フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モベキマスイベントを観て

2011-11-30 22:51:31 | ライブ!2011

 よみうりランドで行われたモベキマスのイベントから一週間経ちました。握手会には参加しないで帰った私には「神イベント」なものであったこのイベント。多くの参加者にとっては苦行とも言える想い出が残ってしまったようで。

 握手会に参加するために握手券をもらうための列が出来る。それは入場列とはまた別のもので、入場してから更に並ぶという形式でした。
 そして、90分にもおよぶ「プチハロコン」のような大サービスなステージが終わり、観客は握手の順番で待たされる。マナーの悪い客がルールを破り、事態は余計にややこしくなる。
 私はそのあたりの事情をネットで読みながら思いましたが、もうハロプロは握手会をリリースイベントとして開催するのはやめたほうがいいのではと感じます。今回の件も一言で言えば「お客さんが集まり過ぎた」のが原因でもある訳ですが、来客数を読み切れなかった運営、それによる係員不足は明らかで、常に現場は混乱していたように思えました。
 結局ハロプロは大規模握手会のノウハウがあまりない。ないのだからAKBの後追いみたいな事はもうやめるべきだと思うのです。握手会を普段以上に行なったモベキマスのCD売上が思いのほか伸びなかったのですから、ハロプロは握手会で売上を稼ぐ事は難しいという結果を生み出してしまった。

 ハロプロは他のアイドルとは違うとは、ヲタが声高によく叫ぶセールスポイント。ならば、売り方も工夫する時期に来たなと思うのです。
 この日のステージは、各ユニットが最新シングルと、盛り上がり系のシングル曲を更に二曲歌うセットリストでした。そして、トークは控えめに歌を見せる事をメインとしたセットリスト。これならば確かにアイドル的なステージの見せ方とは、ちょっと違うと納得させられる訳です。
 私はこのセットリストに大いに満足して、スタッフGJ!と思った訳ですが、おそらく多くの観客もそう思った事でしょう。この日、ヲタ歴はまだ短そうな雰囲気の人や、いつも以上に見かけたたくさんの女性ファン。みんな楽しかったはず。
 きっと多くの人は握手会がなくても、ステージがコンサート並の内容だとわかっていれば足を運んでいた事でしょう。だから、ハロプロはもっと自信を持って堂々と売ってほしい。確かに握手会の有無で売上は多く変わってくるかもしれない。しかし、実際は大幅には影響を与えないのではないか?
 もうそろそろハロプロは次の次元に行く時なのではないだろうか?この日の運営を見て、AKBの真似事をしても綻びが出てくるだけであるとため息をつきつつ、見せている素敵なステージにもっと自信を持ってほしいとも思うのでした。


セットリスト
1. 各ユニットスペシャルメドレー 
 タチアガール(スマイレージ)~My Days for You(真野恵里菜)~ 
 世界一HAPPYな女の子(℃-ute)~ああ、夜が明ける(Berryz工房)~ 
 この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(モーニング娘。) 
2. ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!(モベキマス+エッグ) 
3. LOVEマシーン(モーニング娘。) 
4. まじですかスカ!(モーニング娘。) 
5. プリーズ ミニスカポストウーマン!(スマイレージ) 
6. スキちゃん(スマイレージ) 
7. 青春のセレナーデ(真野恵里菜+エッグ) 
8. 元気者で行こう!(真野恵里菜+エッグ) 
9. Kiss me 愛してる(℃-ute) 
10. 都会っ子 純情(℃-ute) 
11. 甘酸っぱい春にサクラサク(Berryz工房×℃-ute/ベリキュー) 
12. 付き合っているのに片思い(Berryz工房) 
13. ライバル(Berrys工房) 
14. ブスにならない哲学(モベキマス) 

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ベリキューアイランド 2

2011-11-28 23:25:35 | ライブ!2011

 Berryz工房の色は七色なので一つには染まらない。その中から最近は桃色が目立っている訳だけれど、やはりというべきかコンサートでも桃の人が目立つ。それをオレンジな人が「嫌な顔」をしながら絡んでいくという絵図。嫌そうだけれど、ちゃんと一緒にお約束をやってくれるオレンジの人。これは「共に走ってきた」仲間だからこその呼吸とリズム。

