開演時間を迎え、メンバーが全員出てきました。衣装は各自バラバラですが、紺色ラメな佐保ちゃんが目立ちます。間近で見て改めて思いましたが、佐保ちゃんは大人っぽくなった。一番変化の大きい年頃ではあるけれど、一年前と比べたら別人のよう。
01.Go Girl~恋のヴィクトリー~/全員
一曲目は「Go Girl~恋のヴィクトリー~」。こういうアップテンポな賑やか曲は大人数が映えます。ちょうど自分のいた辺りで踊る吉川友ちゃんの軽快なダイナミズムとしっとり笑顔のダンス。この素晴らしき存在感がマイナーポジションに閉じ込められている事が、今のハロプロの読みの甘さであると改めて思いながら、真ん中で決めポーズを作る北原沙弥香ちゃんの方も見るのでした。
02.ライバル/(昼)Aチーム、(夜)Bチーム
【Aチーム】仙石、古川、佐保、岡井、前田、金子、宮本、平野、勝田、木沢、長澤
【Bチーム】吉川、森、北原、関根、譜久村、新井、竹内、佐藤、高木、田辺、工藤
曲が終わり、MCまことが出てきてクイズ大会。この質問をつんくPがどう答えたかを当てるという内容です。二つのチームに分かれて、正解者が多かった方が次の「ライバル」を歌えるというご褒美付きです。
クイズの内容は長くなるので、別な場所にまとめておきました。ネットにレポートを書いてくれた方のものをコピペしたものです。
http://d.hatena.ne.jp/alpha7/20101130
クイズに勝ったBチームが「ライバル」を歌いました。
03.愛の園~Touch my Heart!~/佐保、譜久村、勝田、竹内
続いては「愛の園」。佐保明梨ちゃんと譜久村聖(ふくむらみずき)ちゃんがセンター的ポジション。佐保ちゃんが歌やダンスがなかなか出来る子なのは知っていたけれど、フクちゃんの歌が良くなっていた。中2に見えない大人びて落ち着いた外見のフクちゃんですが、実力も大人になってきたという事かと納得。
04.初めてのハッピーバースディ!/金子、田辺、宮本、工藤
カッコ良くもいいけど可愛くもヨロシクとばかりに、「初めてのハッピーバースディ!」は子供組が楽しく魅せる。以前のエッグならば、この手の曲を若手に歌わせると歌唱力が悲惨で、楽しいよりもハラハラ見守る気持ちになったものだけれど、ハラハラはしなくなりました。小さい体で腕を大きく振って踊る四人の姿。こういうさりげない見せ方の巧さこそがハロプロの真骨頂かもしれません。
05.わっきゃない(Z)/吉川、北原、仙石、古川、森
子供組が頑張っているのだから年長組も負けていられない。曲は「わっきゃない(Z)」。選曲的には子供組が歌っても違和感ない曲。℃-uteが小中学生ユニットだった頃の曲です。ところが見てみると年長組でも違和感がない。森咲樹ちゃんのダンスは相変わらずキビキビしていて長身と相成って見映えします。そんな中、キッカのパフォーマンスを見ながら「もし吉川友が℃-uteに入ったら」という仮想世界を脳内で再生するのでした。
06.MADAYADE/金子、田辺、宮本、工藤、前田、関根、高木
再び先ほどの子供組が登場。プラス三人で「MADAYADE」。プラス三人の一人である関根梓ちゃんが年齢的にはベリ世代と言えそうな立ち位置とあってダンスをする姿が違和感ナシ。一番ハマっていたかもしれない。こういうコミカルソングが意外に似合うせっきーは見た目はハロプロっぽくなかったりする。
07.みかん/佐保、譜久村、勝田、竹内、岡井、新井、佐藤、木沢、関根
続く「みかん」は本公演のセンターであり、エッグの愛れなコンビみたいなポジションになっていた佐保ちゃん&フクちゃんがセンターで文字通り、愛れな役。歌詞が佐保ちゃんの置かれている立場にハマり過ぎていて、この曲をこの人選で歌う意味を噛みしめるのでした。
「みかん」の歌詞ってどんなのだっけ?という人のために、本家モーニング娘。の動画を貼っておきます。
モーニング娘。 - みかん (Dance Shot Ver.) [HD]
(私が大好きな曲。歌い手がエッグでもやはり気持ちが高ぶります)
08.SHINES/全員
会場がかなり暑くなり、メンバーの顔にも汗がキラリという感じ。そんな輝きをまさに歌う「SHINES」。私は℃-uteコンサートの時のように、持参の青いタオルを取り出し振り回します。さすがに℃-uteコンサートの時のように「なっきぃタオル」を振り回す訳にはいかないから、青いカラーの湘南ベルマーレマフラータオル。青は勿論「さぁやの応援」の意味です。
09.絶対解ける問題 ×=/勝田、竹内
