フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モーニング娘。 12/15 横浜アリーナ公演レポート ~歌の話 後編~

2010-12-19 18:01:19 | ライブ!2010

 某世界規模有名動画サイトで、コンサートを生中継したスカパーHDをエンコードしてアップした動画が日本国内アクセス数一位になったと聞きました。世界ランキングでも23位だとかいう噂です。本当なのかどうか、自分は画面で確認していないのですが、本当なら凄い事です。テレビの映像をアップした以上は違法行為ではありますが、この数字を事務所サイドも前向きに捉えて、今後のファンサービスに向けたヒントにつなげてほしいなと思います。

 今回の記事は前回の続きです。

渡良瀬橋
 卒業メンバーが歌う思い出の一曲。リンリンが選んだのは「渡良瀬橋」でした。この歌は、主人公が生まれ育った故郷に残る事を選んで恋人と別れた事を歌った歌です。私は「生まれ育った祖国に帰るために異国のファンに別れを告げるリンリン」の姿とだぶらせながら聴き、胸が熱くなるのを止められませんでした。
  リンリンは凛々しく歌い上げました。卒業という感傷に流され過ぎる事なく、プロとしてベストなステージを見せよう。今まで応援してくれたファンのみんなに感謝の気持ちを込めて最高の歌を届けよう。そういう想いはしっかり届きました。リンリンは普通に歌うだけでも上手い。でも、歌というものはただ上手く歌えば良いという訳ではなく、この日のリンリンはいつも以上に気持ちを込めて歌っている。それは理屈抜きに客席に届いた事は確かです。
 東京周辺の店が品薄になったというパステルブルーのサイリウムが客席を彩ります。客席からの熱い想いがプラスされてサイリウムは一段と美しく輝いていました。
 (ネットで見つけた画像です)

 リンリンが渡良瀬橋を歌った理由がなんとなくわかる一文は書かれています。写真無しの長文である事が心に響きます)
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/530256775
 ℃-uteブログより矢島舞美更新記事

ふるさと
 ジュンジュンが何を歌うのか?予想が難しかったです。でも結果を知った今は、やはりこの歌しかないなという思いでいっぱいです。
 ジュンジュンが日本にやってくる時の模様は当時ハロモニで流れましたが、広い中国の、更に北京や上海といった大都市から離れた小さな町からやってきたジュンジュンの姿は、まさに異国からのお客様でした。
 しかし今、こうして日本の大きなステージに立ち、故郷と母親への想いを綴った歌を歌うジュンジュンの姿は、もう「お客様」ではありません。
 たどたどしさはなく、発声もしっかりとしていた「ふるさと」。この日のためにジュンジュンはかなり練習していたのではないでしょうか? ジュンジュンの、加入当初から比べてかなり上手くなった歌を聴きながら、私は行った事のないジュンジュンのふるさとを思い浮かべてステージを見つめるのでした。客席を揺らすブルーのサイリウムの灯りが優しくステージに向かい優しくさざめいていました。
 (ネットで見つけた画像です)

春 ビューティフルエブリデイ
 なんとなく亀ちゃんがこの曲を選びそうな予感がしていました。明るいキャラクター亀井絵里という姿を最後まで徹底させるであろう、亀井絵里の卒業には涙よりも笑顔が似合う、そんな想いを込めてくるのではないか?そんな気がしていました。
 客席に輝くオレンジのサイリウム。高輝度サイリウムは特にまばゆい。オレンジは明るい色なのでひときわ輝きが眩しいのです。その輝きがまるで客席に咲いた花に見えます。
 春という季節は花がたくさん咲く季節。そんな明るい季節に自分の気持ちがシンクロしている様を歌ったこの曲を選んだという事は、亀ちゃんがファンに向けて「卒業するけれど、明日からも前向きに歩いていく」というメッセージがそこに込められているような気がしました。
 会場を明るい空気が包み込み、笑顔で送る雰囲気が出来上がってきた。コンサート中盤での亀井絵里渾身のファインプレーでした。
 (ネットで見つけた画像です)

青春コレクション
 卒業メンバーのソロ曲コーナーが終わり、全員で客席外周を使って歌いました。ソロで歌う姿のあとに、全員で「青春」をキーワードにした歌を見せられてしまったら最早冷静な楽曲評価などデキマセン。この曲が今までより好きになってしまう。
 卒業メンバーにはこれからも胸を張って人生を歩いてほしいな。

グルグルJUMP~友
 映像で見ているとアホらしささえ感じてしまう曲でも、メンバーがステージでアホになりきり、観客の多くがアホになっていれば、素晴らしき祭典が出来上がるような気がします。回りたくて回る人も正解。恥ずかしくてサイリウムを振るだけの人も正解。大事な事は気持ちがそこにある事。
 そうかと思えばバラードでは静かな一体感を見せるステージと観客。客席が一つになって踊ったかと思えば、一つになって静かに手を左右に振る姿も見られる。モーニング娘。の観客はなんと臨機応変なのだろう。この日訪れた俳優の辰巳琢郎さん(ファッショナブルでモーニング娘。と共演)も感動しておられます。
http://ameblo.jp/tatsumitakuro/entry-10738125161.html

 友情を歌う曲「友」は卒業メンバーを送るステージに相応しいと思うのです。

涙ッチ
 そして、このコンサートの本当のラストナンバーも友情を歌った曲。この八人で、八人でしか出来ないステージを完結させるために歌う。大サビは客席と大合唱。客席は明るく照明が点いています。亀井絵里、ジュンジュン、リンリンから見えた客席のみんなの表情はどんなだったのだろう。
 涙もあるけれど泣いてばかりではなく、最後は力強い笑顔で幕を閉じたステージは明るい光が照らされたままでした。客席に流れるBGMは「青春コレクション」のインスト。「いくつになっても青春」な事を胸に刻みながら、三人は新しい道を歩き始めました。

 ~横浜アリーナ公演レポートは一応今回で終わりです~

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モーニング娘。 12/15 横浜アリーナ公演レポート ~歌の話 前編~

2010-12-17 22:58:12 | ライブ!2010
 まだまだコンサートの余韻が抜けなくて困っています。先ほども昨夜放送の「美女学」で流れた横アリ映像を見ながら気持ちがコンサート当日に帰っていました。リンリンの青空の下の話は何度聞いても胸にジーンと来ます(昨日の記事に貼った動画で見られます)。

 そんな訳で余韻を引きずりながら今回は曲の話でも。

 (ネットで見つけた画像です。ステージがまばゆい)

そうだ!We're ALIVE
 今ツアーのセットリストを知ってからずっと思ってきたのが、なぜこの曲がオープニングナンバーなのかという事。今はなんとなく自分なりの解釈が見つかりました。
 単純に言えば「幸せになりたい」気持ちを歌った曲を通して、卒業していくメンバーの幸せを願うという意味。更に自分なりに拘りたいポイントが「ホントの気持ちはきっと伝わるはず」という歌詞。
 中国からやってきて、最初は言葉も満足に通じない中で日々を過ごしてきたジュンジュンとリンリンが、やがて周りのメンバーやスタッフと打ち解けていきファミリーになっていく。二人はモーニング娘。という場所を「家」と表現しています。異国で暮らしていくための場所であると共に、心の置き場所でもあったのではないでしょうか。メンバーは家族であり、メンバーも家族として接してきた(高橋愛ちゃんはリンリンに、私達を家族だと思って欲しいという言葉を加入した年に伝えている)。
 そして、ファンが言葉の壁を超えて二人を支持した。セレモニーでも二人は、加入当初は自分達が受け入れてもらえるか不安があった事を語っていました。しかし、中国語でファンレターを書いてくれた人達、握手会で中国語で話しかけてくれた人達など、みんなが受け入れてくれているのが伝わって励みになったのだとも語ってくれました。
 そして、この日のステージ。果たしてファンの想いは伝わったか?伝わったと信じています。

