フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

しょうがない夢を

2009-04-30 21:27:01 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の新曲「しょうがない 夢追い人」、皆さんは聴きました?PV観ましたか? まだだという人はこちらを。

モーニング娘。 しょうがない 夢追い人


 最近の娘。PVは、ダンスショットバージョンそのものみたいな作りなPVばかりで、こちらとしてはそろそろダンスPV路線に飽きてきた訳ですが、今回は違います。と言っても、時々ダンスシーンが入ります。Buono!の「MY BOY」でも思いましたが、とってつけたようなダンスシーンは要りません(キッパリ)。
 今回のPVのコンセプトというかシチュエーションは、「モーニング娘。が大学生だったら」です。気がつけば、今年の11月にはモーニング娘。メンバー9人中7人が二十代。ベリキューとの差別化を図る意味でも、オトナなモーニング娘。をアピールしていく事は重要。その流れで今回は「大学生」なら、これは良いアイデアだと思いました。
 何しろ、見ていて違和感がない。Berryz工房のOL姿は多少違和感がありましたが(まあ、あれはあれで可愛かった)、娘。の大学生姿はリアリティがあります。ガキさんあたりは、娘。入りしていなければ今頃は大学生していたかもしれない雰囲気があるだけに尚更です。
 PVを見ていった感じでは、亀ちゃんと小春が似合ってました。「それって、お前の好きなメンバーそのものじゃん」と思われそうですが違います。さゆが入っていません(苦笑)。
 いや、さゆも悪くはなかったですが、亀ちゃんと小春はバッチリで~す!でした。やはり、この二人はビジュアル映えするという事なのでしょう。
 私的には、「歩いてる」以降は娘。PVで気に入ったのがないのですが、今回のはまあまあ良いなと思いました。「歩いてる」はグループとしての一体感という物が映像に強く投影されていて、それは当時のツアーでの会場の一体感であるとか、「モーニング娘。に一位を取らせよう」というヲタの熱気とか、そういう当時の空気までが詰まった一作であると思う訳です。グループの一体感が素敵に表現されているという、まさにアイドルグループのPVの正道。グループもののPVなのですから、グループとしての魅力を伝えるのは正解。全員の魅力が伝わってこそ、グループもののPVではないかとも思います。

 そう考えると、今のモーニング娘。の魅力って、どこまで浸透しているのでしょうか?

 私は以前、モーニング娘。のイメージを変えるためにシングル曲は暫くシリアス路線で行くべき、世間のイメージする「面白い歌を歌うモーニング娘。」という名刺を破り捨て、新しいイメージを作っていかなくては新たなブレイクはない!そのような事を書きました。
 そして、実際にモーニング娘。はシリアス路線をスタートさせて、リゾナントブルーはカッコイイとか、笑顔YESヌードはクールだとか、色々評価も受けました。ヲタに。
 そう、モーヲタには「娘。カッコイイじゃん!」とシリアス路線はウケが良かったのです。でも、それではダメです。カッコイイモーニング娘。をやるなら、それを外部に向けて発信していかなくてはダメなんです。ヲタが再評価したって、セールスも取り巻く状況も大きくは変わらない。

 今、モーニング娘。は非常に厳しい状況にさらされています。AKBというTVタレントを育てていくアイドルグループ(と、私は解釈しています)が目立っているだけに、モーニング娘。は何をやっているの?と思われても仕方がない現状。ヲタではない人の人気の判断基準がマスメディアへの露出ですから、これは致し方ないというしかありません。
 でも、私は思います。せめて音楽番組に出まくってほしいと。
 モーニング娘。の基本が歌やダンスにあるのなら、それを披露する場を作ってあげてほしい。いくら、カッコイイ路線を貫いても多くの人に見てもらわなければ宝の持ち腐れ。コンサートで、ヲタだけにカッコイイモーニング娘。を見せていてはダメです。

 音楽番組自体が衰退し、アイドルにとって大切な要素がバラエティ適応力みたいに思われている昨今、歌やダンスでブレイクするなんて、それこそ「しょうがない夢」かもしれませんが、せめてそんな夢を見られるくらいのプロモーションはしてほしいと、そんな事を願っています。
 勿論、夢を見るなら、夢が描けるような存在であれ。メンバーも夢を見ていなくては、我々も夢を見る事は出来ないのですから。

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℃-ute AB℃ツアー仙台公演レポート後編 ~舞美シュート~

2009-04-29 17:45:19 | ライブ!2009

 ~前回の記事の続きです~

 なっきぃ愛理のトークコーナーに続いて出てきたのは「青春ソングby矢島舞美」。歌い始める前から既に「汗で顔はくしゃくしゃ」なヤジマさんですが、ステージを右に左に走り回るので更に汗全開。楽しそうに拳を突き上げ客席を煽ります。オレンジ色のミニスカドレスから伸びるスプリンターな細い脚の筋肉が逞しい。
 実はツアー初日の頃には、曲がタテノリ系な割には盛り上がりが思ったほどではないと感じていたのですが、回を追う毎に盛り上がり度も高まり、大サビの合唱も含めて会場の一体感が増してきたなと感じました。
 これは正直な話「舞美は歌が上手くない」事が、良い方にも悪い方にも作用しているという感じでしょうか。
 つまり、歌が頼りない分、ツアーの序盤は客を引っ張りきれなかった。それでも全力な舞美を、観ている側は放っておけなくなってきた。「全力な舞美を盛り上げてあげなきゃ」と思わせる雰囲気がそこにはあります。
 そんな流れを、パフォーマーとしては頼りなく思う人もいるかもしれませんが、その辺りも「天然リーダー」としてメンバーに愛される舞美のキャラに通じるものが感じられて、舞美ならアリかなと甘くなってしまうのでした。