びっくりな人選な「」。さすがに多少ぎこちなさはあったけれど、激しいノリで動きながら歌う曲なのにボーカルが大きく乱れる事なく完走。案外実力者な二人かもしれません。
10.Thanks!/佐保、譜久村
続く二人組パフォーマンス第二弾「Thanks!」。元歌GAM。Great Aya and Mikiがユニット名の由来。この日からその意味が変わった。新しい意味は、Great Akari and Mizuki。
ちょっと大げさに言っているようにとられるかもしれないけれど、この二人があまりにハマり過ぎていて、本気で二代目GAM行けるんちゃう?と感じました。あやみきヲタには怒られそうだけど、これが2010年のGAMや!みたいな。そのくらい良かった。ダンスにもほのかな色気が感じられ、サビのボーカルも力強い。私はこの公演のDVDが出たら欲しいなと思っていますが、それはこのGAMをまた見たいという理由が大きい。身長のバランスもいいし、今後も組み続けてほしい二代目GAMでした。
【GAM-HD】「Thanks!」 ☆ GAM
(某グループのお尻ダンスってこの曲にインスパイアされたのカナとか言ってみる。再会を歌った歌詞が今のエッグの置かれた立場と重なります)
11.僕らの輝き/金子、田辺、宮本、工藤
再び子供組が登場して「僕らの輝き」。この曲のオリジナルである℃-uteバージョンは歌い出しが岡井千聖ちゃん。と来れば、岡井明日菜ちゃんを抜擢しても良さげだけど、そういうファンサービスは無し。今回の新人公演はエッグメンバーにステージ経験を積ませる目的よりも、現有戦力で最大限の力を発揮出来る人選に拘ったフシがあり、各曲のメンバー組み合わせもパターン化されています。これはコンビネーションを重視した結果だと思われます。
そんな子供組のコンビネーションはなかなか。ボーカルも乱れず、ダンスもそれなりにこなしていました。体力を考えたらかなりの健闘です。何しろ、見ていて普通に楽しめた。この普通に楽しめた事が重要。ハラハラが無いという事ですから。
12.Come Together/吉川、北原、仙石、古川、森、前田、関根、高木
音楽ガッタスのナンバー「Come Together」を年長組が披露。今やエッグに残る音楽ガッタス経験者は仙石みなみちゃんだけ。仙石ちゃんは背も小さく派手なオーラはまとっていないけれど、つい目が行くような、気になってしまうような存在感があります。その小さくも力強い存在感のおかげで、Berryz工房の舞台に上がった時も埋没する事なく輝いた。
この日の仙石ちゃんも、キッカさぁやの強烈な存在感に負けずに小さな存在感を示せていたと思います。良い意味での名脇役タイプ。
13.LOVEマシーン/全員(長澤・工藤除く)
エッグメンバーが様々なイベントステージで歌い続けてきた曲「LOVEマシーン」。一般的にはモーニング娘。の代表曲ですが、エッグを見続けてきた者にとってはハロプロエッグの歴史が刻まれた曲でもあります。この曲を歌うエッグの姿には、そこに立つメンバーだけでなく、旅立っていったメンバー達の姿も浮かんでいる。そんな思い出深いナンバーなのです。
最後の曲の前に簡単な挨拶があった。ここで白サイリウムが点灯される。びっくりして涙を流すメンバー達。今まで文字通り地道に頑張ってきたエッグメンバー。時には先輩メンバーのバックダンサー。時には舞台のステージ。時にはショッピングセンターのイベントステージ。時にはアニメ発のユニットで歌ったり。みんな目立ちにくい場所で頑張ってきた。
そんなハロプロエッグの活動の節目となるこのステージは、サイリウム祭をやるに相応しいステージだと思います。
14.Bye Bye またね/全員
白いサイリウムが揺れながらラストナンバー「Bye Bye またね」を全員で歌います。「また会いたい」と歌うこの曲。今までは石村舞波さんのための曲だと思ってきたけれど、この曲の歌詞があまりにも今のハロプロエッグにピッタリで胸が苦しくなります。歌詞を知らない人のために、Berryz工房が歌う動画を貼っておきます。
Berryz工房 / Bye Bye またね
大サビを客席と一緒に合唱しながらハロプロエッグメンバーは次の新しいステージへと向かっていきます。まだ公式な発表はありませんが、この日のまこと氏の「来年からは名前も変わり新たな形で」という言葉を良い意味に解釈して、新たなステージを待ちたいと思います。ありがとう。そしてお疲れ様。またここで会いたい。勿論このメンバーで。
