朝日Web10/1付
【子ども舞う 上野城薪能 2011年10月01日
中秋の名月の時期恒例の「上野城薪能」が1日午後6時から、伊賀市上野丸之内の伊賀上野城本丸広場で開かれる。今年は築城400年祭の関連行事として開かれるため、例年以上の人出を見込んでいる。能楽師の教えを受けた小中学生4人も出演する。
今年で28回目。能は城の前の本丸広場につくられた特設舞台でかがり火の中、披露される。演目は、喜多流の能「猩々(しょうじょう)」(松井俊介さん)、和泉流の狂言「清水」(井上靖浩さん)、喜多流の能「小鍛冶」(長田郷(あきら)さん)など。
最初に伊賀市の能楽教室で学んでいる小学生3人、中学生1人が仕舞を披露する。4人は伊賀市下柘植の「ふるさと会館いが」で春から月に2回、喜多流の能楽師、長田驍(たけし)さん(72)の指導を受けながら練習を積んできた。9月29日夜には最後の練習があり、真剣な表情で舞いを確認した。
「猩々」を舞う市立城東中1年秋森由佳さん(13)は「できはまあまあ。初めて出るので緊張します」、「玉葛」を舞う市立友生小6年橋本綾香さん(12)は3回目の出演。「きれいに舞いたい。今年もがんばります」と意気込んでいる。
長田さんは「大人に比べて、子どもたちは素直に舞ってくれる。能を劇として見るのではなく、音楽として聞いて楽しんでほしい」と話した。
能の観賞は無料(お茶席は有料)。雨天の場合は近くの市立崇広中学校体育館に会場を変更する。問い合わせは上野城(0595・21・3148)へ。(保田達哉)】
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公園入口看板。
家事をこなして、多分今頃「
小鍛冶」かな、、、と、防寒対策をして出かけました(笑)。
演目「小鍛冶」(あらすじ:一条天皇から御剣を作るよう勅命を受けた、刀工の宗近が自分と同じ力量で鍛冶作業ができる「相槌」を求め、稲荷明神に祈願。稲荷明神のご神体と無事に名刀「子狐丸」を作り上げる。)
天皇から「御剣」を作るように命ぜられたものの…
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不思議な少年が現れ、励まされ、相鎚を勤めようと言い残して去っていく、、、
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「御剣」が作れるように、神に祈る。
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ご神体=狐、現る。
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ご神体と一緒に「刀」を作り上げる、、、
はしょり過ぎの内容ですが、ご勘弁を、
最後に、
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重要無形文化財認定者・長田驍(おさだたけし)先生のご挨拶。
「狐の舞」は若い者に譲りました、、、とか。
「狐」って、素直に喜びを表現するんですが、その喜び方、すなわち足の運びで表現するんですね、踵をつけずつま先だけで狐のように細かく足を動かす運びなんですが、難しそう
お城を背景に「能」を見られることの幸せ