tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

ひと足早くお部屋に春を

2012-04-01 18:54:36 | 日常雑感
小旅行から帰り穏やかな日曜日の朝を迎えましたが、午後からはやはり強い北風になってしまい、春は・・・。
桜も咲きたくてうずうずしているでしょうに、どうした事でしょう。


団子

春を連想させてくれるお菓子の代表各です。三色団子も色々の物がありますが、いずれもお花見をイメージしたものが多いようです。


枝垂れ桜のお茶碗で

桜の絵を描いた茶碗にたっぷりのお茶です。
この時期のお茶碗は桜、桜、桜です。
花びらだけを描いたり、枝垂れ桜を茶碗いっぱいに描いたり、吉野の桜を茶碗全体に幾重にも描いたり、花筏など、それぞれの意匠を凝らした物がたくさんあります。
道具は重なってはいけないとされておりますが、この桜だけは許されます。花尽くし・桜尽くしとしてお客様喜んでいただけます。


右近桜

右近桜を大胆に描いた作品で、東京鳩居堂での展覧会の展示作品ですが、自宅にお邪魔した時に頂戴したものです。
先日伺った時も、東京都美術館の展示依頼された作品を描いておりましたが下絵を見ただけで、その大変さが分かります。

今日は、久しぶりの友人が訪ねてくれるといので、部屋に桜を咲かせ、花見団子で一足早いお花見をと、用意をして来宅を待ち、しばしの楽しい時間を持つことが出来ました。

帰えり際に、こんな句を残して帰って行きました。

「蝋梅の 花屑風の ひと掬い 」

花の句もありましたが、私にはこの句が一番心に残りました。



コメント
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