(11月公演の写真が見つからず、写真は9月公演のものですが、出演者は同じです)
夕暮れの横浜西口。そごう百貨店を抜け、日産本社を通り抜け、見えてきたのは横浜BLITZ。ここで最後のハロプロエッグ新人公演が行われるのです。
会場に貼り出されているグッズ一覧の貼り紙。ソロ生写真のところを眺めてみる。前から所属しているメンバーはみんなとてもいい顔つきになった。顔つきというのは人間の精神状態を表すバロメーターでもある(だから私は今、ももクロの高城れにちゃんを見るのが辛い。温かく見守るしかないのだけれど)。
そして、まだキャリアの浅い新人メンバー達もだいぶ写真の撮られ方をわかってきたようでみんな可愛く撮れている。きっと、各メンバーの親御さんも我が娘の笑顔が、可愛いアイドル生写真になって嬉しい事だろうなあと想像をしてみる。
ライブはライブハウスゆえに一階はスタンディング、二階に座席がある構造。ステージには特に飾り付けがないのが低コストライブである新人公演の特徴だけれど、中央に大きなスクリーンがある。メンバーが生き生きと歌い踊る姿がここに映し出されるのです。
この日秋葉原でイベントだったスマイレージが、もしかしたらこのライブを観に来るかもしれない。ドラマの仕事が夕方には終わるらしい真野ちゃんも来るかもしれない。ハロプロエッグ出身者だからみんな来てほしい。
ロッカーに荷物をしまい、入場時に払った1ドリンク分のチケットでペットボトルのお茶を受け取った私は、前方右寄りでスタンバイしていた。ポケットに会場前でヲタ有志の方々から頂いた白いサイリウムと、持参の青い電池式サイリウムを差し込み、開演を待ちわびる。新人公演の過去の記憶が脳内でフラッシュバックされる。
今は卒業していったメンバーの笑顔も脳裏に蘇る。たとえば初代エッグリーダー能登有沙。私は初期の新人公演ではのっちの名前ばかり叫んでいた。後から知った事だけれど、のっちはコレティと一緒に観にこの日見に来ていたそうです。しかもサイリウム片手、しかも一階(笑)。
次々と思い出が再生されていきます。あびちゃん、今どうしてるのかな?そして、今年の初夏に旅立っていったこみねっち。いつしか旅立っていたえんなや杏里。みんながデビューを夢見て上がってきたこのステージの最終章が間もなく始まる。
その時、客席がさわめき出した。二階席に真野ちゃんとスマイレージが現れたのだ。やっぱり来てくれたのだ。今日はハロプロエッグの集大成となるライブ。メンバーが持っている力を120%出すステージになるに違いない。スタート当初は、メンバーの実力もまだまだで、観ていてハラハラした新人公演も、年月を重ねるとともにスキルアップしてきた。もう感傷的な気分より、ワクワクした気持ちしかない。18:30を少し回りライブスタート。
~次回に続く~
グッズ
http://www.helloproject.com/goods/tour/10_yokohamajump/index.html
さて、グッズでも見てみましょう。
「マイクロファイバーミニタオル」
(管理人は、さぁやヲタなので代表してさぁやを)
最後にこういう個人別グッズ作るなんて事務所は儲けに走りすぎ、いや一人一人にこういうグッズを作ってくれてありがとう。いい記念になります。
そのマイクロファイバーミニタオルの衣装がモーニング娘。の「涙がとまらない放課後」のPV衣装?な袴姿。これを見たらもう「卒業式」しか思い浮かびません。この新人公演が卒業式なのだ。そういう事なんでしょうね。
卒業式だと言っても何を卒業するのか?卒業して一体何がわかるのか?責任者に問い詰めたい気持ちだけれど、次の場所がわからない以上は、抗議の持っていきようがないのも確か。答えは明日わかるのでしょうか。
(管理人は、せっきーヲタでもあるので代表してせっきーを)
セットリストは以下のとおり。「ライバル」に登場するスッペシャルなゲストは、エッグ出身のあの四人組?
もしそうだとしたら、これから今のエッグメンバーはデビュー組がライバルになる立ち位置になるという意味を含めているのかもしれず、私は新人公演以降のハロプロエッグに明るい未来を描いてみたいと思います。
何しろラストの一曲前に歌うのは、「エッグの未来は世界がうらやむ」という歌詞の歌ですからね。えっ、歌詞が微妙に違う? いいえ、今はこの歌詞で歌わせてあげてほしいのです。
2010ハロー!プロジェクト新人公演11月~横浜JUMP!~ セットリスト
01.Go Girl~恋のヴィクトリー~/全員
MC(1)
02.ライバル/???
