フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ハシサコリン、ヨイ

2022-05-19 18:06:44 | ハロプロ(スマ アン)


 アンジュルムの「愛・魔性」の衣装が発表された時、その赤と黒の組み合わせに惹かれ、それを纏った橋迫鈴ちゃんに「おーっ!」ってなりました。
 この衣装は、はっさこさん大人っぽくないですか? 新時代が始まった感がないですか? 髪型か? メイクか? 年齢か?
 ふと思い返すと浮かんでくるのは、タケがリーダーに就任してまもなくの頃、新幹線に乗って名古屋までやってきて、新メンバーにアンジュルム加入を報告しに行った時の光景。部屋の広いおばあちゃんの家(だったと思う)に遊びに来ているはっさこさんが小動物のような愛らしさで小さくなっていました。
 アンジュルム加入後も末っ子ポジションでふんわりと浮かんでいるような佇まいが印象的だったはっさこさん。私服が黒いイメージがあるのは単なるイメージでしかないか。でも、爬虫類雑誌の表紙に抜擢された時も黒でしたね。
 そうでした。はっさこさんは爬虫類が好きなのだ。その嗜好が明らかになった時の驚きと、「そうなのか」と妙に納得させられた既視感。そう、既視感めいていた。過去にそういう嗜好のメンバーがいて、その子とイメージが被るという訳ではない。この子なら、そういう趣味があってもおかしくはない。そんな気分が納得感という姿で湧き上がっているような感じ。
 はっさこさんって擦れた感じはしないけれど、ヲタク受けするような清純派な雰囲気でもない。不思議な雰囲気に包まれていて、でも安心感のあるような懐かしさもあり、だけれど、やっぱり爬虫類を抱いている姿が絵になる、斜めに上がったフォトジェニックっぷりを備えている。
 それはなんだろう。表通りから一本横に逸れたら、そこに良さげな店が並んでいた。そんな裏通り感? 少し違う。はっさこさんは陰か陽かといえば陰な感じはあるけれど暗い訳ではなく、華のあるビジュアルだと思うのだ。表通りに佇む小さな良店。それに近いかもしれない。
 そんな例え話はいい。日々、月々、年々、変化していくはっさこさんのビジュアルに、ヲタは刮目しなければ置いていかれてしまう。それを今回のシングル曲で気づかされたのです。
 そうして変化していくビジュアルにあって、はっさこさんの揺るぎない芯の部分はブレずに、あの日タケがやってきた頃のままであるような気がして、そこに懐かしさを感じているのかもしれないとも気づいたのでした。
 そういえば、自分はアンジュルムの新曲映像が公開される度に、はっさこさんの姿を追っている気がする。赤と黒は陽と陰。熱と冷。二つを同居したはっさこさんに似合う筈だと、MVを何度も視ているうちに気づきました。今回、気づいてばかりな自分。ああ、これが「魔性」ということですか?


アンジュルム『愛・魔性』Promotion Edit

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愛すべきべき Human Life

2022-05-08 18:20:35 | ハロプロ(スマ アン)

アンジュルム『愛すべきべき Human Life』Promotion Edit

 コンサートというものは生き物で、昨日も今日も同じ演目を歌っていたとしても、ステージで披露されている姿や声は一回限り。映像化されるのは、ひとつのツアーで一公演であるのが普通だから、その一公演以外のステージは、観た人だけの記憶の宝物。
 宝物だけれど、最高の時もあれば最高ではない時もある。でも、受け止める人の心に刻まれた姿はやっぱり宝物だ。
 ふと考える。アイドルって何? ハロプロって何? 正論は正解ではないから、なんでもやれるのがアイドルだ。何にも惑わされずに歩けと伝えてくれた先駆者から受け取ったバトンは、先駆者が別の世界に旅立った後も握られ続けている。
 ふと思う。アイドルの正解って何? ハロプロの正解って何? 押し付けられた正解なんてものに流されずに、自由を掲げて先駆者は走り続け、教えを受けた者たちもそれに続いた。正解は世間が決めるんじゃない。自分たちが決めるんだ。そう強く言い切れる強さがあるからこそ、転んでも起き上がってきた。
 大切なのは、そんな姿にYESと言ってくれる人たち。そして、時にはNOとも言ってくれる人たち。そんな自由が友というものだ。
 ステージから届けるLoveは心からのものでありたいと願い、Loveを返せる人でありたいと自問自答する。それがアイドルのひとつの形。それを、世代を超えて共有していけることがアイドルグループ。
 それは難しい話じゃない。とてもシンプルだ。
 そこに気づけた時、大きな旅はもう始まっている。それに気づいたあなた! そこのあなた! みんなが引き寄せられてやってくる筈だ。
 歩くべきルートはどちらだろう。行き止まりや大回りがあってもいいじゃないか。好きだと言ってくれる人たちがそばにいる。ステージの前にいる。カメラの向こうにいる。日々を愛して明日に向かう。それが、アンジュルムライフ。

