なんか、書店のポップが気に成ってたけど買って無かった本ですが、先日ブックオフに行ったら110円だったので買って来た。
こっちじゃやらなかったけど、テレビドラマ「ユニバーサル広告社」の作者さんの本でした。
大手広告代理店を辞めて即席ラーメンメーカーの「珠川食品」に就職した佐倉涼平が・・・
って所は裏表紙に書いてある(笑)
「珠川食品」は初代社長が作った缶詰とか漬物とか長期保存が出来る食品の製造メーカー
袋麺の「タマちゃんラーメン」が人気の会社。
袋麺はそこそこ美味いけどカップラーメンがくそ不味い(笑)
新商品の生めんタイプのカップ麺PORUKOが・・・あわわ・・・(笑)
会社のリストラ要員収容所に一癖も二癖も有るのが集まってるけど、実はすごい奴らってのはお決まりの設定?
ギャンブル好きで変なキャラクターのフィギアを机に並べてる篠塚は、絶対ダメなヤツだろうって思いますが、彼はお客様相談室のプロ(笑)
お客様の苦情やクレーマーの問題もうまい具合に解決していく。
このリストラ要員たちが、上のろくでもない役員をやっつけちゃうって、ありがちなストーリーでは有ったけど、スカッとしました。
「神様からひと言」ってタイトルで、夢をかなえるゾウのガネーシャの様な神様キャラが出てくるのか?って思いましたが、「お客様は神様です。」って事で舞台が珠川食品お客様相談室?
直営の支店長代理をやっていた時は本社のお客様相談室から電話が来るの、恐怖でした(笑)
オーナー店に成ってから、載せなくても良いんだけど私の名刺には本社お客様相談室の電話番号載せてます。
載せてますけど13年間、お客様相談室に苦情の電話が入ったことは無いですな。
あ、今気が付きましたけど、今日はオーナー店に成って13年目の開業記念日でした(;^_^A
本の話に戻りますが、珠川食品の新商品の即席ラーメンPORUKOが不味くてお客様相談室に苦情が入るのは製造工程が悪い訳じゃなく、コスト削減とか諸々の事情で原材料が・・・
本社上層部がコスト削減の為に製造原価を下げさせるってのは珠川食品だけじゃなく、実際にも有るんだろうなと思います。
家電とかも消費者の心理としては新商品の方が性能は上だろう!って思っちゃいますが、目新しい新機能付けて新商品売り出しながらも製造コスト下げるために、中の部品を粗悪なのに変えちゃうって事はある様で・・・
もう生産終了しちゃいましたから言っちゃいますけど、湯名人も古いモデルの方が丈夫です。
昔のモデルには無かった故障が新しいのでは出ます。
製品の改良とかマイナーチェンジって買うお客様の為にされるべきだと思いますが、製造コスト下げるためのマイナーチェンジって駄目だよな~
迷惑するのはお客様と最先端で売ってる私らなのだから。