 Hand made CITY
 この日の客席は幅広い客層でした。老若男女、コアヲタに現場初心者。色んな人がいるから、ホール規模の公演の時みたいなコールの一体感は弱いけれど、やはり一万人の熱気は凄い。メンバーの歌に合わせての「アイラブユー」などの掛け声も一万人一斉にとは行かなかったけれど、熱気は充分。センターステージに歩みよりながら客席を煽るメンバーが凛々しい。

大きい瞳
 六期の三人で歌うこのナンバー。この日が最後のステージ披露となります。センターステージに出てきて歌う亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな。亀ちゃんが体全身を使ってオーバーなくらいの動きで踊ります。元々そういう感じで力の入った踊りを見せてくれる人だけれど今日は一段と凄い。
 さゆとれいなもこの瞬間を燃焼しようとしているかのように、力を入れすぎなくらいに力みながら跳ね、舞い、歌う。三人とも悔いの残らぬよう「大きい瞳ラストステージ」を楽しんでいるのでした。そんな三人を見せられて客席が黙っていられる筈もなく、前半最大の盛り上がりでステージに応えるのでした。

夕暮れ作戦会議~スッピンと涙。
 ガキさんが憧れのなっちの曲を歌っている今回のツアー。歌い方(声の抜き方)になっちっぽさを感じて、ガキさんがこの曲のCDをたくさん聴いてきた事が想像出来る。聴き込み過ぎて原曲の歌い方に忠実になるという感じ。でも、声質がぴったりなのか良い選曲に思えたのでした。
 それに対して愛ちゃんは後藤真希ワールドとは違う世界を作り出せていたように思います。歌い方も、勿論歌声も、後藤さんとは違うオリジナリティを感じたボーカルでした。
 ガキさんとどちらが良いかは難しい。どちらも良かったでいいですよね。

 ~次回へ続く~


モーニング娘。2010秋コンサートツアー「ライバルサバイバル」亀井絵里ジュンジュンリンリン卒業スペシャル セットリスト
- メンバー紹介~全体ダンス
01.そうだ!We're ALIVE
02.Hand made CITY
- OPENING MOVIE
03.あっぱれ回転ずし!
- MC
04.泣き出すかもしれないよ
05.女が目立って なぜイケナイ
06.強気で行こう!
- MC(亀井・道重・田中)
07.【メドレー】私の魅力に 気付かない鈍感な人(光井、BD:JJ・LL)
  ~キラキラ冬のシャイニーG(田中)~It's You(道重、BD:高橋・亀井)
08.愛され過ぎることはないのよ
09.大きい瞳(亀井・道重・田中)
10.新垣ソロ 夕暮れ作戦会議
11.高橋ソロ スッピンと涙。
- MC
12.LL挨拶~渡良瀬橋
13.JJ挨拶~ふるさと
14.亀井挨拶~春ビューティフルエブリデイ
15.青春コレクション
16.気まぐれプリンセス
17.踊れ!モーニングカレー
18.3、2、1 BREAKIN' OUT!
19.グルグルJUMP 
- MC
20.友(とも)
ENCORE
21.女と男のララバイゲーム
- MC
22.雨の降らない星では愛せないだろう?
23.愛あらばIt's ALL RIGHT
- MC 
24.涙ッチ

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モーニング娘。 12/15 横浜アリーナ公演レポート ~会場の周りとかステージとかメンバーの話~

2010-12-16 22:35:14 | ライブ!2010
 モーニング娘。の横浜アリーナ公演に行ってきました。そのレポートを書きたいと思いますが、単にコンサートの流れを追って書くのではなく、視点を変えた内容のものを何パターンか書いてみたいと思います。今回はコンサートを取り巻く環境や状況から見た横浜アリーナ公演というレポートです。

・グッズ列
 久しぶりの大会場公演という事でいつもとは勝手が違う運営側、グッズ販売も14:00と夜公演のみのコンサートにしてはやや早いスタートです。しかし、実際はもっと早い時間にすべきであったと言えるほどの大盛況。
 ネット上でグッズ列が凄いという情報を仕入れつつ、15:30過ぎに現地に着いてその列を見て唖然。なんとその列は大きな会場を半周以上の長さになっています。様子を見ながら歩き回ってみると、高校生くらいの人が多い。それはイコールで女の子が多いという事でもあります。その後、客席内でも女性率の高さは実感出来、メンバーがMCで「女性の方~?」と客席に問いかけた時も、一割以上の客数のサイリウムが振られていた事を加えます。
 結局、13:30頃以降到着したお客さんは購入出来ないまま、16:30頃にグッズ列はそのまま入場列になりました。入場は優先してあげるから中に入ったらすぐグッズを買えという訳です。今回は会場内にあるイベントスペースみたいな空間でグッズを販売していたのでした。つまり入場者が中で買う販売スペースと共用だったのです。

(ネットで見つけた、会場前に貼られていたツアーポスター画像)

・オープニングアクト
 17:40頃、予定時間を10分ほど遅れての開場。そのまま遅れの分を押す形で18:10頃ステージにオープニングアクトのスマイレージが白い衣装で登場。一曲目は「夢見る15歳」です。入場自体は早く流していたためか客席には既に7割くらいの観客がいます。スマイレージは果たして受け入れられるのだろうか?という不安もありましたが、温かい声援が飛ぶ客席。
 一人ずつ挨拶をしたあと、卒業メンバーとの思い出を語るスマイレージ。印象に残ったのは、メンバーがエッグ時代にこの会場のステージに立った時、ダンスがうまく出来ないメンバーに亀ちゃんがアドバイスをしてくれたという話。亀ちゃんのこういうさりげないイイ話、他にも色々ありそうな気がします。
 二曲目に「同じ時給で働く友達の美人ママ」。結構合いの手も出ていました。

・特殊効果
 開演も予定を10分ほど遅れての18:40頃スタート。いきなりステージ前に火柱が吹き上がります。こんな演出は今までのハロプロでは見た事がない。ステージに近い人はさぞ暑い事だろうと同情しつつ、いやいや「メンバーはもっと暑い」と思い直すのでした。
 ステージ構成は、メインステージから客席に向かって花道とセンターステージが設けられ、客席のセンター席とアリーナ席(1Fスタンド的なポジション)の間に場内を一周する周回ステージが作られていました。この周回ステージは「青春コレクション」の時に使用され、四人ずつ両サイドから歩きながら歌ってきたメンバーが、メインステージから一番遠い正面奥の所で合流、そのポジションでそのまま歌うという演出を行いました。これはステージからもっとも遠い正面奥の客席へのサービスになったと思います。
 火柱以外にも、花道脇からはスモークを焚いて花道で踊るメンバーを煙で包み込んだり(正直これは見辛かった)、ラストの「涙ッチ」ではセンターステージで歌うメンバーの周りから四方にリボン発射。これが四色になっていて、シルバーと卒業メンバーの色になっていたと後から知りました。ネットにあった参考画像を貼ります。