 勿論、℃-uteは頼りなさを売りにしている訳ではないので、ステージングはビシっとしているのが本流。この日の「愛してる 愛してる」の栞菜代役のマイマイは、しっとりと歌い上げて代役を務め、タップダンスでキャロライン愛理先生は見事なタップダンスを魅せ(叫ぶ箇所を間違えたりしましたが)、会場は大いに盛り上がりながら終盤へ。

 終盤の盛り上がりセットリストの序章を飾るのは「SHINES」。この日、今ツアー初めて前方の席にありつけた自分は、「SHINES」でのジェット風船飛ばしに「風船をゲット出来るかも」と淡い期待を持って臨んでいました。ジェット風船は遠くまで飛ばないので、拾えるのはあくまで前の方の観客だけです。
 しかし期待は外れ、自分の前方で風船を飛ばした愛理のジェット風船は垂直に舞い上がってステージに落ちました(苦笑)。
 「SHINES」はサビで手を回す振り付けがあります。それを初日に観た私は「この曲を新たなタオル回し曲にすればいいのに」と思ったものですが、この日から演出が変わり「タオル回し」が始まりました。メンバーがツアータオルを持って回しています。これは「ツアータオルを買え!」というアピールでしょうか?(笑)
 仙台はスタンディングライブだと思っていた私は、ホール公演には持参していた有原栞菜マフラータオル(2007秋ツアーで販売されていた)を家に置いてきていました。仕方ないので「使ったタオル」を振り回します(苦笑)。これからツアーに参加される方は回し用のタオルを持参しましょう。
 そして、この日のキューティーキッカーは「矢島ロベルト・カルロス舞美」。松戸で弾丸シュートを客席前方に叩き込んだ舞美です。
 ディフェンダーの壁が思わず逃げ腰になるロベルト・カルロスのフリーキックのようなシュートを、この日も期待しました。しかし、この日の舞美シュートは程よい軌跡を描き、客席後方へと吸い込まれていきました。かなり後ろの方に飛んだこのシュート。後のMCで自画自賛していました(笑)。

 終盤の怒涛の盛り上がり曲はライブハウスにピッタリです。この日も客席は熱気に包まれていました。
 「都会っ子純情」で、ちょうど梅さんが前に来たので梅さんを観ていましたが、終始にこやかだった梅さんもこの曲ではクールな表情。長身な梅さんの激しくしなやかなダンスに釘付けです。オレンジT着ているのになっきぃ観てない自分。
 でも、この曲のダンスを各メンバー毎に観ていくと新しい発見がありそう、普段はあまりこの曲で梅さんのダンスを観ていなかったので(ゴメンナサイ)、新鮮な感動がありました。

 アンコールの「℃-uteコール」を精一杯叫び、アンコールを迎えます。客席内の気温はかなり高く、外の寒さはどこへやら。
 「僕らの輝き」の出だしは、やっぱり岡井ちゃんにやってほしいと、この日も改めて強く感じましたが、岡井ちゃんはサビの三角を描く振付を楽しそうにやっています。心の中では色々あるかもしれないし、代わりに歌っているのが岡井ちゃんがライバルと評している愛理だから、尚更に釈然としない気持ちを抱えているかもしれませんが、そこはプロです。素敵な笑顔でステージを盛り上げていました。それを観ていた自分も、いつも以上に三角を大きく描きながらフリコピ。

 こうして、仙台公演は熱気に包まれ終了しました。ライブハウスゆえに、いくつかの問題点も改めて浮き彫りになりましたが、それについては機会を改めて書きたいと思います。ひとつ言えるのは、松戸よりも、八王子よりも、私は汗をかいたという事。これが結論です。
 ひとつ残念だったのが、セットリストから「Go Go Go!」がカットされた事。昨年の仙台公演は楽天イーグルスの歌が特別に追加されたのですが、今年は一曲減るとは残念です。


 ここからは個人的な喜びを書きますので、そういう物には興味がない人は飛ばしてください。読むよ~という方は「ヲタというものはアホやなあ」と笑いながら読んでください。
 この日の参戦服は「忘れたくない夏 中島早貴Tシャツ」だったのですが、前方で推しメンのソロTを着ているとあって、気になるのは推しメンからのレス。しかし、なっきぃは歌の間はダンスに全力モードなので、ヲタなど気にしている子ではない事は今までの経験でわかっています。
 それでも、目が合えば笑顔が返ってくるくらいの事は一回くらいはあるかもしれない。そんな希望を胸にライブを楽しんでいました。結果はこんな感じです。

 ・「セブンティーンズVOW」の「見守ってくれてありがとう」の部分で客席に向かって指差しをする振付があるのですが、見事ストライクで指差しが来ました。「たまたま、その方向に自分がいた」のは言うまでもないですが、一応自分のソロTを着た人を差そうという流れになっているのでは?とか言ってみます。
 ・「まっさらブルージーンズ」で目の前でラミラミでした。いいポジション選んだな自分という感じです。ラミラミの後のラブミードゥ!で、同じ振付を踊るこちらが前に突き出した右手と、なっきぃの突き出した右手がシンクロするのは嬉しかったです。
 ・続く「JUMP」の曲中で、こちらの方向に向かって歩いてきたなっきぃと一瞬目が合いました(気のせいというツッコミはなしで)。その瞬間、なっきぃがマイクを持っていない右手でポーズを作りました。それは自分が握手会でなっきぃにいつもやっているもので、昨年末のイベントの握手でなっきぃが真似してくれたポーズでした。
 偶然だと思いますが、思い込みというものはアイドルを楽しむ要素の一つ。「これは完全な爆レス」と気分が舞い上がりました。ヲタって単純だなあ(笑)。

 以上、仙台公演レポートでした。次は中野サンプラザに参戦します。
 セットリストは、こちらの記事を見てください。(12はカットされています)
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/c308575dd74927cb8832c44873225915

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℃-ute AB℃ツアー仙台公演レポート前編 ~マイマイスマイル~

