フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

矢島舞美の汗は℃-uteの原点

2009-07-31 22:49:49 | ハロプロ(℃)

 春ツアーのDVDが今月立て続けに発売されています。その中から私は℃-uteの「AB℃ツアー」のDVDを先週購入しました。
 「有原栞菜欠場となったツアー。6人が力を合わせ、一人欠けている事を感じさせないツアーとなった。」宣伝コピー風に言えば、そんな感じでしょうか。当事者であるメンバーやスタッフの皆さんは様々な苦労や葛藤があったかと思います。お疲れさまでした。
 モーニング娘。はツアー毎に、前ツアーのドキュメンタリーを収めたDVDマガジンをツアーグッズとして発売していますが、この℃-ute春ツアーもそのような形で、ツアー前の練習からのドキュメンタリーを見てみたいものです、

 そういうメンバーの内面的なドラマ性は、このツアーDVDでは描かれていません。でも、これは正解です。やっぱり、コンサートDVDは楽しくなくっちゃいけませんから。舞台裏の苦労を見せるのではなく、舞台の楽しさを伝えるのがコンサートDVD。

 そのコンサートDVD。一曲目から℃-uteメンバーは歌う。踊る。シンプルに、真っ直ぐに。その姿勢は面白おかしいものではないから、見る人によっては遊び心が足りなくてツマラナイと思うかもしれません。
 そんなアナタには「Berryz工房2009春ツアー ~そのすべての愛に~」をオススメいたします。℃-uteとBerryz工房のセールスポイントは今や違うベクトルに向かっています。まったく違うと言っても過言ではないほどの両ユニットです。それぞれに異なる魅力がある。これはとても良い事です。

 真っ直ぐに走り続けるセットリストな℃-uteは、歌の合間のコーナーさえ短く感じます(キャロライン愛理先生のタップダンスコーナーは除く)。実際に会場で観ていた時も、最初から最後まで歌っている姿ばかりを観ていた印象です。
 これは「知ってます子は記憶に残らない」とダメ出しをしている訳ではなく(苦笑)、それだけ歌を畳み掛けてくるような演出に感じられたという事です。「知ってます子はテンション上げ子よりツマンナイ」という意味ではありません(繰り返すと嫌味みたいなんでもう書きません。本当に、知ってます子さんは好きです)。

 そんな真っ直ぐに突っ走るセットリストだけに、汗かきリーダーは大変です。
 公演前はこんな感じで爽やかです。

 ああ、さすが全方位美少女。素敵な笑顔です。何故箸を持っているのかは、まあDVDを見ていただくとしましょう(会場各地の名産品紹介のコーナーが、おまけ映像に入っている)。

 雑誌「UP to BOY」の表紙&グラビアを飾り。「世界一美しい17歳」という「編集部に舞美ヲタがいるとしか思えない」有り難いキャッチコピーを付けていただいた舞美ちゃん。しかし、そんな美人さんがコンサートでは全力疾走。真っ直ぐに突っ走ります。矢島舞美、好きな言葉は「全力投球」

 そして、コンサートのアンコールではこんな感じで汗まみれになっています。DVDとして映像に残る事などお構いなしです。アイドルと言えば、基本的にはルックスが大事ですから、可愛く見られたいと意識するのは当然。ましてや、年頃の女の子、見た目を気にするのも当然。
 しかし、舞美リーダーはコンサートでは毎回大汗をかいて終盤は別人みたくなっています。それでも笑顔は忘れない舞美リーダー。でも、その無防備な姿こそ美しい。

 私は思うのです。コンサートで大汗をかく舞美リーダーの姿はアイドルらしからぬ姿かもしれない。でも、こんな時でも笑顔をキラキラさせている舞美リーダー。これこそ「全方位」な美しさではないかと。スタジオでメイクして撮影する時も、コンサートで大汗かいて前髪がおでこに張り付いていても、どんな時でも素敵な美少女。それこそが「全方位美少女」という意味ではないかと思います。

 今、℃-uteのメンバーは夏のハロプロコンサートツアーの真っ最中ですが、おそらく平日は夏~秋ツアーのリハーサルに取り掛かっている日々だと思います。今回のツアーは色んな意味で注目ですが、メンバーの皆さんには是非「大汗かいて」全力疾走してほしいなと思っています。いや、別に今までが手抜きに見えているという意味ではありません。℃-uteが現在「エブリデイ絶好調」だという事を示すには、みんなが真っ直ぐ突っ走る姿を提示していくのが一番。
 ℃-uteは結成当初、というか、2004年の一月から常に走ってきた子達。遊び心よりも真っ直ぐ走る事が存在証明。ツアーまで、あと二週間です。

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嗣永桃子が活きる場所は?

2009-07-30 22:15:46 | ハロプロ(ベリ)

 私がハロプロキッズで初めて名前と顔を覚えたのは夏焼雅ちゃんでした。これで小学生かよ!みたいな意味ででしたが、アイドルというものは如何に初見でインパクトを与えられるかが大事なので、これは雅ちゃんの持つ長所と言えると思います。今でも、それなりにインパクトのある雅ちゃんです。

 そして、私がキッズメンバーで初めて「この子いい感じだな」と思ったのは嗣永桃子ちゃんでした。ZYXでデビューした頃です。
 あの頃の桃子は、今みたいなブリッ子キャラではなく、スッキリした顔立ちの、どちらかと言えばボーイッシュな子でした。私が惹かれたのは「目」。その目力にはアイドルというより、スポーツ選手のような鋭さがありました。
 そんな鋭い目をした桃子なんて桃子じゃないと思った桃子ヲタの方、よく桃子を見てみてください。今も時々桃子は怖い時がありますよ。顔もよく見ると男顔だし(女の子で男顔は美人である事が多い)。
 でも、実は怖い顔しているより、寂しそうな顔をしている時の方が多いイメージ。自分の心の中に浮かぶ桃子のデフォルト画像は寂しそうな桃子かも。

