今年24冊目で小説としては6冊目の本です。
街で偶然出会った47歳の知子、薫、晴美は特に親しかったわけでも無い高校の同級生。
知子は同級生の男子と結婚して二人の子供を育てたが、家族関係に不満を持っている。
薫は独身でスーパーの支店長を任されているが、仕事は誰よりも出来るのに肩書だけ支店長で内実はパートと同じ時給で働いている、晴美は行きずりの男に遊ばれて妊娠して捨てられて、家も貧乏でやさぐれた人生を送っていた。
偶然出会った3人は「遠来の客」という居酒屋に行くのだがそこは普通の居酒屋では無かった。
「人生をやり直したいな~!」って3人は思い、その居酒屋は希望の時代にタイムスリップさせてくれる。
30年前の高校3年生に戻った3人はそれぞれに理想の人生を求めて生きていく。
知子は結婚する人生を求めずに夢だった女優に成ることを目指し、薫は結婚することを求め、晴美は医者の息子と結婚してお金には不自由しない生活をつかんだ。
高校3年生から人生をやり直したけど、それが夢だったけど現実はやっぱり厳しく、もう1度「遠来の客」に行って人生をやり直したいと考える3人。
でも、「遠来の客」でタイムスリップ出来るのは一人2回までという決まりがあった。
既に1回のタイムスリップを使った3人は、この残り1回のタイムスリップでどこの時代に行くのか?
ちょっとSFで面白い作品でした。
私がタイムスリップして人生をやり直せるとしたらどうするかな~?
やっぱり高校3年生に戻って、家業の林業をやる人生を変えるかな?
小さい会社で良いから就職して社会保険と厚生年金が貰える人生が良いかも?
高校生に戻っても今の記憶も持ったままだから、定年退職した後に厚生年金を貰いながらミシン屋をするのも良いかもしれないな~(笑)
今回は予約投稿でお送りしました(#^^#)