tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

夏の花に変わって

2014-05-30 19:55:53 | 茶の湯
5月30日(金)
朝から青空が広がり、各地で真夏日を観測したそうです。それでも、まだまだ家の中に入ればちょっと涼しく感じられます。

今日は4週目ですが、自宅でのお稽古でした。2月の雪でできなかったお稽古の振り替えです。

   

   有馬籠にホタルブクロ・ハコネウツギ・ハチジョウススキ

花も夏の種類に変わり、白花ホタルブクロが咲き始めましたので、ハコネウツギと生けて見ました。
ハコネウツギも盛りを過ぎておりますが、たくさんの花を付けておりますから、探せばまだまだ咲き始めの枝を選ぶことができます。

先生がお稽古をしていたころには、この3種をよく持ってお稽古に伺いました。
どちらも強い花ですので日持ちが良く、先生が3日間使い、最後の日には、最後にお稽古に来る方が、持ち帰ったそうです。

その方は、月曜日がお稽古だそうですが、持って帰ってから、自宅の一番涼しくそして湿気のあるところで2日間大事に保管してお稽古に使ったそうです。
そんな話を聞きますと、毎週持参することも苦にならなくなりますから不思議です。

花もたくさんの人に見ていただけ、花冥利に尽きるというものです。

   

   軸

今日は画賛といわれるお軸です。
お茶会などでは本席には掛けませんが、お稽古ですので気分転換の意味を込めて時々使っております。

カワセミが魚を狙っている画に「水上青々翠」(すいじょうせいせいたるみどり)と賛があります。
今頃の山へ行けば出会えるような光景です。

   

   床の間

今日の床の間ですが、花が白ばかりですので、画賛を選びましたが、花も中々思うように咲いてくれませんので、バランスを考えながら花も生けなくてはと・・・反省しきり

ハコネウツギをもっと赤い花の多いい物を選べばよかったかな・・・。

コメント
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