 今朝、携帯でネットを見ていたら、桃子ってベリの楽屋にいないみたいだけど、どこに行ってるの?というスレを見ました。正月コンサートでも、桃子と梨沙子が℃-ute楽屋に遊びに行ってる話が話題になった事を思い出しました。
 答え ℃-ute楽屋。多分。

 こんな事を言うと全国のBerryz工房ヲタの皆さんに怒られると思って、今までに周りの友人くらいにしか言っていないのですが、私は「嗣永桃子は℃-uteに入るべきだ」と以前から密かに思っています。
 それは、℃-uteの弱いところを補う意味でも、桃子が過ごしやすい日々を送るためにもそうするべきという考えに基づいていました。
 そして、昨年12月の「FOREVER LOVE」イベントに「フォーエバーちゃん」として出演した桃子を観て、更にその思いを強くしました。どんな感じだったのか?観ていない方はこのDVDを!と言いたいところですが、どのDVDにも記録に残されていないのです。あんな楽しそうで、自然な笑顔で、しかもブリッ子薄めな桃子なんてなかなか見られない。隠れ桃子ヲタの自分が太鼓判押します。
 なのに、映像化されていない。これは何かの陰謀に違いない。桃子が℃-uteと楽しそうにしていてはいけないのであろう(笑)。
 そもそも、何故「桃子だけゲストで出演したのか?」℃-uteメンバーの希望?

 私は、このブログで冗談混じりに「嗣永プロ」と書いたりしていますが、実は桃子をアイドルプロ扱いして別格な存在のように崇める行為は嫌いです。冗談で言う分には自分も使うし(コラコラ)、まあ良いと思うのです。でも、桃子の事が好きで応援しているなら、好きであるからこそ彼女をサイボーグみたいに言うのは止めてほしい。桃子は不器用だし、実は実力もスバ抜けてなんかいない。桃子は歌が上手い!とか言ってる評価を聞くと、からかっているようにしか聞こえない(苦笑)。

 桃子はBerryz工房結成当初は、そんなに目立っていた訳ではないから一つ道を誤れば、(好きな表現ではないけれど)後列メンバーに回っていた可能性もあります。
 しかし、桃子は努力を重ねて自分のポジションを模索した。デビュー当時のBerryz工房は扱いこそ小さいものの、メディアに「モーニング娘。の妹分」として登場する機会を得ていたから、自己アピールは重要だった。
 目立つための努力を積み重ねた結果、桃子は今や人気面でベリのエースと言える存在になりました。桃子は努力の人であり、天才でもなければ、才能に恵まれた人でもない、頑張り屋さんなのです。

 私は、この一年ほどのBerryz工房の嗣永桃子を物足りなく感じています。何故か?Buono!の嗣永桃子を知ってしまったからです。
 ハッキリ言って、私にはBerryz工房の嗣永桃子より、Buono!の嗣永桃子の方が魅力的に見えるのです。
 多分、それは「無理していない」からなのではないかなと思っています。必要以上にキャラを作り込んでいない魅力。「MY BOY」のPVでは鋭い目力も一瞬見られた気もする。

 Buono!を見ていて、「嗣永桃子って子いいな」とZYXを観ながら思ったあの日の気分が甦り、それがBerryz工房にいる時には感じられにくい事を一年ほどの間に痛感しました。
 いや、Berryz工房の嗣永桃子も楽しいとは思うんですが、自分が見たい桃子とは違う。私は「演出」がかった桃子が見たいんじゃなくて、無添加な嗣永桃子が見たい。桃は単体でも充分甘いのに、砂糖かけてどうする?みたいな。

 だからお願いです。「桃子さんをください!」
 プロポーズみたいですが違います。嗣永桃子を℃-uteに欲しい(苦笑)。いや、臨時メンバーで良いです。夏季限定みたいな感じでいいです。いつもと違う桃子を℃-uteで見たい。

 それで交換条件は「鈴木愛理さんをBerryz工房」で良いですね。という結果になりそうだから、願望はこの辺で止めときます。

 <今回の一曲>
 サイボーグつながりでタイトルで選びました。P-MODELは日本のテクノバンドを語る上で欠かせない存在だと思っています。ボーカルの平沢さんは、プロレスラー長州力さんの入場テーマ曲を作曲した人でもあります。

Cyborg / P-MODEL

 

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三浦半島小さな旅 その12 ~神武寺・東逗子~

2009-07-29 21:42:58 | 町と旅
 今回はハロプロネタではなく、久しぶりに「三浦半島小さな旅」シリーズ行きます。そんな企画あったのか!と思われる方も多いと思いますが、このブログを始めた頃からやっている企画です。一年半くらいブランクあるんですけどね(笑)。それでは、始まり。


 6月のある日。横浜の金沢八景の方に所用があり出かけた私は、午後は逗子方面に出てみる事にした。京急逗子線に乗り、金沢八景から二駅。神武寺(じんむじ)に到着。駅の裏が米軍施設で関係者専用改札もある小駅。周りは小山で、海の町逗子のイメージとは異なる雰囲気。

 駅前の道を歩き、駅名にもなっている神武寺へと向かう小道に入る。道の横にある中学校の校庭はフェンスがなく、犬の散歩をしている人が佇んでいた。のどかな光景。

 緩やかな山道みたいな小道を上がり、小山の上にある神武寺に到着。木々に囲まれた境内は涼しく、ちょっと小休止。
 涼んだあとは東逗子駅方面に向かい道を下りる。石垣に苔が生えた小道は、じめっとした陰影を映し出す。駅に向かっているとは思えない自然に囲まれながら道を歩く事15分ほど。住宅が見えてきて東逗子駅前到着。

 横須賀線の踏切を渡ると「スズキヤ」という店があり、そのすぐ近くには「かっぱ寿司」(チェーン店ではなく個人店)があり、更に歩くと「アリレイナ」という美容院がある。スナック「雅」という店でもあれば「あぁ!」が完成なので探してみたが見つからす。
 アリレイナがある道は、逗子駅方面と繋がる県道。学校帰りの学生が歩く西日の時間。私は県道に沿って歩き始めた。