2009-04-28 22:20:19 | ライブ!2009
 ℃-ute仙台公演に行ってきました。今回はその仙台公演のレポートです。

 今回の整理番号は去年の70番台に続き60番台と、二年連続で仙台は良番来ました。今年はスタンディングではなく、前方に300人分くらいの椅子が用意されてまして、自分は結構前方の真ん中やや右寄りの席をキープ出来ました。

 Zepp Sendaiはステージと最前列が柵が一つあるだけなので、前方にいるとかなりの至近距離。去年はおかげさまで栞菜と何度も目が合って笑顔を返してもらった思い出があります。今回はどんな思い出が出来るかな。

 上下シルバーのパンツルックで現れた℃-ute。自分のいる右寄りは、「憧れMy STAR」だと梅さんとマイマイがずっと踊るポジションで、しなやかに踊る梅さんの姿を堪能。梅さんは終始にこやかな表情である事が、この日のような前方で観ているとわかります。その穏やかさがギャル風味な外見とは裏腹で面白く、梅さんが近くに来ると目が話せない。オレンジT着ているのに、それでいいのか自分?
 まあ確かに、序盤はなっきぃがあまり右側に来ないのだから仕方ない。
 穏やかな笑顔と言えば、マイマイがよくヲタを観察しているのもわかりました。マイマイは目が合うと少し目が笑った感じになるのですが、その「ニヤッ」という感じが、握手会での含み笑い(自分が岡井ちゃんと盛り上がっているのを横目で見ているらしい)を思い出してしまうような笑み。その茶目っ気ある笑顔が可愛かったです。

 ステージセットは松戸や八王子と変わらない仙台でしたが、ステージ上のスクリーンは結局オープニングV(メンバー紹介)にしか使われず、電気代をケチっているのか?と思ってみたり。(客席が狭くてカメラをうまく設置出来ないというのが理由?)
 スクリーンは消えているので眼鏡姿の梅さんのアップが堪能出来ませんが、梅さん演じる「知ってます子」さんは新ネタを披露してくれました。
 その新ネタで面白かったのが、「知ってます… 萩原舞 中2になっても滑舌はよくならない …知ってます」
 マイマイ憮然。しかも、横にいる岡井ちゃんにまでツッコミされ思わず「千聖には言われたくないよ」と一言。マイマイさん強い!(苦笑)。
 まあ、マイマイに限らず、そして岡井ちゃんに限らず、℃-uteは滑舌良くないメンバーが多いのでお互いさま。仲良き事は美しき事かな…ですよ(笑)。

 仲良きと言えば、日替わりなっきぃフリートークのコーナー。この日のパートナーは愛理でした。
 なっきぃ曰く、愛理は新幹線の中でよく「右手にお母さん手作りのおにぎり、左手に携帯」というスタイルでいるそうなのですが、この日の愛理はその体勢のまま寝ていたそうです。会場は笑いに包まれました。
 しかし、℃-uteが誇る(?)微妙コンビだけあって会話が弾まず、話が広がりません。結局は、愛理がまたそうやって寝ていたら、なっきぃがおにぎりを保護するという結論で終わりました。「江戸の手毬唄Ⅱ」のフルコーラスの時間より短くトーク終了。
 しかし、だんだんとこの噛み合わない微妙トークもクセになりつつある自分は、この二人でラジオ番組やらないかなあとか無謀な妄想をするのでした。

 ~長くなりそうなので次回に続く~
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東北一泊二日旅日記~コバルトーレ女川の町~

2009-04-26 14:57:59 | 遠征&旅行日記
 昨夜は仙台でぶらりと入った店で魚介類を味わい、東北の地酒を楽しんできました。釣り好き夫婦が営業している小さな店でしたが、アットホームな良い店でした。仙台に来たら、また寄りたいと思います。

 昨日に引き続き、今日も天気は雨。やはり水の精のパワーは強力なのだなと感心しつつ、グレーに曇った空を見上げながらホテルから仙台駅に向かって歩き始めました。
 地下にホームがある仙石線電車に乗り、松島海岸を車内から眺めながら石巻へ。石巻で石巻線というローカル線に乗り換えです。
 石巻線は二両のディーゼルカーにあまり多くない乗客を乗せて、カキの養殖用の灌木が並ぶ入江の横をゆったりと走ります。
 終点の女川(おながわ)は駅のすぐ近くに港がある町。港の前にある魚介類販売所を目指し歩きます。
 女川は海の傍だからなのか、雨だけではなく風も強く、水の精を少し恨みながら歩いていると、サッカーのポスターが貼ってありました。コバルトーレ女川という地元のアマチュアクラブの試合日程が書かれたポスターです。
 コバルトーレは東北社会人リーグ二部に所属していて、地元の支援を受けながら活動中でして、その存在は知っておりました。しかも、今日はホームゲームがあるようです。ちょっと興味が湧いてきますが、この風雨では観戦は見送らざるを得ません。あくまで今日のメインイベントはこれから。体力温存をしないと。

 港の前にある「シーパル」という建物は、1Fが魚介類販売所、2Fがレストランになっていました。1Fで、毛ガニ、カレイ、ウニ、岩海苔、サンマ、ホタテなどを眺め、2Fで「海の幸カレー」(893円)というのを食べました。エビやアサリが入っていて、なかなか美味でした。

 本当は港をノンビリと散歩と行きたいところですが強い風雨でそれは難しく、結局は食事をするために女川に来たような形になりました。雛ぴた漁港の町の風情の女川、少し名残惜しく白と緑のディーゼルカーに乗り込むと、日曜日だというに高校生で賑やかな車内。
 そんな明るい車内の雰囲気に引っ張られたかのように、空はだんだんと青空に変わっていきます。ついに水の精のパワーは消えた?

