定年だ!!世界一周

サラリーマン36年、
いよいよ念願だった世界一周に出発2015年4月1日
2016年1月22日219日間27か国達成

6日ぶりのホテル!

2016-02-21 11:45:40 | 旅行記前半、アジア、アフリカ、中東

☆野宿じゃないぞ!6日ぶりにホテル、

 

250キロ移動してナミビア第2の都市、スワコップムントに到着。久しぶりにスーパーやATMのお世話になる。ドイツの植民地だったらしく町は碁盤の目のようにきっちり整備されている。同じテントのドイツ人、セバスッチャンは何だか誇らしげだった。

ここで6日ぶりにホテルで2泊。シャワーはしっかり出るし、ランドリーサービスもある。もちろんWi-Fiも。早速シャワーを浴びて、町に出る。アフリカ=暑いなんて思っていたら以外に寒い、朝晩は0度近くまでなることも。スーパーで厚すぎず、薄すぎず、ぴったりのパーカーを購入。これでなんとかなる。

 

夕方みんなで誘い合わせて、これまた久しぶりのレストランに出かける。ドイツ料理のお店だ。もちろんドイツビールに赤ワインも。

 

出発して一週間、皆なん打ち解けてきて話が弾む。こちらも必死も英語でしゃべる、しかしなかなか砕けた話題には早過ぎてついて行けない。笑ってごまかしているそんなときに何人かが、私が寂しいだろうと思い話題を私に振ってくれる。親切はいいがこれまた大変。ああもっとまじめに英語をやっとくべきだったといつもの後悔をする。英語力のなさ痛感→帰国する→参考書購入→三日坊主、この繰り返し、なんと根性のないこと。この夜は久しぶりの文明生活にみんなはじけて、二次会ではクラブにも行って大騒ぎして踊ってしまった。お陰で人気者に。

 

 

 ホテル二日目、オプショナルツアーがあり、8名は砂漠のスカイダイビングに出かけ、私は砂漠のバギーへ。見渡す限りの大砂漠に私とガイドのエンジン音だけがこだまする。走っても走っても砂丘、ふと迷って取り残されたらどうするのだろうかと心配が横切る。2時間のドライブは無事終了。

 

 

この後町の床屋へ。閉店間際だったがなんとかお願いしてすっきり。ありがとう床屋のおばさん。夜はまた皆さんイタリアンレストランへ。日本の「何食べる?」なんて他人は気にしない、自分の食べたいものをオーダーする。「何でもいいよ」なんて通用しない。

 

 

今夜は野生のOryxのステーキにも挑戦しました。

 ☆ブッシュマンの壁画の前で寝る?!

 

 翌朝出発準備をしていると、なんとロビーに日本人の女性が立っている。アフリカが好きで10日間の休みを取って一人で来ているとのこと。今回はナミビアのみ。久しぶりに日本語が話せてほっとしました。20分ぐらいでしたが。

 今夜はアフリカのマッターホルンと呼ばれるスピッツコップの周りをトレッキングしてサン族(ブッシュマン)が残した古代の壁画を見学。これは岩にたくさんの動物などが描かれているため当時の学校ではなかったかと説明があった。今夜はここでキャンプ。シャワーもなし。岩の上で夜空を見ながら野宿。本当に外国人は自然が好き。私も何でも体験して、挑戦することにした。

 

 

 ☆赤い婦人、ヒバ族にドッキリ?!

 

 美しい日の出で起こされ、今日は赤い婦人と呼ばれるヒバ族の保護区です。本来は遊牧民です。強い日差しから守るために、バターと赤い粘土を混ぜたものを体に塗り、全身が赤茶色をしているため「赤い婦人」と呼ばれている。今は保護区で暮らすが、このように観光収入も得て子供たちには隣の小学校に通わせ、英語も堪能でした。確かにテレビで見るように町で買い物するときもこの裸同然の姿でした。ドッキリします。

 

 ただ一緒にいたスイスの青年は、これは見世物のようで不快だと素直な感想を述べていました。はっきり意見を言う若者は清々しい。明日はいよいよ期待のエトーシャ国立公園です。

 

 ☆水場に集まる野生動物、ああここに住みたい エトーシャNP

続く


真っ赤な夕日、ナミブ砂漠に感動

2016-02-21 00:26:16 | 旅行記前半、アジア、アフリカ、中東

☆真っ赤な夕日、ナミビア砂漠に感動!

 

 南アフリカを後にして次はナミビア共和国。日本の2.2倍の面積に220万人が住んでいる縦長の国。何でも資源が豊富でなかなか独立が出来なかったそう。世界で二番目に大きい渓谷、フィッシュリバー・キャニオンで夕日を見る。

 

 

次の日、500キロほど移動。ナミビアといえば、やはり赤い砂漠。なかでも世界最古の砂漠と言われるナミブ・ナウクルフト公園に一泊。4時半に起きてキャンプ場を出発、アプリコット色の砂丘が連なるソススフレイ、その中でも一番高い、高さ350mの砂丘Dune45へ、日の出を見に行く。話には聞いていたが、こんなに赤いとは。そして真っ赤な太陽。これほどまでに赤が似合う風景に出会ったことはない。

 たっぷりと日の出を味わい、サンドバギーに乗ったかのように一気に急斜面の砂丘を滑り降りる。麓ではトラックの隣に朝食の準備がされていた。こんなところにこのツアーのお洒落さがある。

 

 朝食後さらに進むと、立ち枯れた白い木々が地面に突き刺さっている死海に。

 

夕方にはナショナルパークの中のキャンプ場へ。今夜は星空を眺めながら、寝袋一つで野宿。初めての体験、夜中に動物に襲われないのか心配しながら眠りについた。