☆暗闇の水場に集まる野生動物、ああここに住みたい エトーシャ
アフリカ最大の自然保護区エトーシャ国立公園、東西120キロ、南北80キロ、約4,800㎞²、ここにエトーシャ・パン(乾いた湖)を中心に広がっている。流れ出る川のない塩湖です。
あまりの大きさに3泊しても足りませんでした。その中でもキャンプ場のすぐ隣には動物たちの水飲み場があり、沢山の種類の野生動物がやってきます。特に夜の水飲み場には、環境に配慮してオレンジ色のライトが照らされ、物音一つたてずに人間はじっと見つめています。もちろんベンチに座ってビールなどを飲みながら。そこへ暗闇から動物たちが近づいてくる足音が聞こえます。遂にその姿を表すと、人間たちには声なき驚きの空気が流れます。水を飲む音が静かに響きます。なんと素晴らしい光景なのでしょうか。動物たちには暗黙の順番があるようで、サイが2頭来て求婚していたり、いなくなると次は象の集団が来たり、それはまるで劇場の舞台を観ているようでした。何時間見ても飽きることがありません。もちろん昼間にも沢山の動物がやってきます。
他にもナイトツアーなど沢山のゲームドライブをしました。しかし夜は日本の冬ぐらいの寒さでした。
この後ナミビアの首都ヴィントフックでホテルに泊まり、次はボツワナへと移動していきました。エトーシャから1,000キロ近いトラックでのドライブです。ボツワナはダイヤモンドの産出国として有名、国も豊かですが、さすがに1,000キロのドライブは堪えました。アフリカではよく運転手が悪路に対してジョークを言います。「(悪路の揺れに対して)アフリカンマッサージ」と呼び、さらに「アフリカンマッサージフリー(タダよ)」と。
☆まさにザ・アフリカ
ゲートウェイデルタに到着して、中型のサファリ用の車に乗り換え水の中を走ってオカバンゴ湿地帯に到着。途中立ち往生する車も、しかしドライバーたちもこんなトラブルさえ楽しんでいるような笑顔です。オカバンゴは「海に出ることのない川」と呼ばれている、15,000㎞²の巨大な三角湿地帯です。
ここに二泊してボートで動物たちを見に行きました。まさに写真で見たザ・アフリカです。
夜はサン族の踊りを観て、一緒にダンス。次の日の朝はサン族の暮らしぶりや生活の知恵などを見るモーニングツアーにも参加しました。
翌日チョベ国立公園を周り、前半の山場ジンバブエのビクトリアの滝に向かいました。
☆崩れ落ちるアフリカ?ビクトリアフォールへ
続く