 ℃-uteは逆にとにかく五色をまとめようとする。トークではひたすら相手を褒めちぎり、自分はまだまだだと遠慮する。自分を突出させない彼女達のメンタリティーは長年ハロプロで一番手でもなく、二番手でもなかったポジションゆえに身についたもので、謙遜とはチョット違う。
 そんな℃-uteだから、ハロプロで実力ナンバーワンとか評されるのも本当は照れくさいかもしれない。でも、瞳は力強い。自分達の走ってきた場所に確かさを感じている五人なのだ。

 最近のハロプロには珍しくないのだけれど、このコンサートもセットリストや演出などに「特別感」が乏しく、いわばメンバーの持っている資質で良さを倍増させているコンサートだった。
 それでも、観終わったあとの後味の良さはベリキューメンバーが走ってきた場所の確かさと、それを表現するリズムのチームワークが魅せてくれたのだ。
 いつだってBerryz工房も℃-uteも大人の思惑を一段超えたところに輝いてきたのだから。これからも、ずっと。きっと。卒業はまだまだ早い。

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ベリキューアイランド 1

2011-11-22 22:21:22 | ライブ!2011

 今日は清水佐紀さんの二十歳の誕生日。おめでとうございます。
 私はこの前ベリキュー合同コンサート「ベリキューアイランド」に行って来ました。ツアー前は正直言って「なぜ今このタイミングでベリキュー合同コンサートをやるんだろう?」という疑問を感じていた訳ですが、そこには当然意味がある訳で、まず思いつくのは後ろ向きな理由。たとえば、単独でツアーをやるには厳しいからとか思い浮かべてしまうのだけれど、もっと何が前向きな意味があるはず。
 それはメンバー全員が十代のうちに合同コンサートをやっておきたかったという事。いろんな人の意見を聞かされて、そこに行き当たりました。ツアーの日程的にもまさにそう。佐紀ちゃんの誕生日前後に組まれている。

 そして、今年はハロプロキッズとして芸能界に入ってきたベリキューメンバーにとって芸能生活十周年でもある。その集大成と言えるコンサートをという流れ、このコンセプトはよくわかります。十年という年月で積み上げてきたものを魅せていくため、その場を用意したのが今回のコンサートという事なのでしょう。

 セットリスト的にはあまり集大成な感じがなく、せっかく組まれた合同コンサートが単なる秋ツアーのようにも思えなくもないのですが、大事なところはそこではなく、今二つのグループが集まるという事なのでしょう。次回はそのあたりも踏まえて、コンサートを観て感じた事を書いてみたいと思います。

セットリスト (ネットより転載)

01. 青春劇場
02. ジェットコースターメドレー
HAPPY! Stand Up!、通学ベクトル、君の戦法、シャイニング パワー、まっさらブルージーンズ、都会っ子純情、
流星ボーイ、Danceでバコーン!、(雄叫びボーイWAO!、ジンギスカン、まっさらブルージーンズMIXからスッペシャル ジェネレ~ション)
VTR(ダーリン I LOVE YOU)、
03. 世界一HAPPYな女の子(℃-ute)
MC Berryz工房について(℃-ute)
04. 嫌いで嫌いで嫌い(℃-ute)
05. 偉大な力を!(℃-ute)
06. ああ、夜が明ける(Berryz工房)
MC ℃-uteについて(Berryz工房)
07. 単純すぎなの私(Berryz工房)
08. ヒーロー現る!(Berryz工房)
MC 王様ゲーム予告VTR、王様ゲームコーナー
09. 王様ゲーム曲(回替わり)
10. 負けるな わっしょい!(清水矢島徳永須藤熊井中島菅谷岡井萩原)
11. DEEP MIND(Buono!)
12. Bye Bye Bye!(矢島熊井菅谷岡井)
13. 行け 行け モンキーダンス(清水徳永須藤中島萩原)
14. That's the POWER
MC
15. 青春ソング
16. 本気ボンバー!!
17. JUMP
18. 友情 純情 oh 青春
19. いざ、進め! Steady go!
20. 一丁目ロック!
EC1. Aパターン:ヒロインになろうか!(℃-ute、BDコーラス:Berryz工房)
EC1. Bパターン:Kiss me 愛してる(Berryz工房、BDコーラス:℃-ute)
MC
EC2. 甘酸っぱい春にサクラサク

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モベキマスTVムーブメント

2011-11-19 11:54:47 | ハロプロ2011

 何故今ハロプロメンバーが全員集まってモベキマスをやっているかわかった!