 東逗子は山の麓の小さな町という風情で、海の町逗子という景色はそこにはない。県道沿いに古びた店が並ぶ。どこか遠くの山の町に来たような錯覚。道端に咲く花が綺麗。

 県道から脇に入ると横須賀線の線路がある。そこにも花が咲いている。「線路の脇のつぼみは赤いスイートピー~」ではないが、線路の脇に咲く花はいじらしく美しい。

 古びた木造の店舗、小道、その向こうの横須賀線。のどかな夕方。

 デジカメ片手に横断歩道をのんびり渡っていると、後ろから栗毛のちょっとハーフっぽい顔立ちの女子高生が追い越して行った。突然振り向いてこちらを見た彼女の優しそうな瞳は、のどかに夕暮れの時間が流れるこの町の雰囲気を映し出す鏡のように思え、スナップで町の風景を切り取る作業を忘れてしまう。一瞬、あの子に似ているような気がしたけれど、身長も髪型も違っていた。
 帰路を急ぐ夕暮れの人々は高校生だけではない。のんきに花を撮っているこちらの横を足早に去っていくサラリーマン。

 東逗子は花の町。それも派手に咲く訳ではなく、ひっそりと綺麗に咲いている。その奥ゆかしさに優しい気持ちになりながら、神武寺駅へと向かう。

 途中、古い電車が保存されている公園があった。

 夕方の公園は人もまばらで、静かに佇む電車も退屈そうに思えた。
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青春スタンダードな映像 ~「ぁまのじゃく」PV~

2009-07-28 21:43:31 | ハロプロ(スマ アン)

 先日、S/MILEAGEのインディーズデビューシングル「ぁまのじゃく」のPVが公開されました。もう観た方もいると思いますが貼っておきます。

ぁまのじゃく  S/MILEAGE

 パッと見はアイドルPVにありがちな学園ものであり、制服もの。それだけで十分な方もいるとは思いますが(苦笑)、せっかくの1stシングル、プラスαが欲しいところ。そんな事を思いながら見続けていました。最後まで観た結果、プラスαはあったのか?
 「あったよ!プラスαあったよ!」
 と、どっかで聞いた誰かの台詞みたいな気分で感想を。

 プラスαその1 「メンバーが皆、成長して可愛くなった」

 ビックリしたのは、オガサキちゃん(私は、サキチィーというニックネームが苦手なのでオガサキちゃんと書かせていただきます)。ちょっと見ないうちに、こんなに大人っぽくなっているなんて!(先月、真野ちゃんコンで会ってますがな笑)

 自分のイメージは、新人公演やエッグデリバリーステーションで、萩原マイマイさん風な雰囲気でステージに立つオガサキちゃんで印象が止まっているので、このPVで大人びた表情を見せるオガサキちゃんが新鮮。別な人にさえ見えます。
 それにしても、オガサキちゃんも色黒ですね。あやちょと変わらないカンジ。

 そして、可愛いと言えば福田花音。花音もだいぶ垢抜けた雰囲気になってきました。これがデビューマジックというやつか。自信は人を輝かせる。あとは身長だけだね花音。


 更に驚くのは、和田あやちょ彩花の洗練されたルックス。この子はスポーツ少女で、見た目の感じも「部活で部長やってます」的な快活な雰囲気がある。イメージする季節がまさに「夏」。

 そういえば、真野ちゃんのバックで「なつ、なつ、なつ」とゆらゆらダンスにエビ反りダンスしてる時も、不思議とあやちょばかりに目が行くのでした。夏夏美少女という事なのでしょう。一緒にかき氷食べたいような子ですね。

 そして、人気ではS/MILEAGEで一番らしい、前田ゆうかりん憂佳。このPVを見ていたら確信しました。「一年以内にソロ写真集出るな」と。

 まだインディーズデビューシングルなのに、完成されてる感が半端ない。凄いアイドル光線を感じます。
 ただ、ゆうかりんが人気上がってくると、キャラ的に「あの人」が人気奪われそうな気がして仕方がない。いや、「あの人」は簡単には潰れない人だから大丈夫だとは思いますが。

 プラスαその2 「普通の学園風景だからこその良さ」

 インディーズシングルだから制作予算はあまり無さげ。でも、普通の学園風景に四人を溶け込ませ、普通に学園ドラマの一コマ、青春映画の一コマのようなPVに仕立て上げた作りです。よくある青春もののスタンダードな映像。
 そう書くと、まるでヒネリも何もない演出だと言っているみたいですが違います。今のハロプロで、そういう青春スタンダードな映像のPVをやって似合うのは、他に真野ちゃんくらいだと思う訳です。モーニング娘。も、Berryz工房も、ちよっと違う。もしやったとしても、それこそプラスαが欲しくなる。カッコイイダンスシーンを入れなきゃとか、面白い演出を加えなきゃとか。
 ℃-uteはまだ出来そうな雰囲気があるけれど、残念な事にそういうPVを作ろうという流れに向かっていない。

 そんな風に考えていくと、天然素材100%な雰囲気のある新人なうちこそ、こういう青春スタンダードはやっておくべきなのでしょう。素材が新鮮だからこそ、味付けもシンプルに行く、ハロプロには珍しく、そういうスタンダードな映像に挑戦したスタッフさん達に拍手を送りたいです。
 そして、演技面で上手くバランスを取らないと、単なる学園素人ムービーになってしまう危険性のあるこのような演出で、表情作りなどで非凡さを発揮したS/MILEAGEの四人にも拍手。可能性を秘めたグループですよ。

 それで曲はどうなのか? うーん。数回聴いただけでは評価しにくい曲です。PVと合わせると、だんだん好きになってきましたが。
 メジャーデビューした際には、こういう後からじわじわ系な曲ではなく、新規ファンを獲得出来るようなインパクト路線を願います。
 ただ、インパクト勝負が過ぎると、こういう青春スタンダード路線は難しくなるのが難点。もう少し、こういうS/MILEAGEを見ていたいのです。

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「アルバムとC/W曲を語ろう」 ~モーニング娘。「レインボーピンク」の巻~

