☆アフリカのど真ん中に海が?
日本を出発して60日、今日は5月31日です。アフリカトラックツアーも26日目を迎えました。今日も250キロ移動してマラウイに到着。失礼ながらマラウイという国を知りませんでした。町では今までのアフリカではあまり見られなかったイスラム教のスカーフのような布で頭を覆い隠す女性達が増えてきました。
ここにはとてつもなく大きい湖があります。最初はアフリカの東海岸に出たのかと思いました。この湖の大きさは東西90~160キロ、南北900キロだそうです。まるでアフリカのど真ん中に海です。波も押し寄せているし、きれいな砂浜もあります。なんだかリゾートのビーチのようです。今日から4日間マラウイです。夕日も朝日もとっても綺麗でした。
☆金持ちアメリカ人の横暴?!
次の日の朝「スタディーツアー」があり、近所の村を訪問。ここの診療所ではマラリアとエイズの感染状況について説明を受けました。まだまだ感染率が高く、特に妊婦への対策に力を入れているようです。訪問した後みんなで寄付をしてきました。
ところがツアーの中で少し変わったアメリカ人が、昨夜蚊に刺されたからマラリアかもしれないので検査をしてくれと突然言い出しました。見た目には何の症状も熱もないそうです。診療所の医師がやむなく採血と検査薬で調べました。もちろんマラリアではありません。この行為は如何なものでしょうか。お金がない人たちの施設に行って、現地で高価な検査薬を外国人のために使うこと。そんなに心配なら自分の旅行保険で検査すべきでは。とっても気分悪く帰ってきました。
☆パンイチでマラウイ湖へ
気を取り直してお昼から乗馬に行きました。今までほとんど馬に乗ったことなどありません。ヘルメットとブーツを渡され、インストラクターの後をついて行きます。揺れに合せて乗るのはとっても大変。ちぐはぐになると男の大事なところを強打します。
2時間ほど森の中を乗っていくと目の前に一面海のようなマラウイ湖が現れました。鞍を外して湖に入って乗馬をするという。しまった海パン忘れた。「大丈夫パンツ一丁で」と。濡れながらの湖で乗馬、結構深くまで行きました。旅行中ならではの開放感でした。
☆13時間かけてやっとタンザニア
マラウイからタンザニアまで680キロ、今日中に着くために4時30分に起きてテントを畳み5時に出発。出発前に朝とお昼のサンドイッチを自分で作っていきます。昨日の濡れたパンツはトラックの中で干して、13時間かけてタンザニアに到着しました。
国境ではビザを取って入国、しかしスイスガイの一名にビザのスタンプが漏れていて引き返す事件もありました。私なんかビザの感覚がいまいちありませんので、スタンプ確認なんかしません。これから注意しなくては。
その晩遅くキャンプ地に到着。今夜は地元料理をレストランでいただきましたが、いつもなら大食いの外国人たちも残していました。13時間のドライブはさすがにつかれました
さらに夜はとても寒くて震えていました。さあ明日から本格的にタンザニアです。
そしてタンザニアに入り、世界一綺麗な海と言われているザンジバル島の海岸へ。青く澄み切った海でシュノーケリング、魚たちと遊んだり泳いだりして、これぞ本物の欧米人のリゾートを満喫。