昨日、50代以上の囲碁プロ棋士による「囲碁マスターズカップ」の決勝戦が、今はときめく井山本因坊の師匠石井邦夫九段vs小林覚九段で行われました。この対局は、USTREAMで大盤解説がライブ中継されました。依田紀基九段が解説の中で、「石の動き、石の形には一つの『筋』というものがあり、筋を外すと、悪形ができてしまう」ことを教えてくれました。「形の美しさはうわべだけじゃない」プロの対局は、石の形に無駄がないこと、そのため次の着手にいろいろな選択肢があると思いました。この対局は、最後まで勝敗がもつれ、白番小林九段が1.5目勝ちを収めました。見応えがあり、大変参考になった1局でした。
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