井山裕太棋聖に山下敬吾九段が挑戦する囲碁界ビッグタイトル・第39期棋聖戦7番勝負第3局、結果は、両者持ち時間を使い切る大熱戦の末、黒番の井山棋聖が1目半勝ちをおさめた。終盤になってコンピューターの形勢判断は白番の山下九段が数目勝ちと出ていましたので、井山棋聖がいつ投げるかと思って見ていました。井山棋聖が右辺の取られていた黒石2目を4目にして攻め取りにさせたのが大きかったのでしょうか。改めて囲碁の奥深さを感じさせられました。「勝負は下駄を履くまでわからない」という格言がピッタリの対局だった思います。これで井山棋聖が3連勝し、防衛に王手をかけました。
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