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ご主人と奥様のお二人だけの代掻きが広い圃場の中で静かに進んでいます。いま農村は大きな変革の時です。 このなごやかな風景もどこかさみしそうです。
きのう、糸桜里の湯で90歳のおばあさんと、86歳のじじいの私が楽しく昔を語りました。おばあさんがおっしゃるんです。「私の村は七折れの山道を登った高いところにあるんです。カタクリも山桜も咲いてきれいです。いつか写真撮りにおいでなさい」
そしてまたおっしゃるんです。「村はかつては炭焼きと稲作で暮らしていましたけど、今はみなサラリーマンになりました。この前バーベキューをやった時炭を買いました。木炭は大事なんですけどもう買わなければなりません。田んぼはみな委託栽培で人にやってもらっています。子供も少ない静かな村になりました。」そして二人で楽しく幼かった昔を語り合いました。
おばあさんはうちのばばちゃんの温泉友達で、村の短歌の会を楽しんでいらっしゃるんだそうです。この前で小さな冊子を作られ、うちのばばちゃんも頂いてあるんんだそうです。