糸桜里の湯にばあさんを送って、近くの昔のスキー場跡にいってみました。スキー場跡はすっかり秋で虫の声が賑やかでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9a/133d72550d2eb44e6c2bbc4711467aca.jpg)
すすき野に高く建っているのは旧スキー場のナイターの照明塔です、そしてその近くの小さな建物は第2リフトのカウンターです。
30年ほど前、若かった私は仕事が終わるとよくこのスキー場に来てナイターを楽しみました。当時は今のような暖冬ではなくこのスキー場は2メート近くの積雪があり、それに私は若かったのです。
第4リフトで頂上まであがって夜の斜面を一気に滑り降りるのが何よりの楽しみでした。 当時は30年後には私が心筋梗塞で歩くのがやっとのよぼよぼ爺いなるなんて夢にも思いませんでした。人生は無限に輝いているものと思っていたんです。
そして30年後、私の友は随分とあの世に旅立ちましたし、残っている者もすっかりじじとばばになりました。私はスキー場にただずんで秋の虫の声を聞きながらしみじみと昔のあの人この人のことを思い、若かった自分のあれやこれや懐かしみました。
なんという今日でしょう。ばあちゃんを糸桜里の湯に送って家に帰ると、思いもかけず私とばあちゃんの大事な女の方が50年ぶりに訪ねて来てくれたんです。ばあちゃんは知っていたんですけど私は分からなかったのです。その方は私のことを懐かしげに笑顔で見つめていらっしゃったんですけど私には誰だかさっぱり分かりません。連れの方があとから来て「まぁ姉だよ」と紹介してくれました。「まぁ姉」!・・私は懐かしさに思わずその人の肩を抱いてしまいました。懐かしさがあふれるようでした・。
でも、あんなに若く美しかった人がこんな上品なおばあさんになるとはと内心感無量でした。おそらく「まぁ姉」も私を見て同じ思いだったと思います。
きょうはなんというよい日なんでしょう、少々疲れ気味の私になんだか若さがよみがえって来たような気がします。ばぁちゃんを糸桜里の湯に迎えに行って「まぁ姉」のことをばぁちゃんと話すのが楽しみです。
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すすき野に高く建っているのは旧スキー場のナイターの照明塔です、そしてその近くの小さな建物は第2リフトのカウンターです。
30年ほど前、若かった私は仕事が終わるとよくこのスキー場に来てナイターを楽しみました。当時は今のような暖冬ではなくこのスキー場は2メート近くの積雪があり、それに私は若かったのです。
第4リフトで頂上まであがって夜の斜面を一気に滑り降りるのが何よりの楽しみでした。 当時は30年後には私が心筋梗塞で歩くのがやっとのよぼよぼ爺いなるなんて夢にも思いませんでした。人生は無限に輝いているものと思っていたんです。
そして30年後、私の友は随分とあの世に旅立ちましたし、残っている者もすっかりじじとばばになりました。私はスキー場にただずんで秋の虫の声を聞きながらしみじみと昔のあの人この人のことを思い、若かった自分のあれやこれや懐かしみました。
なんという今日でしょう。ばあちゃんを糸桜里の湯に送って家に帰ると、思いもかけず私とばあちゃんの大事な女の方が50年ぶりに訪ねて来てくれたんです。ばあちゃんは知っていたんですけど私は分からなかったのです。その方は私のことを懐かしげに笑顔で見つめていらっしゃったんですけど私には誰だかさっぱり分かりません。連れの方があとから来て「まぁ姉だよ」と紹介してくれました。「まぁ姉」!・・私は懐かしさに思わずその人の肩を抱いてしまいました。懐かしさがあふれるようでした・。
でも、あんなに若く美しかった人がこんな上品なおばあさんになるとはと内心感無量でした。おそらく「まぁ姉」も私を見て同じ思いだったと思います。
きょうはなんというよい日なんでしょう、少々疲れ気味の私になんだか若さがよみがえって来たような気がします。ばぁちゃんを糸桜里の湯に迎えに行って「まぁ姉」のことをばぁちゃんと話すのが楽しみです。