tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

高校生は、茶席のテーマなど無しに・・・

2022-12-11 16:53:36 | 自宅の庭
12月11日(日)
朝から真冬の青空が広がって寒い一日でした。
師走も余すところ20日ほどですので、少しずつ片付け事などと思いながらなかなか動き始めることが出来ません。
お菓子
このお菓子は、先日の高等学校の文化祭で使ったお菓子です。
12月ですので、楽しいお茶会になるようにと、クリスマスをテーマにしようと考えて、お菓子屋さんにお願いをして「ベル」をかたどったものにしました。
そんなわけで、お菓子は特注です。
茶碗
生徒たちが使ったお茶碗です。
クリスマスツリーをイメージしたお茶碗で、小さな赤い長靴がクリスマスを象徴しております。
お菓子にベルを、茶碗にサンタクロースでも、クリスマスを考えてはいないようで・・・
電線に
我が家の前の電線に、こんなにたくさんのムクドリが止まっておりました。
最初は数羽だったのが、次々に飛んで来てあっという間にこの数でした。
このままここに居つくとは思っていませんでしたが、20分もしないうちに、一斉に飛び去って行きました。
最後の一羽の到着を待っていたかのようでしたが、これからねぐらに行くのでしょうね。
あちこちで、ムクドリの鳴き声と糞害に悩まされていると聞きますが、大変なんでしょう・・・
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ハシバミを生けられる幸せを・・・

2022-12-10 16:13:35 | 自宅の庭
12月10日(土)
連日の寒さですが、考えてみれば師走ですから当然なことなはずですが・・・
どうも、頭の中では師走になり切っていないような気がしております。
今日は自宅でのお稽古でした。
床の間
今週の床の間は、先週と同じく朝比奈別峰老大師の揮毫された「日々是好日」です。
師走の気ぜわしい中、お稽古の時くらいのんびりとして頂きたいと思っております。
花は、ハシバミと白玉椿です。
ハシバミを生けられることの幸せを感じながら生けました。
まだ若かった30代の頃、藤谷先生の茶花の本を拝見してから、ハシバミにあこがれ続け、15年ほど前に植木屋さんに探してもらって、岩手県の山から採取したものです。
しばらく、花も咲かずにおりましたが、やっとここ数年切って使えるようになりました。
お菓子
今日のお菓子は、本物そっくりの柚子でした。
お稽古が終わってから頂きました。
茶碗
昨日高等学校で使った、サンタクロースの茶碗です。
生徒たちは、お点前のこと、お運びのことで頭がいっぱいらしく、サンタクロースの茶碗にもあまり反応を示しませんでした。
やっぱりお茶は、それなりの年数を経てこそ、楽しさが分かるものだと改めて感じてしまいました。
1週間の終わりです。
今週は高等学校の文化祭のことだけがずっと頭にありましたので、やっと解放されたという心境です。




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文化祭はジングルベルで・・・

2022-12-09 17:18:53 | 自宅の庭
12月9日(金)
師走に入りあわただしい中、高等学校の文化祭が開催されました。
朝9時に集まり会場を作って、10時からお客様を迎えます。
会場
いつもお稽古をしている部屋に床の間を作り、点前座を設けて、そして毛氈を敷いて準備は完了いたしました。
始まりました。
いつも通りお点前をしますが、お客様には出さずに自服です。
お客様には、お盆の上に茶碗、お菓子、茶筅を乗せて運び出しますので、お点前の状況を見ながらお湯を注ぎます。
お客様には、自分で点てて頂きますが、これが大騒ぎになりますので、すぐに生徒たちをやって、点て方を教えてあげると静かになります。
下足番
下足番をするようにと言ったわけではありませんが、お点前が始まり、中に入ったお客様たちが楽しんでいる時に、一人の生徒が脱ぎっぱなしのスリッパを揃えておりました。
最後までずっとやり通しておりましたのが立派です。
床の間
広い和室ですので、屏風を使って床の間を作り、お茶席らしくしました。
軸は、牧牛老大師の揮毫された「和敬」です。
花は、蠟梅と白玉椿です。
蠟梅の葉が全部落ちてしまうか心配しておりましたが、何とか残ってくれました。
お菓子は、100個用意しておりましたが、最後に1個だけ残りましたので、私がいただいてきました。
茶碗は、自宅から持参したクリスマスの茶碗を使い、お菓子は、
お菓子屋さんに特注のジングルベルを形採ったものです。