03.愛の園~Touch my Heart!~/佐保、譜久村、勝田、竹内
04.初めてのハッピーバースディ!/金子、田辺、宮本、工藤
MC(2)
05.わっきゃない(Z)/吉川、北原、仙石、古川、森
06.MADAYADE/金子、田辺、宮本、工藤、前田、関根、高木
07.みかん/佐保、譜久村、勝田、竹内、岡井、新井、佐藤、木沢、関根
08.SHINES/全員
MC(3)
09.絶対解ける問題 ×=/勝田、竹内
10.Thanks!/佐保、譜久村
MC(4)
11.僕らの輝き/金子、田辺、宮本、工藤
12.Come Together/吉川、北原、仙石、古川、森、前田、関根、高木
13.LOVEマシーン/全員(長澤・工藤除く)
MC(5)
14.Bye Bye またね/全員
新人公演公式サイト
http://www.helloproject.com/yokohamajump/
今週は松浦亜弥さん久々のアルバムが発売されました。マイペースに音楽活動すると宣言してから一年以上が経ちました。私は過去の栄光はどうあれ、現在をマイペースに活動したいという本人の気持ちは尊重したい派です。
携帯からご覧になっている方はわかりにくいかもしれないので、写真に書かれてあるインタビューの大事な部分を書くと、こんな事を松浦さんは語っています。
「あの人(あやや)っていつも笑ってなきゃいけなかったし、嘘笑いが得意になってきて、自分でも怖くなった」
私はこれを読んで最初はガッカリしました。昔の自分を否定してしまったら、その昔の自分を応援してくれていた人達を裏切る事になるではないかと。
でも、もう少しじっくり考えてみると違う見方が見えてきます。
松浦亜弥さんは以前に体調不良なままコンサートツアーを続行した過去があります。今に思えば、あの頃の松浦さんはいっぱいいっぱいだったのでしょう。ハードスケジュールの中、テレビ収録や取材に追われ、更にはコンサートリハーサル。松浦さんが体調を崩したツアーの頃からシングル曲はだんだんとバラードばかりになっていきます。これには、「アーティストを目指したいとか勘違いしているのではないか?」という推測がヲタの間で交わされ、いつしかアイドル松浦亜弥はフェードアウトしていきます。そして今、我々の前にいる松浦亜弥はアイドル松浦亜弥ではありません。少なくとも、アイドルの中のアイドルと言われ、21世紀で唯一成功したソロアイドル歌手松浦亜弥はそこには居ません。
でも、私はそれで良いと思っています。今は今の良さがある。今回のアルバムも良い出来だと聞きました。
壊れた自分を取り戻すため、自分がやりたい事をマイペースで行なう。そういう場が与えられたのも過去の栄光があるから。その昔の自分と向き合う事も本人にとっては、非常にエネルギーがいる事なのでしょう。そんな葛藤を知らないまま、アイドルの中のアイドルでなくなった後も初期の曲を歌い続けたのも松浦さんでした。
アイドルを「演じる」という事はどれだけストレスが溜まる事なのか、未経験な者の想像を遥かに超えるものなのでしょう。グループであれば、キャラが色々ある事は許されるし、色々ある事が前提。メンバー同士が補完しあいながら歩いて行ける。ある程度の地を出しても自分とは違うキャラのメンバーがいればバランスも取れる。
しかし、ソロアイドルはそうは行きません。与えられたパブリックイメージに沿ってキャラを全うしなければいけない。少しでもイメージから外れていけば、負のイメージは自分に降りかかってくる。それを中和させる事も自分がやっていかなければいけない。
今ハロプロにいるソロアイドルと言えば真野恵里菜ちゃん。真野ちゃんも時々ツイッターやブログで鬱な真野恵里菜を見せています。そこにしか逃げ場がないとも言えます。
ソロアイドルに対するメンタルケア。事務所は何か行なっているのでしょうか?「あやや」がかつて受けたダメージをまた別なアイドルで繰り返してはなりません。
勿論、ソロアイドルになるにはプレッシャーに強い精神力とストレスを溜めない性格が求められるのは確かですが、アイドルだって人間であり、生身の女の子ですから。
松浦亜弥 - 笑顔
松浦亜弥さんが2007年に発売したシングル「笑顔」。発売当初は「生きてさえいれば報われる」など、あちこちに散りばめられたフレーズが重すぎやしないかと思いましたが、今にして思えばこの歌は歌い手自身に対するリアリティあるメッセージソングだったのだと思えます。真野ちゃんにも聴いてほしい曲です。
なんか文章も重くなってきました。最後に笑いを。この曲は私のカラオケの18番の一つです。高音出しまくりなこの曲だけに「本当?」と思う人もいるかもしれませんが、本当です。Cメロの「そのまま~」の部分がちょっと苦しくなりますが、ここは本人も苦しそうだし、何よりもこの曲を作り、自らもライブで披露した谷村有美さん自身が声出てないからOKです(爆)。