「紅白に出るため」
 ちょっと違う。

「人数を集めてイベントをたくさん打って売上を上げたかった」
 それも違う気がする。

 来年の話ですが、日テレの深夜ドラマにさゆとれいなが主演で出演するようです。内容的にはハロプロ番組とも言えそうなもので、ヲタ以外の人が果たして見るのかは疑問ですが、こういう展開はアリでしょうね。
 ネットにあった文章を貼ります。


日本テレビ系の水曜深夜枠では、モーニング娘。の田中れいなと道重さゆみが
W主演を務める「数学♥女子学園」(1月スタート、毎週水曜夜 0:59-1:29)
を放送する。クラスメートでライバル関係でもある2人の女子高校生(田中、
道重)が毎回、難易度の高い数学の問題で、さまざまな敵とのバトルに挑んで
いく青春学園ドラマ。手続き上のミスで女子高に転校してしまった男子高校生
役で桜田通が共演するほか、主人公2人と数学バトルを繰り広げる対戦相手役
として真野恵里菜、Berryz工房の嗣永桃子、須藤茉麻、℃-uteの矢島舞美、
鈴木愛理、中島早貴、スマイレージの和田彩花、福田花音、田村芽実らが出演。


 そして、来週のタモリ倶楽部ではハロプロの事が話題になるようです。

http://www.tv-asahi.co.jp/pr/contents/20111125_04017.html

 タワレコのアイドル音楽への取り組み方んは好感を持っています。アイドル音楽の価値は有名かどうかとか、売れてりうかどうかではないというスタンスで、マイナーアイドルや地方アイドルもプッシュしています。先日私が秋葉原店にモベキマスを買いに行った時に発見しましたが、タワレコレーベルから発売されているLinQ(この前ここで紹介した福岡のアイドルグループ)の専用ラックが用意されていて、しかも隣がPerfumeのラックだったという。ちなみに、ポップの写真にメンバーのサインが入っていました。

 少しずつ風向きが変わってきて、アイドルの流行も変化してきているのかもしれません。流行は作り上げた瞬間に作ったものが終わらせ時を計算しています。いつまでも同じ物が流行っていては次を流行らせられないからです。
 モベキマスは挨拶変わりの名刺だった。まずは音楽番組にハロプロメンバーを出演させるためのカードだった。これから色々出て行くための序章である。そんな理由だったら…。と思ってみる。

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ベリキューDAYS

2011-11-17 23:43:18 | ハロプロ(ベリ&℃)

 近どうも音楽に食傷気味になる時があります。いや、正しくは歌詞に食傷気味というべきか。なんというか耳に歌詞を入れたくないような感じ。そういう時は洋楽を聴くに限るなとも思うのですが、ふと思うのです。当たり障りない歌詞なら右から左に流れるのも仕方がないなと。
 つんくPの書く歌詞は耳障りの良さとか、言葉の重さよりも、リズムの乗り方や響きを重視しているように思えたりする訳です。

 リキューが初めて合同で出したシングルの売上が1+1=2にはならず約2万枚でした。なぜ今ベリキュー?なぜ今卒業の歌?色々なハテナが渦巻くところに、実は意味がありそうで無い。無いようである。そんな気もしています。
 穿った見方をすれば、二つのグループを合併させるためのテストなんて事も妄想してしまうけれど、それをやるならモベキマス発売直前というのはタイミングが良くない。

 装も歌詞も間違いなく卒業ソングなこの歌。何に対しての卒業なのかは聴き手ひとりひとりの捉え方があると思いますが、ひとつ言える事は全員が高校生以上で十代なメンバーにとって、今という時は今しかない。25歳から26歳の一年、31歳から32歳の一年よりも、十代の一年は変化が多くて濃い時間。その一瞬が一期一会なのです。
 そんな貴重な日々の中で、秋に集まった年齢の違う同期達が魅せるハーモニーは切なく尊い。その一瞬な尊さが桜の花のようで、私はベリキューのハーモニーに季節はずれのときめきを感じるのでした。