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蕪の絵茶碗は、風邪防止のおまじない・・・

2022-12-08 16:22:08 | 自宅の庭
12月8日(木)
寒さも少しだけ緩んだようですが、寒い毎日です。
今日は、朝から明日からの自宅の稽古のために、掃除やら道具の出し入れでしたが、明日は、高等学校の文化祭ですので、持って行くものをボテに詰めて用意しました。
冬用タイヤ
タイヤの保管をお願いしているところから、「今だったら交換できますよ・・・」という連絡をもらいましたので、タイヤの交換をしてきました。
高等学校がなければ、冬用のタイヤは必要がありませんが、授業のある日に雪が降っても休めませんので、仕方なく冬用のタイヤを入れました。
3時のお菓子
先週のお菓子を冷凍保存しておきましたので、昼食が終わったころ出して自然解凍していただきました。
寒そうなお菓子ですが、味は申し分のない胡麻餡です。
蕪の絵茶碗
今日棚から出しました。
大根と蕪の絵が描かれております。
これから寒くなりますが、風邪を引かないようにといった意味合いがあるそうです。
あわただしい一日が終わりましたが、明日は一日中、高校生を相手に頑張らなくてはなりません。

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今日もお菓子に問題ありで・・・

2022-12-07 16:54:14 | 自宅の庭
12月7日(水)大雪
朝から真冬のの寒さですが、二十四節気の大雪だそうでいよいよ本格的な冬に突入です。
今日も大学へ行ってきました。
四年生
四年生は棚を使ってお稽古です。
こちらの大学でも、コロナ禍でしたので三年生がゼロという異常な状態ですが、四年生が十分にその穴をカバーしております。
二年生
三年生がいないために、二年生ですが部長をしております。
可哀そうなくらい一生懸命やっておりますので、重圧に負けないでやってほしいと思っております。
お菓子
今日もお菓子に問題ありで、何も知らない二年生が買って来たそうです。
若い子ですから、華やかなこのお菓子にひかれたのでしょうが、よく解るように説明をして、次から気を付けと思います。
今時ですので「そんなこと気にしないで季節のお菓子だからいいじゃない・・・」というご意見もあると思いますが、私は、先生から教えられた通りの事を正確に伝えようと思っております

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お菓子の銘は「季の風」といいまして・・・

2022-12-06 17:02:41 | 自宅の庭
12月6日(火)
朝から本格的な寒さです。
今日は、大学へ行ってきました。
三限16名、4限11名と狭い部屋にいっぱいです。
花は、ズイナの照葉と白玉椿です。
どんな所でも、軸を飾り花を生けて置くとそこが床の間になります。
10畳の畳が敷いてあるだけの部屋ですの、置き床を置いてそれらしい場所を作っております。
お菓子
大学も、以前我が家に届いたお菓子でした。
3時に出されましたので、「このお菓子の銘は?」と聞いたら、あっさりと「分かりません」という返事でした。
今頃に五色のお菓子は、何をイメージしているのかわかりませんので、お菓子屋さんに電話で伺ったところ、銘は「季の風」ということで、山々を吹き抜ける風をイメージしているそうでした。



