武道館で行われた「ゆび祭り」。Buono!が出演した事にはヲタから賛否両論、様々な意見が出ましたが、私は出演して良かったと思っています。
ハロプロの宣伝、Buono!の宣伝になるという意見ももっともだし、実際現場で初めて生Buono!、生ハロプロを体験したアイドルヲタさん達からも「Buono!良かった。ハロプロさすがだ」という意見も出ているみたいだから、それなりにそのような効果はあったと見て良いと思います。
そして、これだけ色んな会社のアイドルグループが出演するのだから、その中にUFAとして誰かを送り出さなければ芸能界的な付き合い上に問題が生じるなんて事も想像出来る。そう考えると、ハロプロからはBuono!という選択はベストだなとも思います。
テレビの芸能ニュースに映る事を想定してテレビで活躍中の桃子をセレクト。
Berryz工房とBuono!で比べた場合、普段ハロプロに興味がなく見ていない多数の観客に「さすがハロプロ」を見せるにふさわしいのはBuono!という選択。これも納得。
何よりも、出演者が楽しみ、観に行った人達も楽しみ、それで大団円ではないかと思います。メンバーも楽屋で他のアイドルと写真を撮ったりしていたのも良かったと思います。
嗣永桃子 in ゆび祭り 120625
Berryz工房と℃-uteによるコラボレートシングル第二弾は例のアレなんで、とても楽しみにしていました。いや、今でも楽しみです。
そのシングルになんと「ランダム個別握手会」参加券が付いてくる!やったー、さすがUFA、さすがヲタのニーズをよくわかってらっしゃる。
などと喜ぶ層が何割かはわかりませんが、やはりというべきか批判も多いみたいです。私はもうここまで来たらこの「ランダム個別握手会」などという阿呆らしいシステムをハロプロ恒例のイベントシステムとしてしまえば良いかなと思います。
ただランダムにするより、現地でメンバーが横一列に並んでいる所でメンバーの前で抽選を引いて握手出来るメンバーを決めたり、推しメンバーに抽選ボールを箱から引いてもらって決めるとか、ランダムである事をゲームにしてみてはいかがですか?
こんな商売!と怒ったところで買う人は買うのはスマイレージで実証されているし、ハロプロのグループの人数では個別握手会やってもそんなに売上が上積みにはならないのだし。ああいうのはAKBほどとは言わないまでも、アイドリング!!!くらいの人数がいないと何割増しな売上増加にはならないのですから。
なので、上にも書いたように、ここまでするならもう徹底して「ハロプロのイベント=ランダム個別握手会」くらいな定番にしたらどうでしょうか?と思うのです。モーニング娘。もやるべき。真野恵里菜ちゃんもやるべきです。
今年J1に初昇格したサガン鳥栖というプロサッカークラブが九州の佐賀県にあります。佐賀県は福岡県に隣接しているけれど九州の中でも地味な存在で、人口もそれほど多くはない。それでもプロチームを維持出来てきたのは勿論関係者の努力がある訳だけれど、ハード的にはホームスタジアムが2万人規模のサッカースタジアムがあった事が大きいと思っています。見やすく、鳥栖駅の裏にあり、高速道路のジャンクションもある交通の要所。そのスタジアムの造りはシンプルで建設費も他所と比べて安く作られたというこのスタジアム、私も大好きです。何回も行きたくなるスタジアムであります。
鳥栖スタジアム動画
http://www.youtube.com/watch?v=2SIJxLK2tyw
地方を活動拠点としているアイドルでも、定期的にライブが開催出来るような場所、つまりホームと呼べるライブハウスを持っているアイドルは強い。やはり現場を大事にしているアイドルであるならばホームを持つべき。スキルやステージングを色々言われてはいても48系アイドルグループはホームを持っているのは強みだし、ホームがあるからこそお祭り的なスペシャル公演も生きてくる。ハロプロは歌に力を入れていますと事務所もヲタも思っているのに、ホームがないのが残念であります。
