お稽古ごとは「兎と亀」に似て・・・

6月13日（水）
朝から快晴でした。
午後からはお約束の強風が吹き荒れ、大事な野草棚の花たちをいじめております。

今日も大學へ行って来ました。

　　　
　　　花

花は、昨日と同じで、アマドコロとオカトラノウです。
昨日の学生は、オカトラノウを芯にして生けておりましたが、こちらの学生はアマドコロを芯にして生けておりました。
こうした事が、上手になって行く根本だと思います。

こちらの大学は、今年は一年生が大勢入って来ましたので、上級生のお稽古が済むと、一年生にかかりっきりです。
早く覚える子、中々覚えられない子とおりますが、お稽古ごとは、「ウサギとカメ」のお話の通りで、直ぐ覚えてしまう子は、すぐ忘れてしまいますが、カメさんのように何度も何度も繰り返しながら覚えた子は、卒業するころには、しっかりとしたお点前をする子が多いいと思います。

ウサギとカメ・・・物語では、兎さんが途中で寝込んでしまいカメさんに追い越されますが、お稽古の覚え方は、最終的にはどっちも同じにゴールすると思います。