今週最初の稽古日でした。
妙なもので週始めのお稽古はちょっと緊張するものですが、始まれば何時ものとおりです。しかし、教える方も教わる方も程々の緊張感は必要不可欠だといつも思っております。
日曜日から始めたブログのリニューアルも終り、最初ですから何を書こうか迷いましたが、やはり大好きな花を取り上げて見ました。

写真の花は、タイマツ草といいますが、北アメリカ原産の学名がbergamot 「ベルガモット」という外来種です。
この花を見ますと今は亡き義母を思い出します。
義母も茶道に携わっておりましたから、花を自分で育てておりました。この時期は、春の花から夏の花への切り替わる時ですのでお稽古に使う花には困っていたはずです。
そんな時期に、このタイマツ草(義母はカガリビ草といっていた)が赤々と咲き始めますので、一本切って来てススキを添えれば、それは、それは涼やかな、そして、堂々たる茶花になっておりました。
義母は薄暗い茶室の中を照らす篝火のような、暖かな人柄とお茶に対する厳しさを兼ね備えておりましたから、お稽古に通ってくるお弟子さん達も、暗闇の中に一筋の光明を見つけたように慕っておりました。
この時期になると、この花と共に義母を思いだします。
このタイマツ草は明るい部屋で見たら暑苦しく感じるかも知れませんが、ほのかな明るさの茶室では全く別の花のような落ち着いた日本の花になっております。
和名は、その姿が松明(たいまつ)に似ていて、他を圧倒するような鮮やかさで燃えるような赤色からの命名だそうです。
本来の「ベルガモット」とは、柑橘系の樹木にベルガモットというとても香りの良い花をつける樹がありまして、その香りにとても似た香りを持っている事から名づけられたそうです。
紅茶のアールグレイも、この香りですね。
これからも少しづつ積み上げるように書いて行きたいと思っております。
妙なもので週始めのお稽古はちょっと緊張するものですが、始まれば何時ものとおりです。しかし、教える方も教わる方も程々の緊張感は必要不可欠だといつも思っております。
日曜日から始めたブログのリニューアルも終り、最初ですから何を書こうか迷いましたが、やはり大好きな花を取り上げて見ました。

写真の花は、タイマツ草といいますが、北アメリカ原産の学名がbergamot 「ベルガモット」という外来種です。
この花を見ますと今は亡き義母を思い出します。
義母も茶道に携わっておりましたから、花を自分で育てておりました。この時期は、春の花から夏の花への切り替わる時ですのでお稽古に使う花には困っていたはずです。
そんな時期に、このタイマツ草(義母はカガリビ草といっていた)が赤々と咲き始めますので、一本切って来てススキを添えれば、それは、それは涼やかな、そして、堂々たる茶花になっておりました。
義母は薄暗い茶室の中を照らす篝火のような、暖かな人柄とお茶に対する厳しさを兼ね備えておりましたから、お稽古に通ってくるお弟子さん達も、暗闇の中に一筋の光明を見つけたように慕っておりました。
この時期になると、この花と共に義母を思いだします。
このタイマツ草は明るい部屋で見たら暑苦しく感じるかも知れませんが、ほのかな明るさの茶室では全く別の花のような落ち着いた日本の花になっております。
和名は、その姿が松明(たいまつ)に似ていて、他を圧倒するような鮮やかさで燃えるような赤色からの命名だそうです。
本来の「ベルガモット」とは、柑橘系の樹木にベルガモットというとても香りの良い花をつける樹がありまして、その香りにとても似た香りを持っている事から名づけられたそうです。
紅茶のアールグレイも、この香りですね。
これからも少しづつ積み上げるように書いて行きたいと思っております。