 そんな感じで、去年よりはパワー落ちぎみな水の精に、これから会ってきます。今日のTシャツは、水の精のピンクTではなくオレンジだったりしますが。
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東北一泊二日旅日記~モンテディオ山形を観る~

2009-04-25 19:38:56 | 遠征&旅行日記
 今日から一泊二日で旅に出かけています。目的の一つは明日にあるんですが、今日の午後にまずはJリーグを観に行きました。モンテディオ山形-鹿島アントラーズ。場所は山形県天童市 NDスタジアム山形。
 今日は関東も雨でしたが南東北も雨です。指定席も自由席も満員な山形新幹線に揺られ、雨雲と靄(もや)に霞んだ山の眺めを見つつ、12時06分天童駅に到着。ホームに降りたったら寒い。そして、あちこちに鹿島サポーターが。皆さん遠征お疲れ様です。
 これといって店もあまりない天童駅前を歩き、ランチをやっている一軒の寿司屋を見つけ「ちらし寿司」を食べました。他所者とすぐわかったらしく、店のおばさんに「どこから来ました?」と質問を受け、神奈川県から来たと答えたところ、わざわざ遠い所からようこそと歓迎されて、山菜(たらのめ)の天ぷらを戴きました。
 店のおばさん曰く、「近くなのに、なかなか観に行けない」というスタジアムまではシャトルバスで10分ほどでした。
 スタジアムに着いて驚いたのは食べ物の充実度。お祭り?と思うほど色んな食べ物の露店が並んでいました。値段も手頃です。こういうところが地方のスタジアムの良いところ。しかし、雨で心の余裕がない自分は、ゆっくり食べ物屋を眺める事なく、そそくさとスタジアム内に向かうのでした。
 記事に貼った画像でわかるように、スタンドの向こうには山々が並ぶのどかな風景のスタジアムです。しかし、そんな景色のスタジアムですから吹く風が冷たい、山の天然水が冷たいように、山の風も冷たい。

 雨と風の中、試合は昨年のJリーグチャンピオン鹿島のペースで進行。しかも、PKで鹿島先制。寒い中訪れたホームのサポーターに気を使って、ここはPKを取らず流してもいいようなファウルでした。審判厳しいなあ。
 風も審判も冷たいとあって、ますます寒い気分になっていきましたが、後半開始早々に山形長谷川の鮮やかなヘディングシュートで同点になると、スタジアムは熱くなってきました。
 試合が熱気を帯びると、不思議なもので寒さも和らいできます。雨の中訪れた、ほぼ満員16,658人の観客も手を叩いたり、叫んでみたり、気がつけば90分が過ぎていました。
 鹿島相手に引き分けなら大したものです。日本代表クラスのメンバーが何人もいる鹿島に対して、山形は一般的には無名な選手ばかり。しかし、サッカーは名前でやるものではないのだ。そんな事を、今日の山形から改めて教えてもらったような気がします。

 帰りは山形駅行きのシャトルバスに乗りました。バスの車内が嬉しいほど暖かく感じられ、このまま気分は盛り上がって、さあ山形で飲むぞ!食べるぞ!と行きたい所ですが、今夜の私は山形ではなく仙台に向かうのでした。「山形ゴメン。太平洋の海の幸が呼んでるんだ。」と心で山形に謝りつつ、米沢牛も捨てがたいと山形に未練を残しつつ、いざ仙台です。
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Buono! 「MY BOY」PVを観てみたら

2009-04-24 20:59:25 | ハロプロ(ベリ&℃)

 最近、新着PVが立て続けに発表されています。コアヲタが云々とかいう記事を書いている場合ではありません(苦笑)。と、散々書いておいて言うか!ですが、皆さんもヲタの話よりPVの話が好きですよね?
 なのでPVの話に行きます。今回はBuono!の新曲「MY BOY」です。週末はまた℃-uteコンサートの話になりそうですが、娘。新曲、真野ちゃんの新曲PVの話を今後予定しています。それでは今回はBuono!の感想を開始。

 Buono! インタビュー記事
http://www.barks.jp/news/?id=1000048905

 Buono!の新曲は前作同様、つんく作曲。前作は賛否両論、というか「否」が多かったのがヲタ界隈の評価でしたが、今回はどうでしょうか?先入観や予備知識抜きに音源を初めて聴いたのが少し前の日の事でした。今日までの心境の変化を順を追って書いてみます。

 ・第一段階「音源を聴く」


 なんかイマイチだな。無理にロックにしなきゃと意識し過ぎなんじゃないかな。自分含めて、Buono!はガールズロックを止めないでとヲタの多くがネットで騒いだのを、つんくPがネットで読んで気にしたのかなとか妄想。
 ギターは唸っているけど、昔のハードロックって雰囲気。レインボーとかの辺り。自分は嫌いじゃないけど、Buono!でそれは違うんだよなあ。

 ・第二段階「しゅごキャラ!!どきっ エンディング画面を観る」


 絵が付くと悪くないではないですか。なんかシリアスな雰囲気なエンディングとマッチしてるし、急にテンポアップしてくるサビの部分と絵のテンポがピッタリ。
 なんかゲームチックな音楽にも思えてきて、カッコ可愛いアキバサウンドなBuono!の面目躍如(某秋葉原なユニットへの当てつけ少々)。

 ・第三段階「Buono!のPVを観る」


 カッコイイ!可愛い!桃子のクールな横顔、雅ちゃんのセクシーな表情、そして美脚、愛理のプリティなグラサン姿、ステキ過ぎるPVです。
 今回のコンセプトは「キャッツアイ」ですね。良い所に目をつけましたね。先日PVについて書いた記事に、「予算がないならアイデアで楽しませてほしい」と書いたら、早速こういうPVが観られて幸せです。
 古くさいハードロックとか思っていた音も、いつの間にか気に入ってしまい、今や脳内リピートしまくり。古くさいと言っても、「ロッタラ ロッタラ」だってレッド・ツェッペリンにエディ・コクランだったんだから、今回の音作りもアリですよ。買い!です。
 と、評価は一転。観る事によって曲を気に入るというのもPVの大事な役割ですから、このようにPVを観て曲を気に入り、「さて、予約しなくちゃね」と一気に購買意欲まで持たせた今回のPVは大成功だと思いますよ。PVを観てCDを買う気になったヲタは私以外にもいるのではないでしょうか。