真野ちゃんのアルバムの話は後日書きます。
ヲタA「管理人自らがバーチャルとか言っちゃダメだよ(笑)。B君はいないのか、打たれ弱いな」
アルファ管理人「そういう訳で対談始めますか。私の名前はアルファのAだとAさんと被るから、管理人の頭文字でヲタKにしましょう」
ヲタA「AとかKとかBとか、どこかのアイドルみたいな名前だな(苦笑)」
ヲタK「今日のテーマは、もう察しはついていると思いますが紅白落選についてを話そうという主旨です」
ヲタA「俺はまあ予想通りだからショックとかないな。スマイレージがもしかしたら?という期待はあったけどね」
ヲタK「私も落選は想定内です。売上が前年から伸びたみたいな明るいデータもないですから仕方がないですね。スマイレージに関しては、アイドル戦国時代枠みたいなのであるかなと期待してましたが、そういう特別枠は今回なかったですね」
ヲタA「ハロプロからスマイレージだけという訳にもいかないし、これはこれで良かったとも思うな」
ヲタK「特別枠で、スマイレージ、SKE48、アイドリング!!!、ももいろクローバーと予想したのですが、アイドリング!!!のカウントダウンライブが決まって、ああ無いなとあきらめました」
ヲタA「AKB陣営はSKE単独も出したかっただろうね。ももクロはシングル二枚ではやはり選びにくかったかな。NHK好みな子達だとは思うけどね」
ヲタK「これからハロプロは来年の紅白に向けてどうあるべきでしょうか?」
ヲタA「まずは、年明けのハロプロコンサートで、控室にメンバーもスタッフもつんくも集めて、全員でAKBの紅白でのステージ映像を見る事から2011年を始めてはどうだい?ハロプロは今や挑戦者だという認識を強く持った方が良い。自分達の力を信じてプライドをしっかり持つのは大事だが、謙虚な姿勢も大事だ。既に売上ではAKB以外のアイドルにも追い付かれたり抜かれたりし始めている。もう一度原点からのスタートをしてみてはどうだろうか」
ヲタK「私が思うのは、ハロプロの方向性を現場至上主義か、メディア重視主義なのかをはっきり決めてほしいという事。紅白に本気で出たいならテレビ出演にもっと力を入れるべきです。ツアー規模を縮小してでもドラマやバラエティのレギュラーが出来るメンバーを増やすとか。それは出来ない。やはりステージが大事だと言うのなら、ももクロちゃんじゃないけど週末ヒロインにならないと駄目です。今はテレビや雑誌の露出も中途半端、コンサートはともかくイベントの数も中途半端」
ヲタA「確かにハロプロって無料でステージを観られるイベントがとても少ない。エッグでさえ有料でイベントやったりするしね。先日のももクロなんて無料で二時間ライブだもんな。しかもそのあと握手会。新人ではないグループにそんな事はさせられないと関係者は言うかもしれないが、例えば℃-uteも代々木公園野外音楽堂で無料ライブやってみたら良いと思うよ。せっかくの力を、今知っている人にしか見せていないというのは勿体無い。不特定多数に向けて発信すべきだ」
ヲタK「モーニング娘。が野外無料ライブをやってもいい。大阪あたりで、ファン開拓のためにやってみてはどうかなと思います。あと、有料ライブも通常のツアーと違う安い料金のシリーズライブみたいのをライブハウス、ZeppやBLITZでやってみてはどうだろう。AKBの劇場公演やアイドリング!!!の品はちライブは安い料金なのも魅力になっている。高いチケット代が払えるファンだけ来いではなく、安く魅力の入口を見せるのもとても大事だと思います」
ヲタA「今のアイドル界を見ても、アイドルヲタではない視聴者から見て出場する事が理解出来るのはAKBくらいなのは確かだな。残念ながらスマイレージが出場していたとしても、誰?なんかNHKにコネでもあるのこの子達と思われるのが関の山だ」
ヲタK「Berryz工房や℃-uteがモーニング娘。のバックダンサーから独立して出場歌手として紹介されて出場した時、結局は娘。と抱き合わせたメドレーでした。あれはハロヲタ以外にはゴリ推し出場にしか見えなかったと思います。よくヲタが新人の売り出しの露出増とか、事務所が人気メンバーと見込んでいる子に仕事を与える事をゴリ推しとか呼んでますが、本当の意味としてのゴリ推しはこの紅白ですね」
ヲタA「あれは確かに人気面にはプラスになったかと言うと微妙だな。確かに、翌年のベリキューは売上が少し上がったが、それは単純に紅白効果とは言い難い」
ヲタK「私は以前ブログに、宣伝効果があるから紅白出場に拘る事は良い事だと書いたのですが、今となっては内容次第でプラスにもマイナスにもなるのが紅白だと思い直しました」
ヲタA「敢えて紅白出場を諦めて新しい事を始めるのもアリだね。カウントダウンライブとか」
