしろ、そういう曲調のナンバーの方が良かったりもする。
作り手も無理矢理(という訳でもないのだろうけど)ロックイメージを出すために、アップテンポな曲には歌詞にメッセージ性を持たせたような内容にする。
メッセージと言っても、十代の女の子グループBuono!に「日本の未来」とか「家族と平和」とか歌わせても無理があると作り手も考えているから、日常や恋愛の不安とかとまどいを歌ったりする。それはそれで等身大で好ましいです。
でも、それはロックじゃないだろう?という思いが自分の中にあって、以前このブログにもメロン記念日みたいな立場の人間が歌う「ロック」でなければ響かない。Buono!はスタイルとしてのロックと書いたりもしました。どれは言い換えてみるなら、ファッションとして「ロック」を着るみたいな意味でもあります。
ブログ記事「アイドルとロック ロックな存在」
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/f511bcfc5d6394bf6df32ee719f78c86
十代の気持ちの代弁者的な存在はアイドル界では、現在AKBの独占ジャンルなんだと思っています。そこに割って入って行くのはかなり大変。AKBは前からそういう路線だった訳ではないという意見もありましょうが、Buono!もそういうコンセプトで始めた訳ではありません。先行アドバンテージは無いです。
私は思う。ロックロック言うなら、本当にロックユニットです!(キリッ)と言うユニットにしてほしいと。ハチャメチャにガツガツに。三人には三人なりの伝えたい事もあるはず。
ロック=メッセージでもないから、とにかく枠にハマらないスタイルでやってほしい。Berryz工房?℃-ute?何それ?ってくらい別人モードなBuono!を見たい。
変な意味ではなく、雅ちゃんは(アイドルとして)もう失うものはない。桃子もBuono!ではアイドルプロでなくてもいい。愛理は…、愛理は好きなように自分を出せ(^^;
ハロプロというかハロプロ出身者で初めて外部のロックな方々と交わり、ロックな何かを取り込んだのはメロン記念日だった。そのメロン記念日はマイナーアイドルで、小さなイベントをこなしたりしがら活動をしてきました。いわば「雑草」。
今決してアイドル界のメインストリートを歩いているとは言い難い三人が、新しい気持ちで、雑草のような気持ちで、ファッションとしてのロックではなく、心としてのロックをやっていくなら、これまで以上にワクワク出来そうな気分です。
Buono!の新曲「雑草のうた」は、もしかしたらBuono!の気持ちの所信表明を岩里さんが書いたのではないかと妄想し、それを以てBuono!はロックへの一歩を踏み入れるかもしれない胸騒ぎをおぼえるのです。
娘。OGやハロプロOGまで見渡しても、テレビタレントとしての知名度の高いメンバーはいても、世間にスゴイとか上手いと認められているメンバーは少ない。もっと言えば、歌手や女優として認められているメンバーは皆無ではないだろうかと思います。
残念ながら世間には今の松浦亜弥の歌は届いていないし、安倍なつみの演技力も知られていない。世間ではこの二人の事は2003年くらいで止まっているのではないかと思うのです。非常に残念です。
まあ、舞台の世界で生きていくと決めているのであれば、その演技力が広く知れ渡る必要はないとも言えるし、自分の歌はそれを必要としている人に届けばそれで良いのだというのであれば、それ以上言う言葉もないのですが。
世間に歌手として一定以上の評価をしてもらうにはヒット曲を生み出すしかありません。勿論、握手会に頼ったヒットではなく、歌そのものが人気となってのヒット。それも面白系で売れるのではなく「良い歌だね」と思ってもらわなくてはいけません。でも、アイドルをやっている、或いはやっていた人にはこれが容易ではない。特に元々有名だった人は尚更。
あややのイメージが強い松浦さんは、ちょっと良い歌を歌っても昔のイメージに引きずられて「今はこんななんだ」と、「あの人は今」ならぬ「あの人が今」な評価になってしまって、肝心の中身に触れてもらう前に終わってしまうのです。
女優として売り出す展開にしても、ドラマや映画はその手のジャンルを得意としている事務所が強くてUFAがうまく入り込む隙がない。ならば人気に物を言わせてねじ込むしかないのですが、そういう時期にねじ込んだドラマや映画が数字を取れなかった。
そう考えると、今のハロプロメンバーの多くは世間的には無名だけに先入観で評価は受けず、一発逆転のチャンスは無い訳ではありません。今のままでもダメだとは思いますが、うまい具合に出演作が当たって知名度が一気にアップくらいはあり得る。
さあ、何もしないよりは何かに出てほしい。グループに所属している子もどんどんソロで演技方面の仕事をしましょう。ハロプロエッグにだってチャンス。無名の強みで固定イメージも付いていない。
ヲタが○○ばさりゴリ推しをするなとか言って来ても気にしてはいけません。ソロ仕事が地味だからハロプロ人気は広がらない!そんな気がします。
そして、歌でもやっぱりヒットがほしいですね。せめて10万枚、いや握手無しで5万売る力のあるメンバーがいれば、その存在が次世代への励みになるのですが。
YouTubeにて公開されている岡井ちゃんの踊ってみたシリーズの第一弾であったダンスでバコーンが再生回数百万回超え間近です。皆さんお疲れ様です。あなたは何回再生しました?
Danceでバコーン!を踊ってみた 【岡井千聖(本人)】
勿論、我々がリピートしまくったからと言って、これだけの回数になるはずもなく、ヲタ以外の人々も閲覧したからこそのミリオンなのでしょう。
今までのハロプロだとこういう時に調子に乗って次々と岡井ちゃんで色々な動画を作ったり、他のメンバーでも作ったりしそうなイメージでしたが、抑え気味にしているのが良いです。そうする事によって岡井ちゃん=踊ってみたのイメージも定着するし、良い意味でのほどほど感が心地よいのです。
この岡井ちゃんの「踊ってみた」動画が良いのは、上手すぎず、でも「さすが本物」と思わせる上手さがある事。美人過ぎず映像も綺麗に撮り過ぎずに素人動画のテイストを漂わせつつも「さすがアイドル」と思わせるキュートな可愛さがある事。そういった絶妙なバランス感がステキなのです。
℃-uteの曲だけでなくスマイレージにも挑戦して、こちらも順調に再生回数を伸ばしています。この動画シリーズの再生回数が伸びていく度に、岡井ちゃんに自信がみなぎってきているような、そんな気がする今日この頃です。それだけでも、この動画シリーズを始めた甲斐があったというものです。グループのエースではないからこそ出来る輝き方。いいアイデアであり、それに気持ち良く乗っかって楽しんでいる岡井ちゃんもサイコーです。
夢見る15歳を踊ってみた 【岡井千聖】
(セットする時の岡井ちゃんの表情が可愛い。いたずらっ子のような瞳は、本人もこの企画を楽しんでやっている事が伝わってきます)