 このように、PVは「プロモーション・ビデオ」の略ですから、プロモーションに繋がらなければ意味がないのです。最近のハロプロのPVは「プア・ビデオ」の略?と思っていましたから。

 そんなBuono!のPVですが、雅ちゃんが素晴らしくイイです。キャッツアイしてます。世界観にピッタリです。
 桃子のシチュエーションへの合わせ方の巧さも唸りましたが、雅ちゃんのハマり具合にやられました。今回のPVは雅ちゃんを格好良く魅せで行こうという、作り手の心意気が見えてきます。
 こんな事を言うと、桃子と桃子ヲタに怒られそうですが、Buono!はやっぱり雅ちゃんが真ん中、或いは雅ちゃんが目立ってこそBuono!なんじゃないかな。そんな事を思いました。
 別に、桃子センターにしてから売上が落ちているとか、そんなネガティブな叩きデータを持ち出して言う訳ではなく、なんか雅ちゃんが真ん中、或いは目立っていると画が引き立つ、そんな気がいたします。
 今回のPVも桃子がセンターには違わないのですが、桃子のカラーより雅ちゃんのカラーのPVだなと感じたのでした。

 そんな結論を導き出しながら、一度愛理を真ん中にしてみるのもどうだろうか?と考えます。愛理センターでどんな色づけ、どんな音の路線に仕上げるか。そして、どんな楽しいPVになるか。観てみたいし、聴いてみたい。

 Buono!は次への期待が膨らむ、夢のあるユニットですね。

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Bye Bye Bye!

2009-04-22 22:43:19 | ハロプロ(℃)
 一応、昨日の記事から話が繋がっていますが、今回は℃-uteの新曲「Bye Bye Bye!」の売上について思った事を書いてみたいと思います。昨日に続いて堅い内容の記事になります(苦笑)。

 先日始まった℃-uteの春ツアー「AB℃」、私は初日の松戸公演、二週目となる八王子公演に行ってきました。
 初日というのは℃-uteに限らず他のハロプロ勢でもそうですが、メンバーも客席も程よい緊張感があって好きです。セットリストは関係者しかわかりませんから、歌う曲に一喜一憂しながら観るのは楽しく、そういう心理状況にあるからか、観客も盛り上がりよりステージに集中している感じになります。
 松戸公演もそんな雰囲気の中で行われました。セットリストが気になりますから、どうしても身構えてしまい、ヲタもいつもよりは若干大人しかった印象です。したがって夜は普通に盛り上がりました。

 しかし、どこか雰囲気が違う。そんな事を私は感じていました。よく現場で見かけるヲタが来ていないとか(笑)、定番曲の盛り上がり方が少し大人しいとか、或いは開演前がいつもと比べて静かだとか、前回のツアーと微妙に違う点を見つけていました。
 それは初日だからなのだろうと思っていましたが、八王子も同様な雰囲気に感じました。
 某掲示板の℃-uteコンサートに関するスレでも、大もて、まっさらのサビで踊っていない人が多い、新参が増えたのか?という感想を書いている人がいました。それは私も感じていました。この二曲のサビは、普段は他の曲で振りコピしない人でも踊る部分であり、それが℃-uteコンサートの風物詩と言える光景でもあったのです。
 スレでは、新参が増えたのならそれは良い事と捉える人が多く、私もその意見には同意なのですが、新参が増えたという事は入れ替わりにコンサートに来ていない人達がいる訳です。

 新参の人達と入れ替わるように、コアヲタが少しずつ離れていってるのではないか?

、これが松戸公演と八王子公演を観た私の感想です。


 ℃-uteの「Bye Bye Bye!」の初週売上が昨日発表されました。
 「4位 24,882枚」
 これは前作「FOREVER LOVE」から約二千枚の売上減でした。CDが売れない世の中、ハロプロも例外なく売上を落としている中で、比較的売上が落ちていない存在であった℃-uteも、今回遂に売上減になってしまいました。
 これにはいくつかの理由が考えられます。

 ・栞菜休養で、イベント参加する予定がなくなった栞菜ヲタ達の買い控え。
 ・大阪イベントにも女性限定回が設定された事による大阪イベント参加組の買い控え。要するに三回全て当てるために買う枚数>二回分を当てるために買う枚数。
 ・ファンが減った。

 三番目の「ファンが減った」なんじゃないのか?と言われてしまいそうですが、イベント絡みの理由が有力な気もします。イベントのやり方で売上が左右されるのは残念でもあるんですが。

 実は、今回のシングルは七日間全てデイリーチャート一桁順位という粘りを見せていました。

火 水 木 金 土 日 月
*3 *3 *5 *4 *4 *6 *3

 これは「都会っ子純情」以来だそうです。それだけヲタが頑張って買い支えたのか、或いは発売日に買わずとも週末に買ったライトファンの購入数が多かったのか。

 私の想像では、やはり℃-uteはコアヲタが少しずつ減っているのではないかと思っています。それが今回の枚数減少の理由のひとつなのではないかと。
 元々℃-uteは、モーニング娘。やBerryz工房に比べるとコアヲタの数が少なく、CDもコンサート動員も、ハロプロDDに支えられている割合は他ユニットより高いと感じています。
 それでも、熱心な℃-uteのコアヲタがイベントに参加するためにCDを大人買いする事によって、ある程度の売上プラスがあり、結果的にはハロプロでモーニング娘。に次いでCDが売れるユニットになったのです。
 そういう状況があるので、℃-uteのCD売上を買い支えているコアヲタが少しずつでも減っていけば、それは売上減になるのも当然。結局はコアヲタも抽選による選民イベントに疲れてきているのではないですか?それが購入枚数の減少や、℃-uteから離れていく事に繋がっているのではないですか?

