3月11日の今日は、仕事は暇でした(´;ω;`)ウッ…
修理するミシンは有るのですが、明日に成らないと部品が来ないので・・・
天気も悪いし「晴耕雨読」・・・
んでも、3.11にこれか?と思わなくも無いのですが・・・
上巻は先月末に読了、半分ぐらいまで読んでた下巻を今日読みました。
しかしまぁ、流石に小松左京ですな。
46年前に書かれた小説とは思えません。
東日本大震災やこれから来ると言われる東京直下型地震、南海トラフ地震をも予言しているのか?
映画は観ていないし、テレビシリーズのドラマは観ていたかもしれないけど記憶に無い。
小説最後にやっぱり日本は沈みます。
1億1千万人の日本人の内、7000万人くらいは脱出して生き残るのですが、7000万人が一塊にどこかの国に移住するのでは無く、中国やソ連、オーストラリアやアメリカ、いろんな国にバラバラに、帰る国の無い避難民として脱出します。
先の見えない、脱出後の新たな生活の立て直しを思い浮かべられず、日本と共に沈むことを選ぶ人も居ます。
脱出後避難民と成った日本人はどうやって生きて行くのか?
それからの話は谷甲州と共著した第2部に書かれているようですが、そちらはまたの機会に読むとして・・・
東日本大震災から9年。
まだ故郷に帰れない方が沢山いらっしゃることを想いながら読んでしまいました。