 愛すべきべき Human life 作詞・堂島孝平(このブログ記事における意訳:アルファ)

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友よ ~未来にエールを送るアイドル~

2022-04-09 18:58:27 | ハロプロ(スマ アン)

 その夜、テレビでBS放送を観ていた。画面に映っているのは九州は佐賀県の駅前不動産スタジアム。私も何度か足を運んだことがあるスタジアムだ。最近だと三年前の夏に元スペイン代表のエースストライカーであるフェルナンド・トーレスの引退間近のプレイを観に行ってゴールも見られた思い出のある場所だ。
 そのスタジアムで赤と黒の勇者ことコンサドーレ札幌が大敗を喫した模様が画面に流れた。
 実を言うと、途中でDAZNに切り替えて野球をザッピングしてしまった。さすがに見ていて辛かった。でも、負けている時こそ選手は手を抜かず前に向かう気持ちが大事なように、応援する側も辛い時こそ前向きに声援を送らないといけない。
 アイドルも、辛い時こそ前を向いてほしい。

 BSを観ていたテレビも、DAZNを観ていたパソコンも画面を消し、タブレットでハロプロの情報などを見始めた時だった。
 元アンジュルム太田遙香 アップフロント退社
 突然のニュースに手が止まった。さすがに二年ほど音沙汰なしだった(途中、アンジュルムを辞めるというニュースはあった)から心の準備はできていた。某グループが新メンバーを募集していた時は「もしかして」という期待もあったし、最近も某グループから某メンバーが卒業することが決まった時も加入を期待した声があった。そのメンバーとは同郷だし、北海道時代に関わりのあるメンバーだった。後を継ぐという形で加入するのは物語性があったかもしれない。
 しかし、それらは所詮ヲタの妄想でしかなく、結果は悲観していた方向に決着した。
 ちょっと待て。悲観? 悲しい結末なのか? 違う。そう教えてくれたのは一番仲が良かったメンバーだった。

はーちゃんへ 伊勢鈴蘭
https://ameblo.jp/angerme-new/entry-12736025757.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

ハロプロ研修生北海道 北海道ローカル160806

 振り返ってみれば、北海道に研修生を誕生させるというのは、ハロプロの地方開拓の一歩だった気がする。北海道は大手アイドルの支店もなく、やりやすい土壌があったのは確かだろう。
 私は当時、彼女たちの情報を仕入れながら、このメンバーで、ある程度の年齢(全員中学生以上になった時)で、そのままグループデビューしないかと期待していた。太田さんをエースにして、北川さんを奔放に動かしながら、素朴さを売りに、ハロプロの作るローカルアイドルを発信してほしい。そう期待していた。
 オリジナル曲だってあって、ミュージックビデオも作られた。

ハロプロ研修生北海道『リアル☆リトル☆ガール』(Hello!Pro Kenshusei hokkaido[Real Little Girl]((MV)

 北海道出身ハロプロメンバーは多いが、北海道を前面に押し出して、ローカル活動もできれば、細く長く活動していけるのではないかと思っていた。彼女達だけでもやっていけるポテンシャルは十分あったと思っている。
 しかし、現実はそうはならなかった。
 一人、また一人とハロプログループに加入していき、辞めていく子も出てきた。北川さんもその一人だ。
 そして、気が付けばハロプロ研修生北海道は消滅してしまった。
 だけど、アイドルの夢を追い続けて新しいステージで奮闘を続ける彼女達のことは今も応援している。
 もちろん、アイドルというステージではない場所でがんばっている彼女達のことも応援している。
 伊勢さんは彼女が「大学に合格した」と伝えてくれた。そこまで書いてくれたこと。グループが基本沈黙を貫く中で、溢れる想いのままに綴ってくれた勇気に感服している。
 彼女はコンサドーレが好きで、グッズを身に付け札幌ドームに行った写真も以前見た。
 サッカーが大敗だけでなく、その先に勝利が待っているように、太田遙香さんは新しいステージで新たな目標に向かって走り出したのだ。掴んでほしい夢を。