ハロプロがもし専用劇場を持っていたら、それこそエッグの育成ももう少しスムーズに出来たし、各グループのイベントも組みやすくなる。手頃なハコがあればなと思うところです。
現在地方アイドルでホームを持っているアイドルはやはり音楽的にも面白く、ホームとなる会場を持つという発想が出てくるような運営だからこそ音楽面にも力が入るという事は言えるのでしょう。
地方の会場事情と東京の会場事情とは同列には語れないけれど、そういった部分に地道に存続出来るヒントがあるようにも思います。
サッカーでもスタジアムに今一つ魅力がないチームは客入りが良くない。ファンが愛せるハコ、そういったものは大切かなと思っています。
日曜に今年のTIF(Tokyo Idol Festival)の概要が発表されました。日程は8/4と8/5の二日間。はい、ハロプロコンサート名古屋公演と被りました。二日目はももいろクローバーZ西武ドーム公演とも被っていますね。つまり、ハロプロからの出演は今年はありませんという事。
代わりにという訳でもないですが、アップアップガールズ(仮)が出演します。これは楽しみです。
この手のアイドルフェスにハロプロが出る事に対して否定的な意見も見かけます。先日のアイドル横丁祭に於ける℃-uteの「格の違いを見せつけてやったぜ」的な立ち居振る舞いは賛否両論分かれる性質のもので、「さすが℃-ute、さすがハロプロ」という絶賛もあれば、「大人げない。せっかくの合同コンサートなんだから他と交わりながら楽しさを追求すべき」という意見もあります。私は「℃-uteの頼もしさ」に拍手を送りつつ、「でも、もう少し他メンバーと交わってほしい」とも思いました。ハロプロは立ち位置は孤高な存在であってもいいけれど、何もアイドル界で孤立する必要はない。℃-uteと同じステージで歌ったり、仲良くしたいアイドルはいたのではないでしょうか。
結構な率でハロプロがTIFのようなアイドルフェスに参加する事を嫌がるヲタがいるような気がする背景には、ハロプロ原理主義とかいうよりも、TIFのようなマイナーアイドルまで参加するイベントにハロプロが出演する必要はないという考え。ハロプロは他所とはレベルが違うから同じ土俵に上がる必要はないという考え。大きく分けてこのような考えがあるのではないかなと予想します。
私は別にマイナーアイドルと同じステージに立つのも有りだと思っています。マイナーだから学ぶべき部分はないなんて事はなく、アイドルの数だけ同じ数の刺激を得られると考えます。そこには有名無名は関係なく、むしろ無名だからこその必死で真摯な姿勢に感じ入るものがあるのではないかと思います。
そして、ハロプロと他のアイドルと比べて優劣を付け、勝った負けたと騒ぐ人もネット上にはいます。アイドルの面白さなんて勝ち負けとか付けるものではないのに。
アイドルの魅力はCDの売上みたいに数字で順位を付ける類いのものではない。私はそう思っています。ハロプロが好きなら「売上や知名度で面白さを低く評価しないでほしい」という想いが皆あるように、マイナーアイドル達だって同じ事を考えているのだと思います。
ゴールデンウィークは遊び場はどこに行っても混んでいて、少しウンザリする。そんな世間の流れとは違う場所でアイドルヲタ達は至福な時を過ごしています。
みんな日頃、仕事や勉強などで溜め込んだストレスや疲労などどこかへ吹き飛ばしながら、アイドル達の笑顔に癒され、力をもらうのです。
そんな風にアイドル達は全国各地で力を与えている。有名な人もいれば、テレビには映らないマイナーな人もいる。そして、ジャンルだって色々と。
人に力を与えてくれるのがアイドルならば、その肩書きに「有名」「無名」は関係ない。応援する側にとっては推しメンバーは世界で一番な存在。
アイドルを応援するという行為に肩書きはいらないし、応援する相手を誰にするかも自由。応援する側はアイドルからパワーをいただき、アイドルは応援に励まされながら輝き続ける。