 ・セットリスト
 秋ツアーのものをベースに、中盤に卒業メンバーによる手紙朗読コーナーとソロ曲披露コーナーを挟んだものでした。
 ソロ曲は、リンリンが「渡良瀬橋」。ジュンジュンが「ふるさと」。亀ちゃんが「春 ビューティフルエブリデイ」。
 メンバーから卒業メンバーへの贈る言葉のセレモニーはアンコール明け、新曲「女と男のララバイゲーム」の後という微妙な入れ方でしたが、こちらもたっぷり時間を使って行なってました。
 まあ、セレモニーが長かったので汗をかいた状態から冷えてきて寒くなって来たんですが(笑)、卒業メンバーの手紙のコーナーの方はとても良かったです。リンリンの「青空」を使った素敵な表現にリンリンの詩人な感性と優しい人柄を見て、ジュンジュンが今まで一番流暢な日本語で挨拶した事にこの日のために陰で練習してきた事を感じ、亀ちゃんが最後まで自分のキャラを全うして笑顔を絶やさず明るく振る舞った姿に頼もしさを感じたのでした。
 三人の手紙朗読からソロ曲披露は早く映像で観てみたいところです。

・ダブルアンコール
 アンコールが終わり、客席に照明が灯されても「アンコール」が鳴り止みません。
 その声援に応えるようにステージに三人が出てきました。大歓声を受け、三人は力いっぱい手を振ります。最後まで明るく、爽やかにステージを去っていく卒業メンバー。大きな拍手が会場を包むのでした。


 ~次回、卒業セレモニーと歌の話編~

モー娘。亀井絵里ら3人が涙の卒業

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ハロプロエッグ新人公演11月~横浜JUMP!~

2010-11-30 21:59:16 | ライブ!2010

 開演時間を迎え、メンバーが全員出てきました。衣装は各自バラバラですが、紺色ラメな佐保ちゃんが目立ちます。間近で見て改めて思いましたが、佐保ちゃんは大人っぽくなった。一番変化の大きい年頃ではあるけれど、一年前と比べたら別人のよう。

 01.Go Girl~恋のヴィクトリー~/全員
 一曲目は「Go Girl~恋のヴィクトリー~」。こういうアップテンポな賑やか曲は大人数が映えます。ちょうど自分のいた辺りで踊る吉川友ちゃんの軽快なダイナミズムとしっとり笑顔のダンス。この素晴らしき存在感がマイナーポジションに閉じ込められている事が、今のハロプロの読みの甘さであると改めて思いながら、真ん中で決めポーズを作る北原沙弥香ちゃんの方も見るのでした。

 02.ライバル/(昼)Aチーム、(夜)Bチーム
 【Aチーム】仙石、古川、佐保、岡井、前田、金子、宮本、平野、勝田、木沢、長澤
 【Bチーム】吉川、森、北原、関根、譜久村、新井、竹内、佐藤、高木、田辺、工藤
 曲が終わり、MCまことが出てきてクイズ大会。この質問をつんくPがどう答えたかを当てるという内容です。二つのチームに分かれて、正解者が多かった方が次の「ライバル」を歌えるというご褒美付きです。
 クイズの内容は長くなるので、別な場所にまとめておきました。ネットにレポートを書いてくれた方のものをコピペしたものです。
http://d.hatena.ne.jp/alpha7/20101130

 クイズに勝ったBチームが「ライバル」を歌いました。

 03.愛の園~Touch my Heart!~/佐保、譜久村、勝田、竹内
 続いては「愛の園」。佐保明梨ちゃんと譜久村聖(ふくむらみずき)ちゃんがセンター的ポジション。佐保ちゃんが歌やダンスがなかなか出来る子なのは知っていたけれど、フクちゃんの歌が良くなっていた。中2に見えない大人びて落ち着いた外見のフクちゃんですが、実力も大人になってきたという事かと納得。

 04.初めてのハッピーバースディ!/金子、田辺、宮本、工藤
 カッコ良くもいいけど可愛くもヨロシクとばかりに、「初めてのハッピーバースディ!」は子供組が楽しく魅せる。以前のエッグならば、この手の曲を若手に歌わせると歌唱力が悲惨で、楽しいよりもハラハラ見守る気持ちになったものだけれど、ハラハラはしなくなりました。小さい体で腕を大きく振って踊る四人の姿。こういうさりげない見せ方の巧さこそがハロプロの真骨頂かもしれません。

 05.わっきゃない(Z)/吉川、北原、仙石、古川、森
 子供組が頑張っているのだから年長組も負けていられない。曲は「わっきゃない(Z)」。選曲的には子供組が歌っても違和感ない曲。℃-uteが小中学生ユニットだった頃の曲です。ところが見てみると年長組でも違和感がない。森咲樹ちゃんのダンスは相変わらずキビキビしていて長身と相成って見映えします。そんな中、キッカのパフォーマンスを見ながら「もし吉川友が℃-uteに入ったら」という仮想世界を脳内で再生するのでした。

 06.MADAYADE/金子、田辺、宮本、工藤、前田、関根、高木
 再び先ほどの子供組が登場。プラス三人で「MADAYADE」。プラス三人の一人である関根梓ちゃんが年齢的にはベリ世代と言えそうな立ち位置とあってダンスをする姿が違和感ナシ。一番ハマっていたかもしれない。こういうコミカルソングが意外に似合うせっきーは見た目はハロプロっぽくなかったりする。

 07.みかん/佐保、譜久村、勝田、竹内、岡井、新井、佐藤、木沢、関根
 続く「みかん」は本公演のセンターであり、エッグの愛れなコンビみたいなポジションになっていた佐保ちゃん&フクちゃんがセンターで文字通り、愛れな役。歌詞が佐保ちゃんの置かれている立場にハマり過ぎていて、この曲をこの人選で歌う意味を噛みしめるのでした。
 「みかん」の歌詞ってどんなのだっけ?という人のために、本家モーニング娘。の動画を貼っておきます。

モーニング娘。 - みかん (Dance Shot Ver.) [HD]

 (私が大好きな曲。歌い手がエッグでもやはり気持ちが高ぶります)

 08.SHINES/全員
 会場がかなり暑くなり、メンバーの顔にも汗がキラリという感じ。そんな輝きをまさに歌う「SHINES」。私は℃-uteコンサートの時のように、持参の青いタオルを取り出し振り回します。さすがに℃-uteコンサートの時のように「なっきぃタオル」を振り回す訳にはいかないから、青いカラーの湘南ベルマーレマフラータオル。青は勿論「さぁやの応援」の意味です。

 09.絶対解ける問題 ×=/勝田、竹内
 びっくりな人選な「」。さすがに多少ぎこちなさはあったけれど、激しいノリで動きながら歌う曲なのにボーカルが大きく乱れる事なく完走。案外実力者な二人かもしれません。

 10.Thanks!/佐保、譜久村
 続く二人組パフォーマンス第二弾「Thanks!」。元歌GAM。Great Aya and Mikiがユニット名の由来。この日からその意味が変わった。新しい意味は、Great Akari and Mizuki
 ちょっと大げさに言っているようにとられるかもしれないけれど、この二人があまりにハマり過ぎていて、本気で二代目GAM行けるんちゃう?と感じました。あやみきヲタには怒られそうだけど、これが2010年のGAMや!みたいな。そのくらい良かった。ダンスにもほのかな色気が感じられ、サビのボーカルも力強い。私はこの公演のDVDが出たら欲しいなと思っていますが、それはこのGAMをまた見たいという理由が大きい。身長のバランスもいいし、今後も組み続けてほしい二代目GAMでした。

