「友人に(ねんねの桜)を探しに行かない?」と誘われました。昨年高大・自然文化を楽しむ科の只木先生が講義の中で話されていた桜です。今日は山登りの予定でしたが、雨天なので変更して探しに行くことにしました。その桜は京都御苑にあります。
京都御苑は京都御所を囲む周囲4Kmの広大な公園です。御苑には約1000本の桜があり、3月下旬から咲き始め4月後半までいろいろな種類の桜が楽しめます。その中に「桜松」と呼ばれて親しまれている桜が学習院跡にありました。それは枯れて倒れた松に根を下ろし、枝を伸ばして元気に咲いていました。枯れた松が横たわって寝ている様なので、ねんねの桜と言われたのでしょうね。見ていると、松と桜が同化している様に見えます。そして逆境にめげずに生きている桜の生命力のすごさに感心しました。
倒れた松に根をおろして咲く「桜松」です。
「桜松」の説明看板です。はんなりガイさんのブログから拝借しました。
京都市内の桜は満開の木が多いです。阪急河原町駅入り口横から、高瀬川沿いの桜です。