2009-07-27 21:06:00 | ハロプロ(娘。)

 バラエティ番組にソロで出演を続ける、さゆこと道重さゆみさん。そんなさゆに、娘。の他ヲタからは「なんでさゆばっかり?」と不満の声も出始めている模様。
 でも、モーニング娘。のチーフマネージャーが数ヶ月前に語っていた内容では、これからの娘。は各メンバーの適性に合わせたソロ活動が増えていくようなので、さゆ以外のメンバーも色々な場所での活躍が見られる事でしょう。
 そんな流れを受けて、今回はさゆのバラエティ適性はどうなのかという視点から、過去の曲を分析してみたいと思います。

 四月に第一回目の記事を書いて以来となる「アルバムとC/W曲を語ろう」シリーズ。そんな企画があったのか?と言われてしまいそうですが、モーニング娘。、Berryz工房、℃-uteなどのアルバム曲とC/W曲を取り上げていく不定期連載です。ちなみに、第一回目は「この曲」でした。
 今回取り上げるのは、モーニング娘。の7thアルバム「レインボーセブン」に収録されている「レインボーピンク」です。歌うは、しげピンク こはっピンク。つまり、さゆ&小春。

【LIVE】 Rainbow Pink - Morning Musume [HD]


 ハロプロの曲には台詞入りの曲がチラホラ見受けられますが、台詞の部分は大抵評判が良くない。新曲に台詞が入っていると、「なんだ台詞入りか」とガッカリした経験のある方も少なくないと思います。
 この曲は台詞からスタートします。早送りしたくなった人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。この台詞の部分は、その後の活躍を示唆しているのです。さゆではありません(残念)。小春です。
 特にCD版を聴いてみるとわかりやすいのですが、小春のオーバーな演技力。これはまさに、その後月島きらりとして活躍する姿が見えてきます。アニメは少々オーバーなくらいが良いと言えますから。
 では、さゆは? 当時これを聴いて私は、「ああ、さゆは女優仕事のオファーは来ないかもしれない」と思ったのでした(涙)。

 ならば、歌はどうなのか?
 歌は、まあ「どっちも同レベル」という事で(苦笑)。
 でも、同レベルだからこそバランスが良いとも言えるのです。歌に限らず、結構共通点のあるさゆ&小春、身長も同じくらい。二人とも色白。二人ともピンクが好きなピンクキャラ。そして、二人は「教育係と新人」という師弟関係。何とも絶妙なバランス。
 しかも、ダンスレッスンでうまくいかず落ち込む教育係を新人が励ますという師弟関係でした。さすがミラクルルーキー小春。小春凄い。

 結局、小春絶賛になってしまいました。さゆのバラエティ適性の分析はどこへやら(笑)。

 この曲は、娘。では珍しくヘッドセットマイクを使い、二人は切れ目なく踊りながら歌います。踊りが楽しいので、「レインボーセブン」ツアーでは、さゆパートを見よう見まねで振りコピしたものです。
 実はそのダンスに、さゆの良さがよく出ています。決して上手くはないんだけれど、常に一所懸命。技術的なもので魅せるプロではなく、そのひたむきさで魅せる高校スポーツのような良い意味でのアマチュアリズムな魅力。それが道重さゆみさんです。

 さゆがバラエティ番組で、持ち前の頭の回転の速さを武器にナルシストキャラを徹底している姿。その徹底っぷりこそ、常に一所懸命な道重さゆみ的アマチュアリズムなのではないかと思います。つまり、ちゃんとバラエティ番組でも自身の持ち味は出せているという事。たとえ視聴者が「この子ウザイ」と思ったとしても、徹底して自分のキャラを表現する。これが道重流。

 では、小春はどうなのか?無意識のうちに、こはっピンクにも、月島きらりにも変身出来る小春はまさに、ハイテンション千両役者。この小春の持っている味も、さゆとは違う方向性でバラエティ方面で活かせるように思います。今後の展開に期待。

 絶妙なバランスの組み合わせと個性が重なりあった「しげピンク&こはっピンク」コンビでしたが、二作目以降は大きなインパクトは残せず、結局三作までで自然消滅しました。
 ミニモニ。もそうでしたが、一作目のインパクトが絶大で、そこで完成されてしまったケースと言えそうです。

 二作目  三作目 (自分は結構この二曲も好きだったりします)

 でも、いつの日か二人がソロとして大成功を収めた時。もう一度このコンビの新曲を観てみたい気もします。多分、良い意味であまり変わっていない二人が観られそうです。何しろ、上に貼った動画も三年前の春ツアーのものなのですから。改めて観ながら、そのフレッシュさを今も持っている二人に驚くばかりです。

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松浦亜弥マニアックライブVol.2レポート~横浜(昼)~

2009-07-26 19:59:31 | ライブ!2009

 昨日は、横浜BLITZにて行われた松浦亜弥 マニアックライブVol.2」に行ってきました。これはファンクラブ会員限定有料イベントというもので、ハロプロ、娘。OG、松浦亜弥、メロン記念日の各FCのいずれかに加入している会員限定のイベントです。
 FCイベントというと、一ヶ月前に同じ会場で行われた℃-uteのイベントでは二階の最後列というチケットが届きましたが、今回は「2列目ほぼ中央」という素晴らしいポジション。二階の2列ではないですよ。一階です。
 開演時間になり、バンドメンバー(ギター、パーカッション、キーボード)に続いて上下黒にキメたあややが現れると、こちらの席にまで香りが!これぞまさに「奇跡の香り(略)」な距離(苦笑)。