【GAM-HD】「Thanks!」 ☆ GAM

 (某グループのお尻ダンスってこの曲にインスパイアされたのカナとか言ってみる。再会を歌った歌詞が今のエッグの置かれた立場と重なります)

 11.僕らの輝き/金子、田辺、宮本、工藤
 再び子供組が登場して「僕らの輝き」。この曲のオリジナルである℃-uteバージョンは歌い出しが岡井千聖ちゃん。と来れば、岡井明日菜ちゃんを抜擢しても良さげだけど、そういうファンサービスは無し。今回の新人公演はエッグメンバーにステージ経験を積ませる目的よりも、現有戦力で最大限の力を発揮出来る人選に拘ったフシがあり、各曲のメンバー組み合わせもパターン化されています。これはコンビネーションを重視した結果だと思われます。
 そんな子供組のコンビネーションはなかなか。ボーカルも乱れず、ダンスもそれなりにこなしていました。体力を考えたらかなりの健闘です。何しろ、見ていて普通に楽しめた。この普通に楽しめた事が重要。ハラハラが無いという事ですから。

 12.Come Together/吉川、北原、仙石、古川、森、前田、関根、高木
 音楽ガッタスのナンバー「Come Together」を年長組が披露。今やエッグに残る音楽ガッタス経験者は仙石みなみちゃんだけ。仙石ちゃんは背も小さく派手なオーラはまとっていないけれど、つい目が行くような、気になってしまうような存在感があります。その小さくも力強い存在感のおかげで、Berryz工房の舞台に上がった時も埋没する事なく輝いた。
 この日の仙石ちゃんも、キッカさぁやの強烈な存在感に負けずに小さな存在感を示せていたと思います。良い意味での名脇役タイプ。

 13.LOVEマシーン/全員(長澤・工藤除く)
 エッグメンバーが様々なイベントステージで歌い続けてきた曲「LOVEマシーン」。一般的にはモーニング娘。の代表曲ですが、エッグを見続けてきた者にとってはハロプロエッグの歴史が刻まれた曲でもあります。この曲を歌うエッグの姿には、そこに立つメンバーだけでなく、旅立っていったメンバー達の姿も浮かんでいる。そんな思い出深いナンバーなのです。

 最後の曲の前に簡単な挨拶があった。ここで白サイリウムが点灯される。びっくりして涙を流すメンバー達。今まで文字通り地道に頑張ってきたエッグメンバー。時には先輩メンバーのバックダンサー。時には舞台のステージ。時にはショッピングセンターのイベントステージ。時にはアニメ発のユニットで歌ったり。みんな目立ちにくい場所で頑張ってきた。
 そんなハロプロエッグの活動の節目となるこのステージは、サイリウム祭をやるに相応しいステージだと思います。

 14.Bye Bye またね/全員
 白いサイリウムが揺れながらラストナンバー「Bye Bye またね」を全員で歌います。「また会いたい」と歌うこの曲。今までは石村舞波さんのための曲だと思ってきたけれど、この曲の歌詞があまりにも今のハロプロエッグにピッタリで胸が苦しくなります。歌詞を知らない人のために、Berryz工房が歌う動画を貼っておきます。

Berryz工房 / Bye Bye またね


 大サビを客席と一緒に合唱しながらハロプロエッグメンバーは次の新しいステージへと向かっていきます。まだ公式な発表はありませんが、この日のまこと氏の「来年からは名前も変わり新たな形で」という言葉を良い意味に解釈して、新たなステージを待ちたいと思います。ありがとう。そしてお疲れ様。またここで会いたい。勿論このメンバーで。
 (11月公演の写真が見つからず、写真は9月公演のものですが、出演者は同じです)

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ハロプロエッグ新人公演 最終章プロローグ

2010-11-29 22:38:16 | ライブ!2010

 夕暮れの横浜西口。そごう百貨店を抜け、日産本社を通り抜け、見えてきたのは横浜BLITZ。ここで最後のハロプロエッグ新人公演が行われるのです。

 会場に貼り出されているグッズ一覧の貼り紙。ソロ生写真のところを眺めてみる。前から所属しているメンバーはみんなとてもいい顔つきになった。顔つきというのは人間の精神状態を表すバロメーターでもある(だから私は今、ももクロの高城れにちゃんを見るのが辛い。温かく見守るしかないのだけれど)。
 そして、まだキャリアの浅い新人メンバー達もだいぶ写真の撮られ方をわかってきたようでみんな可愛く撮れている。きっと、各メンバーの親御さんも我が娘の笑顔が、可愛いアイドル生写真になって嬉しい事だろうなあと想像をしてみる。

 ライブはライブハウスゆえに一階はスタンディング、二階に座席がある構造。ステージには特に飾り付けがないのが低コストライブである新人公演の特徴だけれど、中央に大きなスクリーンがある。メンバーが生き生きと歌い踊る姿がここに映し出されるのです。
 この日秋葉原でイベントだったスマイレージが、もしかしたらこのライブを観に来るかもしれない。ドラマの仕事が夕方には終わるらしい真野ちゃんも来るかもしれない。ハロプロエッグ出身者だからみんな来てほしい。
 ロッカーに荷物をしまい、入場時に払った1ドリンク分のチケットでペットボトルのお茶を受け取った私は、前方右寄りでスタンバイしていた。ポケットに会場前でヲタ有志の方々から頂いた白いサイリウムと、持参の青い電池式サイリウムを差し込み、開演を待ちわびる。新人公演の過去の記憶が脳内でフラッシュバックされる。

 今は卒業していったメンバーの笑顔も脳裏に蘇る。たとえば初代エッグリーダー能登有沙。私は初期の新人公演ではのっちの名前ばかり叫んでいた。後から知った事だけれど、のっちはコレティと一緒に観にこの日見に来ていたそうです。しかもサイリウム片手、しかも一階(笑)。
 次々と思い出が再生されていきます。あびちゃん、今どうしてるのかな?そして、今年の初夏に旅立っていったこみねっち。いつしか旅立っていたえんなや杏里。みんながデビューを夢見て上がってきたこのステージの最終章が間もなく始まる。
 その時、客席がさわめき出した。二階席に真野ちゃんとスマイレージが現れたのだ。やっぱり来てくれたのだ。今日はハロプロエッグの集大成となるライブ。メンバーが持っている力を120%出すステージになるに違いない。スタート当初は、メンバーの実力もまだまだで、観ていてハラハラした新人公演も、年月を重ねるとともにスキルアップしてきた。もう感傷的な気分より、ワクワクした気持ちしかない。18:30を少し回りライブスタート。

~次回に続く~

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モーニング娘。2010ツアー「ライバル サバイバル」 10/17相模大野夜公演レポート ③

