★ブログ「切腹情景」に男性切腹がテーマの新作短編が公開された。
「違約の追い腹」という意味深な表題。
その意味は、短編を読んで確認して下さい。
今回は逞しい大人の男の切腹と衆道が描かれている。
前にも書いたライブドア事件に関係した一人の男性の割腹自殺。
他殺説が消えることはないが、報道されているいろいろなことをそのまま信じると、
どうやら自殺で間違いないということになる。
致命傷は首でも手首でもなく、腹を切った時に切断した大動脈からの出血、という報道もある。
切った傷も深さ８ｃｍ、長さ７ｃｍ。
長さはちょっと物足りないものの、堂々の割腹だ。
しかも介錯はなかった。
腹を切っただけでは出血も少なく、ショック死しない限りすぐには死ねない。
心臓を突くか頚動脈を切断するかして大量に出血しないと死に至ることはない。
‥という話は今までによく聞いた。
しかし今回の例でいけば、腹部の奥深くにある大動脈を傷つけて大量に出血すれば腹を切っただけでも失血死することもあるのだ。
それにしても、この男性は何を思って８ｃｍも突き刺し７ｃｍも引き回したのか。
何者かへの抗議か、割腹自殺に憧れてのことなのか‥。
こういう腹を切開するという行為を伴う自殺の仕方は、切腹かそれに類する自殺の文化が昔からある地域でしか行われないことなんだろうか。
この男性はやはり時代劇等で見た切腹シーンの影響を少なからず受けたんだろうか。