 01 dearest (今回は曲名のところにYou Tubeのリンクが貼ってあります)
 今回のライブの特徴その1。座って観る&聴く。サイリウムは無し。
 その2。事前にWEB上でとったアンケートを基に、人気上位の曲を歌う。
 という事で、見事1位に輝いた「dearest」からスタート。しかし、セットリストは先週の大阪から毎回違うものになると、松浦亜弥本人様から宣言され、何を歌うのかはお客さんは誰もわからない。そして、バンドメンバーもわからない(苦笑)。20曲ほど練習してあり、その中から本人様が決めていくというスリリングな展開。
 02 レスキュー!レスキュー!
 03 中央改札
 最新アルバムから二曲披露。「中央改札」は自分も気に入っていたので、生で聴けて嬉しかったです。しかし、しみじみ歌い上げているあややには申し訳ないけど、「金髪あやや」でバラードを歌う姿がミスマッチでちょっとおかしい。金髪はメロンの斉藤さんを思い出させる風貌で、大阪イベントでも観客に不評だったとかで、意地で続ける!そうです(笑)。

 あややライブと言えば、お客さんとの掛け合いも絶妙なトークが見所の一つになっていますが、この日も絶好調。まずはファンクラブ「AYAWAY」の名前の由来の説明。

 ・ファンクラブ名の意味
 「あやや」といFC名に入れても良かったが、いつまで自分が「あやや」と呼んでもらえるかわからないので、「あやや」と「マイウェイ」に掛けて「AYAWAY」にした。自分の道を好きなように行くという事。でも、本当は「I LOVE S&M」にしたかった。皆さんが思っている方の意味ではなく(苦笑)、「SONG&MUSIC」という意味。しかし、マネージャーさんに速攻で却下された(苦笑)。誤解されないように小さく「SONG&MUSIC」と付ければいいじゃんと言ったがダメと言われた。との事です(笑)。

 ・ブログを準備している事について
 ブログが全然スタートしないのは、書くネタが思いつかない。自分は、「今日はこれを食べました。美味しかった」みたいな内容は書きたくない。その店の情報を詳しく書いてくれるならいいと思うけど、ただ美味しかっただけみたいな内容はつまらないと思う(と、世の中の芸能人ブログをバッサリ)。だから、書く内容に困ってしまう。
 自分は日記も嫌いで、昔クラスで流行って書いていた事があるが、内容は「今日は曇り」しか書いていないような内容だった。メールも、「ドッキドキ!LOVEメール」の頃は文章をハートで囲んでいたりしたが、今はマネージャーからの長文業務メールにも「はい」の二文字とか、下手したら「空メール」で返信している。
 ブログは何とか「秋」くらいには始めたいので、なんかいいネタがあったら公式サイトの掲示板に書いてほしい。でも、スタートしても「一週間に一回」くらいの更新が限界です。だそうです(苦笑)。

 ここからはカバーコーナー。リハーサルでは一回しか練習していないという曲を歌いたいと言って、焦るバンドの方達(苦笑)。その一回しか練習していない曲は松田聖子さんのカバーでした。
 04 あなたに逢いたくて(松田聖子)
 05 いつかは笑って歌える悲しい歌(ウタマロ)
 06 部屋とYシャツと私(平松愛理)

 「部屋とYシャツと私」は最近、田中れいなちゃんもカバーして、現在ツアー中のハロプロコンサートでも歌っています。可愛く歌っているれいなバージョンと比べ、あややバージョンは芯の強さが表れているボーカル。本人曰く、歌詞の中の主人公は自分とは全然違う可愛らしい女性との事。それだけに、普段のあややとは違う一面を出しつつ、あややらしく力強さを加えた歌に仕上げた感じがしました。

 続いては開演前に集めていたアンケート「あややにお願いしたい事」から、いくつかの質問に答えていくコーナー。

 ・最近は空メールも返してくれませんね。
 一人目はマネージャーさんからでした(笑)。
 ・65歳のおじいちゃんですが、あややは孫娘のように可愛く思っています。冥土(読めずにギターさんに聞く)の土産にバグしてください。
 人生の大先輩な方から応援してもらえるのは嬉しい。機会があれば。
 小さい子とお年を召した方には優しくします。そうしないと芸能界で生きていけないですから。新人の「まのえりちゃん」にも教えてあげないと(笑)。
 ・(グッズの)ピンクのパンツを家族に見られてから会話が途切れがちです。 家族に見られても問題ないグッズ作ってください。
 ピンク、ダメですか?(と会場に聞く。会場いまいち反応弱し。)女の子に聞きます。ピンク可愛いよね?(可愛いという声)
 (でも、全体的には「え~っ」というムードになり)次のツアーのグッズはピンクだらけにします!(会場爆笑)
 ・水着の写真集やDVD出してください。
 今年初めに会社のお偉いさんに出さないか?と言われたが、恥ずかしいし、妹からも止めてと言われるので断った。頭を打ったりして気が変わらない限り、99.9%出さない。(会場全体から「え~っ」と嘆きの声)
 ・三人祭を当時の衣装で歌っ…
 (質問を途中でカットして)やりません!
 ・この髪型(ウォーズマンのイラストがアンケート用紙に描かれてある)やって。
  やだ!みんなでウォーズマンってバカにするから。その髪型にしたらプレゼントがウォーズマングッズばっかだったし、誕生日にマネージャーさんからもらったのもでかいウォーズマンだったし (会場爆笑)。
 ・45歳です。痛風なのでコンサートでずっと立っているのもしんどい。マッサージしてください。
 お大事に(と気遣いながら)。いいマッサージ屋さんを紹介します。

 笑いに包まれた質問コーナーが終わり、 再び歌のコーナー。今日のイベントタイトルは「マニアックライブ」であって「マニアックトーク」ではありません(笑)。

 07 灯台
 08 S君
 09 初恋


 私の好きな「灯台」(アルバム「ダブル レインボウ」収録)、懐かしいファーストアルバムからの「S君」、松浦亜弥姫路城野外コンサートの時のラストナンバーであった事を思い出す「初恋」と三曲続けて歌いました。
 ここでバンド紹介。パーカッションのふくちゃん、キーボードの桜井さんと紹介したあと、「以上でした」と紹介終了。ここでギターさんがえっ、俺は?」というリアクション。あややが「そこはコケてくれないと」」とダメ出し。もう一度「以上でした」とやって、ギターさんが椅子からコケるリアクション。それを受けてあややが「ギターでバンマスのきくちゃん」と紹介して一件落着。