 「Bye Bye Bye!」の評判をネットで見ていた感じを大ざっぱに分析すると、アイドルヲタな人達には評判が今一つであり、アイドルヲタというほどではない人には「今までとは一味違ったカッコ良さ」で好評でした。
 事務所的には、コアヲタは(儲けの面では)上客であるかもしれないけれど、コアヲタばかりではイメージもよろしくないと感じている可能性があります。だとすると、コアヲタが減っていくのは計算済み、或いは願っての事?

 私が感じているように本当に℃-uteのコアヲタが少しずつ減っているのであれば、イベントのやり方、メディアへの露出の仕方、曲の方向性など転換期に来ているのかもしれません。
 今までのやり方に「Bye Bye Bye!」なのかどうか、今後の展開を見守っていきたいと思います。
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ヲタとファンの融合の行方

2009-04-21 21:32:52 | ハロプロ2009

 四月ももう下旬になりましたが、新生ハロプロの動向はいかがでしょうか?
 年度が変わり、メンバーが変わり、急に大きな変化が表れるとは思っていませんでしたが、今のところ活動内容には不満を感じています。ウワサレベルの話も聞こえて来ますが、それらがもし事実になるなら、今後は多少なりとも楽しくなってきそうなので、もう少し様子を見たいとは思っています。
 そんな訳で、今日は現在のハロプロを見ていて思う事をちょっと堅い記事にして書いてみようと思います。

 少し前の話題ですが、雑誌「日経エンタテイメント」にタレントの指数みたいなのが掲載されていたそうです。記事を見ていないので人づたいに知った話のうろ覚えですが、モーニング娘。の認知度は80%、期待度は30%だったかと思います。それに対して℃-uteは、認知度30%を切る辺りながら期待度は50%だったそうです。ちなみに、Berryz工房はどちらも30%だったと記憶しています。
 数字の信憑性はともかく、これはなかなか鋭いところを突いている。私はそう思いました。それぞれのグループが現在置かれている立場をよく表しているように思えたのです。
 つまり、モーニング娘。は名前はある程度浸透したメンバーもいるが、ファン以外の人達の関心は薄れている。
 ℃-uteは個人の知名度は今一つだが、ある程度グループの特徴みたいなものは浸透しており、注目しようとしている人はいる。ちなみに、期待度の数値は、現在勢いでハロプロを上回るとされているAKBを僅かに上回っていました。
 そして、Berryz工房はメンバーの知名度もまだまだで、ファン以外の人からの注目も残念ながら今一つという事です。

 これには、色々言いたくなる方もいると思いますが、私も一歩下がったところからハロプロを見たら、こんな感じの認識になると思います。
 ハッキリ言って、今のハロプロはファンが少なく、ヲタに支えられている。そういう現実が見えるデータではないでしょうか。

 ヲタ比率が高いという事はグッズの売上の安定や、コンサート動員の安定、特に地方で開催した場合の遠征してくる人の数などに好影響を与えるので、事務所的には悪くはない傾向かもしれません。儲けを出して行かなければ企業は成り立たないし、ハロプロへの投資もままならないですからね。
 しかし、ここ数年ヲタに頼りすぎた結果、新規ファンが入りづらくなり、特にコンサート会場がコアな雰囲気になっていきました。モーニング娘。のコンサートを長年見続けている方なら実感出来ると思います。
 コアな雰囲気になった会場がどうなって行くのかと言うと、客席でのノリ方に「お約束」が増える。「振りコピ」のようなコアとライトの立場の差が明確に表れる応援スタイルが生まれる。その結果が今のコンサート現場の姿です。

 私はヲタと呼ばれる側の人間なので、会場の雰囲気がコアになるのは、それはそれで構わないのですが、本当にそれで良いのだろうか?と去年くらいから強く思っています。その思いを強くさせてくれた現場が、「℃-uteの忘れたくない夏ツアー」であり、「きらりん☆レボリューションスペシャルコンサート」でした。

 ℃-uteの会場には中高生の男女が多く訪れ、限られた小遣いで推しメンバーの生写真やウチワを買っていました。そして、コンサートが始まると、ヲタの勢いに気後れせず自分なりの応援をして、次第に雰囲気に慣れてくると周囲のヲタと同じように拳を振ったり、跳んだりと熱くなっていく。そんな姿をあちこちの℃-ute会場で見ていた私は、ヲタとファンの融合は出来るのだ!と嬉しく思ったのでした。
 思えば、モーニング娘。が国民的アイドルグループだった時代は、ヲタとファンが一体となってコンサートを楽しんでいたように思います。やはり、学生ファンが限られた小遣いで推しメンのウチワなどを買っていた事を思い出します。
 きら☆レボコンサートは、まさにそんな昔の娘。コン的な雰囲気に包まれていました。小さな子供から女子高生から大きいお友達(早い話がヲタ)まで、みんなが一つになって月島きらり、Milky Way、そしてSHIPSにも(笑、いや笑ってはいけないですね)熱い声援を送っていました。

 こういった光景を見た私は、まだまだハロプロはいけるのではないか? 可愛い女の子が歌やダンスをカッコ良く、あるいは可愛く魅せる事に対する需要はまだまだあるのではないか? そう実感しました。ハロプロも出来て10年が過ぎました。新しいイメージを作っていけるのではないか!と期待を込めたものです。

 しかし、実際はそこから先へは突き抜けられていない印象です。このままでは、忘れたくない夏ツアーや、きら☆レボコンサートに来ていたファンは冷めて他へ行ってしまったり、アイドルというジャンル自体に興味をなくすのではないだろうか?

