
今日もまた(16日)糸桜里の湯裏山の遊歩道にじじいが独りイワカガミの花に心をおどらせてレンズを向けました。
道にはあでやかなレンゲツツジも咲いていました。

ふつうの山ツツジの花は食べると甘酸っぱい味がして美味しいので子供の頃よく食べました。でもこのレンゲツツジは大人の人から絶対に食べないよう言われました。猛毒があって馬や牛は絶対食べないのに子ヤギが食べて泡を吹いて苦しんでいるのを子供の頃見た記憶があります。ミツバチの養蜂業者はこの花のあるところでは採蜜しないと聞いたことがあります。だからあでやかできれいなレンゲツツジの花ですけど私は好きになれません。

この白い花は秋になるときれいな赤い実をつけるガマズミじゃないんでしょうか。昨年の秋ブルさんに赤いきれいな実をつけている木をガマズミだと教えて頂きましたけど、思い出しました。
遊歩道のあちこちにこんな可憐な小さな花を見つけました。なんという植物なんでしょうか、背丈がわずか5センチにも満たない小さな植物でした。

私はこの糸桜里の湯の裏の里山は大好きなんですけど、よく亜高山帯で見かけるゼンテイカ(日光キスゲ)や、イワカガミや、ショウジョウバカマがどうしてこんな近くの低い里山に咲いているんだろうか不思議に思うことがあるんです。糸桜里の湯から5分もいくとゼンテイカの小さな群落があって6月には美しく乱れ咲くのを見るとすばらしいと思うんです。

これから初夏に咲く朴の木の白い花、高い木に咲く藤の花、ヤブウツギやツクバネうつぎの花、そして秋の萩の花や、オミナエシ、それに数は少ないんですけどキキョウも見ることができるこの糸桜里の湯の裏山は私の大好きな大事な里山なんです。