世間はゴールデンウィーク。ニュースに映る行楽地とはまるで別世界だけれど、この一週間あちこちでアイドル空間が作り上げたハッピーな時間は、それこそゴールデンな時間であり、その日々はゴールデンな週間であったのだと思います。
ハロプロも色々とお世話になった「カミスン」が終わり、新たに「火曜曲」という番組が始まりましたが、昨日初めて見てみました。まあ、AKBのための歌番組といった内容なんですが、そういうものだと割り切って見る番組なのでしょう。
番組では今週発売となる二組の新曲がオンエアされた訳ですが、とても聴きやすいナンバー。音も耳馴染みが良さそうなもので、これが大衆音楽というものなのであろうと感心したものです。これは90年代を席巻したビーイングサウンドにも通じていて、つまり聴きやすく歌いたくなるわかりやすさ、そんな作りです。AKBにビーイング系の人が曲を書いているのも納得というものです。
そんな二組に売上では敵わないだろうけれど、スマイレージも今週新曲を発売します。この新曲が正直耳馴染みが良い曲とは言い難い。しかし、何度かリピートしているうちに良くなってきた。特にサビが印象に残ります。でもシングルとしてこれで良いのだろうか?という疑念も消えず。
他のJ-POPとはひと味もふた味も違う音楽を提供してくれるのがハロプロの魅力だとしても、その作りから新たな顧客獲得は難しい。
それでもヲタは安易に大衆迎合しない点に美学のようなものを見ているから、「これでいいのだ」と思っているし、私も「ドットビキニ、十回くらい聴くと好きになってきた」などと叫んでしまう訳で。
これはハロプロが聴くための音楽である事も意識しているからかなと思っています。何度も聴く事を前提にしていて、そうして発見を経て好きになっていくという作り。言い換えれば聴き込む事が前提という作り。なるほど、テレビの歌番組が扱いかねる訳であります。
理想を求めてとっつきやすさを失っていくか、売上と人気を得ない事にはたくさんの人に届かないと現実に生きるか。正解はどちらにも有り、どちらにも無く、スマイレージは戸惑いをリフレインするばかりであります。
℃-uteの新曲が、たくさんイベントを開催する効果を発揮して売上が好調です。フラゲ日で前作の発売週の売上を越え、このまま推移すると℃-ute歴代シングル最高の発売週売上になりそうです。(発売3日で27000枚ほど売れている。「涙の色」の約三万枚が過去最高)
少し前に私は「℃-uteが握手会やらチェキ会とイベント漬けになるのは残念」という内容の記事を書きました。低速を売りにする握手会をやるくらいなら通常のリリースイベントも低速にしたらどうかとも思っています。
でも、実際にオリコンチャートを目の当たりにすると、事務所(というか℃-ute関係者)が何故ここまで必死なのかがわかったような気がしました。今週はゲーム関連の声優CD、というかゲームキャラクターの歌うCDがたくさん発売され、売上2万枚でもベスト10入りは危ういかもしれないという厳しい状況。シングル売上が割と安定傾向だった℃-uteも、ここ仁作は初動2万枚割れをしていますから、このままではメジャーデビュー以来続けているベスト10入りが途絶える可能性が高い。今回イベントがやたら多いのはそれが理由なのでありましょう。
イベント乱発に反対の意見を持っていた私も、ハロプロ全体の景気を上げていくためにも明るい話題は必要だし、℃-uteの連続ベスト10入りのためにも無理をする事は必要なのかもしれないと考えを改めつつあります。
今日℃-uteは池袋サンシャインシティでイベントを実施しています。この会場は先日モーニング娘。も使用しましたが、オープンスペースですから通りすがりの買い物客も観る事が出来るし、歌を耳に出来ます。これこそ今のハロプロの一番大切にしていきたいキーワード「より多くの人達に歌を聴いてもらい、ダンスを観てもらう」に通じるイベント形式だと思います。幸いにと言うべきか、握手会参加用のCDも開演になっても売られていました。ステージを観てからでも握手会に参加出来るという状況。