 先日、℃-uteのツアーが始まりました。去年とは会場の雰囲気は変わっていたのか? ファン層はどうなっているのか? その疑問に答えが出せるほどの大きな変化はまだ感じられていません。しかし、気になる事がありました。そこに気づいた私は、℃-uteの新曲「Bye Bye Bye!」の売上への影響を気にするのでした。
 そして、本日チャートの結果が出ました。次回は、その結果を踏まえて、ヲタとファンの融合と宣伝展開について書いてみたいと思います。つまり、次回も堅い記事行きます(苦笑)。


 ※ 新生ハロプロで気づいたのですが、このブログのカテゴリーは今まで通り、旧エルダ系、つまり今春ハロプロを卒業したメンバーも「ハロプロ(ソロ)」や、「ハロプロ(ユニット)」というカテゴリーで書かせていただきます。カテゴリーがややこしくなるので、そのままでという事です。「ハロプロ」という言葉に「元ハロプロ」も含めて考えていただければという事です。よろしくお願いします。

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℃-uteと'70sアイドルポップス

2009-04-20 21:46:14 | ハロプロ(℃)

 前回のコンサート記事にさりげなく書きましたが、℃-uteの新曲が6/24に発売される事が発表されました。
 最新シングルが発売されたばかりですが、今回のシングルは前作から間が空いていましたから、リリースペースとしては妥当かなと思います。新生ハロプロの話題作りのためにガンガンCD出すのは、とりあえず良いことだと思いますよ。

 でも、ただCDを出すだけではなかなか話題にはなりません。だからという訳でしょうか、次の℃-uteのシングルはカバーです。それも、アイドルソングのカバー。1970年代後半に大人気だった三人組アイドルグループ「キャンディーズ」のカバー曲である「暑中お見舞申し上げます」を℃-uteがカバーします。
 ハロプロとカバーと言えば、「ペッパー警部」、「ジンギスカン」などは記憶に新しいところ。それを思い出した瞬間、何やら負の記憶が甦ってきたヲタの皆さん、とりあえずそんなネガティブな思い出は忘れましょう。
 カバー=失敗の可能性大という訳ではなく、イメージに合ったカバーだったり、新鮮味の溢れるカバーならマッチする筈。とりあえず原曲を見てみましょう。

 暑中お見舞い申し上げます / キャンディーズ
http://www.youtube.com/watch?v=XXWvbZXf5pw&fmt=18

 当時の現場を知る人の話だと、キャンディーズのファンによる熱狂的な応援スタイルが、今のハロプロ応援スタイルの原型と呼べるもの、つまりアイドルの応援に熱狂というものを持ち込んだ元祖なのだそうです。これも何かの縁という事で、キャンディーズファンに負けない熱狂を℃-uteヲタも見せていきたいものです。
 この動画を見ていても、随所に合いの手が聞こえてきます。さすがにPPPHはやっていないですが、曲調的にはPPPHしてくださいと言わんばかりのリズムなので、今から会場で「あーいり!ヲイ!」とか「まーいみ!ヲイ!」とか叫ぶのをイメージ出来ます。
 と、ここまで書いて自分にダメ出しします。PPPHで叫ぶのは、愛理でも舞美でもない、新たなボーカリストの子の名前を叫びたいと。固定観念に縛られていてはダメです。

 候補者その1 萩原舞さん
 マイマイは今回のシングルで活躍しております。何しろ、出だしがマイマイです。シングル曲は出だしが舞美である事が割と多いのですが、「Bye Bye Bye!」はマイマイです。しかも、曲の中でも結構印象に残る活躍。これは、つんくPがマイマイの声を評価していると見た! クセはあるものの、元々マイマイのボーカルは評価されていたので、そろそろ2006年11月以来のボーカル2TOP体制に終止符を打つ存在の本命としてマイマイ推し開始です。
 参考動画
http://www.youtube.com/watch?v=GUbxJpqX8GM&fmt=18

 候補者その2 岡井千聖さん
 ちょっと待った!と岡井ちゃんの大声が聞こえてきそうです。実は愛理より上手いんじゃないか?という意見もある℃-uteの秘密兵器岡井ちゃんを忘れてはいけません。
 岡井ちゃん、実はコーラス的な部分では重要な存在だと思うのです。かつてのモーニング娘。に於ける保田圭さんの存在と同じです。バックに上手い子がボーカルを重ねる事によって厚みを持たせる。それを考えると、あまり岡井ちゃんが長時間ソロパートを取っちゃダメなんです。コーラスワークは大事な仕事。
 それだけじゃ、岡井ちゃん可哀想。そう思います。だからなのか、最近はワンポイントで目立つところでソロパートがあります。「忘れたくない夏」、「FOREVER LOVE」を思い出してみましょう。
 でも、実は岡井ちゃんと愛理の声のハーモニーって相性いいような気がしています。コーラスワーク重要です。

 そんな訳で、この二人を新3TOP候補に推します。梅さんなっきぃはダンスで他メンバーより目立つ動きを入れていくと良いと思います。今ツアーの梅さんの動き、いいですよ。
 栞菜は、栞菜…。6月には復帰は難しいのでしょうね(6月の舞台は既に欠席が発表済)。

 新3TOPを考えるのもいいですが、今℃-uteはとても良いチャレンジをしています。
 「Bye Bye Bye!」で愛理舞美のハモりとか、「Go Go Go!」のサビでのハモりです。最近℃-uteが取り組んでいる声の重ね合わせ、これが1970年代のアイドルポップスをカバーするのに活きてくる!私は今回のカバー話を聞いて、その点を強く意識しました。キャンディーズの動画を見てもわかるように、三人はサビでハモっています。やはり、℃-uteも同じようにハモる筈です。ハロプロがかつて活用していて、いつの間にか忘れかけていた「ハーモニー」という存在。
 ヲタは大勢でソロパートを回す事ばかりに注目して、誰がソロがある、誰がソロがない、とか気にしてしまいがちですが、「誰がソロを」よりも、「誰と誰が声を重ねるか」に、これから注目してみるのも良いのではないかと思います。そんな事を教えてくれた今回のカバー発表でした。

