さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

喜びの太鼓だ、坂下の秋祭り(3)

2012-09-19 | 日記
 仮装山車コンクールそりゃおらほの山車が一番さ・・各町内の太鼓台に盛り上がるさわやかな心意気です。



 午後1時、町の空にのろしが3発あがって各町内の自慢の太鼓台と仮装山車の巡行が始まりました。







普段は静かな町通りも、祭りを楽しむ人でいっぱいでした。







 そして祭り囃子の笛太鼓が人の心を躍らせます。じじは思わず涙が浮かびました。祭り大好きのじじですから嬉しくて。









 出店の呼び入れの声、楽しそうな祭りの売り物、いろんな食べ物の匂い、それも祭りの喜びです。





祭りを楽しむいろんな人がいっぱいです。









 本祭りのメインは仮装山車コンクールです。役場前の祭り実行委員会本部の前で各町内自慢の仮装山車がやって来て子供たちの寸劇や踊りで仮装山車の意味由来を披露し審査をうけるのです。










仮装山車コンクールを応援する人、見物する人で役場本部前は熱気があふれていました。



 祭りの参加は楽しかったけど疲れてやっと帰宅しました。写真の整理とブログへの投稿も疲れました。昨年のブログに比べると質がおちているようです。年と心筋梗塞とボケのせいですね。残念です。

 でも、さんたろうさんご苦労さんでした。

喜びの太鼓だ、坂下の秋祭り (2)

2012-09-19 | 日記
美しく可愛い今日の稚児姿

9月26日は諏訪神社の例大祭の本祭りでした。



 午前9時から諏訪神社への稚児社参、そして御輿渡御(みこしとぎょ)の神事で祭りは始まりました。

 稚児社参は可愛い姿に正装した稚児達の健やかな成長と幸せを神前に祈ってお祓いを受ける神事です。ご両親おじいさんおばあさんの愛情をいっぱいうけての神事です。



 「勅宣諏訪神社稚児社参」の幟を立てたテントの中で稚児社参は30分にわたって行われました。酷暑の中のテントです、暑かったでしょうね、稚児さんやご両親様は。



 稚児さんたちは数え6歳、来年小学校に入学する幼い子供たちです。厳かな神主さんの祝詞(のりと)とお祓いを受けてテントを出てきた稚児さんたちはほっとしてお父さんお母さんに甘えていました。「よくお行儀よくしてがんばりました。お利口さんです」と褒められたんでしょうね。稚児さんたちの姿はみんな可愛いかったです。







 御輿渡御が始まりました。道案内の猿田彦の神のお面が新しくなったのか輝いていました。



 御輿はお祭りワッショイの御輿とは違うんですね、白装束の神聖な御神輿の渡御です。



 そして稚児達の行列です。でも今年は猛烈な酷暑です、大部分の稚児さんは記念写真を撮ってお祈りして帰りました。熱中症になったりしたら大変ですもんね。
 今年の稚児行列は元気な男の稚児さん3人でした。





稚児行列を終わって私はしみじみと時代の流れを思いました。
 4年前(08年)思い立って初めて稚児社参に参加させてもらった時は諏訪神社境内は大勢の稚児さん、ご両親やご家族、見物の方、取材のカメラマン達でごったがえしていました。

 そして稚児社参は立派な拝殿の中で厳かに行われ、私たち一般のものもその様子を有り難く拝することが出来ました。

 諏訪神社が放火で焼失して数年、未だに再建されていません。今年の稚児社参はテントの中の仮宮の前で行われました。社参に参加した稚児さんは10名にも満たないように見えました。一般の方の参加かも少なく10人前後だと思いました。

 時の流れなんでしょうね寂しかったです。
 平成20年(2008年)稚児行列の記念撮影です





 今年の稚児行列に参加さして頂いて一番嬉しかったことは山形県とおっしゃる初対面のご夫婦の方から声をかけていただいたことです。

 「ホームページをやっていらしゃる方ですか」
 「いえ、ホームページは今はやっていません。ブログはやってますけど、さんたろうと申します」
 「そうですか、さんたろうさんですか」と懐かしげに「去年の稚児行列のさんたろうさんのブログの写真にこの子の写真がのっていました」「ネットで稚児行列で検索したらさんたろうさんのブログが出たのです」「嬉しかったんです」と可愛い子供さんを紹介してくださいました。

 私はすごく嬉しかったです。「私のブログを見て喜んでくださるかたがいらっしゃる」こんな嬉しいことはない。そう思って感激しました。