今日は一日冷たい雨で日がさすことはありませんでした。やむなくパソコン室で古い記録など見て過ごしました。そしてしみじみ自分の老いとボケのことを思いました。
今日もばばちゃんに「じいちゃん、洗面所の水が止まってないよ、しっかりして」と注意され落ち込みました。
○うーむ、やっぱりボケは進行している、人の名前がスムーズに出なくて困ってしまう。
○乱視入り老眼鏡は3個準備してあります。茶の間用・パソコン室用・寝室用のそれぞれの定位置においてあるんです。一個だけでは置き場所が分からなくなって苦労するからです
そんなボケ爺いの一日です。
携帯はもう使う相手はおりません。すべて固定電話ですませます。ただ朝大事なことにつかうんです。朝起床する15分前ばばちゃんは自分の寝室から爺いの私の寝室の携帯に電話するのです。その呼び鈴で私は目覚めるのです。あっ、ばばちゃんは元気だそう思って嬉しく私は起きるんです。そして二人の朝の協同作業です、もちろんばばちゃんは台所で私は掃除洗濯を中心にそれぞれ忙しく働きます。時間に余裕があれば私は台所を手伝います。目玉焼きなど私のほうが綺麗に上がると思っているんですよ。
若い頃の私が家を出るときは磨いた靴が玄関に揃えてあってハンカチカバンを手渡されて「いってらっしゃい」と送りだされていたんです。そのころ私のいちばんの心配はもし家内に万一のことがあったらどうしょう、家のことは全く分からない私です。ほんとに心配でした。心密かに家内から独立しなければと常々思ってはいたんです。
現役を離れた私は家内から独立しなければと家内を師匠にひとつひとつ家事をやって見ることにしました。洗濯機の使いかた、洗濯物のたたみ方、ご飯の炊き方などなど・・長い年月をかけてすこしずつ実習して身につけていきました。
来年になれば90歳になるばばちゃんは足の痛みで週二回デーサービスのご厄介になっています。それがばばちゃんの生き甲斐のひとつみたいなんです。
その日の二人の起床は少し早まります、朝食が終わればあと片付けは当然私です。我ながら手際よく綺麗に楽しんでできるんですよ。その間ばばちゃんは身支度お化粧などしてデーサービスの迎えの車を待つんです。そして迎えの車が来れば私は係の方に「お世話になります」とお願いして送りだすんです。
こんなこと言えばもう家のことはすっかり私がやっているみたいですけどそんなわけにはいきません。ばばちゃんには60年の実績があります。うちはお金のことも外交のこともすべてばばちゃんが中心にやっているんです。でも私には以前のようにばばちゃんが万一のことがあったときの絶望的な恐怖はありません。ばばちゃんに出来たことは自分にできないことはないと思っているんですよ。われながらボケ爺い進歩したと思っているんです。
なにも書くことがないのでつまらんことを書きました。お笑いください。
要約すれば惚けた爺とばばでも喧嘩(いつも爺いの負け)しながらなんとか生きているといううことです。もちろん息子夫婦のサポートもありますけども。おかしな爺とばばちゃんなん
です。
今日もばばちゃんに「じいちゃん、洗面所の水が止まってないよ、しっかりして」と注意され落ち込みました。
○うーむ、やっぱりボケは進行している、人の名前がスムーズに出なくて困ってしまう。
○乱視入り老眼鏡は3個準備してあります。茶の間用・パソコン室用・寝室用のそれぞれの定位置においてあるんです。一個だけでは置き場所が分からなくなって苦労するからです
そんなボケ爺いの一日です。
携帯はもう使う相手はおりません。すべて固定電話ですませます。ただ朝大事なことにつかうんです。朝起床する15分前ばばちゃんは自分の寝室から爺いの私の寝室の携帯に電話するのです。その呼び鈴で私は目覚めるのです。あっ、ばばちゃんは元気だそう思って嬉しく私は起きるんです。そして二人の朝の協同作業です、もちろんばばちゃんは台所で私は掃除洗濯を中心にそれぞれ忙しく働きます。時間に余裕があれば私は台所を手伝います。目玉焼きなど私のほうが綺麗に上がると思っているんですよ。
若い頃の私が家を出るときは磨いた靴が玄関に揃えてあってハンカチカバンを手渡されて「いってらっしゃい」と送りだされていたんです。そのころ私のいちばんの心配はもし家内に万一のことがあったらどうしょう、家のことは全く分からない私です。ほんとに心配でした。心密かに家内から独立しなければと常々思ってはいたんです。
現役を離れた私は家内から独立しなければと家内を師匠にひとつひとつ家事をやって見ることにしました。洗濯機の使いかた、洗濯物のたたみ方、ご飯の炊き方などなど・・長い年月をかけてすこしずつ実習して身につけていきました。
来年になれば90歳になるばばちゃんは足の痛みで週二回デーサービスのご厄介になっています。それがばばちゃんの生き甲斐のひとつみたいなんです。
その日の二人の起床は少し早まります、朝食が終わればあと片付けは当然私です。我ながら手際よく綺麗に楽しんでできるんですよ。その間ばばちゃんは身支度お化粧などしてデーサービスの迎えの車を待つんです。そして迎えの車が来れば私は係の方に「お世話になります」とお願いして送りだすんです。
こんなこと言えばもう家のことはすっかり私がやっているみたいですけどそんなわけにはいきません。ばばちゃんには60年の実績があります。うちはお金のことも外交のこともすべてばばちゃんが中心にやっているんです。でも私には以前のようにばばちゃんが万一のことがあったときの絶望的な恐怖はありません。ばばちゃんに出来たことは自分にできないことはないと思っているんですよ。われながらボケ爺い進歩したと思っているんです。
なにも書くことがないのでつまらんことを書きました。お笑いください。
要約すれば惚けた爺とばばでも喧嘩(いつも爺いの負け)しながらなんとか生きているといううことです。もちろん息子夫婦のサポートもありますけども。おかしな爺とばばちゃんなん
です。