「糸立て棒が取れちゃった。」と持ち込みで修理依頼が有りました。
矢印のビス穴が割れて板バネガ取れて、糸立て棒のピンが行方不明です。
古いミシンですがこれくらいの修理は技術的には簡単ですが時間が掛かります。
なのでこちらをお勧めしましたら買い替えて頂けました。
修理代+α程度ですので儲けは殆どありません(´;ω;`)ウッ…
んで、これはこれで勿体ないので修理しておくことにしました。
割れた所はプラリペアで溶着して行方不明のピンは・・・
同じくらいの太さのビスをを切って代用しました。
あとは磨いて完了!と、思いましたが何か回転が安定しません。
今時のだと本体のスライドボリュームがNGなのですが、これはフットコントローラー式なのでそちらの問題です。
代用できる新品のフットコンも有るのですが・・・
コードリール付きのフットコンは今は有りません。
これの方が今のより作りもしっかりしてますし・・・
バラシて洗浄して接点復活材点けました。
ジャノメ センサークラフト7100
1988年5月発売 当時現金価格230000円のミシンです。
34年経ってもまだまだ使える。性能は今のミシンと比べても遜色ないし、耐久性は遥かに上かも?
機構の故障よりプラスチックパーツの劣化が心配かな?
んでも、同年代の他社製のよりジャノメのプラスチックパーツは厚みが有って丈夫ですね。
売れちゃった7300の代わりに、これを中古ミシンとして置いておきます。