朝から雨模様。降ったりやんだりと春の雨です。
今日から少しずつ道具の入替えをしようと始めました。29日に初風炉の茶事を開催しますので、それまでに総て整えなければなりません。
大変な作業ですから、始める前から意気消沈でしたが、庭に出て見ると、秘かに「山の貴婦人」と呼んでいるヤマシャクヤク(山芍薬)が咲き始めておりました。

ヤマシャクヤク(山芍薬)
目立つ花ですから、乱獲されてしまい今では、山の奥深く行かないと見られなくなってしまいました。
深山の樹下の日光のあたらない湿気のあるところに生え、今開かんとする時が一番美しく、この花一種で十分な気品と貫禄を備えた贅沢な花といえます。
山芍薬を古銅の花入れに生けられれば最高の幸せと、ある高名な茶人に言わしめた花でもあります。

蕾 29日のお茶事まで開かないで・・・
この花は、茎の先端に一つしか蕾を持たず、開花してから2日もすると、少しの振動(風)でもハラリと散ってしまうため、使うタイミングを合わせ難い花といえます。
もう一つの鉢が蕾ですので、今度のお茶事に使えるかも知れない。
キンポウゲ科の多年草で、日本特産種でもあります。
今日から少しずつ道具の入替えをしようと始めました。29日に初風炉の茶事を開催しますので、それまでに総て整えなければなりません。
大変な作業ですから、始める前から意気消沈でしたが、庭に出て見ると、秘かに「山の貴婦人」と呼んでいるヤマシャクヤク(山芍薬)が咲き始めておりました。

ヤマシャクヤク(山芍薬)
目立つ花ですから、乱獲されてしまい今では、山の奥深く行かないと見られなくなってしまいました。
深山の樹下の日光のあたらない湿気のあるところに生え、今開かんとする時が一番美しく、この花一種で十分な気品と貫禄を備えた贅沢な花といえます。
山芍薬を古銅の花入れに生けられれば最高の幸せと、ある高名な茶人に言わしめた花でもあります。

蕾 29日のお茶事まで開かないで・・・
この花は、茎の先端に一つしか蕾を持たず、開花してから2日もすると、少しの振動(風)でもハラリと散ってしまうため、使うタイミングを合わせ難い花といえます。
もう一つの鉢が蕾ですので、今度のお茶事に使えるかも知れない。
キンポウゲ科の多年草で、日本特産種でもあります。