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ハロプロの未来が見つかる

2022-03-08 18:53:10 | ハロプロ(スマ アン)

 十年ほど前では考えられなかったくらい、今のハロプロは外のイベントに出るようになりました。昔は「鎖国アイドル」と思われていたんですよ。
 女性アイドルとの共演を積極的に始めたのはスマイレージあたりからでしたが、スマイレージが良かったのは共演者と友好関係を築きながら爪痕もしっかり残してきたこと。そんなスマイレージの歴史を紡ぐアンジュルムも外に強いグループであります。
 週末、R-1フェスというイベントが行われ、ハロプロからはアンジュルムつばきファクトリーが出演。ステージには人気男性アイドルグループも数組出演しました。これも昔なら考えられない仕事です。テレビの音楽番組で男性アイドルと共演するのさえも、ヲタには拒絶反応があった時代を思えば、隔世の感があります。
 男性アイドルが出演するイベントですから観客も女性が多い。ハロヲタではない人々(いわゆる非ヲタ)の感想を公演後ツイッターで拾っていました。
 出るわ出るわ、称賛の声!
 メンバーの名前を知らないような人が、衣装の色や髪型で気になったメンバーを挙げています。アンジュだとりかこ。つばきだときしもんが特に評判なようでした。りかこはファッション誌でモデルをやっているので知っている人もチラホラ。モデル活動は彼女の魅力アピールに繋がっている仕事だと再認識。
 りかこきしもんはビジュアル的にも目立つし、それにプラスしてパフォーマンスも良い。私はりかこのダンス、きしもんの歌声が好きです。会場で二人に驚愕した人たちもそこに惚れたに違いない。
 さて、ツイッターを眺めていると、あるキーワードが飛び交っていることに気づいた。
 アンジュルム赤ちゃんみたいな子がいる!
 勘のいいハロヲタなら、というかアンジュルムヲタの皆さんはこのパワーワードに、すぐ一人のスーパーガールを思い浮かべたことでしょう。そうです。その名も、わーちゃんこと松本わかなちゃん。スーパー中学生。アンジュルムの若き歌姫。アンジュルムの未来。ハロプロの未来です。
 見た目が子供だという子は、これまでのハロプロにも例はありました。わーちゃんが良いのは、その見た目と実力のギャップです。そのキュートでファニーな雰囲気に似合わず歌声は低音にパンチがあり、しかも上手い。逸材、天才、次々と賛辞の単語が浮かんできます。
 ついにハロプロの秘密兵器が見つかってしまった。そう思いながらも、ハロプロがもっと見つかってほしいとも思うのでした。

 アンジュルム加入の時の画像。

 まだ中学生の彼女。身長も実力もこれからまだまだ伸びていく筈。一年後どう変化しているか。数カ月の間にがらりと変わる年頃ですから。
 アンジュルムに疎かった非ヲタの皆さんが、わーちゃんの見た目に驚き(本人は子供に見られるのが嫌な年頃)、歌の上手さに更に驚いた夜、私はこの早熟の天才少女にハロプロの未来を感じとっていたのであります。
 ただ、ひとつ心配があるとすれば、ハロプロの早熟の天才さんは卒業が割と早いという過去の事例ですね。理由は各人それぞれでしょうけれど、わーちゃんは成人してもハロプロメンバーとして活躍していてほしく思います。目指せアンジュルムのエース。ハロプロのエース。

【スター誕生】アンジュルム 松本わかな「大器晩成」2021-03-28 (コメ有)

 一年前のステージより。コメントの文字が邪魔に感じるかもしればませんが、ソロパートでの視聴者の感動が見どころなので、あえてコメント付きの動画を紹介します。

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愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

2017-01-18 22:23:06 | ハロプロ(スマ アン)

アンジュルム『愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間』(Promotion Edit)

 たとえば、今のアイドル界にまったく新しいコンセプトのアイドルって作れるのか?そんな事を考えていたら、もう一人のアイドル研究者はこう言った。
「もうアイデアは出尽くしたよ。売れたければ、可愛い子を一人でも多く集めればいいんだ。そして、その子たちをメディアに乗せて、たくさんファンと接触させる。共有感と親近感。これを高いレベルで実現できた所が勝ち組になるのさ」
 「勝ち組」という言葉があまり好きではない私は、「勝つってなんだ?負けって何に対して負けたんだ?」と首を捻りながら、アイドルという仕事の中に年々重要度が増しているように思えてならない「親近感」というものについて、改めて想いを巡らせた。
 「親近感か」と言葉にしてみても、アイドルとファンの間に横たわる何か」の何が近くなるのかはわからない。