Berryz工房×℃-ute 『甘酸っぱい春にサクラサク』 (MV)

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地方アイドルのホームの概念

2011-11-15 23:17:43 | アイドル etc

 ~前回の続き~

 週末、ひめキュンが初めて東京で単独公演を行いました。ライブだけでなくイベントや他のアイドルとのジョイント公演も行なった訳ですが、そのジョイントの相手が福岡で活動しているLinQというアイドルグループでした。

LinQ "shining star" LivePV FullHD


 福岡と言えば先日48系も進出、HKT48というグループが立ち上がったばかりですが、48系アイドルは地方アイドルとはちょっと違うと思うのです。
 東京発の大資本が地方にグループを作って商売する。私はこれが大型スーパーとイメージが被る。今や地方に行くとあちこちにある大型スーパー。あの手の店の多くは全国規模で展開する大会社。ゆえに、採算が合わなければ撤退もする。その土地はあくまで商売をするためのベースでしかない。

 前回、地方アイドルとサッカーを重ねて語りましたが、Jリーグのクラブの活動拠点の事は「ホームタウン」と呼びます。文字通りです。クラブが活動していくための町という事です。地方アイドルも同じだと思うのです。ひめキュンにとって愛媛はホームタウン。LinQにとって福岡はホームタウン。
 それに対して、プロ野球は活動拠点を「フランチャイズ」と呼んでいます。チームが商業活動をしていく地域というニュアンスなのでしょう。この言葉と48系が重なるイメージです。

 ホームタウンとフランチャイズ、どちらが良いとか正しいとかは語らずとして、ほとんどの地方アイドルは活動拠点をホームタウンと考えていて、あくまで東京はアウェイであるという見方。これはアイドルというものをテレビが存在を発信してきた時代の終わり、とまで言い切るのは行き過ぎとしても、もはやアイドルというものは全国ネットのテレビが後押しをしなくてもある程度の成立をするものだという事を示しています。
 いや、テレビが後押ししなければメジャーにはなれない。AKBが好例だという見方もある事でしょう。でも、果たしてAKBみたくなる事が全てのアイドルの目的地点なのでしょうか? Jリーグが資金力に恵まれた都会のビッグクラブばかりではないのと同じように、アイドルも地域に根差した活動をメインにしているアイドルが出てきても良い頃。それこそ、地元の人達には有名だという立ち位置でも良いのではないか?
 本当に魅力が付いてきた時にでも東京進出を図れば良い。そして、その時でも地元は大切にしてほしい。帰れる地方があるから地方アイドルなのですから。
 アイドルというジャンルの多様化は、ついには地域密着型アイドルという形も生み出した。娯楽としてスポーツ並に成熟してきたと言えなくもないのでは?最近そう感じています。それは、勿論ステキで素晴らしい事であります。

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地方アイドルの存在

2011-11-12 21:59:07 | アイドル etc

 木曜、テレビ東京系で放映されているワールドビジネスサテライトで地方アイドル特集をやっていました。スタジオには色んなアイドル達のCDが置かれて、現在の地方アイドルの状況が簡単に説明されて、群馬の派遣会社が地元企業の活性化を目的に結成した「AKG」、愛媛を拠点に活動している「ひめキュンフルーツ缶」(以下、ひめキュンと略)を紹介しました。
 実はひめキュンは最近私がひそかに注目していたグループです。番組では松山市の中心街にある銀天街商店街がタイアップし、ひめキュンのポスターを貼り、各店舗はひめキュンをモチーフにした商品を販売出来る仕組み。ひめキュンブレスレットを売る服飾店、ひめキュンのメンバーをデザインしたお菓子を売る和菓子屋など。銀天街のタイアップ以前より10%売上が上がったそうです。また、空き店舗をひめキュングッズショップにする計画も進行しているのだそうです。

ひめキュンフルーツ缶『恋のプリズン』


 このブログのカテゴリー一覧を見ればおわかりいただけるように、私はサッカーが好きで旅が大好きなので、旅先でサッカーの試合を観る事も少なくなく、北は札幌、南は大分まで、Jリーグから地域リーグまでいろんなスタジアムに行ってきました。大きな会場から小さな会場まで、全国どこでも地元チームを熱心に応援する人達が各地にいました。その存在はチームの知名度は無関係だし、所属するリーグがJリーグであろうと、地域リーグだろうと。