2010-10-21 22:17:39 | ライブ!2010
 ~前回の続き~

 ガキさんとみっつぃとジュンジュン、リンリンのトークタイム。日本と中国の違いについてがテーマで毎回語っているようです。

リンリン<「そうだ!We're Alive」で「オギャアッとこの世に生まれた時は」ってありますよね?
ガキさん<はい、そこ私歌ってます。
リンリン<オギャアッって言いますか?ワーワーとかナーナーとかじゃないですか?
ガキさん<それ猫じゃなくて?
ジュンジュン<猫はミョウミョウ
みっつぃ<ニャーニャーやろ?
 しばらくどっちが正しいのかでモメる(苦笑)。そして、ガキさんが「まあつんくさんも考えて作詞してるんだから」とまとめに入ったところ。
ジュンジュン<だってつんくさんの考え方ちょっとズレてる!
 会場は大爆笑。ガキさんは慌てて、「皆さん(キーボードを叩く真似をしながら)この話は書いちゃだめですよ。」
 ゴメン、ガキさん。書いちゃった(笑)。そして、このあと、みっつぃが「相模大野」を「相模近江」と間違えて客席を煽るのでした。「近江(おうみ)」はみっつぃの故郷滋賀県の事やん。

 雰囲気が和やか(?)になったところで、続いてはシングルを連続。「青春コレクション」で爽やかに、「気まぐれプリンセス」でしなやかに、会場はシングル曲とあって更にテンションが上がっていきます。すると、今度はシングルのC/W曲を連発。「踊れ!モーニングカレー」「3、2、1 BREAKIN' OUT!」。巧みなセットリストに心も体も躍り、フリコピオドリストは踊る。でも、モーニングカレーはフリコピ派でなくても踊る。踊り率八割(二階席から野鳥の会して推定した数字)。まあ、自分もさゆの動きに合わせて踊っていたので詳細は定かではない(苦笑)。

 完全に会場が熱気に包まれて、少しもわっとした暑さに変わってきた頃、トドメと言わんばかりに「グルグルJUMP」が来る。もう多くのヲタはイントロからオーバーアクションで出来上がっている。
 そんな観客に負けじと、とにかくメンバーは動き回る。しかも、動き回りながらも人と人とを結ぶ距離とかラインが乱れていないのが二階席からだとよくわかる。自分は体は曲に合わせながら手を上げたり下げたりしながら踊っていたけれど、頭では「モーニング娘。って改めてスゴいな」と感心していたのでした。他と比べるとか、あまり意味がない行為だし、ジャンルが違うアイドルばかりだから比較自体も意味はないと想いながらも、ここまで出来るアイドルは他にはいない。モーニング娘。のライバルはモーニング娘。なのではないか?と思うのでした。

モーニング娘。 涙ッチ


 昨日の自分に負けないように頑張る今日の自分がいる。

 ラストはシックに「友(とも)」。C/Wをクライマックスに持ってくるのがモーニング娘。らしいところ。

 アンコールを叫ぶ観客のコールはアンコールではなく「ガキさん」コール。再び客席は緑のサイリウムに染まり、揺れていく。
 スクリーンにはそんな客席が映し出される。ヲタが作った電飾でのお祝いメッセージやお祝いメッセージボードなどが次々と映し出されていく。このあとのMCによれば、ガキさんはちゃんと楽屋のモニターで着替えをしながらそれらのメッセージを読んでいたそうだ。

 アンコール一曲目は新曲「女と男のララバイゲーム」。不思議なメロディ展開の曲で、何ヵ所か音も歌声もストップする部分がある。大サビで愛ちゃんがポーズを決めたままストップ。長いので客席が沸き始める。スクリーンには、表情で煽る愛ちゃんが映る。更に歓声が沸き、沸点に達したところで歌再開。面白い演出だと思いました。

 アンコールのお礼と一人ずつの挨拶。本当のラストナンバー「涙ッチ」。バラード調で始まり、ロック調のサビになる。リズムに合わせて歌詞の力強さの度合いも変わる。それはまるで、卒業していくメンバーへのエールみたいに思えた。

 メンバーが全員下がったあとガキさん再登場。
 「12歳でこの世界に入って22歳になるという事は10年が経ったという事で、私もみんなも10年分の年を重ねたという事。これからも一緒に年を重ねていけたらと思います」
 いい言葉だ。心にジーンと来た、ありがとうガキさん。
 「シャワー浴びてねー。拭いてねー。気をつけて帰ってねー。」
 最後までファンに気を遣うガキさんであった。こういう謙虚な姿が安心出来るのです。誰もいなくなったステージに向かって観客が叫び始める。「ガキさん最高!」。

 セットリスト (この公演はパターnA)
 - メンバー紹介~全体ダンス
01.そうだ!We're ALIVE
02.Hand made CITY
- OPENING MOVIE
03.あっぱれ回転ずし!
- MC
04.泣き出すかもしれないよ
05.女が目立って なぜイケナイ
06.強気で行こうぜ!
- MC(亀井・道重・田中)
07.【メドレー】私の魅力に 気付かない鈍感な人(光井、BD:JJ・LL)
  ~キラキラ冬のシャイニーG(田中)~It's You(道重、BD:高橋・亀井)
  ~レインボーピンク(重P→JP・LP)~恋ING(亀井→全員)~元気ピカッピカッ!
08.愛され過ぎることはないのよ(未発表曲)
09.なんちゃって恋愛
10.大きい瞳(亀井・道重・田中)
11.高橋ソロ(スッピンと涙。 / シークレット) この日はシークレット
- MC(新垣・光井・JJ・LL)
12.青春コレクション
13.気まぐれプリンセス
14.踊れ!モーニングカレー
15.3、2、1 BREAKIN' OUT!
16.グルグルJUMP ※間奏で「モー」「ニン」「グー」「サー」「イー」「コー」
- MC
17.友(とも)
ENCORE
18.女と男のララバイゲーム(10/10から)(10/3まではリゾナント ブルー)
- MC
19.涙ッチ

セットリストパターンB

- メンバー紹介~全体ダンス
01.そうだ!We're ALIVE
02.Hand made CITY
- OPENING MOVIE
03.あっぱれ回転ずし!
- MC
04.泣き出すかもしれないよ
05.女が目立って なぜイケナイ
06.強気で行こうぜ!
- MC(亀井・道重・田中)
07.【メドレー】私の魅力に 気付かない鈍感な人(光井、BD:JJ・LL)
  ~キラキラ冬のシャイニーG(田中)~Take off is now!(高橋新垣田中)
  ~来来!「幸福」(JJLL)~晴れ 雨 のち スキ(亀井→全員)~愛あらば IT'S ALL RIGHT
08.愛され過ぎることはないのよ(未発表曲)
09.なんちゃって恋愛
10.大きい瞳(亀井・道重・田中)
11.新垣ソロ(夕暮れ作戦会議 / 男友達)
- MC(高橋・光井・JJ・LL)
12.青春コレクション
13.シャボン玉
14.Ambitious!野心的でいいじゃん
15.その場面でビビっちゃいけないじゃん!
16.ラヴ&ピィ~ス! HEROがやって来たっ。 ※「大好きよ超大好きよ」を全員1回ずつ繰り返し
- MC
17.友(とも)
ENCORE
18.女と男のララバイゲーム(10/10から)(10/3まではリゾナント ブルー)
- MC
19.涙ッチ
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モーニング娘。2010ツアー「ライバル サバイバル」 10/17相模大野夜公演レポート ②