 10 想いあふれて

 ラストナンバーは最新アルバムのタイトル曲。この曲を一番観たかったので大満足でした。
 秋ツアーは、9年間の集大成と言えるような内容で、みんなが弾けられるような内容にしたい。是非、観に来てほしいとあややは力強く語ってくれました。どんな内容になるのか?今から次回ツアーが楽しみになる。それほど、歌とトークが、というかトークも(笑)充実していた90分でした。ひとつ心残りなのは、夜の部では「笑顔」を歌ったという事でしょうか。「笑顔」観たかったですが、これは次回以降の楽しみにしておきます。

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新しい℃-uteが始まる

2009-07-25 10:06:33 | ハロプロ(℃)

 昨日Amazonから℃-uteの春ツアーDVDが届きました。早速見た訳ですが、改めて面白さを実感しました。春ツアー初日の記憶が蘇ります。栞菜がいなくて6人で行なうツアーという状況に、どうなる事かと期待と不安を持って臨み、結果としてメンバーの頑張りでそれが杞憂に終わってホッとした事を思い出しました。
 幕が開けて人数がやっぱり「6人」である事を実感し、寂しい気持ちになりながらも、そんなこちらの心情を吹き飛ばすかのように、メンバーはいつも以上に明るく振る舞って会場を盛り上げたあの日。そんな過ぎていった春の日々のメモリアルな一作です。

 このDVDについては、また機会を改めて感想を書く殊にしましょう。ちなみに、おまけ映像は「千秋楽スペシャル 暑中お見舞い申し上げます」、「千秋楽ドキュメント」、「ツアー会場別 各地の名産品ガイド」です。

 今日は名古屋、明日は東京で℃-uteのイベントがあります。「暑中お見舞い申し上げます」のイベントです。
 あの発表後、℃-uteにとって始めての単独ステージであり、ファンと触れ合う握手会。春ツアーの初日と同じような緊張感と不安がメンバーを襲っているのでしょうか?
 いえ、春ツアー初日の時の6人と、今回の6人とでは意味が大きく違います。春ツアー初日の時は、7人の中に一つ枠を空けて待っている状態での6人。今回は、これからこの6人で走っていくのだという意味での6人。

 この二週間、多くのファンが嘆き悲しんできました。しかし、もうメンバーは次のステップに向けて歩き始めている。日本のどこかで、有原栞菜さんも次のステップに向けて歩き始めている…ハズ。
 今日、明日、℃-uteのイベントに参加される方は、どうかメンバーを盛り立ててあげてほしい。いつも以上に声援を送る。いつもは恥ずかしくて声援を送れていない人は、今回は勇気を出して声援を送ってあげてほしい。そして、握手の時は心からの励ましの言葉をかけてあげてほしい。
 メンバーにとって、ファンの声援が明日へのThat's The Powerです。

 私は今回のイベントには参加出来ないので、参加される方々へのお願いでした。
 ひとつ素朴な疑問。申し込み時の質問、「好きなメンバー」に「有原栞菜」を選択した人で当たった人はどのくらいいるんだろう?

 春ツアーDVDを観ながら、これからはこの6人になるのだと、この6人でツアーをするのだという事を、強く意識していました。そして、DVDを見終えると、6人でやっていく事への不安はなくなっていました。今回のDVD発売日設定は絶妙であったと言わざるを得ません。

[ HD ] Big Dreams/℃-ute ~ Spring Concert 2009 AB℃ [ DohhhUp! ]

 

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ウェンズデーJ-POPにモーニング娘。

2009-07-24 21:31:57 | ハロプロ(娘。)
 かつて、モーニング娘。が国民的アイドルグループと言われていた頃、毎日のようにテレビでその姿を拝む事が出来ました。
 この一週間ほどの間に娘。の姿を何度もテレビで拝見する度に、そんな昔を思い出すのでした。あなたが好きだったモーニング娘。の番組は何ですか?私は、ありきたりな回答ですがハロモニですが、musixも何気に好きでした。
 やっぱり、アイドルはテレビにどんどん出る方が良いですね。

 水曜日、モーニング娘。がNHK-BS2の「ウエンズデーJ-POP」という番組に出演しました。
 この番組は初めて観ましたが、ライブハウスでの公開生放送。観客は、まあ当然と言えますが、ほとんど娘。ヲタです(笑)。ヲタTの人も結構います。
 娘。は最後に登場という訳で、この日がCDデビュー日だという女性三人組ヒップホップユニットが出てきましたが、ヲタは大声援で迎えます。ハロヲタのこういう姿勢は好きです。以前、aikoさんや島谷ひとみさんも褒めていたハロヲタの「ハロプロ以外でも楽しむ姿勢」で会場は盛り上がります。続く男性コーラスユニットでは、サイリウムを振るのも止めて歌に聞き入るヲタ達。この切り替えもヨイです。

 番組は歌の合間に音楽情報を流したりするスタイルで、番組の雰囲気的には「アイドルの出る幕無し」という空気が漂っています。スガシカオさんの新曲PVのメイキング映像が流れたあと、司会者の「いよいよ皆さんお待ちかねの」という前ふりでモーニング娘。登場。衣装は「なんちゃって恋愛」のPVで着ている白黒衣装。
 オープニングトークは、先日行われたロサンゼルスでのアニメエキスポのステージの話です。リンリンが「私はアニメが好きなのですが、コスプレしてる人もいて嬉しかった」と思い出を語りました。
 更に、お土産の話でメンバー盛り上がったあと、話題は皆既日食に。リンリン曰く「中国では龍が太陽を食べる」という言い伝えがあるのだそうです。
 リンリン、トークで活躍。
 ハロモニ@や、よろセン以外の番組でこれだけ喋っているリンリンは初めて見たかも。色んなメンバーにスポットライトを当ててくれたNHKさんありがとう。
 そして、歌へ。一曲目はその「なんちゃって恋愛」。