ヲタK「アイドリング!!!が大晦日に中野サンプラザで通常コンサートとカウントダウンライブをやります。本来なら、年明けからこの会場でコンサートを行なうハロプロがカウントダウンライブをここでやるべきだったと思います。毎年同じような流れでスケジュールを進行させるのもいいけれど、新しい試みもしていかなくては飽きられます」
こうして、紅白に関するトークは続いた。しかし、大切な事はヲタが色々討論する事ではない。関係者がこれからどう行動していくかなのです。
~前回の続き~
空は青く、晴れ渡る空からは不思議と時々雨が落ちてくる。しかし、その量は微々たるもの。「ももクロの路上ライブは雨が降った事がないんです。今日も雨予報だったのに、ご覧の通りの空で」メンバーが晴れやかな笑顔で語るトークに、私は「スターへの階段を昇るものは強運の持ち主が多い」という事を思い出していたのでした。
前夜のアイドリング!!!の地上波二時間SPでテリー伊藤氏は「諦めないアイドル」がファンの心を掴むのだと説きました。
「加護ちゃんっているじゃない?タバコで事務所を首になって。でも、今あの子はね、あの子の場所で今頑張っているんだよ。みんながみんな華やかな場所で輝く訳ではない。でも色んな場所で頑張っているアイドルがいる」
「高校生や中学生がみんなAKBに憧れるかと言ったら、そういう訳でもないんだよ。華やかな場所で輝く子に感情移入を持てない子もたくさんいる。AKBが好きな人ばかりでなく、嫌いな人もたくさんいるんだよ。私はオタク系だからと思っているような子は輝いているAKBには憧れない。アイドリング!!!はそういうAKBにハマれない子達の憧れを目指したらどうかな?」
「アイドリング!!!が頑張っている姿を見て、あの子達が頑張っているから私も頑張ろう。そう思ってもらえるようなアイドルを目指すといいと思うよ」
(発言の要約なので言い回しなどは完全再現ではありません)
「番組は時々見てますよ。相撲とか見た。」というテリー氏は、ある程度わかっている上で、人と違うアイドルを目指せ、キラキラ輝いているだけがアイドルではない、諦めないで頑張っている姿を見せろと語りました。勿論プロは頑張っていますだけでは駄目で中身も要求される訳ですが、要するにキレイにまとまるな!泥臭く頑張れ!というエールは、単にアイドリング!!!だけに限らず、ももいろクローバーも、人気アイドルを目指す他のアイドル達も、そして何といってもハロプロが大切にしていかなければいけない部分であるように思われました。
アイドリング!!! 2時間SP 予告編
12:30の開演時間をやや遅れて始まったももクロちゃんのライブは14:00を過ぎたあたりでアンコールとなった。私はこのあと15:20から後楽園ラクーアで行われるアイドリング!!!ミニライブ二回目公演に行く事になっています。最後まで観るのは残念ながら無理になりました。
後楽園ラクーアに着くと、こちらも大勢の観客。ももクロちゃん同様、学生風な男の子からオジサマまで幅広い年齢層で賑わう観覧スペース。
アイドリング!!!メンバーは一曲目を歌い終わると、「今日は一人ずつの挨拶は無しでゲームをやりたいと思います」と、NGワードを言ったら後で罰ゲームというフリートークを始めた。チェック係は番組のAD。勿論NGワードはメンバーには知らされていません。
「植物の名前」とかありそうだと語るメンバーに、「そうしたら菊地亜美がNGワードじゃん」とボケる本人。笑う観客。
NGワードは三種類。何人もアウトになりそうな気配が漂います。それでも敢えてNGワードっぽい単語を混ぜて話すメンバーもいれば、必死にNGワードを言わないようシンプルな言葉を選んで話すメンバー。みんなそれぞれのやり方でフリートークを楽しみます。
そして、最後に結果発表となりました。一人はおそらく狙っていたのであろうメンバー(忍び寄るAV業界発言の人)。罰ゲームは、みんなに向かって一人で「アイラブユー」(新曲には各メンバーがアイラブユーと呟いているのが曲のバックに被せてある)をやるというもので、キャラに合わない思いきりなブリッコで「アイラブユー」をする忍び寄る発言メンバー。そして観客からお約束の拒否反応。
私も一緒にノリながら、色んな子がいるからグループアイドルは面白いのだと改めて思うのでした。ノリのいい観客にも乗せられて、イジられて嬉しいと言いたげな笑顔を見せるメンバー菊地亜美20歳。
ステージが終わり、握手会。人数が多いから流れが速いけど、メンバーはみんな笑顔で対応してくれる。だいぶ傾いてきた太陽がビルに隠れても、ステージは明るいままでした。少しずつ夜空になっていく空の下に輝くステージライト。輝きは色んな形があるのです。
ももいろクローバー「ピンキージョーンズ」Music Video (Web ver.)