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℃-ute AB℃ツアー八王子公演(昼) ~なっきぃ自動改札に嫌われる~

2009-04-19 22:25:47 | ライブ!2009

 今日、八王子市民会館で行われた℃-uteコンサートに行ってきました。今日は相方が居まして、このブログにリンクしている「side_B」管理人さんと観てきました。そちらの方にもレポートが載ると思いますので、ご覧になっていただけたらと思います。

 今回は松戸公演との相違を中心に書いてみたいと思います。

 ・ソロTの人気分布図に変化アリ
 松戸では黄緑Tが多かった印象でしたが、八王子はだいぶ色がばらけ、松戸では少なく感じたピンクが増えた印象。更に、オレンジが黄緑に迫る人気っぷりでした。特に私が居た一階後ろはオレンジ多数。今ツアーでは舞美みたいな髪型で「島島姉妹」になっているほど、見た目のイメージが舞美に似ているなっきぃですが、それと同時に可愛さ急成長中で評判上々。それがオレンジT大量発生に結びついているのでしょうか?
 もし、今回のツアーに「LALALA 幸せの歌」が歌われていたら、BメロでのPPPHでの「なっきぃ」コールはより一層凄まじいボリュームになっていたかもしれませんね。
 あと、今日は青Tもいつもより多かったです。最近の岡井ちゃんも可愛さ急成長中なだけに、ファンが増えているのでしょうね。実は白状すると、私も今ツアーの岡井ちゃんソロTを買おうかなと思っています。

 ・客層が変わった?
 去年の八王子に比べると今日は思ったより女の子が多くなかったです。ファンが減っているのか?いえ、前ツアーは都内公演が八王子だけだったのですが、今回は中野もあるので(しかも三日間)、そちらに分散してしまったのだろうと分析。
 ただ、多くないと言っても「思ったより」は多くなかっただけなので、相変わらず℃-uteはファン層の幅広さが客層に表れていました。他のハロプロ(およびエルダ系)現場に比べるとライトファンらしき人が多いのも℃-ute現場の特徴です。「大きな愛でもてなして」や「まっさらブルージーンズ」のサビで踊れていない人がいても、新規ファンか現場初心者なのだろうと思って優しい目で見守りたいものです。

 ・知ってます子さん新ネタ
 今日は八王子という事で、「知っています。JR八王子駅と京王八王子駅は微妙に離れている。知っています」と八王子ネタが飛び出しました。更に、今日名古屋にも仙台にも行かず八王子に来てくれたここの皆さんは℃-uteファンと「℃-uteヲタ認定」をしてくれました。隣で観ているBさんはベリヲタなんですが(苦笑)。
 ちなみに、名古屋は娘。で、仙台はベリです。
 そして、岡井ちゃんが「℃-uteも来週仙台でやりますから観に来てくださいね」とPR。勿論「行きます(笑)」。って、勿論なのか自分?(苦笑)。

 ・なっきぃトークの相方は愛理
 今日のトークは、なっきぃが駅の自動改札で電子チップカード(SUICAかPASMOの事ですね)をタッチすると上手く行かずに改札が閉まってしまい、後ろの人に申し訳ない。という話を披露しました。「それって、チャージしてないんじゃない?」と思いながら、なっきぃの話を聞いていたところ愛理様が「切符で乗ればいいじゃん」とバッサリ。そして、トドメの一撃
 「改札に嫌われているんだよ」
 なっきぃの表情が険しくなります。今日、鈴木愛理さんは全国のなっきぃヲタを敵に回しました(苦笑)。ちょっと納得いってない表情のなっきぃ。結局、お互いが別々の道を往けば良いと結論。遺恨が残る結末です。これから二人の遺恨対決が℃-ute名物になりそうなヨカン。次のDVDマガジンで是非とも何か対決を希望。

 ・岡井ちゃんの代役ボーカルと梅さんキック
 八王子昼公演の「愛してる 愛してる」の栞菜代役は岡井ちゃんでした。岡井ちゃんの「ちょっと結構!」は照れがあるからなのかどうか、言い方にタメがなく慌てた感じになり、ちょっと結構ではなく「ちょっと失笑」気味なのですが、歌声はバッチリです。安定してる上に、声がなんとなく栞菜に似ている。意識して歌っているのかもしれません。思わず涙もの。栞菜ヲタの方は岡井ちゃんが歌う回を観る事をオススメします。どの公演になるかは、各自予想をして参加してください(笑)。
 そして、「SHINES」の今日のキッカーは梅さんでした。心優しき梅さんは弾丸シュートを客席にブチ込んだりはせず、蹴ったボールは山なりで客席に飛び込んで行きました。

 ・マイマイの挨拶と新曲発表
 エンディングの挨拶で、マイマイが松戸とは違う挨拶をしていました。学校でクラス替えがあり学校が毎日楽しいけれど、コンサートはもっと楽しいとの事。
 そして、舞美リーダーからお知らせが。
 嬉しいお知らせだと切り出した舞美。会場がどよめきます。栞菜復帰時期決定?と思いきや、決定は決定でも「新曲の決定」のお知らせでした。6/24に発売で、キャンディーズのカバーで「暑中お見舞申し上げます」が発売されるそうです。

 そんな感じで、楽しくコンサートは終わりました。今日の八王子市民会館はいつもの蒸し暑さに比べ、少しだけ空調が効いていたような気がしましたが、やはり暑く熱いコンサートでした。メンバーも元気。
 エンディングで舞台袖にメンバーが下がっていく時に、一番最後にお礼を述べて深々とおじぎして去っていく舞美リーダーの姿を見ると、今日は楽しかった、また来よう!という気分になります。何気ないワンシーンでありますが、℃-uteコンサートでは恒例となっているこのワンシーンは今後も続けてほしいと思います。

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