 一曲目が終わり、再びトークに入る前にサプライズで、今月誕生日の道重さゆみ&久住小春の両メンバーにメンバーと会場で「ハッピーバースデー」を大合唱。二人には内緒で準備していた演出だそうで、さゆ小春大喜び。

 続いては「LOVEマシーン」と「しょうがない夢追い人」を披露。会場は盛り上がり、番組の雰囲気にも無事溶け込んだモーニング娘。は、カッコ可愛く歌いきった出演でした。

 せっかく、カッコイイを目指しているのなら、ヲタ以外の人達にもみてもらわなくては意味がない。そういう意味では、BSとはいえゴールデンタイムの番組に出演したのは良い事。番組の娘。に対する扱いも良く、ヲタ的にも楽しめる放送でした。

 今回は40枚目のシングルという節目だし、今後も色んなところでの披露を期待したいところです。やはり、音楽番組にはどんどん出てほしい。テレビに出るのは、アイドルにとって良い事であり、音楽番組に出る事はモーニング娘。にとって良い事。
 そして、テレビだけではなく、ラジオでの大量オンエアも良いですね。更に、繁華街の大型ビジョンでPVを流す。見た人に好印象を与えられればとりあえず成功。
 でも困った事が。今回のPVではインパクトが弱すぎる!PVは「プロモーションビデオ」の略。プロモーションに有効なPV制作を願います。

 ※番組を見逃した人へ
 今夜、BS-hiにて24:25~25:15に再放送があります。BS-hiを受信出来る環境にある方はご覧ください。
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なんちゃって恋愛PVと道重さゆみの度胸

2009-07-23 21:30:06 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の記念すべき40枚目のシングル「なんちゃって恋愛」のPVが公開されました。
http://www.dohhhup.com/movie/z4UbskIBdKFD0aLunKNkaFxswe8ZJQ8m/view.php

 既に曲の方はメンバーのラジオ番組などで流れていたので、「また暗い曲かよ!寺田!」みたいなガッカリな感想を、あちこちで見てきました。実際、そんなガッカリする曲なのかどうか? まだ曲を聴いていない方は、まずPVを見てみてください。携帯の方用に動画も貼り付けます。

モーニング娘。 - なんちゃって恋愛

 実は自分は気に入りました(苦笑)。聴く前に「また暗い歌」とか、「ラップをやっている」などの情報は聞いていたので、それなりに覚悟を決めて身構えていたのですが、これイイね!な気分です。
 何故か?メンバーの声に上手くマッチした曲作りが施されているという印象を受けたのが大きい。
 まず、出だしの愛ちゃんのボーカル。いつも以上に上手く聞こえる。これは愛ちゃんの得意な音域にメロディラインが巧くハマっているからなのではないかというのが一つ目。
 Bメロはれいな。また愛れなメインかよ!みたいなヲタ論争的な事を感じている人もいるかもしれませんが、それは置いておきます。そんな事が些細に思えるほど、この部分もれいなの声にフィットしています。
 れいなは上手いのですが、今までの曲を振り返ると時折聞き苦しい時があります。高音がちょっと綺麗に出ていない時にそれが顕著だと思っています。その辺を考慮したのかどうか、このBメロのれいなの歌声は低音を生かし、非常に自然に耳に入ってくる感じで、大げさに言えば「れいなのためのメロディライン」とも言えそうなほどです。今回の新曲で一番気に入った部分です。この部分が声とマッチしている箇所二つ目。
 そして、賛否ありそうなラップ部分。途中に入る亀ちゃんの「教えて欲しい」というメロディフレーズ。たった一言なのに「亀ボイス キター!」な感じの素晴らしい存在感。これが三つ目。

 曲的には私も「明るい曲」をそろそろシングルにお願いしたいと思っています。今回の新曲も最初タイトルを聞いた時は「なんちゃって」という響きに、「おちゃらけソング」なのか?小春メインで、小悪魔笑顔で「なんちゃってw」と歌う曲なのか?と、変な期待(?)をしたものです。今に思えばアホな期待でした(笑)。
 それでも、出来上がった曲はメンバーの歌声を巧く生かしたメロディ。その歌声を邪魔しない印象的なバックの音。実は結構良い曲なんじゃないか?と思いました…なんちゃって、などとは言いません。本気でそう思います。
 ただ、リリースタイミングが良くなかった。シリアス路線が続いたので、もうこういう路線に皆、飽き始めている。ヲタに人気のある「リゾナントブルー」も、今のタイミングで新曲として発売されていたら、「もうこういう曲はいいよ」と言われていたのではないかと思ったりします。

 それで、PVはどうなのさ?という事ですが、見ていただいた方はおわかりのとおり、まあ「踊っているね」というPVです。これこそ、「もうこういうPVはいいよ」と言いたいところです。それこそ、先日のPVコンテストの入選者にまかせれば良かったのにと言うのはナシですか? あの入選された方々の出番は、これから出る曲でしょうか。期待しています。

 などと、新曲で気分が盛り上がっているところ、火曜日はモーニング娘。の道重さゆみサマがテレビで活躍していました。
 お昼には「笑っていいとも」にOGから中澤姐さん、ヤスス、ヤグチ、よっすぃ~が出演して昔話に花を咲かせたのですが、現役メンバー代表としてさゆが出演。いきなり「うさちゃんピース」で登場するさゆがおかしく、どんな時でも、さゆはさゆだなと感心してしまった訳なのですが、観覧者の人達のさゆ登場への反応も悪くなく、レギュラーであるサトダに対するツッコミもキャラどおり。改めて、どんな時でも、さゆはさゆだと感心した次第でした。

 しかし、感心はそれだけでは終わらず、夜のゴールデンタイムでも存在感を示しました。「ロンドンハーツ」に出演したさゆ。今回の格付けは「一緒にいて楽しくない女」。
 まあ、ランキング結果は別に対して意味はなく、そんな事よりさゆのインパクトの強さがポイント。クセ者揃い(失礼)な出演者に囲まれて、さゆはまさに四面楚歌。しかし、さゆのブリッコキャラをウザく思う国生さゆりさん、misonoさんとバトル状態になっても、さゆはさゆでした。この度胸は凄い。
 さゆは頭の回転の速さでも存在感抜群で、会話の相手をしていたはるな愛さんがついていけないほど、さゆの会話がテンポ良く面白い。個人的には、以前に「音楽戦士」でやりあった事のある青木さやかさんとバトルしてほしかったところですが、とりあえず出演女性タレントみんなを敵に回し(苦笑)、さゆは「うさちゃんキャラ」を全開で頑張ったのでした。

