tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お点前と教科書の勉強は・・・

2015-11-13 18:40:57 | 非常勤講師奮闘記

11月13日(金)
お天気は何となく下り坂です。
夕方からは頬に振れる風が湿気ぽく感じられます。

今日は、高校へ行って来ました。

     

   お菓子

お菓子は「亥の子餅」でした。
胡麻あんに栗が入りとても美味しいく頂きました。

この時季になると、お菓子屋さんは亥の子餅を作ります。
遠い平安時代に宮中で行っていたのが、江戸時代になると武家社会に広まり、そして庶民の間にもその風習が浸透していったそうです。

猪は多産であり、子孫の繁栄を願っての風習になったとか・・・そして、猪は水にかかわっていることから、亥の日に、炬燵や火鉢などに火を入れ始め、茶家では、この日に炉開きを行います。

   

   一服

授業の終わりに、生徒が点ててくれました。
段々上手くなって行くのを見ているのもまた楽しいものです。

後期になってからは、「道・学・実」を何とか授業に取り入れようと考えて、90分授業の内、30分を教科書による授業に変更してやり始めました。
和敬清寂や利休七則、そして、利休さんにまつわるエピソードなど、教科書に沿ってやっておりますが、生徒たちの個性がよく解り、始めて良かったと思っております。

内容もページが進むごとに難しくなって来ますが、若い子達ですから、覚えてくれると思います。

コメント (2)
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