tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「池鯉鮒宿」から間の宿「有松」まで・・・

2019-06-17 19:49:36 | 東海道五十三次の旅

6月日17日(月)

青空が広がっておりますが、乾いた北風が吹いております。

今日は月曜日、ストレッチ教室に行ってきました。

東海道五十三次散歩から三日目ですので、丁度良い運動になりまた。

今日は、東海道五十三次散歩の備忘録です。

 

御手洗池跡

今は公園になっておりますが、元々は池があり、その池に鯉や鮒がたくさんいたので「池鯉鮒」と呼ばれるようになり、そのまま地名になったそうです。

 

池鯉鮒宿

新しい道標が建っておりました。

市の名称は、知立市になっておりますが、「池鯉鮒宿」の響きを大切にしているようです。

 

知立城跡

あまり知られてはいりませんが、ここに城があったことを教えております。

案内の方も、あまり力が入っておりませんでした。

 

 

知立神社 多宝塔

日本武尊が東国平定の帰途、国運発展を祈願して創建されたと伝えられる三河国二之宮になっております。

門構えは、寺院のような神社です。

室町時代の建立で国の重要文化財に指定されております。

明治になっての廃仏毀釈の時には、仏塔ではないように改装されて取り壊しを免れたそうです。

 

石橋

神殿正面にかかっている石橋は文化財になっており、今は渡ることができませんが、この地方には多く残されているそうです。

 

総持寺

総持寺は、知立神社の別当寺院として創建されましたが、江戸時代になると、寛永寺の末寺となり寺名を総持寺としたといわれております。

昭和2年に再興されたそうです。

 

御本尊

御本尊は「流汗不動明王」です。

不動明王は私の守り本尊ですので失礼してガラス越しに撮らせていただきました。

 

一号線

日本橋から341キロです。

歩いたもんです。

 

一ツ木一里塚

日本橋から85番目の一里塚です。

街道沿いにひっそりと碑があるのみでした。

 

うどんの発祥地

三河国芋川はうどんの発祥の地として記録されております。

今では、名古屋地方の「きしめん」が有名ですが、どうして、きしめんという名前に変わったかはわからないそうです。

関東地方の「ひもかわうどん」は、芋川がなまって紐皮になったといわれております。

 

境橋

境川に架かる境橋が、三河国と尾張国の境になっております。

橋のこちらが三河国、あちら側が尾張国ということです。

 

阿野一里塚

ここ阿野一里塚は、左右一対に残っているために、国の史跡に指定されております。

久しぶりに一里塚らしい一里塚を見ることができました。

日本橋から86番目の一里塚です。

 

桶狭間古戦場

今回の東海道五十三次散歩の中で、一番楽しみにしていたところです。

街道から入るとすぐに古戦場跡に到着でしたので、なんとなくあっけなく着いてしまったという感じでした。

 

今川義元の墓

ここで亡くなった今川義元のお墓です。

華やかな印象が強い義元でしたので、やけに貧相なお墓にびっくりでした。

 

今川義元本陣跡

 

古戦場の後に建つ高徳院の境内に「今川義元公本陣跡」という碑が建っておりました。

石が新しいところから、まだ近年になって建てられたものと思われます。

 

桶狭間古戦場跡

公園のように整備されておりました。

ここで命を懸けて、数千の人々が争いそして死んでいった場所ですが、小さなお子さんを連れたお母さんが、楽しそうに散歩をしている姿を見るに付け、歴史を感じ時代の流れを思わずにはいられませんでした。

 

マンホーッ

マンホールも兜をかぶった武者が描かれております。

ここ桶狭間古戦場跡は、豊明市と名古屋市の双方に古戦場跡があり、どっちが本物なのか競い合っているそうです。

 

有松

有松と聞いてすぐに「ありまつ絞り」を思い出す方もたくさんおられると思います。

豊後高田から来ていた人夫の手ぬぐいの絞りからヒントを得て作り始めたといわれておりますが、今ではすっかりと定着したブランドになっております。

この町は町を挙げて、歴史を取り戻そうとしております。

 

これは

絞りをイメージしたもので、電気線などの蓋のようです。

 

街並み

有松の街並みです。

電柱が立っていないのが分かると思いますが、町全体で昔の面影を維持して行こうと頑張っております。

 

街並み

ここは、「間の宿」といわれ、宿と宿の中間にできた宿場です。

有松という名前も、町の中に松があったために、そのまま地名にしたそうです。

街道に面した800メートルは、どの家にも「ありまつ」というのれんを掛けて、来た人々を迎えております。

ゆっくり尋ねてみたい町の一つになりました。

一日目は、ここで終わりました。

 

コメント (4)
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