 デジタルを通して趣味世界が便利になる事によって、ファンがアイドルに求めるものは多くなっている。スマートフォンの存在は、パソコンに疎い人でもインターネットサービスの利便性を享受できる環境を産み、SNSという相互性の高いネットサービスが身近な存在になった。
 当然、市民がそうやってSNSを日常的に親しんでいる時代だから、アイドルもネットに乗せて自分を発信していくのが当然になっていく。ブログという名の公開日記は「アイドルがやるべき仕事」と認知され、アイドルは自分の日常の瞬間を世界に晒していく。そして、ツイッターはまさに「リアルタイムな時報」として日常をファンに共有させるサービスとして、「アイドルがやったほうがいい仕事」として精神的重要度を高めていく。「今この瞬間、僕とあなたがこの画面を見て、同じ事柄について思いを馳せている」のだ。

 日常を垣間見ることが出来るようになると、要求はもっとエスカレートしていく。「あなたの私服が見たい」「あなたの部屋が見たい」「あなたが寝る時の恰好が見たい」。動画配信が、動画撮影の知識が無い素人でも出来る時代はとっくに到来していた。

 便利だね。楽しいね。近くにいるね。理想の女の子だね。デジタルの発展と人々の思い入れの加速は比例していき、それと同時に、そこにリアルに存在している筈の「距離」というものを曖昧にしていく。
 何か大切なこと、忘れていないか?アイドルって何のために存在しているのか、忘れていないか?

 「そこに立っているのは人間なんだよ」そんな当たり前な事実が、心の叫びとして届いた。

 愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間  (作詞:児玉雨子)  以上、意訳:アルファ

 ※ アップフロント様は、怪我や病気を患ったメンバーに対して、メンバーの意思を尊重して今後の活動方針を決める良心的な会社であることを書き加えておきます。更に書くと、メンバーに必要以上にネットサービスの仕事をさせていない会社であると思っております。

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アンジュルム新曲公開に思ったこと

2015-01-14 18:55:25 | ハロプロ(スマ アン)

カントリー・ガールズ、アンジュルム新曲公開!新ユニット発表、ハロコン MC:矢島舞美・藤井梨央・広瀬彩海【ハロ!ステ#99】


 更新が滞っていて申し訳ありません。管理人はこのブログを忘れてしまったんじゃ?なんて思われそうですが、心配は無用です。書きたいネタに溢れた新春のハロプロ。まさに新年は新世紀の幕開けだった!ってなくらいなハイテンションであります。

 こんなことを書いていると、これだからヲタって奴は新しもの好きなんだから…と言われそうですが、楽しいものは仕方がない(笑)。新人が元気で話題を集めるという流れは正しいし、そうやって活性化されながらハロプロはここまで続いてきたのです。
 中でも、新人で一番の衝撃だったのはアンジュルムです。新人たちは研修生出身ということで、ある程度はやるだろうと期待していましたが、正直ここまで超絶即戦力になるとは…。いえ、即戦力どころか、グループの方向性や取り巻く空気が一変されそうな勢いです。上に貼ったハロステで新春のハロコンの映像のダイジェストが見られますが、アンジュルムの映像はすごいパワーに溢れています。
 特に、りかこちゃん。彼女が今後のグループのキーポイントであるとは思っていましたが、期待以上の器を持った逸材だったのだなと、心からの喝采を贈っているところなのです。ダンスのうまさとかはよくわかりませんが、この躍動感たるや、アイドルにとって必要な明るいパワーをたくさん持った子なのだなと感心しました。ホントすごい。

 室田ちゃんの笑顔。相川さんの存在感も良いし、アンジュルムの今後はすごく楽しみだ! 上の動画の24分過ぎからアンジュルムが出てきますので、まだ見ていない方はぜひ見てみてください。(もちろん、他のグループの映像もそれぞれ見所満載で必見です)