 町の商店街、駅前などにチームのポスターやフラッグが掲げられている事は珍しくなく、私はそれに触れる度に胸を熱くしてきました。日本全国が画一化されつつあり、チェーン系の店があちこちに溢れ、土地に根ざした文化というものが存在感を失いつつある。そんな中、地域のシンボルを求める意識というのは、人々の心の根っこにある中央集権主義への拒絶、便利と引き換えに得てしまった地方都市のミニ東京化に対する原点回帰の思い。そのようなものを感じたものです。

 以前、当時のJリーグの最高責任者がこんな事を言っていました。
「よくJリーグはチームが多すぎて訳がわからないという人がいますが、すべてのチームを覚える必要はないんですよ。例えば、札幌の人がコンサドーレの事はよく知っているがヴァンフォーレ甲府の選手は一人も知らなくてもいいんです。それが当たり前。逆に山梨の人はコンサドーレの選手は知らなくてもいい。チームが地元の人達に愛されるという事。そんな地域を全国に作っていきたいのです」
※(現在、JリーグはJ1が18チーム、J2が20チーム)

 東京が作り出したものをテレビなどのマスコミを通じて地方にも伝える。地方のテレビに東京のテレビ局が作った東京の店の情報がオンエアされているように、いわば東京文化の押し付けとも言うべきシステム。思えばプロ野球も長年、東名阪を中心にした構図があって、地方はたまにやってくる地方遠征という名の興行を観るしかない状況がありました。アイドルもそれとよく似た状況が長年あり、その構造にほとんどのファンは不満は抱えつつも仕方がないものだと受け止めてきたのです。

(続く)

※J1 18チーム
ベガルタ仙台、モンテディオ山形、鹿島アントラーズ、柏レイソル、大宮アルディージャ、浦和レッドダイヤモンズ、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、ジュビロ磐田、名古屋グランパス、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡。

 J2 20チーム
コンサドーレ札幌、水戸ホーリーホック、栃木SC、ザスパ草津、ジェフユナイテッド千葉、FC東京、東京ヴェルディ、横浜FC、湘南ベルマーレ、カターレ富山、FC岐阜、京都サンガF.C.、ファジアーノ岡山、ガイナ―レ鳥取、徳島ヴォルティス、愛媛FC、ギラヴァンツ北九州、サガン鳥栖、大分トリニータ、ロアッソ熊本。

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れいなと一緒に娘。がやりたい

2011-11-11 22:50:16 | ハロプロ(娘。)

 今日は田中れいなちゃんの誕生日です。おめでとう!
 愛ちゃんが卒業した事により、今はれいなが事実上のモーニング娘。のエース。新人時代に「私はモーニング娘。のエースを目指しています」と言い切っていた中学生が、年月を経てその座に就いた。胸が熱くなります。

 今年に入ってからのれいなは愛ちゃん卒業発表や新人加入を受けての決意なのか、自分の事だけでなく周りもよく見ているように感じます。新人たちを見るお姉さんな視線に優しさが滲み出ていて、以前の何が何でもとんがっているれいなという雰囲気からはだいぶ柔らかくなったように見える。
 とんがったれいなもまだまだ見たいけれど、今のモーニング娘。の状況を思えば、とにかく上がまとめていく事は大切。まずはグループありきです。何しろ新人が多数勢力なグループ構成になってしまった訳ですから。
 これからの田中れいなは、下に慕われる田中れいなでも大いにアリだし、後輩たちに「田中れいなさんみたくなりたい」と思わせる事もアリ。

 ストレートに考えると、れいなの持っているものを与えて、活きそうなメンバーは工藤遥ちゃんと思えそうですが、そこは意外性で飯窪さんやマサキちゃんあたりがれいな的世界観みたいなものに影響を受けたら面白い変化がありそうであります。
 今私がモーニング娘。に期待しているのは、各人が今までと違う一面を見せていく事。生まれ変わるというコンセプト。とりあえずプラチナ時代とヲタが呼んだ一つの時代はリセットして、新垣里沙率いる田中れいな道重さゆみセンターによる真新しいモーニング娘。を構築してほしい。そのために新たなイメージ作りを各メンバーが行なっていくのは良いと思うのです。