 以前、さゆが「うさちゃんピース」を始めた頃、これを流行らせたい!流行語大賞にしたい!と言っていた事があります。でも、さゆヲタの自分でも「それは、さすがに無理だろう」と思っていました。さゆも冗談半分で言っていたのかもしれません。
 しかし、夢は信じ続ければ叶うもの。このまま行くと、ひょっとして「うさちゃんピース」「うさちゃんキャラ道重さゆみ」は時の人な存在になるかもしれません。misinosさんが「ピョンピョンとうさぎキャラがウザイんだよ」とさゆをバッシングするのを見て、そんな手応えを確信したのでした。

 でも、さゆがウザイかはともかく、ウサギは可愛いし、瞳も草食動物ならではの優しい目、つまり癒し系。そんな本来癒し系であるウサギをキャラに使用しているさゆが癒し系ではなく、ウザい系になってしまうのは不思議。これもまた「なんちゃって」な魅力なのかもしれません。

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タイトル画像を8人℃-uteにしている件

2009-07-22 22:55:24 | ハロプロ(℃)

 週末からタイトルの部分の看板画像を変えました。当初は6人℃-uteにする予定でしたが、色々思うところがありまして、8人℃-uteにしました。
 このブログをご覧になっている方々で、携帯からご覧になっている方には、この画像が見られないと思うので説明しますが、タイトルの横にそれまでは7人℃-uteの画像を貼っていたのを、「わっきゃない(Z)」の衣装に身を包んだ8人の画像に変えたのです。
 なぜ「わっきゃない(Z)」なのか?
 この曲は、当時から℃-uteヲタだった者にとっては特別な曲であるからというのもあります。℃-uteにとって記念すべき初めてのオリジナル曲です。そして、私が℃-uteシングルの衣装で一番好きなのが、この曲の衣装だという事もあります。
 当時、このブログにも記事を書いたのですが、この衣装の愛理が可愛すぎて、愛理がこの衣装を着た写真をハロショで買ってしまいました。それが私の初めて買った愛理生写真でした。正直言って当時は、「小学生の女の子の写真なんて買って、頭大丈夫か自分?」と思いましたですハイ(苦笑)。

 (その愛理の写真)

 この「小学生」というキーワードは自分を後に後悔へと導きます。

 小学生がいるグループの握手会には、さすがに行けない。私は当時、そういう風に考えていました。なので、まだID抽選などなく、シングル買えば握手出来た時代のBerryz工房イベントも行きませんでした。なんか可哀想というか、小中学生の女の子がヲタに次々と手を触られていく光景なんで、とても直視出来ないと思っていました。
 そんな事を思っていたので、今や伝説とも言えるキューティーサーキット2006も行きませんでした。2006年の第一回910の日イベントも行きませんでした。あっ、これは先にチケット買っていたメロン記念日横浜ライブと重なったのも理由でしたが。

 そんな私は、℃-ute応援企画(という、ファンクラブ主催のシリーズイベントが当時あった)も一度も行きませんでした。キューティー探偵事務所はDVDになってから観て、めぐと栞菜の背比べも、そんな事をやっていたなんて後から知りました。

 つまり、私はめぐヲタでありながら一度もめぐと握手をした事がないのです。
 人生、振り返って後悔ばかりするような人生は送りたくないと思っていますが、小学生がいるアイドルグループの握手会には行けないと自分にルールを作って、めぐと握手する機会を逸した事は後悔しています。

 今回、看板を8人℃-ute、しかも「わっきゃない(Z)」に変えたのは、そんな昔話をするためではなく、自分なりの今の想いと、事務所への抗議の想いを込めています。その想いについては詳しくは書きません。想像におまかせします。
 ただ一つ言えるのは、私はファンクラブを途中退会したいほど怒っているのだという事です。正直、事務所に対しては?だらけな想いです。勿論、日夜ハロプロのために頑張っているスタッフもいると感じています。私は、そんなスタッフの方々と、頑張っているメンバーがいるかぎり、まだ応援は続けていきたいと思っています。

 ただ、いつまでも8人℃-ute看板にしているのも後ろ向き過ぎるので、夏~秋ツアーが始まるタイミングくらいに6人℃-ute画像にする予定です。自己満足で意味不明と受け取られる方もいるとは思いますが、8月中旬まではこの看板とお付き合いください。

 なんだか内容が暗くなってしまいました。ゴメンナサイ。明日は(というか本当は今日書く予定でしたが)、モーニング娘。の新曲PV、道重さゆみサマのバラエティ番組での活躍などを書こうと思います。

 <お知らせ>
 今まで当ブログでは、基本的にコメントへの全レスを行なってきましたが、土曜日の真野ちゃんコンサートの記事へのコメレスで、全レスは一旦ストップして、しばらくの間は全レスは止める事にいたしました。
 これは、「全レスが面倒になった」というものぐさな理由ではなく、記事に集中したいというのが理由です。正直言って今の心境としては、ブログへの執筆の情熱を、記事に集中させたいのです。
 勝手なお願いではありますが、よろしくお願いいたします。
 そして、これまた勝手ですが、コメント自体は今まで通り受け付けているので大歓迎なのですが、管理人が確認してから記事に文章が反映される承認式に変更いたします。なるべく早く記事に反映されるように、一日に何回かチェックしますのでよろしくお願いいたします。

 全レスはしばらく中断しますが、初コメントの方や、記事の内容に関する質問などはレスいたします。また、いただいたコメント全体に対する私の意見などもレスしていきたいと思います。
 一方的な変更で申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
.
 <今回の一曲>
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT -スモーキンビリー(Live)

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