そして、会場はコアヲタだけでなくライトな雰囲気の人もいる状態。そんな会場に響き渡る℃-uteの歌声はヲタとして誇らしく思えました。
こういうイベントなら大いに有り。固定客だけでなく幅広くお客さんに楽しんでもらえるイベントならどんどんやるべき。更には地方でもやるべき。℃-uteは新人時代みたく全国のショッピングセンターを回りたいとも言っています。少しずつ良い流れに変わっていきますようにと私は願っています。
モーニング娘。スタッフさん頑張ってと前回書きましたが、最近とても頑張ったなと感じた出来事はガキさん卒業公演を全国10ヶ所の映画館で中継するという試みです。観に行きたいけれど地方在住でなかなか厳しいという人に少しでもフォローをという訳で、今までのハロプロとはひと味もふた味も違う試みを実行していただけるのはとても素晴らしい事だと思います。
BSスカパーで放送が始まった「GIRLS NEWS~ハロプロ」もそうですが、地域間差別を超えたファンサービスが少しずつ実施され始めています。まだまだ地方在住ファンへのサービスは充分とは言えないかもしれませんが、少しずつでもこうして何かを実施していくのは良い事だと思います。今はとにかくたくさんの人に興味を持ってもらい応援してもらう事が大切ですから。
熱狂的な℃-uteヲタで知られる成瀬心美さんは℃-uteを好きすぎるあまり自分がアイドルの道を目指す事は考えた事はあるのだろうか?そんな事をふと思ってみたりする。それこそ、成瀬さんが恵比寿マスカッツに入る可能性とか考えてもみた。でも、おそらくアイドルの道に行く事はないように思う。熱狂的であればあるほど、アイドルになる事の大変さもわかっていると思う。アイドルはオーディションなどで「選ばれた」人達であると理解もしている事だろう。
℃-uteが大好きで℃-uteの曲に合わせて踊っている女の子が話題になり、その女の子が芸能界へ足を踏み入れる。その女の子はアイドルになるなんておそれ多くてと思っていたとしても、その女の子に商品的な価値を見い出した関係者がいれば、本人の意思とは違うところで話が進んだとしても不思議ではない。勿論、本人が望んだ道である可能性も否定しない。
それは芸能界だから仕方がないのだ。しかし、その女の子のデビュー曲を、℃-uteに曲を書いているつんくPが書くというのは悪のりし過ぎにも思えて、どうせそこまでお膳立てをするのならば、その女の子をハロプロに入れてしまえば良いのにとさえ思う。
好きなものだからこそ、そこからは距離を置いて楽しんだ方が幸せなのかもしれないから、デビューする事に対して本人がどれくらい葛藤したかはわからないけれど、きっと本人の意思とは違うところで何かが回っていそう。そして、成瀬さんはマイペースでヲタライフを楽しんでいる。根っこは同じかもしれないし、同じ℃-uteヲタでも立場が変われば流れも違う。難しいものであります。
日曜にモーニング娘。が神奈川県の横須賀でコンサートを行なった訳ですが、それに対してあるスタッフが「横須賀が遠い」とツイートした事に憤っているヲタさんをTwitterで見かけました。
ヲタさんが言うには、「ハロプロの現場に足を運ぶために地方からやってきている人達の事を考えた事がありますか?」という事であり、「そういう心理が、ハロプロの現場の関東偏重を生み出しているのではないか?」というものでした。
確かにハロプロの現場の日程から関東以外の場所は減ってきています。人気商売ゆえに、現実が一番わかりやすく表れているのがその部分でもあります。
スタッフは大変だとは思いますが、やはり足を使って動かなくては。横須賀くらいで遠いとか行っていてはいけません。赤羽橋(事務所がある町)から一時間ちょっとです。距離感のある仕事をするのは新しい物を生み出す第一歩だと思ってほしい。
昔JRのCMで「距離に負けるな好奇心」というキャッチコピーがありましたが、「距離に負けるな現場仕事」という感じで、未開拓な地に種を蒔き、肥料を与えて花を咲かせてほしいと思います。