 ここで話が終わってしまうと、「ああ、新人ちゃんすごいね。当たり年だね」で浮かれて終わってしまうのですが(まあ、それも悪くはない)、私はこの動画を見て驚きましたね。挨拶シーンで、後列で終始ほほえみを絶やさず上機嫌のばくわらさんに。彼女は積極的に前に出るタイプではないし、やる気を前面に押し出してグイグイ来るタイプでもないけれど、このほほえみに今のアンジュルムの雰囲気が表れているように思えて、とても嬉しくなりました。メンバーもこれからのアンジュルムの活動に手応えを感じているのではないでしょうか。

 「これからこのグループはどうなってしまうんだろう?」という想いに支配されながら、どこか綱渡り感を隠せずスマイレージはこの三年間活動してきた。もう余計なことを考える必要はないのかもしれません。それを感じさせるのは、福田花音ちゃんの表情が久しぶりにとてもいい笑顔になっていたという事実。
 そうなのです。躍動するりかこちゃんを見ながら私は思った。この流れを一番求めていたのは、一番必要としていたのは、「かつての天才少女」福田花音なのではないかと。イキのいい新人が入ってくることで良き影響を先輩が受けるといういい流れになる予感を、もっともドラマチックに体現してくれそうなのは花音なのではないかと私は思います。

 今のアンジュルムは全員が必要なメンバーで、全員がそれぞれの輝きを放っているのではないか?早くそれを確かめに行きたい。そんなことを考える日々です。

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アンジュルムのシングルに期待

2014-12-27 22:49:04 | ハロプロ(スマ アン)

 アンジュルムに改名しての第一騨シングルがとても楽しみだ。一曲は、中島卓偉の作詞作曲。卓偉のハロプロワークといえば思い出されるのが、真野恵里菜ちゃんの名曲「My Days For You」 。真野ちゃんの良さを最大限に生かしつつ、真野ちゃんからマノフレへのメッセージというテーマも盛り込みながら書かれたラブソングに仕上がったこの曲。作り手側が独りよがりにならず、歌い手を上げて書いているんだなと感じ、この曲を通じて卓偉の良さに気づかされた曲でもありました。

 今回のアンジュルムでも、彼はスマイレージの全曲を聴き、改名した事が良い方向に向かえるよう、気持ちを込めて書いたという事なので、大いに期待をしているのであります。

 もう一曲の方は、作詞が児玉雨子、作曲は川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)。ハロヲタ的に気になるのは、児玉雨子が作詞という点でしょうか。宮本佳林ちゃんの歌うコピンクスの「カリーナノッテ」を作詞した人です。
 この方、世代的にはいわゆるベリキュー世代で、メンバーの年齢に近いプロ作詞家だけに、どんな世界観を作ってくれたかに注目したいです。
 ハロプロの枠組みから離れて発売されたハロプロメンバーCDは、たとえヲタ的に評価が高くても、その曲に携わった人がハロプロ内の曲にまでは関わってこないだろうというイメージがあり(例、ヒャダイン)、たとえばアニメ関連の楽曲なら尚更、そこの作家陣は単発的に終わると思っているだけに、あの名曲「カリーナノッテ」の人が!という事でテンション上がるわけです。

 個人的には、編曲がCMJKというのがツボなんですが、これは曲が公開されてから突っ込んで書いて見たいと思います。

1. 大器晩成 作詞・作曲:中島卓偉 編曲:鈴木俊介
2. 乙女の逆襲 作詞:児玉雨子 作曲:川辺ヒロシ・上田禎 編曲:CMJK

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スマイレージはいつもさいこうだ

2014-12-19 22:43:57 | ハロプロ(スマ アン)

 スマイレージの改名の件、そういえば今月発表だったと思い出した頃、あやちょがブログで「スマイレージはいつもこうだ」なんて記事を書いて更新したものだから、新しいグループ名はヒドイ名前なんだな!と思ってみたりして、やきもきしながら結果を待ってみたのだけれど、発表されてみたら、なんと「アンジュルム」なんて可愛らしい名前になって、それはフランス語だと知ってハロプロらしからぬセンスだと驚いていたら、これは一般公募ではなくて、かななんが付けたのだとわかり、中西さんはセンスいいなと驚いてみたりもしたけれど、スマイレージという名前もいい名前だったなと未未練も募りつつ、今までのスマイレージという名前に込められた歴史も大切だと認識しながら、新たな物語をここから作っていこうというポジティブな気持ちになれたから、今回の改名はきっと良かったに違いないと思えてきて、あやちょも昔を思い出して感情に浸ってないで、改名を機に新人のような気持ちで、二期と三期を引っ張ってほしいなと思うわけで、それがうまく行って初めて改名をした甲斐があったというものだから、もう二期だ三期だという括りも横に置いておいてほしいなと思いながら、「アンジュルム アンジュルム」と呪文のように唱えてみたりして、新たな名前に馴染んでいる今日この頃であります。