2010-10-20 21:36:08 | ライブ!2010

 ~前回の記事の続き~

 ステージが突然紫のライトに染まる。ソワソワしだす観客。待ってましたとばかりに大歓声。なんだこの大きな波。波の向こうの水平線には光井愛佳ちゃんが立っている。「私の魅力に 気付かない鈍感な人」だ。
 バックで踊るのはジュンジュン、リンリン。二人も楽しそう。八期は八期なりの絆があるんだなあと、私はステージを見ながらしんみりとする。しかし、ここは弾けるところですよ!と言わんばかりにみっつぃがノリノリで客席を煽ってくる。スクリーンに映る表情を見ていても自信に溢れたような力強さがある。紫という落ち着いた色をパワフルに魅せる事が出来る子だと気づく。

 メドレー形式で歌は続いていきます。次はれいな。歌うは「キラキラ冬のシャイニーG」。二つ縛りの髪に赤いチェックの上下衣装。ステージを左右に歩きながられいなは客席に笑顔を向ける。「キラキラな私を見て」と言っているかのような。大丈夫、キラキラしている。

 次はさゆの出番だ。「It's You」。さゆはピンクもいいが意外に赤も似合う。白い顔、白い手足が映える。なんだかんだ言って、やっぱり可愛いのは確かだなと改めて思う。自画自賛も今なら嫌味にならないハズ。
 感心するのは可愛さだけではない。歌も良くなってきていないか?少なくとも昔より安定してきた。昔と景色は変わらなくても、道重さゆみは変わっていく。勿論良い意味で。

 歌い終わったさゆは突然「しげピンク」になる。「今日はピンクの衣装じゃないけれど」などと言いながらレインボーピンクの前口上をアレンジしたものを語るしげピンク。当然、しげピンクコールもしなくてはいけない。
 でも、こはっピンクはもういない。今回レインボーピンクを務めるのはジュンジュンとリンリン。「レインボーピンク」は新しい一ページを書き加えた。
 正直言って、レインボーピンクはさゆ小春以外には考えられないし、小春が卒業式に歌う曲にこの歌を選んで旅立っていった以上、歴史は封印すべきだと思っています。しかし、こうして封印されず新しいレインボーピンクを書き加えてきた。もう素直に楽しむしかない。
 ジュンジュンはこういうのが大好きなのだろう。生き生きとしている。明るい表情で踊るジュンジュンが愛しい。
 リンリンもこういうのが大好きなハズ。いつも楽しそうに踊っている子ではあるけれど、いつもの倍増しで嬉しそうな笑顔を見せている。バラードからコミカルまでこなせるリンリンが愛しい。
 楽しみながら、さゆヲタであるから当然フリコビばっちりで~すな自分はレインボーピンクを踊り、残り少なくなってきたジュンジュンとリンリンのモーニング娘。としての姿を記憶に保存していく。コミカルな曲なのに、少ししんみりとしてきた。まだツアーは折り返しなのに。

 次は亀井絵里の番だ。客席のあちこちから高輝度サイリウムが光り始める。まるでキャンドルライトみたいに輝くオレンジ。曲は「恋ING」
 ソロだから当然、愛ちゃんパートを亀ちゃんが歌う。亀ちゃんはよく愛ちゃんに甘えていたな。ミキティパートも歌う。よくハロモニなどでミキティにツッコミされていたな。ミキティは妹みたく可愛がっていた。
 そんな事を想いながら観ているからもうダメである。今日は卒業公演ではないんだと自分に言いきかせる。しかし、途中からメンバーがみんな出てきて、亀ちゃんと愛ちゃんのソロの協奏曲と化してくるからセンチメンタルが止まらない。想い出は進行形だ。

 メドレーのラストは「元気ピカッピカッ!」。ビシッと決めて見事に締める。

モーニング娘。 元気ピカッピカッ!


 メドレーが終わると、客席は緑に染まり始める。10月20日はガキさんの誕生日。っそれを一足早く祝おう。そんな観客の想いのこもったサイリウムが点灯する。ハッピーバースデーの大合唱を会場全体で行なったあと、ガキさんの挨拶。
ガキさん<12歳でこの世界に入って、もうすぐ22歳ですよ。毎年、こうしてお祝いしていただき、本当にありがたいです。ありがたや~、ありがたや~。
 挨拶が終わると真ん中からそそくさと自分の位置に戻っていくガキさん。センターに立っているのは自分の性には合わないという事か、そんな奥ゆかしさが好きです。

 続いて、未発表曲愛され過ぎることはないのよ、今日もしなやかに魅せる「なんちゃって恋愛」、六期三人みよる「大きい瞳」は大いに盛り上がり、愛ちゃんソロの「シークレット」へ。これは後藤真希さんのカバーです。今回のツアーは、愛ちゃんがごっちんのカバー、ガキさんがなっちのカバーを歌うという企画を行なっています。セットリストが毎回変わるわけです。こういう試みはファンサービスとしてもいいと思うし、メンバーが緊張感を保ってステージに臨むためにもいいと思います。お願いとしては、ラコンサートDVDには全ての曲を収録してほしいという事です。たぶん大丈夫だと思うので、観てないバージョンのは楽しみにしておきます。

 そんな感じでコンサートは後半戦に入っていきます。~次回、トークも歌もダンスも大盛り上がりな後半戦レポート~

 新垣里沙さん、今日は誕生日ですね。22歳おめでとう!素敵な年になると良いですね。ファイトなのだ。
 

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モーニング娘。2010ツアー「ライバル サバイバル」 10/17相模大野夜公演レポート ①

2010-10-18 23:14:46 | ライブ!2010
 グリーンホール相模大野に来るのは久しぶり。相模大野駅で降りる事自体が久しぶり。いつ以来か?五年前の後藤真希さんコンサート以来。
 久しぶりの場所に来て、だんだんと景色を思い出すと何だか切ない気持ちになります。景色は変わらないのに、自分や自分の周りは変わっていく。伊勢丹を抜けると現れるホールに以前と変わらない景色を見る。

 階段を降りた所にある公園に行きベンチに座る。色んな色のTシャツを着た者達が芝生やベンチに集っている。明らかに女の子が増えたのが五年前のハロプロとは違うよね?と水溜まりを見つめる。


 2010モーニング娘。秋冬ツアー、いよいよ折り返し地点。金欠な自分は今日が「自分だけの初日」だ。セットリストは暗記しないでやってきた。もっとも、今回のツアーはセットリストが2パターンあり、更にそれぞれのパターンにある愛ちゃんかガキさんのソロが2パターンあるのだそうで、金欠な人は観たい曲がある方のセットリストが来る事をアイドルの神様にお祈りするしかないのだ。
 自分は前日品川でアイドルの神様に弄ばれたので、あまり期待せずにやってきた。入口でグッズチラシを貰って入場。実は私は観に行ったハロプロ現場のグッズチラシをちゃんとファイルに保存してある。五年前の後藤真希さんのも勿論あるのだ。

 場内に入ると更に女の子の多さを感じる。自分の席の後ろもさゆヲタな女の子だ。仲間だ。ともに楽しもうぜと心で思う。そんな今日の席は二階席。でも角度がついてるのと、前にせり出している構造だからか見やすそう。

 18:30。メンバー登場。いわゆるダンスミックスな音に合わせてメンバーが踊る。二階から見ていても一人一人の手足の動きがよくわかる。自分を大きく見せる術をちゃんと持っているのがモーニング娘。のすごい所。

 一曲目は「そうだ!We're ALIVE」。たたみかけるように「Hand made CITY」。いつも通り客席にマイクを向けるメンバー。「I LOVE YOU」→「I LOVE YOU」。素敵な相思相愛がステージと客席を繋いでいく。一時期、娘。ヲタの叫ぶ声のボリュームが落ちてきたなと感じていた時期があったけれど、最近またみんな元気になってきた印象。元気な客席だからこそ、こういう掛け合いのある曲が活きるのです。