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歯医者さんで来年のカレンダーを・・・

2022-12-05 16:26:12 | 自宅の庭
12月5日(月)
朝から真冬を実感するような1日でした。
午前中に1週間の疲れをもみほぐしてもらうために、マッサージに行ってきました。
そして、午後には定期的な検診ですが、歯医者さんです。
歯に特別悪いところがあるわけではありませんが、1ヶ月に一度の検診です。
カレンダー
歯医者さんに行けば、何をするかは分かっておりますが、これも美味しいものを食べるための試練だと思っております。
それでも、あのキィ~ンという音だけは苦手です。
40分くらいかけて、磨いてくれましたので、歯がツルツルです。
終わって受付にゆくと、かわいい犬のカレンダーを頂きました。
看々臘月尽・・・のんびりとしてはいられません。
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松の菰巻は風物詩に成り得ないのかなぁ・・・

2022-12-04 15:27:54 | 自宅の庭
12月4日(日)
朝から気温が上がらずに寒い一日でした。
この寒さでは、虫たちも土の中に潜り込んでしまいますので、早くしなくてはと思うばかりで、なかなかできなかった松の菰巻をやっとできました。
菰巻
菰巻もいつ頃やればよいのかは分りませんが、あまり寒くならない内にやるのが良いのだと思います。
良くこの時期になるとニュースで、公園などの菰巻が放送されますが、最近あまり見なくなっております。
ニュースでながすほどのことでもありませんが、一つの風物詩として多くの人に知らしめたほうが良いと思います。
今日は虫たちの寝床でもある、松の菰巻を終えました。
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「看々臘月尽」を掛けると気持ちが

2022-12-03 16:47:37 | 自宅の庭
12月3日(土)
朝の冷え込みは真冬並みになってきました。
今日は自宅での稽古でした。
師走に入り、気ぜわしい日々になりましたが、お茶室ではゆったりとお稽古をしてもらいたいものです。
床の間
今日の床の間ですが、ゆったりとしたお稽古をと思っておりましたが、この軸は、「ほらほらもう師走だよ!のんびりしてるとお正月になっちゃうよ!」なんていう語句にも見えます。
「看々臘月尽」は12月になると、皆さんどこの稽古場でも良く掛けられていると思います。
先生のご縁で揮毫していただいた、朝比奈別峰老大師のお筆のお軸です。
花は、ズイナの照葉と白玉椿です。
ズイナは、日の当たらない寒々としたところに植えてありますので、いまだに青い葉が多く見受けられます。
拝見
棗は、吹き寄せ蒔絵ですので、今日が最後かと思います。
大棗ですので、女性の手には余るほどですが、堂々としていて好きな棗です。

お菓子
お菓子屋さんが届けてくれたおかしは、銘が「雪の波」でしたのでちょっと寒い時期には遠慮したいお菓子です。
お店に買いに行かずに届けて貰うだけですので、文句は言いません。
食べればいつもの美味しいお菓子なんですが・・・

一服
吹き寄せの茶碗です。
終わってからの一服ですので、重なっている事は承知しながらの一服です。
この茶碗も今日が最後でしょうから、一服をいただきながら名残を惜しみました。
早いものでもう師走です。
「看々臘月尽」を肝に命じて、一ヶ月を過ごそうと思います。
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文化祭を来週にひかえて・・・

2022-12-02 18:22:14 | 非常勤講師奮闘記
12月2日(金)
寒い一日でしたが、高等学校へ行ってきました。
来週が文化祭ですので、今日は最後の追い込みといったところです。
三限、四限とも挫折することなく、全員が盆略の手順を覚えて文化祭を迎えました。
金団
文化祭では、今年もお客様には、自分自身でお茶を点てて飲んでいただくようにしました。
今日は、お盆に茶碗、お菓子、茶筅を乗せて運び出す練習をしてきましたが、今まで、お菓子を運び出すことなくお稽古をしておりましたので、歩くのが大変で、座るたびにドスンと音が出ます。
特に男子は、そのたびに、茶筅が倒れますので、倒さないように静かに歩き、静かに座る、できるまで何度も繰り返してやってきました。
今の子達ですから、案外緊張はしないと思っております。
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