■「切腹・SF編Ⅱ」ストーリー(5)
ジョシュが竹光で腹を切り、シェリーがファントムに殺された頃―
基地の中枢にたどり着いたエリックたちの前にもファントムと名乗る少年が現れ、「自分との1対1のゲームに勝てば、アイ、セシル、シェリーら3人を帰す。負けた者は切腹する。」という提案をする。ゲームというのは、人間の五感をデータ化して電脳世界で戦う格闘ゲーム。
まず、このゲームの去年までの校内チャンピオンのウォンが挑戦するが、ファントムとの心理戦に負けてしまう。ウォンは規定通りに潔く切腹。次に今年のチャンピオン、タクヤが挑戦するが、ファントムは武器を出現させ反則勝ちする。しかし、タクヤは微笑みすら浮かべて「おまえの倒し方が分かった」と語り、3人目の挑戦者にディックを指名する。そして、ファグ(パブリックスクールの制度。特定の上級生に面倒を見てもらう代わりに、その上級生の雑用をする下級生)の少年の制止を振り切って腹を切る。その直後、ファグの少年も追い腹を切る‥。ストーリー(6)へ続く→
※pixivのページへ
今回は簡単にモノトーンで着色してみた。やっぱり疵口が見えないと、なんか物足りない。格闘ゲームの場面は、当時やっていた「バーチャファイター2」をそのままパクったような感じだ。ファントムの姿勢や動きは“リオン”、ウォンは“ラウ”そのものだった。
このページの端っこに描いた年月日が記してあった。自分が18歳の時だ。前回公開したページから3年も経っている。日付を見るとしばらく描かなかった時期があるようだ。
パブリック・スクールの社会学―英国エリート教育の内幕 ジェフリー ウォルフォード 世界思想社 このアイテムの詳細を見る |
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