 正直、れいなはリーダーになるタイプではないけれど、下に何かを与えていけるような存在感を期待しています。引っ張り方はオリジナルで良いので。

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矢島舞美の今を

2011-11-10 22:23:34 | ハロプロ(℃)

 ネット上に「矢島舞美がこの美しさを多くの人に知られないまま老けていくのかと思うと悲しい」という意見がありました。確かに自分もそれに近い気持ちはあります。それは大体℃-uteそのものに当てはまる事でして、℃-uteがこのまま埋もれていったら悲しいという感情に近い

 愛理はアイドルヲタ的に出来すぎた存在感があるアイドルなのだとしたら、舞美はアイドルヲタではない人にアピール出来る存在感。℃-uteってマニア向けからライト向けまで揃っている。なっきぃみたいな変化球だって揃えています。℃-uteはキャラが薄いという意見を見かけますが、キャラは薄くない。むしろハロプロ随一のわかりやすさ。キャラが薄いのではなく、キャラの押し出し方が弱いの間違いではないかと思うのであります。

 だからこそ、事務所のうまいアシストが必要。ホラー映画やら、メンバーが殺されていく映画よりも、もっと適材適所な場があるはずだし、舞美や愛理はマスコミへの露出を増やすべきだと考えます。
 今現在の舞美をたとえ端役でもいいからドラマに出演させてはもらえないのだろうか?たとえ端役であったとしても、舞美ならば視聴者へ何かしらの印象が残せるのではないだろうか?
 事務所がドラマ方面に弱いのは承知していますが。

 男性アイドルはファンがアイドルの成長を楽しめるジャンルなのならば、女性アイドルも本質は一緒だけれど、女性アイドルの場合は瞬間のきらめきをファンが共有していくジャンル。きらめく期間は人により長さは違う。でも五年や十年単位ではない。だからこそ、その時間と季節を大切に見ていきたいし、売る側はその期間と季節を大切にしながら売ってほしいのです。

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アイドルに疑似恋愛して

2011-11-08 23:24:54 | ハロプロ2011

 Twitterのタイムラインを読んでいてふと思った。アイドルヲタの疑似恋愛ってどのくらいの想いが平均的なんだろう?

 そもそも、疑似恋愛というものをアイドルに抱くという事が全てのヲタに当てはまる訳ではないし、アイドルへのハマリ方のアプローチは人それぞれだろう。私の場合も、「疑似恋愛したくなる気持ちはわかるけれど、自分はそういう感情では見ていない」というスタンスです。

 疑似恋愛自体は私は良いと思います。それこそがアイドルの存在価値の一つが恋愛対象に見てもらって熱狂的に応援してもらう事ですから。
 でも、その疑似恋愛ってどのくらいの想いなのか?どれくらい強いのかは一人一人違うはず。(例え可能性はほぼ無くても)付き合いたいと願う人。付き合うなんておそれ多いから遠くで熱く見守っていたい人。その距離感だけでも中身は違ってくる。

 疑似恋愛をしている事でアイドルがもし想いとは違う方向に行った時、どういう行動をとるかでその人のアイドルへのスタンスも見えてくると思うのです。
 愛するアイドルの幸せを願うゆえに全てを受け入れる者。
 愛が歪んだ方向に向いてアンチになって叩きを始める者。
 どちらも気持ちの熱さゆえにではあります。

 疑似恋愛感情があるためにアイドルへの要求も膨らみ、己の好みに沿わないと納得出来ないと思ってしまっている人が少なからずいる。でも、愛情が強いのなら、強いからこそ、受け入れる強さも持っていてほしい。それが出来ないのなら、それは疑似恋愛でもなくエゴイズムでしかないような気がします。
 推しメンに愛情を注いでいると思うのならば、推しメンの容姿が変わっても愛せますか?推しメンの精神が変わっても愛せますか?

 疑似恋愛と恋愛は違うとは思うけれど、覚悟を持っていない愛情ならば軽々しく疑似恋愛という言葉は使ってほしくない。恋愛という言葉が入っている以上は。
 などと重々しく思ってしまうハロプロの秋なのでした。

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