午前10時半からRABラジオ番組「テレフォン人生相談」を自宅で、車の中でよく聞きます。
早稲田大学名誉教授の加藤諦三さんは、1965年からこの番組のパーソナリティーを40年以上続けています。
人間関係のいざこざ、不満、嫉妬、ねたみ…。表層の言葉から分からない、その人の本当の悩みは何か。良識を持ち出して解決しない心の傷は何か。時に鋭く切り込み、時に優しく包み込む加藤さんの語り口に、数えきれない人々が切実な悩みを託してきました。
彼が人生相談を受けるスタンスは、20代だった65年、自らの人生論を記した「俺には俺の生き方がある」が原点とのこと。
「他人と比較し、自分を見失うことが悩みの始まりです。ウサギとカメの話で言うと、競争すること自体がおかしい。『どうしてそんなにのろいのか』って、余計なお世話ですよ。『私はカメだから関係ない』と言えばいいのに、競争社会の中でウサギのペースに乗ってしまう」
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早稲田大学名誉教授の加藤諦三さんは、1965年からこの番組のパーソナリティーを40年以上続けています。
人間関係のいざこざ、不満、嫉妬、ねたみ…。表層の言葉から分からない、その人の本当の悩みは何か。良識を持ち出して解決しない心の傷は何か。時に鋭く切り込み、時に優しく包み込む加藤さんの語り口に、数えきれない人々が切実な悩みを託してきました。
彼が人生相談を受けるスタンスは、20代だった65年、自らの人生論を記した「俺には俺の生き方がある」が原点とのこと。
「他人と比較し、自分を見失うことが悩みの始まりです。ウサギとカメの話で言うと、競争すること自体がおかしい。『どうしてそんなにのろいのか』って、余計なお世話ですよ。『私はカメだから関係ない』と言えばいいのに、競争社会の中でウサギのペースに乗ってしまう」
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