 オープニングムービーは格闘ゲームのムービーみたいなノリの勇ましさ。決めポーズを一人一人決めていく。こうやって勇ましいメンバー達を見ると気がつくのは、モーニング娘。って女の子した子が少ない。さゆくらいか?みんな可愛いを上回るカッコ良さを自慢できる勇者キャラ。女の子ファンが増えているのも納得。

 再び登場したメンバーは新曲「あっぱれ回転ずし!」を披露。今回のステージカメラは正面からだけではなく、上からも撮影しているので、サビの時に円を組むメンバーを上から撮ってスクリーンに映す。その姿がまるで回転寿司みたい。という演出なのでした。
 メンバー挨拶に続いて「泣き出すかもしれないよ」。この曲は何故か最近好きになってきた一曲。秋たがらか?多分意味や理由はないんだけれど、メロディ展開の良い意味の切り貼り感が好きなんだと自己分析。
 しみじみしていたら、次は「女が目立って なぜイケナイ」。イントロからガンガン来るから、センチメンタルな秋の夕べな気分は既に終了し、ダンスタイム。フリコビ君達は楽しそう。自分も思わず覚えたくなる。この「一緒に踊ってみたい」という気持ちにさせるモーニング娘。が素敵なのです。
 懐かしいナンバー「強気で行こうぜ!」。アレンジを変えてあって、ギターのディストーションが全開な感じ?こういうアレンジは生バンドで観てみたい。モーニング娘。は男性バンドマンと共演させてもいい存在だと自分は思うのです(ベリキューはヲタ心理的に難しいと思う)。

 そして、六期メンバーMC。
れいな<心理テストをします。絵里とさゆは家にいます。
さゆ<一軒家?マンション?
れいな<どっちでもいいから。じゃあ一軒家で
外に出たらゴミ袋がありました。それはいくつありますか?
さゆ<猫が入ってる(質問を理解していない?)この前お姉ちゃんがゴミ袋に入ってる猫を拾ったって言ってたから。あ、でもお姉ちゃんのことだから違うかも知れないけど(会場爆笑)

回答は、さゆ一個 えりりん三個

れいな<これは、あなたが敵だと思ってる人数です。れいなも三個やった。パって思いついた人いる?
さゆ<ジュンジュン(会場爆笑)
えり<私あんまりぶりっことかイラッとしないほうなんだけどジュンジュンには(苦笑)。
さゆ<れいなが三個って意外だね。無限にあるかと思った(苦笑)。
れいな<なんか世の中のすべてが敵みたい。本当は優しくしたいんやけど表では「ハ~?」ってしちゃうん。
えり<れいなは本当は優しいしそれに純粋だから。そのギャップがいいよ。

 亀ちゃんの優しさが素敵だ。心がポカポカしてきたところで次回に続く。

強気で行こうぜ! '03春 モーニング娘。
 
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℃-ute~ダンススペシャル!!「超占イト!!」~ 9/19夜公演レポート 後編

2010-09-23 19:21:23 | ライブ!2010

   
 ~℃-uteコンサートレポート後編です~

 持ち歌が増えてからはコンサートツアーでカバーをする機会が減っていた℃-uteが久しぶりにカバーに挑戦。こういう企画はアルバム発売直後のツアーではやりにくいだけに、秋ツアーならではの好企画。歌った歌は以下の通り。

黄色いお空でBOOM BOOM BOOM - 宇宙でLa Ta Ta - 青春のカスタード - SHALL WE LOVE?  - CRAZY ABOUT YOU - GET UP!ラッパー

 数人ずつで組んで歌う曲もあり、ダンスだけでなくボーカル面での成長を強く感じました。聴いていてヒヤヒヤするメンバーがいないアイドルグループって他にはなかなかないですよね。選曲も、おそらくダンス映えを重視して選ばれたのだろうけれど、意外性の高い曲ばかりでGoodです。

 続いて「SHOCK!」を歌ったあとメンバーは衣装チェンジで下がります。そういえば衣装に関する記述がないなあと思われた方、実は一階後ろの席だったので細部がわからず、しかも衣装に関しての記憶が飛んでしまいました。お詫び申し上げます。このあと、イメージカラーの衣装があった事は憶えていますが。

 衣装チェンジの間、スクリーンには静止画ムービーが流れます。℃-uteがコンサート用にオリジナルムービーを作るのは珍しい。「特命部隊ナイト」というムービー。各キャラクターは春ツアーで一瞬だけやっていたキャラクター。今後も続くのかな?ちなみに、ムービーは四種類あるそうです。DVDは全部収録されますよねゼティマさん。

 メンバー現れて、「まっさらブルージーンズ 」「立ち上がれ 乙女達」「FOREVER LOVE」と三連続で披露。まっさらを中盤で使うのは新しい使い方で、中だるみ防止にもなると思いますが、個人的には「FOREVER LOVE」が目も覚める一撃でした。相変わらずカッコイイ。もう少し気の利いた言葉を書きたいですが、カッコイイとしか良いようがない。直線的なカッコ良さがある。メンバー全員が手足を置くラインを意識しているからではないかと思うのです。

 ここで一旦トークタイム。「」という、このツアーと連動して行なっているセレンドとの連動企画。担当は、おみくじコーナーに出演しなかった三人なので、この回は舞美千聖マイマイ。
 進行を舞美が行い、カメラはマイマイ。セレンドへのつぶやきは岡井ちゃんが行なう事になりました。
 岡井ちゃんの予言がつぶやかれました。「お客さんが、ふーで倒れる」
 岡井ちゃん「皆さんを座間まで飛ばしますよ」

 会場から笑いが起きる。座間ではモーニング娘。がコンサートを行なっているのです。岡井ちゃんがポーズを決めて「ふー」と客席に向かい吹くと、自分も含めて観客のほとんどは「やられた~」という感じで倒れました(笑)。ヲタのアドリブ力凄い。続いて今度は池袋に飛ばすと宣言して、また皆さん倒れていきます(笑)。池袋ではBerryz工房が舞台をやっております。

 続いてはおみくじコーナーメンバー二人が歌う「One's LIFE」。元々は梅さん千聖マイマイが歌う曲で、ラップ担当はうめちさでしたが、この回のラップ担当はなっきぃ。そこに歌担当の愛理が絡みます。このラッパーなっきぃがとても良いカンジ。以前のなっきぃは歌に不安がありました。声の伸び、発声などに安定感がなかった。
 しかし、この日なっきぃが聴かせてくれたラップには不安定さはなく、正直「これ、なっきぃ?すごい成長したなあ」と驚いたわけです。実際なっきぃのボーカルから不安定な感じは消え、声も伸びるようになった。ちゃんと陰で努力を重ねてきたに違いありません。

 続いて三人も合流して「めぐる恋の季節」「大きな愛でもてなして」とシングル曲を連続。大もてのサビでのフリコピ率は相変わらず高い。覚えやすい振り付けなのが理由だと思うけれど、難しいダンスをこなす℃-uteも良いですが、こういう風にシンプルな振り付けを可愛く踊る℃-uteも良いですね。

