妙見山は古くから信仰の山としてたくさんの参拝道が通じていました。今はそれがハイキング道として多くのハイカーが訪れています。今回は兄と表参道(上杉尾根)を登り、裏参道(新滝道)を下ることにしました。
好天の土曜日なので、能勢電鉄・妙見口駅は多くのグループが集合して賑やかでした。上杉尾根は道標には「稜線コース」と表示されています。最初は少し急な登りが続きますが尾根に上がれば展望が開け、気持ち良い尾根歩きです。山上はバーベキューを楽しむグループやハイカーが多く賑やかです。小さな子供さんも多いです。大きな鳥居をくぐり階段を登ると本殿や宿坊があり厳かな雰囲気です。
下りの新滝コースは廃屋が点在する急な階段道を下ります。階段が嫌になった頃地道になります。坊跡の石垣や古い標識が歴史を物語っています。昔の参拝道(裏参詣道)は急で歩き難い道でした。
コース 能勢電鉄・妙見口駅~上杉尾根コース入り口~上杉尾根道~山上駐車場~妙見山~新滝コース入り口~新滝道~妙見ケーブル黒川駅~妙見口駅 約8Km
能勢妙見山に登るには主なコースが5コースあります。今回は歴史登山で表参道を登り、裏参道を下りました。表参道は整備されていて、快適な山歩きが楽しめました。老若男女多くの人が登っています。下りの裏参道は急な階段が続きます。途中で1人で下っていた中年の女性に「ずっとこんな道でしょうか?」と不安そうに尋ねられました。私も初めてなので「キツイ道ですね!」と答えました。ほどなく地道になり新緑の快適な下りに変わりました。
上杉尾根・稜線コースは危険な所は無く小さな子供でも安全に登れます。バーベキューを計画しているグループが楽しそうに先を歩いていました。
視界が開けた所にベンチがありました。黒川地区が望めます。奥の山は中山でしょうか?
山上駐車場の桜です。 大鳥居をくぐり階段を登ると妙見宮です。
日蓮宗霊場・能勢妙見宮・本殿です。開運祈願に訪れます。
巨大な杉の木は御神木です。 妙見山三角点です。
妙見山の星嶺から 中山が後方には六甲山が望めます。何度も登っている山を遠くから眺めるのは格別です。
新滝道は川沿いの道でモミジの新緑が続きます。紅葉の頃にもう一度歩きたい道です。小さな鳥居で参詣道は終了です。