大型スーパーで買った安いミシンがトラブって、保証期間だからメーカーに送ってもらったけど、2~3週間も係るから~と、
「古いこのミシン、修理出来ませんか?」ってうちに持ち込まれました。
液晶画面に青いレバーを上げろとエラー表示されて縫えません。
これは液晶表示だけですが、これの前身モデルのコンパルαだと電子音声で「青いレバーを上げてください。」とうるさくしゃべるのが鬱陶しい(笑)
青いレバーというのはボタンホール縫いの時のセンサーに成るのですが、それのスイッチに成るところが壊れるとこの症状に成ります。
このままだとボタンホールは縫えるのですが、直線縫いもジグザグ縫いも出来ません。
部品を交換できれば良いのですが、30年以上前のミシンですから部品が有りません。
ですが、ちょっと無理技ですが、直す方法が有ります。
直線縫いとかジグザグ縫いは出来るように成りますが、代わりにボタンホールが出来なくなります。
今まで何台もこの故障のミシンに会いましたが、お客様は皆さん「ボタンホールは出来なくなっても良いから直して。」と言われます。
青レバーの後ろについている接触端子?それをはんだ付けして常に繋がってる状態にすれば直ります。
はんだ付けした後念の為収縮チューブで保護したら完璧。
端子切ってコードをつないだだけでも直ると思うのですが、この方が見た目もよろしいかと・・・
ジグザグも端かがり縫いもトリコット縫いも出来ます。
カードを差し替えると文字縫いも出来ます。
大型スーパーで買ったのも、うちに持ってきてくれたら一緒にサービスで直したんだけどな~