 いい感じに会場が一つになってきた。そうなると次はもっと一つになる曲。「青春ソング」
 今ツアーから「」はサビでタオルを回す趣向になりました。持参の中島早貴マフラータオルを回す回す。ああ涼しい(笑)。そしてサビは客席合唱。この曲、最近のハロプロソングでは、高まる度はトップクラスではないでしょうか。

 ラストスパートに向けてトークがあり、「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」「夏DOKI リップスティック 」。「夏DOKI リップスティック 」は本来は舞美ソロ曲だけれど、今ツアーでは全員で歌う。激しく踊る舞美に負けじとみんな激しい。五人で歌う「夏DOKI リップスティック 」の激しさは今ツアーの見所の一つと言えそうです。

 ℃-uteコールに包まれてアンコールへ。一曲目は「JUMP」。少し明るくなった客電の下、観客もメンバーに負けじと跳ぶ。
 アンコールありがとうの挨拶では、オープニング挨拶と同様にコマネチ大会になって、明るく締め。ラスト二曲へ突入。

 「忘れたくない夏」の大サビでの岡井ちゃんの勇ましい歌声は健在。この曲を聴いていると、当時の℃-uteを思い出してちょっぴりセンチメンタルになる。脳裏には梅さんや栞菜の姿も浮かんでくるし、二年前の夏に周りを恐怖に陥れた雨女舞美との雨の思い出、いや台風やゲリラ豪雨の思い出が思い出されるのです。
 ラストは「通学ベクトル」を全員。客電が更に明るくなり、愛理のハンドクラップに合わせてメンバー四人も観客もみんなでハンドクラップ。この盛り上がり曲を全員で歌うというのも、これもまた今ツアーの見所のひとつと言えそうです。ラストを敢えてダンスナンバーにしなかった事もセンスを感じます。

 こうして、「ダンススペシャル」なコンサートは終わりました。いつもと同じように最後に一人、客席に向かって深々と頭を下げていく矢島舞美リーダーの姿を見ながら、「また観たい」という思いを強くするのでした。金欠でチケットはもう取っていないけれど、このカッコよさにもっと触れたい。そう思える今回の℃-uteコンサートなのです。

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℃-ute~ダンススペシャル!!「超占イト!!」~ 9/19夜公演レポート 前編

2010-09-22 22:22:29 | ライブ!2010
           
 ~前回の記事からの続き~ (曲名にリンクが貼ってあるものは、その曲の動画のリンクです)

 歓声に包まれてコンサートは始まりました。会場は東京渋谷C.C.Lemonホール。一曲目は「Danceでバコーン!」。自分は初めて生で観たけれど、観客の掛け声が揃っていて、しかも大音量。最近のハロプロ現場はヲタのコールの声量が落ちてきたように感じていたけれど、℃-uteコンサートではそんな事はないのでした。Bメロのエアギターも振り真似しながら叫ぶ。
 一番を見てなんとなくノリが掴めたので、二番からはコールや合いの手に参加。
 「楽しい(笑)楽しすぎる」
 やはり「Danceでバコーン!」はライブを観てこその曲だったのでした。最近のハロプロ曲ではスマイレージの「スキちゃん」と並ぶ「現場で楽しいナンバー」ではないでしょうか? 前にブログで「「Danceでバコーン!」を叩いていた事は少しだけ忘れてください(苦笑)。

 続いては「ディスコクイーン」。コンサートで歌うのは久しぶり。オリジナルとは違い全員で歌うのだけれど、歌い出しの前にソロダンスを順番に披露。同時にスクリーンでメンバー紹介が映し出される。メンバー紹介映像の演出としては新しい手法。カッコ良くてマル。「ディスコクイーン」も大好きな曲だから二重マル。全員で歌ってはいるけれど、Bメロはやっぱりマイマイ。マイマイコールのPPPHがこだまする。

 もう既に観客は暖まってきた。準備万端。アーユーレディ?いつも通り大音量で叫ぶヲタ達。現在の女性アイドルソングの中で客席をヒートアップさせる曲ベスト3を選んだら、間違いなく入ってくるであろう「都会っ子 純情」。三曲目に歌うのは反則にも程がある(笑)。

 メンバー挨拶。想像つく通り、リーダーは既に大汗全開。挨拶での占いコーナー、今回の占い担当のマイマイが「全員がコンサート中にビートたけしのモノマネをする」と回答して、 テンション上げ上げの気持ちを「コマネチ!」で表現、流れで全員「コマネチ!」。舞美やなっきぃが照れくさそうにやっっていたのが萌え。暑いし、萌えだし、始まったばかりで色々大変です(苦笑)。

 「これ以上 嫌われたくないの」「Bye Bye Bye!」とややミディアムテンポなビートの曲が続きます。「Bye Bye Bye!」は昨年春ツアーで梅さんを見ながらフリコピしていた思い出があるから、観る度いつも梅さんを思い出す。しなやかなダンスが似合う曲。

 続いては、コンサートでは久しぶりな「即 抱きしめて」。この曲ではやっぱり「めぐぅ」を思い出さずにはいられない。体を思いきり反らしながら踊っていためぐが懐かしく、切ない気持ちになりかけたところに、舞美の「当たったら痛そうな」ハイキックを観て目が覚め、懐古タイムは終了。

 続いては、なっきぃと愛理による「おみくじトーク」。
 まずは愛理。お題は「ぶっちゃけスマイレージをどう思う?」
愛理「スマイレージの三人が私と同い年なんですが、周りからそう見られないのが悲しい」
 愛理とあやちょ、ゆうかりん、かにょんは同い年。確かに今年デビューのフレッシュ組と比べると愛理はお姉さんに見えます。それが愛理には不満だそうで、「私も負けないくらいピチピチで頑張ります」と宣言。客席は大拍手だったけれど、なっきぃの判定は「中吉」。間髪を入れず客席から「エ~~?」と抗議の叫びが(笑)。なっきぃ困った笑顔を見せながら、「しょうがないなっ。じゃ大吉にしますよっ」と判定変更。客席は大拍手。困ったような苦笑いを浮かべる中島早貴さんかわいい(爆)。
 次のお題は「メンバーのさりげない優しさは?」。なっきぃがこれは是非言っておきたいと力を込めて喋り始めました。
 なっきぃ「みんな舞ちゃんはツッコミの人だと思っているけど、本当はとても優しいんだよ。早貴がゴロゴロ(キャリングケース)を転がしていると持ってくれるの」
 さすがマイマイ姐さん。さすがツンデレ師匠。そういう優しさをみんなが知らないところでさりげなく見せる姿がカッコイイと思います。
 最後は愛理が「悪魔に何つぶやかれましたか? 」というお題でトーク。
 愛理「朝、すごく起きれない時あるじゃないですか?ああいう時は肩のところに悪魔がいて、ささやいているんですよ」
 観客は、あるあるという反応と、エ~~?な反応が混ざっていましたが、判定は大吉でした。なっきぃ空気を読んだ?(笑)。

 おみくじトークのコンビは毎回変わるそうで、続いて歌う「The Party!」を歌うメンバーは、その回のおみくじトークに参加していない三人。今回は舞美、千聖、マイマイ。次の「ほめられ伸び子のテーマ曲」で再び全員になり、「皆さん、一緒に踊ってください!」とメンバーが煽ります。ダンスがテーマな今回のツアー。ステージはもちろん、客席もダンスを楽しむライブという訳です。

 だいぶ熱くなってきた会場を、今度はハロプロダンスソングによるメドレーが包む。 ~次回、後編に続く~
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