アイドリング!!! [eve]
番組の中で、AKBに追いつくにはという話になりました。そういう話をしてしまうのがアイドリング!!!ならではですが(苦笑)、テリー氏は言いました。「AKBの後ろも名古屋だ大阪だと団子になっているんだよね?アイドリング!!!は別な道を行けばいいと思うよ」これは当たり前な意見であるように思えて、なかなか他も出来ない事です。ハロプロも結局はAKB商法を取り入れたりして、それがプラスに結び付かず苦しんだまま。
テリー氏は続けます。「AKBは劇場でお客さんが少ないところから始まっている。アイドリング!!!はフジテレビに守られてのスタートなのだから、他のアイドルからしたら羨ましい環境。そういうスタートから違う」
実を言えば、アイドリング!!!は地上波フジテレビから冷遇されているのですが、それでも確かに冠番組もあるし、他のアイドルから見ればまだ恵まれた位置にいるのは確かです。それでも彼女達も売れっ子ではないから、色々と大変な労働環境に置かれていたりする。大変ではあるのですが、世の中には色んなアイドルがいて、お客さんが非常に少なかったり、路上ライブで見向きもされなかったりする中でライブをやったりした経験もあったりします。アイドリング!!!もそういう経験はあります。そして、あの子達も。
路上ライブ経験者であるアイドルグループ「ももいろクローバー」が今日代々木公園で無料ライブを行いました。ももクロちゃんは二年前に結成当初、この代々木公園で路上ライブをしていました。その時の思い出をコントやトークに交えながら二時間がっつりとステージを見せてくれました。
路上ライブ時代、隣に見えるNHKホールのステージに立つなんて夢のまた夢。まずは、公園内にある野外音楽堂に上がる事が目標。そんなスタート。当時はビラ配りをしてもなかなか受け取ってもらえず、足を止めて観てくれる人もなかなかいない。そんな状況だったようです。
ももいろクローバー/20080906冷凍みかん
そんな当時を知るメンバーは今は三人(高城れに、百田夏菜子、玉井詩織)。そう、ももいろクローバーもメンバーチェンジに揺れてきたグループなのです。しおりんが二年前の夢を見ているというコントで、ライブの時間が迫っている中で三人(グループを去っていった三人)がいないと慌てるシーンがありました。笑いにうまく変えてはいたけれど、当時を知る三人の様々な思い出、ここまでの道のりを思い、胸が熱くなりました。
当時はまだまだ遠い存在だった代々木公園野外音楽堂のステージに立った三人は、三人の新しい力(早見あかり、佐々木彩夏、有安杏果)を得て弾ける笑顔で歌うのでした。
~続く~
このブログでエッグをどうにかするべしとしつこいくらい書いてきたので、ライブまで一週間を切った今はもう書かない。静かに答えを待つだけです。
などと書いておいて、フタを開けると大した事が起こらないのがハロプロクオリティ(苦笑)。実は正月コンサートにもハロプロエッグは出演者として名前が書かれているから消滅する訳ではない。でも、現在のメンバーで年を越せるのか心配でもある。
吉川友・関根梓「ロマンティック浮かれモード」
最近のイベント、真野ちゃんのイベントでの話だけれど、エッグメンバーは握手無しになっている。イベントには参加しているけれど、握手会には参加しませんという流れ。何かが周りで変わり始めている。新しいシーズンが始まるための何かが静かに動き出しているような胸騒ぎ。
AKBからアイドルというジャンルに飛び込んてきた学生のファン達が他のアイドルに興味を持つ場合、やはりフレッシュな方に行きやすいみたいです。Berryz工房や℃-uteは年齢的に見たらフレッシュアイドルど真ん中だけれどキャリアがそう見せないのか、そういう人達はハロプロだとスマイレージに目が行くようだ。惜しい。とても惜しい。スタッフの人数的には難しいのかも知れないけれど、スマイレージのライバル的なユニットをいくつか作って活動させればいいのに。全ていきなりメジャーデビューしなくてもいい。人気と実績を付けたらデビューすれば良い。いわゆるジャニーズジュニア方式だ。
やはり選択肢は色々あった方が楽しい。地下アイドル的なマイナーユニットを増やしても仕方がないとも思うのは確かだけれど、せっかくの人材達をレベルに合わせてステップアップさせるのは、決して後ろ向きな活動ではない筈と思います。
などと結局、「ハロプロエッグをこうしてほしい」という話になってしまうのであった(苦笑)。良い未来が待っているといいなあ。待っているに決まっている筈。
LIVE しゅごキャラエッグ! ありがとう~大きくカンシャ
新人公演 公式サイト
http://www.helloproject.com/yokohamajump/
℃-uteの新曲「会いたいロンリークリスマス」が好評なようです。評判が良すぎてあまのじゃく自分は「いやいやよくあるハロプロポップスそのもの」とうそぶいていますが、PVを見てみれば確かになかなか良いです。最近のハロプロシングルにありがちなクドさがない。
ただ、手放しで誉めるのはなんか違うなという出来にも思えるのです。