スマイレージ、改名で「アンジュルム」に!2期メンバー中西案を採用 「スマイレージライブツアー2014秋 ~FULL CHARGE~FINAL in O-EAST」


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三陸からハロプロメンバーが生まれる

2014-10-04 22:36:26 | ハロプロ(スマ アン)

 昨年、このブログで「SCK GIRLS」というアイドルグループを紹介した。宮城県気仙沼市で活動するアイドルであります。

「ReGenerasion」 フリージア工房国道723号店 2013/3/12
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/b6334277af49551c9278713c8c1b41d2

 この記事の中でも書いているように、私は気仙沼に行った事があって、その時の旅は初めての三陸の旅でもありました。それまでも東北には何度も行っていましたが、初めて訪れる三陸、初めて訪れた気仙沼は期待以上に良い町でした。
 気仙沼といえばなんといっても漁港です。泊まった翌朝、少し早起きして駅までの道を海沿いに歩いたとき、港が朝の太陽に照らされていく瞬間の眺めはとても空気の澄んだ景色でした。

 気仙沼で育った子達が地元のためにアイドルとして活動をする。しかし、その場所から一人の女の子が東京に出てくる事になったという話を知ったとき、私は資本がものを言うこの業界の理不尽さに戸惑いをおぼえたものでした。正直あまり好意的に受け入れられる話題ではありませんでした。残った子達の想いはどうなるのだろうか?そんなことを考えていました。

 月日は流れ、その間には北三陸からアイドルが生まれるというドラマが世間の話題を呼んだりしたりして、現実が空想をリンクして、何がリアルなのかも曖昧になっていきます。きっと、全てがアイドルという世界に於いてリアルに流れていって、リアルな結果を生み出していっているんだなと思えてきて、気仙沼発東京行きアイドルというのも一つの形なんだなと思えてきました。
 正確に言うと、まだデビュー出来ていないのだから、正式な肩書きはまだ付いていない。ここまで来たら、是非とも正規メンバーになってほしいと、いつの頃からか思うようになっていた。東京に出てくるにあたって、いろんな想いを抱えてやってきたのであろうと考えると、成功してほしいという気持ちに変化していくのでした。

 今日、南三陸からメジャーアイドルが誕生した。名実ともに人気もメジャー級になっていくかは、今後の頑張り次第かもしれないけれど、なってほしいと願っています。

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スマイレージのこの突き抜けたMVはどうでしょう?

2014-09-08 22:33:24 | ハロプロ(スマ アン)

 前回の記事で取り上げたスレッドに、スマイレージの黒歴史?みたいな動画が紹介されていました。勿論、良い例で紹介されていたのではなく、悪い例でした…。

スマイレージ 「夢見る 15歳」
(Web Mix Ver.)

 このMVの出来映えに賛否両論、いや賛はほとんど無かったような気がする。でも、一部であった意見のように、「突き抜け過ぎていて、逆にアリ」かも。かも。
 まあ、あくまでMix Versionなのだから、本気出してないというスタンスで見るべきか。

 ただ、このMVの完成をチェックした責任者はどんな気持ちで、何を思って公開にOKを出したのかがとても気になります。「なんだこのフリー素材を背景に貼り付けただけの動画は!」とか言って怒る人は関係者にいなかったのだろうか?
 でも、狙って敢えてチープにしているのなら、これはこれでアリなのかもと思ったのですが、よく考えたら、敢えてにしても仕事が雑だろうと思い直した次第です。

 今売り出しの新人、期待の新人、そういうグループにでさえこの仕打ちですから、当時の他のグループは言わずもがな。でも、スマイレージはこのメジャーデビュー曲の前のインディーズ曲はどれも良く出来たMVなんです。曲も良かった。個人的にはこの曲のMVがとても好きです。
 なんだか久し振りに見ていたら目から汗が出てきました。うーん、この頃は良かったなあ。今のスマイレージは別な味わいがあって良いけれど、この頃のスマを取り巻く状況も含めて懐かしくてちょっと切なくなります。

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