つんくPはクリスマスソングは好きではないそうで(という話を読んだ記憶がある)、これまではストレートに「クリスマスを歌っています」という曲は少なかった。しかし今回、タイトルにクリスマスを入れてきた。曲調も歌詞もオーソドックス。それが評判が良いという事は、ハロプロヲタが求めているのはやっぱりオーソドックスなのだと言えるのではないでしょうか。みんなもう捻った曲とかを聴かされる事に疲れているのかも。
°C-ute - (会いたいロンリークリスマス) 「MVHD」
自分もオーソドックスを求めていた筈なのに、どこか物足りなさを感じているのは、やはりテーマが普遍過ぎるからかもしれません。「会いたい」というキーワードは今の音楽界に氾濫しているフレーズ(特に女性歌手)。「クリスマス」というキーワードはあまりに世の中にたくさん溢れている言葉。
変な歌詞か普通すぎる歌詞の二通りしかないなんて、引き出しが無さすぎやしないか?そんな事を思ってしまうのです。今、十代の女の子が抱えている心の中は、好きな人にに会いたいとか、クリスマスを楽しみたいとかだけではないのではないか?冬に想う女の子の心の中を、作詞者があまりに単純に考え過ぎてはいないか? 私のあまのじゃくな反論は次々と浮かんできます。
PVを見てしまうと、メンバーの表情やしぐさにやられてしまうので、結局は良いねと結論を出しそうになるのですが、どうも単純に割りきれない自分がいます。
それでもつくり手は考える。「会いたい」気持ちを歌えば同年代の女の子にウケるかもしれない。℃-uteは女性ファンが多いから女性ウケは大事だ。作り手がそう考えるのは間違いではないし、ハロプロがオーソドックスなラブソングを歌う事は、(ラブソングばかり歌うなと以前書いた事も踏まえて書きますが)それがニーズに沿っているなら賛成です。
つまりは個人的には物足りないが、売っていくためにはアリだろうという歯切れの悪い結論になる訳です。
この曲のPVを見た夜、SKE48の新曲やアイドリング!!!の新曲のPVも見ていました。SKEはベタなアイドルポップスな世界観。アイドリング!!!はサビに「アナタニアイタイ」と歌っている。どちらもやはりオーソドックス。℃-uteと同様。でも℃-uteにはあともう一息な物足りなさを感じるのは、自分が℃-uteに求めているハードルが高すぎるのでしょうか? 作家批判という意味ではなく言わせてもらうならば、女性ウケを意識した作りにするのであれば℃-uteに関しては、かつてのBuono!みたく作家陣をハロプロ御用達ではなく外注にした方がマッチするのではと改めて思うのでした。
それこそ、外注の作家が作った「あなたにあいたい」なクリスマスソングを℃-uteで聴いてみたいとさえ思います。重ねて書きますが、これはつんくP批判ではなく、マンネリからの脱却を求める気持ちからと書いておきます。
むてん娘。(モーニング娘。) 『あっぱれ回転ずし!』 PVフルバージョン
本人達出てこねえ(爆)。当たり前ですね(苦笑)。
くら寿司の広告にも登場していましたが、各メンバーがキャラクターになっております。名前をもじったキャラクター名になっているのですが、みっつぃの「イカイカ」って(苦笑)。もう少し気の利いた名前にしてあげればいいのにと思うのですが、「あいあい」だと高橋愛ちゃんと被ってしまうのでした。
さて曲です。自分はちゃんと聴いたのはコンサート会場が初めてだったのですが、第一印象は悪くなかったですハイ(笑)。楽しいし、ノレるし、いいんじゃないかなという感想でした。
ところがあまり評判はよろしくないらしい。理由はなんとなくわかります。もう、何と言うか「ウンザリ」なんですよね。こういう感じの曲。
でも、単体で評価すれば悪くなく、聴く人によっては気に入ると思える完成度。しかし、モーニング娘。に思い入れがない人が手を伸ばすような曲ではない。思えば最近のハロプロはそういうタイプの曲が多い。
曲的にも目新しさはない。企業タイアップ曲だから無難にまとめたとも言えますが、娘。曲では「すき焼き」に雰囲気が似ている。何年前の曲の焼き直しやねんとツッコミを入れたい。
結局のところは中途半端なのかもしれません。中途半端だからファンじゃない人にツッコミされて叩かれたりする。今のハロプロ全体に言えるのですが、変にするなら思いっきり変にする。カッコ良くするなら思いっきりカッコ良くする。この思いきりが足りない。
変をやろうとしているのに、心のどこかにカッコよく出来る自分を捨てきれない。そんな風な仕上がりに見えてしまうのです。
かつてのハロプロで言うなら、「LOVEマシーン」やミニモニ。が何故あれだけ売れたかと言えば、変を思いきり演じていたからです。作り手も今は妙な照れがあるのではないかなと感じます。
「LOVEマシーン」で変を演じつつも、C/Wでは「21世紀」という泣ける曲を用意していたように、演者のプライドはパッケージで維持すれば良いのです。変な曲では思いきりバカになってほしい。
その辺のバランス感覚は今は他のアイドルの方が上手い。「行くぜっ!怪盗少女」で変を演じたももいろクローバーはC/Wでは爽やか応援ソング「走れ!」を歌っている。こういうバランスがあれば演者も演じやすいと思います。
それでも改めて書きますが、曲は悪くないと思います。2001年くらいに出ていたならば人気曲になっていたかもしれません。などと書くと嫌味みたいですが、本当にそう思うのです。